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::: 20/10/30(金)   「疑問しかない」   【鹿の角】 :::

2020/10/31

来春予定の千葉県知事選において、出馬の意思を示していた前スポーツ庁長官の鈴木大地さんが突如取りやめを発表している。

森喜朗のオッサンが出馬に反対したため、と言われており、おそらくそれが正しいのだろう。

がしかし。

鈴木さんに知事としての器や素質があるのかどうかは別にして、たかが森のオッサンに反対されたからと言って、出馬取り消しするってどういうこと?

何のための出馬表明だったのか、まったくわからないよね。

なにか、千葉県民のために「こうしたい」、「少しでも良くしたい」っていう強い気持ちがあって出馬したんじゃないのかな?

生徒会長でもなんでも、「出馬する」っていうのは、そういうことでしょ。普通はさ。

そんな簡単に取り消すって、腰掛けもいいところじゃん。

ともかく、「強い気持ち」がないのなら、「最初から出るな!」って話だと思うんだよね。

まったくもって、鈴木大地さんもそうだし、日本オリンピック委員会の会長になった柔道の山下泰裕さんもそうだけど、もう権力に取り込まれるとガッカリ感しかありません。ホントに悲しい。

なんで、そういうことになってしまうんだろう??

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::: 20/10/29(木)   「忘年会」   【鹿の角】 :::

2020/10/30

いまだコロナ禍ということもあってか、案の定(?)今年は忘年会が少なそうですねぇ。

いまのところ、確実にやるとしてお誘いをいただいているのは、ただの1社のみ。

未定のところも、幾つかありますが、あとのほとんどは中止です。

そして、未定のところは、たぶんこのあと正式に中止の連絡が来るように思っていますので・・・・・・。

外ではもちろん、家飲みもほとんどしなくなっている筆者だから、別に中止でも全然OKなんだけどさ。でも、やっぱりチト寂しいよね。

ホント、早く終息しねえかなぁ〜。


【鹿の角の本棚】 2010-11
「探偵少女アリサの事件簿 〜今回は泣かずにやっています〜 」(幻冬舎文庫) 著者・東川篤哉
・「探偵少女アリサ」シリーズの第2弾。
もう東川さんの小説で、言うことはいつも同じ。トリックもプロットもしっかりした「本格派」なのだから、あのツマラナイ、自己満足のギャグはやめてほしい、ホントにそれだけ。マジで要らない。まぁ、このシリーズは「謎解きはディナーのあとで」よりも、まだマシだったけどね。あのシリーズは、ホント、くそ詰まんなかったから。散りばめられたギャグが。出会うたびに、テンションがダダ下がりになるし、作品の評価もガタ落ちになるんだよねぇ。ホント、いい加減考え直してください。お願いします。

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::: 20/10/28(水)   「なんだかおカネを使っている」   【鹿の角】 :::

2020/10/29

以前にも何度か書いたことがあるように、筆者は家計簿をつけている。

と言っても、そんなに細かくつけているわけではなく、日付に「○○スーパー、食材3256円」などといった程度だ。

つまり、細かく「牛乳がいくら」とか「豆腐がいくら」とか、までは書かない。

飽くまでも目安。後で見返したとき、大雑把な支出がわかればイイという考えなので。

そんななか、先日フト、今年どの程度おカネを使ってきたのか、家計簿をチェックしたら、コロナ禍とは思えないほど、使っていることがわかって愕然とした筆者なのです・・・・・・。

代表格はやはりクルマで、まぁ新車に買い替えましたからねぇ。これは大きい。

なんだかんだで、数百万円という買い物ですから。

それ以外でも、クーラーやPCも1台新調しているし、先にも書いた「コロナ禍」が筆者にとっては逆に支出増になりましたね。

部屋や蔵書の整理にと、ワイヤーラックや本棚にもトータルで10万円近いおカネをつぎ込んでいることが発覚した筆者なのです。ちょこちょこと、買い足ししていたから気が付かなかったわ。

さらに、カーテンなど部屋の模様替え費用で数万円とか・・・・・・。

イヤハヤ、使いすぎだろ、これは・・・・・・。

う〜ん。

逆に交際費や、外での飲み代などが抑制されてはいますけどね。洋服代なども、年初来ほぼゼロだったし(苦笑)。

まぁ、いずれにしても、最終的には水だけ飲めれば、死にませんから(笑)。

「明るく陽気にいきましょう!!」(By 芸人のピロキさん)

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::: 20/10/27(火)   「Go To Eat」   【鹿の角】 :::

2020/10/28

「Go To Eat」については、一度「トリキの錬金術」と呼ばれる鳥貴族の話を書いたことがあるが、なんだか世の中よくわからなくなっていますね。

先日、在宅勤務をしながら、ワイドショーをみるともなくみていたら、「無限くら寿司」なる“裏技?”を紹介していて、ホントに驚いた筆者なのです。

詳細は書かないから、ご存じない方は、是非ネットで調べてほしいけれど、「ほぼタダで毎日くら寿司ですしが食える」−−っておかしくないですか?

しかし、それが100%合法であるだけでなく、なんとくら寿司のHPなどでも、やり方が紹介されているほどなのです・・・・・・。

なんというか、ここまでくると、「う〜ん」って感じですよね。

先にも書いたように、合法だし、わかるけれど・・・・・・。

「武士は食わねど高楊枝」が正しいのか、それとも、こういう裏技をキッチリ使って食事をするのが、やっぱり賢いのか。

筆者はよくわからないけれど、ぶっちゃけ、あんまりシックリきていません。

以前も、別の話題で書いたけれど、やっぱり古い人間なんでしょうかね??


