いわゆる「お馬鹿タレント」と言われる人たちが認識され始めたのは、いったいいつなのだろう?
寡聞にして知らないのだが、島田紳助さんが司会をやっていた「ヘキサゴン」あたりが、その走りなのだろうか?
で、気が付けば、いま現在に至るまで「お馬鹿タレント」と言われる人たちはヤマのように存在している。
しかし、テレビを見ていて思うのは、仮にヤラセでないとしたら、最近の「お馬鹿タレント」つてホントにひどくないですか?昔、それこそ「ヘキサゴン」のお馬鹿タレントあたりは、可愛かったというか、「もう少し勉強としようね」って感じで微笑ましかったんですけれど。
でも、いまは違って、なんというか個人的にはモノの知らなさ具合が笑えないレベルの人が多すぎます・・・・・・。
いつぞやも、「トリニクって何の肉?」だったと思うが、出演していたオフィスキュー所属。大泉洋さんらの後輩とされる俳優(?)なんか、もうレベルが2段階ぐらい違いましたよね。
あれがヤラセじゃないのなら、平穏無事な日常生活をおくっているのかが心配になりました。
以前も書いたことがあるけれど、「知らない」とか「間違う」にも程度ってものがあると思うんですよね。
たとえば、先の「トリニク〜」でいえば、「『小豆』と書いて何と読む?」を「おまめ」とか「こまめ」と読んでしまうのは許容範囲内。だけど、「えだまめ」とかさ。もう思考がわからないよ、筆者には。どうやったら、そう間違うの??
まぁね。文句を言うぐらいなら見なきゃいいんだけど、最近とみにひどくなっている「お馬鹿タレント」の馬鹿具合に、日本の先行きがホントに心配になっている筆者なのです・・・・・・。
【鹿の角の本棚】 2007-03 「福家警部補の追求」(創元推理文庫) 著者・大倉崇裕 ・「刑事コロンボ」などでお馴染みの倒叙ミステリー。「福家警部補」モノの第4弾です。今回は170ページほどの中編2本による構成。なので読みごたえもありました。 これまでのシリーズで、福家さんってかなりのショートスリーパー(?)だということはわかっていたけれど、今回、意外なスポーツウーマンであることが露呈します。完全に「文系人間」だと思っていたのに・・・・・・。あとは、イヌ嫌いだったんですねぇ。これもちょっと意外でした。まぁ、そんなこんなで、福家さんの知られざる一面が明らかになるという意味でなかなか面白いシリーズだったと思います。また次作に期待です!!
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