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2011年07月06日
◎次期首相も短期政権?

< 「5文字」姓名は長期の印か >

週間前に筆者は「菅政権は稀に見るダメ内閣か」と題してレポートした。

筆者自身が変動相場制移行の歴代総理とドル/円相場の変遷について調べてみた結果をもとに執筆したのだが、その際には気づかなかったがあとでチョッとだけ面白い事象に目がいったので、改めてここでご紹介したい。

< 候補者に「5文字」おらず >

それはなにかと言うと、「為替の変動相場制(71年)以降」という条件付きだが、名字と名前で合計5文字の首相は長期政権になりやすい傾向がある---ということだ。

実例を挙げると、敬称略で「中曽根康弘」「橋本龍太郎」「小泉純一郎」などとなり、前述の条件で言うと「小泉純一郎」が歴代一位の長期政権。そして「中曽根康弘」は同二位、「橋本龍太郎」は同三位となっており、なんと上位のベスト3をすべて独占していた。ちなみに、上位3人の平均在任期間は1574日。平均で4年以上総理をやっていることになる。

もっとも、それにミソをつけた存在として「鳩山由紀夫」が居ますけれども・・・。

一方、そこまでしっかりとデータになっていないが、姓名が合計3文字の首相は一般的な評価の低い(もしくは嫌われている)方が多そうな気がしないでもない。

これは現在の「菅直人」を筆頭に、在任期間わずか64日の「羽田孜」、“サメの脳みそ”などと揶揄された「森喜朗」、消費税の導入で悪評高い「竹下登」---などとなる。

いずれにしても、こうなると噂されている「候補者」の顔ぶれが気になるところだろう。巷間では野田佳彦財務相を筆頭に数人名前が挙がっているけれど姓名が5文字の方は残念ながら一人もいない。次期首相も在任一年程度と短命に終わる運命か?(了)



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