【鹿の角の本棚】 2010-11
「ヒトごろし (上) 」(新潮文庫) 著者・京極夏彦
・なんと、これが時代小説。新選組というか、土方歳三を主人公にした話です。
でもさぁ。ぶっちゃけ、新選組ファンあるいは土方好き、沖田好きは絶対に読まない方がイイと思いますね(苦笑)。イヤ、別に読みたければ読めばいいけれど、ファンの人はたぶん怒ると思いますよ。最後まで読み切れないのでは??
京極流の人物造形について、もうイヤな奴の典型だし、何とも言えない、京極夏彦特有のネチャネチャした文章と相まって、不愉快極まりませんでした。ホントに、780ページもある大作を読み切ったと自分で自分をほめたい筆者なのでした。でも、このあともう1冊。下巻があるんだよなぁ。はぁ〜、気が重いなぁ(苦笑)。

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::: 20/10/26(月)   「公用車」   【鹿の角】 :::

2020/10/26

兵庫県知事が、公用車としてトヨタの最高級車であるセンチュリーを買うと言い出し、問題になっているようだ。

そらそうだと思いますよ。

なぜ必要なのかを理論立てて説明できるならまだしも、「知事にふさわしい」とか、「滅多なことで壊れない車でないと困る」とか−−、訳のわからない論法を持ち出されても、まぁ多くの人は納得出来ませんよね。

ネットでも色んな人が叩いているけれど、当然でしょうなぁ。

だって正気の沙汰じゃないですから。

しかしながら、今回みたいなことが起こると、筆者は以前から指摘していることが正しいような気がしますよ。

すなわち、世論って、スグに「国会議員の定員削減を」とか、国政ばかりを話題にして県とか市町村とかのことについて、あんまり色々と言わない人が多いけれど、それって正しいのかね?

たとえば、先にも書いた「国会議員の定数削減」ももちろん大事だけど、多くの場合には「県議会の議員定数」の方が多すぎません?もっと、少なくてもイイなって、筆者は思うことが多々あります。

そして、数の問題だけじゃなく、その「質」もね。兵庫県は、先のような知事でホントにイイの?これって、愛知県とかも同様だけど。

自分の住んでいるお膝元、地方自治についても、もう一度しっかりと考えたい、そう思う筆者なのでした・・・・・・。

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::: 20/10/23(金)   「性善説」   【鹿の角】 :::

2020/10/24

週刊誌報道などになると、「Go To」キャンペーンを逆手に取った、様々な悪質行為があとを絶たないのだそうだ。

もっとも、有名なのは、ご存じの方も多いと思うが、鳥貴族をターゲットにした「トリキの錬金術」と言われる行為になる。

やっている人間からすると、「法律には違反していないのだから・・・・・・」という『盗人にも三分の理』的な言い訳があるのだが、それ以前の問題として「人間として恥ずかしくないの?」−−と筆者あたりは思うんですけどねぇ。

それは、「イイとか悪い」が判断基準ではないんですよね。どうも感性が違うようです・・・・・・。

だから、ここで何度も書いているように、「そんなことをするハズがない」とか、人間の性善説に頼るのは、もう終わりにしませんか?

絶対悪用する人がいるから、それに対する「芽」を先に潰しておくというのが正解だという気がします。つまり、「絶対に悪用されるのだから」という前提で、色んな策も考えるべきだと思いますよ、筆者は。


そうそう。ちょっと逸れますが、「性善説」に関連する別の話を書いていて思い出してしまったので。

それは、日本学術会議に関する話のなかで、中国で研究活動をしている日本の学者さんが、自分の研究について、「軍事に転用されるわけがない」などと力強く、ある週刊誌に語っていたのをみて、唖然としてしまったのでした。

「もう、平和ボケもたいがいにしてね!」と強く言いたい筆者なのです・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2010-10
「手のひらのアストラル」(創元推理文庫) 著者・吉野泉
・シリーズ物の第2弾でしたが、たいへん失礼なことに、第1作をまったく覚えていませんでした。ホントに申し訳ありません・・・・・・。
ただ、今回読んで改めて思ったんですけど、吉野さんって、文章も上手くてスルスルと入ってくるのはいいんだけど、なんというのか、あまり特徴がないというか、印象に残らない文章を書く人なんですよねぇ。だから、大きなお世話ですが、ワザともう少し下手に書いて、印象に残るようにしたらどうでしょうか?ちょっとそれとは違うけれど、京極夏彦さんなんて、ワザと難しい言い回しを使ったり、漢字表現をしたりで、読者を幻惑するでしょ?でも、そこで印象に残ります。笠井潔さんなんかもそう。吉野さんも、もう少し工夫をされるとイイと思いますねぇ。美術や音楽の世界でも、「上手い=正義=売れる」ではないのだから。

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::: 20/10/22(木)   「富良野ヴィンテージ」   【鹿の角】 :::

2020/10/23

今年も、富良野ヴィンテージの季節になりました。

実をいうと、コロナ禍ということで、今年は存在をスッカリ忘れていたのだが、知人からいつもどおり2ケースが送られてきて、それで思い出しました(苦笑)。

これ、いまでは北海道のアンテナショップでも手に入らなくなった貴重品ですからね。○○くん、いつもいつもホントにありがとう・・・・・・。

と言うことで、早速飲もうかなとも思ったのだが、幸か不幸かつまみがないんだよねぇ〜。

いや、正確に言えば、ナッツ系とかチーズとかなら少しはあるんだけど、どうにもそういう気分にならない。

「お披露目」は明日以降ですかねぇ。

それに向けて、今日から鍋でも仕込むか・・・・・・。

ともかく、今年はどんな味なのか、是非とも楽しみにしてみたいと思います!!


