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::: 19/10/31(木)   「落としどころは?」   【鹿の角】 :::

2019/10/31

以前にも書いたことがあるけれど、筆者は東京オリンピックのマラソンを札幌で開催することに賛成だ。

ただ、開催まで一年を切るという時間的な制約はあるし、本当に間に合うのかという懸念もある。

また、札幌開催は正論だと思うけれど、小池都知事に事前にコンタクトがなかったという手順の問題も解せない。小池さんが怒るのは当然のことだと思う。

そんなこんなで、色々といまだに揉めているわけだけど、小池さんには是非とも「引き際」を誤らないでもらいたい。言いたいのはそれだけだ。

「築地市場の豊洲移転」のときもそうだったよね。筆者は、彼女が示した幾つかの問題提起自体は正しかったと思っているのだが、それらをいつまでもズルズルと引き延ばした結果、「大山鳴動して鼠一匹」。最終的には、膨大な時間とカネを無駄にしただけでしたから。

あれは完全に引き際を間違った「悪い事例」だと思います。


今回の件について、直近の記者会見をみていたら、それがオーバーラップしてしまった筆者なのでした・・・・・・。

いま一度言うけれど、開催地の首長としての怒りはよくわかる。けれど、それこそ「選手ファースト」などの観点から、折れるところは折れて、早く決着して欲しい。

その方が、単純に「カネ」の問題だけでも、都民のためになると思います。


【鹿の角の本棚】 1910-11
「犬神館の殺人」(新潮文庫) 著者・月原渉
・先日テレビを見ていたら、お笑いの世界も、最近テレビで活躍している若手をひっくるめて「第七世代」と言うそうだが、聞くところによると「本格」の世界も、数年から「新・新本格」などと言われる第四世代の人たちが登場しているようだ。ちなみに、ここでも何度か作品を紹介している白井智之さんや、今村昌弘さん、井上真偽さんなどが、それにあたる。
月原さんは微妙な位置取り。たぶん第三世代なんだろうけど、それの終わりの方と言うことで、作品的には第四世代っぽい内容ですよね。毎回。彼の作品は面白いといえば面白いんだけど、個人的には少し捻り過ぎかな、凝り過ぎかなという気もしないではありません。この作品も、現在と過去が繰り返されるパターンなんですが、それが分かりにくさを増長させていた気がしますね。もっとシンプルでよかったような・・・・・・。

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::: 19/10/30(水)   「国語世論調査」   【鹿の角】 :::

2019/10/30

昨日、文化庁から恒例になっている「国語世論調査」の結果が発表された。

これ、筆者は「言葉」を仕事にしているから、毎回楽しみにしているし、気を付けないとなと結果を見て改めて心に誓う調査なのです・・・・・・。

そんな調査だけど、筆者が誤用していたのは「憮然」だけでしたね。「砂を噛むよう」とか「御の字」などは正しく使っていました。

また、「論陣を張る」とか「天地神明に誓って」なども、キチンと使えており、チョッとホッとしております(苦笑)。

もちろん、こういうもののなかには、いつの間にか誤用が正しくなっていくものもあります。

たとえば、「責任転換(せきにんてんかん)」とかね。もう、それで辞書にも載っていたりするけれど、正しくは「責任転嫁(せきにんてんか)」ですから。

そう、「嫁のせいにする」んですよ。そういう、ちょっと差別的な言葉なんですね、本来は。

ただ、先にも書いたように、筆者は仕事的にも出来るだけ正しく、そして美しい日本語をいつまでも使いたいと思っているので、今回の調査を踏まえたうえで、まだまだ頑張りたいと思います!!


【鹿の角の本棚】 1910-10
「屍人荘の殺人」(創元推理文庫) 著者・今村昌弘
・著者のデビュー作にして、「このミス(このミステリーがすごい!)」など、ミステリー界の3冠を獲得した作品。筆者も、著者の作品は当作が初めてです。
うん。なるほどって感じの作品で、かなり面白かったですね。ゾンビが登場するSF的な先品、本格ミステリーでは山口雅也さんの大名作「生きる屍の死」という作品があるのだが、よくそのゾーンにチャンレンジしたな、とまずは思いました。ただ、筆者は基本的に文庫しか読まないし、その文庫はハードカバーなどで出たものが3年ぐらいたって文庫化されるものが普通。つまり、この作品も出たときから、ずっと称賛され続けていたので、筆者のなかではかなりハードルが上がっていました。だから、「それからすると・・・・・・」という点も正直ありましたね。事前の期待値が上がり過ぎていたという。それだけがチト残念。先入観のまったくない、まっさらな気持ちで読みたかったなと思います・・・・・・。

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::: 19/10/29(火)   「岡本さんが悪いの?」   【鹿の角】 :::

