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2012年10月17日
◎10月相場見通し

< 経験則は動くか否か両極端 >

過去の経験則を参考にすると、10月のドル/円相場の戦績はほぼ五分でドル高orドル安のどちらが優勢ということはうかがえない。

しかし、それとは別に10月相場には「まったく動かない」か「非常に激しい動きを示す」か、ふたつにひとつで両極端な値動きを示すことが少なくない---という興味深い特徴がある。ここのところは、的中率の悪い経験則だが、今月こそは取引の参考にすることが出来るだろうか。

< 為替より株式市場要注意? >

過去に「激しい値動きをたどった」10月相場を取り上げると、やはり月間で25円以上も動いた98年を外せないだろう。大手ヘッジファンドであるLTCM破たんの余波を受けたドル暴落はいまでも記憶に新しい。

ただ、近年とくに00年以降は前者である「まったく動かない」ケースがジワリと幅を利かせ始めている。事実、昨年は月間変動幅が約4円で年間5位とまあまあの変動を示したものの、09年は同12位、06年は10位、05年は12位、03年は9位、02年は11位、01年10位、00年12位---などとなっていた。

今年は8、9月がともに月間変動幅2円未満の小動きに終わっているだけに、足もとの10月は反動とも言える「激しい変動」を期待したいところだが、ヒョッとすると近年の経験則通りに冴えない値動きをたどる可能性を否定できないのかも知れない。

一方、10月相場と言えば為替もさることながら株式市場関係者には忘れがたい悪夢がある。それは、米国の株式市場を震撼させた「ブラックマンデー」などの3大株価暴落はすべて10月に集中していることだ。たとえ動かないような日々が続いたとしても、油断をしてはいけないのかもしれない。(了)



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