【鹿の角の本棚】 2010-09
「閻魔堂沙羅の推理奇譚 7」(講談社タイガ) 著者・木元哉多
・早いもので、もう第7弾になるんですね・・・・・・。今回は、これまでとちょっと志向を変えた内容。長編かつ舞台の多くは「現世」です。沙羅ちゃんが現世に買い物に来ているときに、事件に遭遇するというテイストなので。
う〜ん、マンネリを打破するという意味もあるんでしょうし、目新しくてなかなか面白かったんですが、でもやっぱり、この作品は短編向きって気がしますねぇ・・・・・・。そっちの方がキレがイイと思うなぁ。飽くまで「私見」でけれど。ともかく、次作もまた楽しみにしております!!

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::: 20/10/21(水)   「置き配」   【鹿の角】 :::

2020/10/22

依然としてコロナ禍にあることもあり、筆者もアマゾンなどネットで商品を買うことが最近は多い。

あとは、近くのホームセンターなどに商品がないと、スグにネットで買うということも増えてきていますね。これは反省点なのかも??

その一方、在宅勤務も多いから、宅配便の人が来たとき、在宅していることが多く、直接ジカに受け取れることも多々ある。これは、逆にメリットなのかも。

そうしたなか、世の中では「置き配」というサービスも主流になりつつある。

以前書いた、「ハンコをなくそう」って話との整合性でみても、別に異論のある話ではない。

ただ、いみじくも今日がそうだったのだが、午前中確実に在宅していたのに、「置き配」をされていて、ちょっとシックリこない筆者なのです。

いや、確かに業者さんも2度3度、訪問する手間を省くのに「置き配」は有効だし、それに異議を唱えるつもりはない。先にも書いたけれど。原則としてはOKです。

でも、一応在宅しているかどうかの確認はしてもよくないですか?

その結果、留守なら、そこで初めて「置き配」をするという・・・・・・。

これ、筆者だけの感覚なのかしらん?やっぱり、オジジだから人間が古いのかね?

ともかく、個人的にはちょっと違和感を覚えるというお話でした・・・・・・。

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::: 20/10/20(火)   「Jの醜聞」   【鹿の角】 :::

2020/10/21

ご存じの方が多いように、ここ最近、サッカーJリーグの醜聞が相次いでいる。

詳しくは書かないが、J2の新潟やJ1の仙台などで、色んなことが起こっているようだ。

筆者は、J1に属する鹿島アントラーズのサポーター。ほかのチームの話とはいえ、ホントに残念でならない。「他山の石」として、鹿島自身もしっかりとしていただきたいと思う。

ちなみに、ずっと前(ヒョッとすると10年以上前かも?)に書いた記憶があるけれど、筆者が鹿サポになったのは、鹿島が「強いチーム」だったからではない。

まぁ、その要素が皆無だったとは言いませんけれど。全体からすれば10%ぐらいの要因ですかね。

では、どこに惹かれたのかというと、やっぱりチームとして「ぶれない姿勢」。そして、「新卒は原則3年間面倒を見るなど、所属選手を大事にするスタンス」、「できるだけ自前で選手を育成する」−−といったことも、筆者的にはかなりのプラス評価でした。

だから、ほかのチームだけど、たとえば「一般の高校生は原則とらない。ユース選手のみで対応」といったポリシーを貫く柏レイソルなんかも好きですよ。それを実践しているのも、素直にスゴイと思うし。

もちろん、Jができて20年以上経つので、当初のポリシーがもはや通用しなくなっているところも多い。実際、鹿島でいえば「できるだけ自前で選手を育成する」といっても、最近は「育ちきる前」にドンドン海外に行ってしまいますからね・・・・・・。

とは言え、やっぱり「変わらない」、もしくは「変えてはいけない」というポリシーもあるわけで、新潟や仙台は、そのあたりが少し甘くなっていたのかなぁとも思います。

かくゆう鹿島も、不祥事のあったヤナギを解雇しきれなかったところとか、正直ちょっと「ん?」って思うところもあるんですけれどね。

縁故や身内主義を100%否定するわけではないけれど、少しタガが緩んでいませんか?

ともかく、鹿島も含め、全チームがいま一度褌を締めなおして、色んなことをキチンと見直す時期に来ているように思います。

それって、「強い」とか「弱い」とか、そういうことじゃなく、もっと根本的なところでホントに大事なことだと思うので、是非ぜひしっかりやっていただきたい。いちサポーターとして、そう願っております。

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::: 20/10/19(月)   「白髪」   【鹿の角】 :::

2020/10/20

以前にも何度か書いた記憶があるけれど、筆者はもう結構いい歳なのだが、髪の毛に白髪はない。

何故なんでしょうね?

