本稿から今年が始まります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年末・年始には色んなニュースもあり、書きたいことがたくさんのだが、それらを差し置いて今年一発目は「1週間を通して鹿島アントラーズ」に対する思いの丈を綴ってみたい。
そう、全部で5回シリーズの予定です。超大作(苦笑)・・・・・・。
最初は、元日に行われた天皇杯決勝と無冠に終わった2019年シーズンについて。
筆者はテレビ観戦だったけれど、2019年シーズンの悪いところがすべて出た、ハッキリ言って「超情けない」試合だったと思う。
途中で何度見るのを諦めようと思ったことか・・・・・・。
そんな鹿島に関する評価として、「今夏、レギュラークラスが大量に流出したから」とか「ケガ人がともかく多くて・・・・・・」とか、擁護する人間がいるけれど、筆者はハッキリ言ってほとんど関係ないと思っている。
一番悪かったのは明らかにフロント。大岩監督を何故3年も引っ張ったのか、いまでも理解できないし。
次に悪かったのは、監督そして練習内容。そして最後に選手とサポーターになると思いますね。
ちなみに、個人的にちょっと衝撃だったのは、昨年12月号の「フリークス」で満さんが「どんな大会でも4位以内に入り、常に優勝に絡んでいくことが重要だと思います。(中略)そういう意味では、ここまでの戦いは評価できると考えています」−−と発言していたこと。
一読して、「はぁ〜!?」って思いましたから。満さんも、ヌルくなったというか、丸くなったというか。
だってそうでしょ?
記事の時点で2冠を逃し、リーグ戦も首位から陥落するなか、「評価できる」ってありえないと思いませんか?少なくとも、数年前ならクラブの幹部から、そんな発言は出なかったと思いますよ。
まぁ、満さんあってのクラブなのでね。後講釈と言われることを覚悟でいうけれど、記事を読んだその瞬間、「あぁ、こりゃぁ無冠に終わるね」と独り言ちた筆者なのでした。
明日の「パート2」に続く。
【鹿の角の本棚】 1912-12 「この世の春 〜下〜」(新潮社文庫) 著者・宮部みゆき ・全3冊からなる、宮部さんの最新長編。筆者が好き、かつもっとも信頼を置いている彼女の時代小説ですね。 うん、面白かったです。2019年最後の一冊、通算150冊目にイイ本を読ませていただきましたね。最後の終わり方は、予想と違いましたが、もちろんそれでヨシ。「なるほど、そうきたか」と思いましたから。これ、多くの宮部さんの小説に言えることだけど、登場人物に根っからの悪人ってホントに少ないんだよねぇ〜。かくゆう、この本もそうでした。もう、イイ人ばっかりで・・・・・・。筆者は、「性悪説」を唱える人間なんですが、宮部さんの小説を読むと、イヤハヤ自分を恥じますね。なんて心根が卑しいのかと(苦笑)。だから、気持ちのイイまま年越しが出来たように思います。
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