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2010年01月27日
◎ビックリ１０大予想
＜ 今年の「バイロン予想」は？ ＞
バイロン・ウィーン氏はといえばモルガン・スンタレーなどで名を馳せた有名人で、現在はヘッジファンドに活躍の場を移している。
そんなバイロン・ウィーン氏は「実現の可能性３分の１以下のものをチョイス」し、毎年恒例の「ビックリ１０大予想」を年の初めに発表している。そのバイロンの「ビックリ１０大予想」の１０年版が明らかになった。以下で簡単にご紹介をしたい。
＜ ドル／円は１００円超も？ ＞
紙幅の関係もあるため、筆者が興味深いと思った予想の４つだけを抜き書きしてみる。
①米国の実質成長率は５％を超え、失業率は９％を下回る
②ＦＲＢはゼロ金利政策を解除し、政策金利は年末までに２％へ
③円安を追い風に先進国で日本株はもっとも上昇する。日経平均株価は１２０００円以上へ
④ドル／円相場は１００円を超え、ユーロ／ドル相場は１ユーロ＝１・３０ドルを下回る
以上、取り敢えず上記４つの予想をご覧になった読者の皆さんの判断は果たしていかがだろうか。
前述したように、バイロン・ウィーン氏の予想内容は実現の難しいと予想されるものが多数混じっているにもかかわらず、意に反して毎年の的中率は逆に驚くほど高い。ちなみに、その典型事例は０８年で、実に的中率１０割とすべての予想を成し遂げている。また、昨年も７～８割の的中率だった。
今年の予想を見た個人的な意見として、たとえば④の実現は厳しいと思うし、②の後半部分も外れるように思っているが･･･。それでも毎年侮れない的中率を誇るだけに予断は禁物。参考程度にでも頭の片隅に留めておきたい。（了）
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