でも、ヒゲとかには白髪があるから、髪の毛にないのはたぶんタマタマなのでしょう。

さて、そんななか、先日仕事における同年代の知人のひとり(男性)と話をしたら、「白髪染めがホントにたいへん」と言っていて、ビックリしてしまった。

確かに、いつも綺麗な御髪(おぐし)をされているなぁ、とは思っていたのだが、まさか染めているとは。まったく知らなかったです。

でも、聞いてみると、芸能人は男性でも結構染めている人が多いだけでなく、一般人でもそれなりにいるらしいですね。

幸か不幸か、あんまりその手の話を聞いたことがなかったけれど・・・・・・。

筆者は自分に白髪がないから言えるのかもしれないけれど、なんで、染めたがるのかな?しかも一般人の男性が。

別に白髪でもイイというか、逆にカッコイイ気もしますけどねぇ。

ちなみに、筆者はスキンヘッドにちょっとだけ憧れています。もう少し歳を取って、「ツル」っていきそうになったら、思い切ってチャレンジしようかなと思っておりますよ(笑)。

これはマジの話です・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2010-08
「死者と言葉を交わすことなかれ」(講談社タイガ) 著者・森川智喜
・文庫書下ろしの一冊。偶然なんだけど、前作の「悪女の品格」と2冊続けて「イジメ」がテーマとなっており、そうした意味で「ちょっとう〜ん」でした(苦笑)。決してつまらなかったとか、そういうことではないのですが・・・・・・。
あと、この手の話は再三再四しているけれど、著者の問題ではなく、出版社サイドはどうにかならないかな?オビにデカデカと「京大生100%が騙された」とか書いてあったけど、あれいりますかね?無駄にハードルを挙げているだけ、って気がするんですよねぇ〜。オビとか、裏表紙の梗概とか、最終ページと解説の関係とか、出版社にはもっと色々と気を使ってほしいな。いやホントに・・・・・・。

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::: 20/10/16(金)   「アニメ」   【鹿の角】 :::

2020/10/19

筆者は、アニメや漫画を「子ども向け」とバカにする気は一切ない。

ただ、以前にも書いたことがあるけれど、漫画については、いつしか新聞漫画と、コミックで集めている「ゴルゴ13」しか読まなくなってしまった。

マンガの週刊誌や月刊誌を最後に買ったのはいったいいつだろう?30歳より前だと思うなぁ。もうスッカリ、買わないし読まない状態ですね。

なので、世間で大ヒットとなった「ワンピース」や「進撃の巨人」、「ゴールデンカムイ」、「キングダム」などのほか、「鬼滅の刃」さえも一切読んだことのない筆者です・・・・・・。

イヤハヤ、完全に世間ズレしておりますな(苦笑)。

ただ、「気が付くと」ですが、何故だかアニメは、それなりに見ています。先日、改めて気が付きました。

あれ?アニメを週に3本もみているんだけど−−と。

ちなみに、その3本とはNHKにて「未来少年コナン」、BS日テレにて「ジョジョの奇妙な冒険第3部」、そしてテレ東にて「おそ松さん」になる。

いやぁ〜。どれも楽しいよね。とくに「コナン」は最終話が近づいており、物語もいよいよ佳境って感じ。

確か幼少のころ、見ているはずなんだけど、ストーリーなどはスッカリ失念しており、初見に近い分、かなり楽しんでおります(笑)。

3つのアニメとも、最後までこの気持ちのまま、進んでいければと思いますね。


【鹿の角の本棚】 2010-07
「悪女の品格」(創元推理文庫) 著者・辻堂ゆめ
・たぶん著者の作品は初めて読んだと思います。でも、これ、面白かったなぁ〜。でてくる人間が悪人ばっかり。そもそも論として、主人公の女性なんて「真っ黒」ですから。もう、北野武監督の「アウトレイジ」ばりでしたね。だって、ホントに「全員悪人」なんだもの(笑)。ただ、「アウトレイジ」と違うのは、確かに「悪人」なんだけど、みんな「小悪党」ってところですかね。そこはちょっとだけ異なりました(笑)。
とは言え、キチンと推理小説になっているし、筆者のような偏った嗜好の人間にも大満足な作品でした。あんまり面白かったから、ほかの出版社からでている既存の作品も遡って買ってみようかしらん??

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::: 20/10/15(木)   「フェイスシールド」   【鹿の角】 :::

2020/10/16

先日、マスクのかわりに着用する、透明で顔を覆うフェイスシールドは飛沫の遮断効果が低く、新型コロナウイルス感染症の拡散を防ぐのに、大きい効果はないという研究結果が公開された。

顔全体をカバーするタイプと、口だけのマウス型と大きく2パターンあるけれど、マネキンを使った実験結果では同じような数値が出たらしい。

「どちらであっても効果は乏しいよ」−−と。

まぁね。シールドで一応前面が遮られてはいるけれど、口から出た飛沫は空中を舞うことになるのだから、ある意味では当然かなとも思います。が、改めて実験結果として「意味がない」と示されると、やっぱりちょっとショックでしたね。

息苦しくはないし、相手の表情も見えるから、まぁときと場合によっては、それでもイイようには思います。が、やっぱり一般的なものではないのでしょうね。

だから、たとえばテレビ番組の撮影のときなどは仕方ないのかもしれないけれど、やっぱり飲食店での使用は辞めてほしいな。少なくとも、店員さんなどの普段使いのものとしてはね。


【鹿の角の本棚】 2010-06
「怪盗不思議紳士」(角川文庫) 著者・我孫子武丸
・今後新シリーズになりうる、かも知れない作品。次作(?)にも期待です。
一見、ジュブナイルというか、ちょっと子ども向けっぽいテイストもあるんだけど、そこは我孫子さんだからちゃんと処理されていて面白かったです。ちなみに、内容的には本格とは言えないけれど、まぁここいうのもアリだと思いますよ。しかし、読むたびに思うけれど、最近の我孫子さんは「幅が広い」ねぇ。ホント、色んなジャンルの作品が書けるから。驚きしかありませんよ・・・・・・。

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::: 20/10/14(水)   「水泳の『自由形』」   【鹿の角】 :::

