「#検察庁法改正に抗議します」という芸能人の賛同が話題になっている。
小泉今日子さんや浅野忠信さん、ラサール石井さん、きゃりーぱみゅぱみゅさんらがツイッターで抗議したのだという。
筆者は別に芸能人が政治について声を挙げることが悪いことだとは思わない。それが自分の意見と違うものであったとしてもだ。
ただ、今回の件は、やっぱりちょっと不思議ですよね。
推理小説家なども何人か抗議の意向を示しているのだが、ぶっちゃけ「多くの人が何をそんなに熱くなっているのか」よくわからないし、何故突然、「このタイミングで世論操作のようなハッシュタグ付きの抗議運動が広がったのか」のかも意味不明だ。
百田尚樹さんは「黒幕存在説」を掲げていたけれど、確かに、そう言いたくなるほど胡散臭い行動だと思います。
だって、それなら「どうして消費税が10%に引き上げられた際や安保法制に関する問題」や、足もとの「新型コロナをめぐる様々な問題」など、これまでに「声を挙げる」機会なんて幾らもあったのにダンマリだったんですか?
もちろん、ラサールさんらのような「左」の方は、その都度反対してきたけれど、多くの人は今回初めての「抗議」でしょ。「検察庁法改正」という、一般人にあまり馴染みのないものに、いきなりの抗議って、不思議過ぎません?筆者だけの感覚ですか?
いち早くコロナ禍から立ち直った中国が、なんだかとても元気ですからねぇ。日本に対し3日続けて領海侵犯はするし、サイバー攻撃を仕掛けてワクチン情報を盗み取ろうとするし。
まぁ、そういうことなんじゃないかなとも思わなくはありません・・・・・・。
【鹿の角の本棚】 2005-04 「震える教室」(角川文庫) 著者・近藤史恵 ・「ノンシリーズ(?)」のホラー連作短編集。近藤さんのホラーって、たぶん初めてのような気がします。 でも、良かったですね。ぶっちゃけ、筆者はホラーというものが大の苦手。小説でいえば、「バラバラの島田」と言われた島田荘司さんや横溝正史さんの作品は大好きなので、映像でもいわゆるスプラッター系、血が派手に飛び交うとか、首をちょん切られるとかは別に全然平均なんだけど、心理系のものはホントにダメ。「リング」とか「着信アリ」みたいなものはもう・・・・・・。で、今回の近藤さんの作品は心理系で、本来なら苦手な範疇なんですけど、なんとかいけました(苦笑)。なんだか、続編がありそうな終わり方だったけれど、出たらキチンと買おう、読もうと思った筆者なのでした(笑)。
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