2020/10/15

タイトルに記した「水泳の『自由形』」といえば、スグに思いつく泳法はクロールだろう。

100人に尋ねたら、おそらく99人はそう答えると思う。

もちろん、バタフライでも平泳ぎでもイイのはイイし、出場だけはできるけれど、それじゃまず勝てませんからね。オリンピックや世界選手権といった大きな大会ではとくに。

したがって、もちろん筆者も、そう思っていたのだが、実は新たな泳法が開発され、それを練習する選手がジワリと増えつつあるとの話があるという。

筆者は寡聞にして知りませんでしたが、実はこれ、ウキペディアの水泳・自由形の項目にもきちんと乗っています。

ちなみに、その泳法は「ドルフィン・クロール」というもので、さらに具体的に言えば「手はクロールの動きなのに足はドルフィンキックという泳法」−−だそうだ。

ただ、体力の消耗が大きい泳法のため、なかなか主流にはなりきれず、いまのところメジャーにはなっていないのだという。

うーむ。初耳だったぞい・・・・・・。面白い話だなぁ。

・・・・・・などと思っていたら、知人曰く「2年ぐらい前の『チコちゃん』でやった話のような気がする」−−。

だとしたら、筆者が覚えていないだけのことですな。そうでしたっけ??

まだボケてはいないと思うけれど、なんだか急にそっちの方が心配になってしまった筆者なのでした・・・・・・(悲)。

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::: 20/10/13(火)   「修学旅行」   【鹿の角】 :::

2020/10/13

先日、知人に聞いた話。

いまだコロナ禍ではあるものの、知人の子どもが通っている学校では、修学旅行が行われたのだという。

ただし、日程的には1泊2日。新幹線や飛行機ではなく、バス移動−−など、当初よりも近場かつ日程短縮で実施されたそうだ。

う〜ん、しょうがないんだけど、子どもも可哀そうだね・・・・・・。

と思ったら、さらに、バスは原則として2人掛けの席を一人で使用。また、マスク着用のうえ、車内における会話も原則禁止だったという。

目的地までどのぐらいかかったのか知らないけれど、まぁ2-3時間はかかるよね、普通。

その道程、バスの中はまるでお通夜のようだったとは、参加した子どもの弁らしい(苦笑)。

そらそうだよな。おしゃべり禁止なんだものね。

そのうえ、学校としてゲームの携帯も禁止にしていたので、バスではひたすら寝るしかなかったとか。

本来なら、宿での夜と、バスや新幹線の中が一番楽しい時間なんだけどねぇ〜。イヤハヤなんとも・・・・・・。

早く日常に戻らないかなぁ〜。それだけが当面の願いです・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2010-05
「インド倶楽部の謎」(講談社文庫) 著者・有栖川有栖
・「火村・アリス」シリーズの文庫最新作。
いつもながら、筆者の思う本格の王道を行く有栖川さんだけに、面白くないはずがなく、今回も「大当たり」でした。火村、アリスと遠藤さんや野上さんの絡みも、最高に面白かったし。ただ、筆者はいつも思うんだけど、個人的には今回のような長編より短編が好きなんだよねぇ〜。その方が、より「キレがある」ような気がしますから。次作、また短編で会えることを期待しています!

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::: 20/10/12(月)   「ホントに取材しているの?」   【鹿の角】 :::

2020/10/12

人気女優・石原さとみさんが結婚することになった。

その相手は、色々と憶測が広がっていたが、どうも金融大手ゴールドマンサックス(GS)の社員であるらしい。

個人的には、あんなに可愛らしい方と結婚できるなんて、ホントに羨ましい限りだし、「へぇ〜」って感じなんだけど、ネットで複数週刊誌記事を見ていると、GSというか外資系金融機関についてウソばっかり。まったくわかっていないモノが多くて、笑うより呆れてしまっている筆者なのです。

たとえば、フライデーでは「舞台裏を知る広告代理店関係者」の発言として、「年収2000-3000万円は同社のなかでは落第レベル。(中略)同社の社風を考えると、間違いなく億単位の金をこれまでに稼いでいます」−−とある。

これ、100%ウソとは言い切れないのだが、筆者の知る限りたぶん間違っていると思いますね。ホントに取材しているの?

というのは、筆者の主戦場である為替や株式などのトレーダーあるいはファンドマネージャーであれば、いまどき部長クラスでも年収は5000万円もありません。それがGSなど外資系の金融機関であってもね。

ましてや、石原さとみさんと同年代というのなら30歳代でしょ?それなら、部長より下の「バイスプレジデント」クラスなんだろうし、だとすれば2000-3000万円というのは決しておかしくないと思いますよ。

というより、ヒョッとすると、もう少し低いかも?

もっとも、仕事がトレーダーなどではなく、デリバティブ・セールスとかだとちょっと話は違いますけれど。セールスのトップ、花形の人だと年収は軽く1億円を超えますね。それだけ、「売り上げ」もある人たちなので。

石原さんのカレシは、そういったトップセールスなんですかね??よく知らないし、基本的に興味もありませんが。

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::: 20/10/09(金)   「ホントに左派って・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2020/10/09

今週初めにも一度書いた「日本学術会議」をめぐる話がさらに拡大している。

報道を見ると、あっちでもこっちでも菅首相に対する批判が強いみたいだけど、ホントだろうか?

先の週初に、筆者の考えは記したから、ここではもう書かない。

けれど、なんで左派の人たちって、ああも「口汚く罵る」のかね?

仮に、菅さんのやったことが間違っていると考えるし、そのうえ嫌いだとしても、批判している方も「社会人」しかも「文化人」とか、「学者先生」と言われる人たちなら、もう少し丁寧なものの言い方を是非ともしてもらいたいものだ。

ちなみに、そう思う事例はヤマのようにあるのだが、もっとも驚いたのは、ネットで見つけた静岡新聞が報じた同県・川勝知事の発言。

任命拒否問題について、「菅首相の教養レベルが図らずも露見した」と述べていた。

また、定例会見においては、「菅義偉さんは秋田に生まれて小学校中学校高校出られて、そして東京に行ってですね、働いて勉強せんといかんということで大学に通われて学位を取られたということですね」
「その後政治の道に入っていかれて、しかも時間を無駄にしない、なるべく有権者の人たちとお目にかかってられると。言い換えますと、学問をされたという人じゃないですね。単位を取るために大学出られたんじゃないかと思います」−−などと述べたそうだ。

で、毎日新聞とか一部メディアが、これら発言の都合のいいところだけチョイスし、「好意的」に取り上げているのだが、ハッキリ言って菅首相への「名誉棄損」じゃないかと思いますよ。

いずれにしても、発言者の「お里が知れる」コメントですね。
「教養レベルが露呈」とか、「単位を取るために大学を出られたんじゃないか」とか、あまりに酷すぎると思いませんか?

以前にもあったけど、政治家って、誰に何を言われても我慢しなくちゃいけないの?

いやホント。訴えてもいいし、そして訴訟で勝てるレベルの侮辱だと個人的には思います。

左派の人が、こんなことを言われると、スグに「激怒」したり、「ヘイトだ」と声高に叫んだりするけれど、右の人たちって、総じておとなしいですよね。だから気持ちが伝わりにくい。

でも、個人的にはもっと声を挙げるべきではないだろうか?

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::: 20/10/08(木)   「デジタル通貨の落とし穴」   【鹿の角】 :::

2020/10/08

電子決済サービスの「ドコモ口座」を通じて、各地の銀行で預貯金が不正に引き出される被害が広がっている。

それとは異なるが、ブロックチェーンの導入により、安全安心と言われた暗号資産(仮想通貨)から資金が流出する事件も、枚挙に暇がない。

つまり、デジタル通貨とかデジタル決済とかへの「安全神話」ともいえることへのアンチテーゼもなかなか多い気がするのだが、メディアなどではあまり取り上げられませんよね?何故だろう?やっぱり、電子決済移行の「推進派」が多いためですかねぇ・・・・・・。

かくゆう筆者は、いまだに「現金派」。電子決済でいえば使うのは「スイカ」ぐらいで「○○ペイ」はもちろん、カード払いも基本的にはあまりしません。

座右の銘は「いつもニコニコ現金払い」−−ですし(笑)。

まぁ、世の中の大きな流れそのものはたぶん変えられないと思う。だから、緩やかにしても「電子決済化」はこの先きっと進んでいくのだろう。

けれど、よく言われることだが「ハイリスクとハイリターンは紙一重」。裏表ですからね。

便利になった、一方で不便にもなったことも多いと思いませんか?

たとえば、電子決済のほかインターネットにおける数々の暗証番号、「使いまわしはダメ」と言われているけれど、いちいち変えたりしていますか?

そして、変えているとしても、そんなに多くの暗証番号を覚えきれていますか?そのあたりは、「不便」の代表格である気がします。

あとは、前記したドコモのような事件があると、セキュリティがドンドン厳しくなって、サービスを利用するまでに「2段階認証」とか「3段階認証」、手間が2倍、3倍になることも少なくないし・・・・・・。

そのほかだと、携帯電話の普及で「連絡が取りやすくなった」けれど、逆に「休暇中だろうがなんだろうが、連絡が頻繁に来るようになってしまった」とか、北陸新幹線の開通で「金沢まで近くなってよかった」けれど、「最近は日帰り出張。今日中に帰ってこいと言われる」とか、そんな話は少なくありませんからね。

便利と不便は紙一重、文明の利器にも、思わぬ落とし穴が潜んでいるということを、もっと自覚した方がいいと思います。

そう、若い子が「便利」とか「面白い」とか言っているTikTokなんかもねぇ。まさにそうだと思いますよ、筆者はね。

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::: 20/10/07(水)   「アイドルって、勝手に髪も切れない」   【鹿の角】 :::

2020/10/07

先日、クルマで出掛けた際、たまたまつけたラジオで、「聞いたことのないアイドル(ホントは有名なのかもしれない。筆者が知らないだけだと思う)」がMCをやっている番組があった。

運転しながら、暇つぶしに聞いたのだが、それが結構面白くて色々と勉強にもなりました。

とくに、何が面白かったのかというと、タイトルに記した「アイドルって、勝手に髪も切れない」って話。皆さんはご存じだっただろうか?

MCの女の子、コロナ禍で数ヵ月自粛するなか、ようやく明けたので、気分転換の意味も込め髪の毛でも切ろうと思い立ったのだという。

そこで、マネージャーさんに許可を取ろうと連絡した、というのがまずスゴイと思ったし、またマネージャーさんに、「どれぐらい切るのかを細かく尋ねられた」のもスゴイと思った筆者なのです。

えっ!?そんなにウルサイの??勝手に髪の毛も切れないとは・・・・・・。

でも、どこの事務所もそれぐらい「しっかり管理(?)」しているらしいですね。

別に、毛先1-2センチ切るとか、それならとくに問題はないけれど、たとえば「ロングをショートにする」といった大胆なイメチェンは、原則NGという先が多いとか。

これは、「○○ちゃんは、ロングのキャラで売り出したんだし、それで世間から認知されているので」−−などといったことのようです。

へぇ〜。まぁ、確かに事務所の意図もわからなくはないですけどね。しかし、そこまで徹底しているのはちょっと驚きでした。

とすると、あの懐かしのAKBで、自身の不祥事への謝罪として頭を坊主にしたアイドルがかつていましたけど、あれなんて、我々が思う以上に当人や事務所関係者、仕事仲間などにとっては大きな「事件」だったのかもしれませんね。

そんな余計なところまで、認識を新たにした筆者なのでした(苦笑)。


【鹿の角の本棚】 2010-04
「冬空トランス」(角川文庫) 著者・長沢樹
・「樋口真由『消失』シリーズ」の第3弾。一応これが「完結編」となるのだろうか?
正直う〜んって感じ。全部で4編からなる連作短編なんだけど、一話ずつの長さはバラバラ、時系列も混在。で、主人公(女子高校生です)が途中で転校しているものだから、登場人物の把握にも一苦労と、なかなかの難物でした。あと、「学園ミステリー」としておきながら、「犯人」というか「敵」というかが、ルパン三世ばりの悪党もしくは国際犯罪者っていうのがちょっとねぇ。あっ、そうそう。ちなみに、この話はネタバレではありませんので。念のため・・・・・・。
ともかく、なんだか色々とモヤモヤ感の残るまま読み終えてしまって、ちょっとだけ残念なような気もします・・・・・・。

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::: 20/10/06(火)   「なんで『のん』は出られないの?」   【鹿の角】 :::

2020/10/06

芸能界のことって、基本的に興味のない筆者だが、新型コロナの話もあり、在宅勤務が多くなっていることから、テレビを「ながら見」することも少なくない。

仕事をしながら、テレビをつけ、音量を絞ってワイドショーをみていたり(つけていたり)するので・・・・・・。

だから、どうしても芸能ニュースに詳しくなる(?)のだが、なんだかここ最近は事務所から独立するタレントさんが少なくないですよね。

とくにジャニーズとオスカーね。「大川興業」が独立した江頭2;50さんもいましたが(笑)。

ともかく、どちらも大手だけど、著名なタレントさんがドンドンいなくなっていますよね。

ただ、不思議なのは、その2つに限らないが、辞めたタレントさん、他の事務所に移籍したタレントさんが相変わらずテレビにでているってことが多くありませんか?

オスカーでいえば、米倉涼子さんとか岡田結実ちゃん、剛力彩芽さんなどは変わらず、テレビで見ますよ。CMを含めて。また、ジャニーズも中居正広くんを筆頭に、多くは露出がさほど減っていないのでは?

でもさ。相変わらず、「のん」こと能年玲奈さんだけは見られない(とくにドラマで)のは何故?ウキペディアをみたら、もう4年も前に「独立」しているんだけど・・・・・・。

彼女が以前所属していたレプロとかいう事務所の力は、そんなに強いの?やっていることはパワハラだし、完全にブラックだけどね。

いい加減、なんとかなりませんかね?いちファンとしては、彼女の演技を是非ともみてみたいのですが・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2010-03
「カーテンコール」(新潮文庫) 著者・加納朋子
・いやぁ〜、思わず唸りましたね。そして、読み終わったあとの筆者の第一声、「また加納朋子にヤラレタよ!」−−。
内容的には連作短編集かつ、推理小説ではありません。かなり広義と考えても、推理小説とは言えないと思います。でも最高に面白かった!オビにも少し書かれていたけれど、筆者も悩んでいる若人、とくに女性にはかなり「刺さる」ような作品なんじゃないかなぁ〜。女性の気持ちなんか少しもわからない、50オーバー、一介のジジイの意見ですけれど(笑)。
加納さん自身、かなりの大病を患っていますから、なんというか妙なリアリティもあって、ホントに読み応え十分でした。ひょっとすると、この本が「今年のベスト」であるような気もしています・・・・・・。

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::: 20/10/05(月)   「日本学術会議」   【鹿の角】 :::

2020/10/05

日本の科学者でつくる、日本学術会議が、会員の候補として推薦した科学者のうち、菅首相が6人を任命しなかった−−として、なんだか問題視されている。

勉強不足の筆者は、寡聞にして存じ上げなかったのだが、そんな会議があるんですね・・・・・・。

で、野党や左派と言われる方たちが強く批判しているのだが、その内容がいまひとつ意味がわからない。

たとえば、共産党の志位委員長が発した「学問の自由を脅かす極めて重大な事態が起こった」は、「学術会議に入らないと、学者先生は勉強や研究ができないのですか?」と言いたいし、TBS「報道特集」の金平茂樹キャスターによる、1983年、中曽根康弘元首相の「政府が行うのは形式的任命に過ぎない」との答弁を挙げて、過去の政府見解と矛盾することを指摘したことについては、「37年も前の政府答弁がいまも有効だとお考えですか?当時と社会情勢や経済情勢、国際情勢が変わるなか、見解が変わっても不思議じゃないのではないでしょうか?」−−などと問いたいですね。

−−と言うより、これまで右から左に、まったく反論せずに任命していた歴代政権の方がどうかしていると思うし、もっと根本的なことをいえば、こんな組織がいまだに存在していること、それも税金を使って、がまったくもって信じられません。

元東京都知事の舛添要一さんなどが「必要ない組織」と言っているみたいだけど、まぁ同感ですね。いっそのこと「解散」すればどうですか?

しかし、なんだか国会論戦とかが楽しみになってきたなぁ。「左寄り」の人たちが、ここまで強い反発を示すってことは、まぁ「そういうこと」なんでしょうね(笑)。

菅首相には、是非とも頑張っていただきたいと思います。


【鹿の角の本棚】 2010-02
「密室と奇蹟」(創元推理文庫) 著者・アンソロジー
・副題に「JDカー生誕百周年記念アンソロジー」とあります。7人の作家さんが工夫を凝らした密室短編を投稿していました。なかなかの傑作・・・・・・。
ただ、ひとつだけ不満なのは、サブタイトルに「JDカー」の名前が入っていることもあり、当然カーへのオマージュだと思って読み始めた筆者。で実際、巻頭を飾る芦辺拓さん、それに次ぐ桜庭一樹さんは「登場人物」や「小道具建て」で、「そうした系統の作品」だったし。けれど第3作、田中啓文さんの作品は、なんと「忠臣蔵の密室」というタイトル。えっ!?と思ったのは筆者だけでしょうか??
もちろん小説の中身も100%忠臣蔵でした。いや、イイんですよ。作品自体は。面白かったし。けれど、突然日本の話に。それも江戸前期の話で、頭のなかが一時混乱しましたよ。確かに、「密室」ではありましたが、内容的にもう少し統一感をとってほしかったかなぁと。そこだけが少し残念でした。

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::: 20/10/02(金)   「まさかなのか!?トランプさんが・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2020/10/04

いやぁ〜、今週は色々とありましたねぇ。怒涛の一週間でした。

個人的には、竹内結子さんが亡くなったというのが、物凄くショック。いまでも信じられませんから・・・・・・。

そんな一週間の最後に、「トランプさんのコロナ感染」が伝えられるとは、もう驚き以外の何物でもありません。

中国紙である環球時報が「コロナを甘く見たツケ」とか書いていましたけど、まぁ、ある意味そのとおりですよねぇ。

ブラジルのボルソナロ大統領ほどではないけれど、トランプさんも頑なに「マスクはしない」とか言っていたし、またそれを実践もしていましたので。

中国の横暴を阻止するためにも、是非とも回復してもらわないと困るのだけれど、どうなんでしょうね?

普段は元気溌剌って感じもするトランプ氏ですが、年齢的にはもう74歳。十分な高齢者です。重症化のリスクがあることは、やっぱり心配ですよねぇ。いや、ホントにさ・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2010-01
「さもしい浪人が行く」(集英社文庫) 著者・田中啓文
・文庫オリジナルで、副題には「元禄八犬伝 一」とあります。これは間違いなく新シリーズ。
そう、滝沢馬琴さんで有名な「八犬伝」の田中バージョンです。ただ、内容はというと、オリジナルの「八犬伝」ではなく、筆者などには懐かしいNHK人形劇の「新・八犬伝」がベースになっています。
冒険活劇って感じで、非常に面白い。基本的に文句はありません。ただ、若干違和感があるのは、タイトルからピンときた人もいそうですが、「新・八犬伝」では小悪党に過ぎなかった網乾左母二郎がほぼ主人公であること。そして、これがまたカッコイイんですよ(苦笑)。また、妖女あるいは毒婦などと言われていた船虫も、なかなかイイ役どころで登場します。逆に、「新・八犬伝」の主人公と言ってもよかった犬塚信乃は登場こそしましたが、まだ顔見せ程度。次巻以降、ホントに活躍するんでしょうか?それだけがちょっとだけ心配です・・・・・・。

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::: 20/10/01(木)   「違和感のある言葉」   【鹿の角】 :::

2020/10/01

記者という「言葉」を使う職業として、気になる言葉遣いはホントに多い。

古くから言われるものだと、やっぱり「ら抜き言葉」だし、あとは自分も使ってしまうことがあるけれど、「慣用句の誤用」なんかも、結構気になる。

そんななか、最近ホントに気になって仕方ないもののひとつが、「大親友」って言葉だ。

テレビとかで、よく使われようになってきたけれど、「親友」とどう違うのか意味がよくわからん・・・・・・。

「最上級(の関係)」ってことを言いたいのだと思いますがね。あんまり美しい言葉でもないし。ちょっと使い方を考えたいですよね。自分は絶対に使いませんけど。

あぁ、そうだ。書いていて思い出した。以前にも書いたことがあったかしらん?

たとえば、「もっとも高いもののひとつ」−−みたいな言い方も気になるなぁ〜。

だって、「もっとも高い」って段階で、その分野でのBestあるいはTop。ともかく、「一番」なわけでしょ?

なのに、「そのうちのひとつ」って、言われてもねぇ・・・・・・。

あとは、後者にちょっと近い感じの話だと、「普通の○○」という言い方もおかしいと思うし、「普通に嫌い」(笑)。

でも、ホントで「普通に美味しい」とか「普通にキレイ」とか、結構聞くけど、「普通」って言葉が要りますか??

たぶん、「マズイと思ったけれど、予想以上に美味しかった」から、「普通に美味しい」って言っていると思いますが、なんだかねぇ。


【鹿の角の本棚】 2009-11
「不在者」(小学館文庫) 著者・松下麻里緒
・副題に「家裁調査官 加賀美聡子」とあるので、これは今後シリーズ化されるのかも。
テンポの良いサスペンスで、なかなかの読み応えでした。松下さんは、昔から筆者がかっているのだけど、何故かあんまり表にでてこなかったのだが、最近ようやく陽の目があたるようになったみたいで嬉しい限りです。だって、デビューして13年。著作5作って、どんだけ寡作なのよ、って話・・・・・・。
あっ、そうそう。本題で、まだ書きたい話が。余計な話が多すぎました(苦笑)。今回の本、「バッドエンド」を好まない松下さんらしく、爽やかな終わり方だし、いいんだけど、ラストにかけての展開がちょっと早くありません?もう少し、丁寧に書き込んだ方がよかったかなぁと思いますね。そうした意味で、ちょっと勿体なかったとも思います。でも、次作に期待していますから!!

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