2019/10/29

寡聞にして知らなかったけれど、渋野さんの活躍で盛り上がる女子ゴルフで、なんだか騒動が持ち上がっているようだ。

ある女子プロ選手が、コース内にある浴場の脱衣場内にバスタオルがなかったことで貸し出しを要求した際、断られたことに腹を立て、「頭が固い。死ね」などと暴言を吐いたという。

筆者はこの件の良し悪しを言うつもりはない。

・・・・・・というより、言うも言わないもなくて、どう考えてもその女子ゴルファーが悪いだろう。「何様だ」とも思うし。

ただ、ここで指摘したいのは、その部分ではない。

この事件(?)は、元プロの岡本綾子さんがスポーツ紙のコラムのなかで指摘し、発覚したのだが、ヤフーニュースなど、一部のネット記事についているコメント欄をみていたら、名無しの当該女子選手よりも、岡本さんが何故か叩かれていたことを不思議に思う。

すなわち、「余計なことをして」とか、「せっかくの人気復活に水を差すのか」とか、「そこまでヒドイことだろうか」−−といった意見だ。

はぁ〜!?

筆者には、岡本さんを糾弾する人たちの気持ちの方がまったく分からないよ。岡本さんの、何が悪いの?

仮に、女子ゴルフのファンが岡本さんに文句を言っているのだとすれば、そういう「甘やかし」が某女子選手を生み出す一助になっていたのかもしれないですよ。

筆者は、いわゆる日韓関係についても同じことを思うのだが、本当に相手のことを思うのなら、「違うことは違う」、「ダメならダメ」と言わなくてはいけないのではないでしょうかね。確かに、一瞬は恨まれるかもしれないけど、それが結果として相手のタメになるのだろうし。

今回の件でも、名前こそ伏せてあるけれど、岡本さんに苦言を呈されるって、ある種羨ましいことでしょ。人間、「言われるうちが華」ですよ!!


【鹿の角の本棚】 1910-09
「魔弾の射手」(新潮文庫) 著者・知念実希人
・「天久鷹央シリーズ」の最新作。文庫書き下ろしです。今回も面白かったし、楽しませていただきました。
ぶっちゃけ、落下トリックは「たぶん○○を使って」だと思っていたのですが、途中で鷹央にそれを潰され、個人的にはちょっとショック(苦笑)。まぁ、確かに「○○」じゃあ単純すぎましたけどね。まさか、「××」だとは思いませんでしたよ。でも、その前段階、幽霊に関するトリックは当てたから、まぁヨシとしましょうか・・・・・・。単純思考(笑)。ともあれ、早くも次作を期待している筆者なのでした!!

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::: 19/10/28(月)   「なぜ“さん”づけなのか?」   【鹿の角】 :::

2019/10/28

筆者も、マスコミの人間ではあるけれど、様々な媒体でニュースをみていて不思議に思うことって少なくない。

そのなかのひとつ、最近の話題である「チュートリアル徳井くんの申告漏れ」報道についても、非常に違和感がある。

と言うのは、たぶん暗黙の了解だと思うのだが、スポーツ紙(それに準ずるネット記事もそう)は、原則として芸能人は「呼び捨て」だ。

たとえば、今日のネットニュースでは「オードリー若林、姉とラグビーW杯観戦」、「辻希美、三男・幸空くんのゾンビ姿を公開」−−といった記事が観測されている。

ね、呼び捨てでしょ?

しかし、徳井くんの場合、当初は「徳井義実さん、申告漏れで活動自粛」とか報道されていたのだ。

いわゆる「事件」発覚から数日が経過したこともあってか、いまは「チュート徳井」と呼び捨てになったが、最初は「さん」づけ。

これって、ホントに不思議じゃないですか?

一部では「犯罪者じゃないから、“さん”づけ」という意見も聞いたが、それなら最初から芸能人を基本呼び捨てにするのはおかしいでしょう。そちらを原則として、“さん”づけにしないと。

これだけじゃなく、いわゆる「上級国民」は逮捕されないようだとか、なんだか大きなところで間違っているというか、ズレていることがとても多いような気がしますよ。

新聞も、これとは別だけど、加害者の人権を守るよりも、被害者の人権をもっと守ることを優先した方がイイとも思いますしね。

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::: 19/10/25(金)   「クルマの調子が悪い」   【鹿の角】 :::

2019/10/25

以前から何度も書いているように、現在の筆者のクルマ所有歴は15年を超えた。

で、年間およそ1万キロ程度は乗るので、トータル15万キロほど走行している。

まぁ、ハッキリ言って骨董品の部類に入っているから仕方ないのだが、最近とみに調子が悪い。しかも、新車を買うと決定して以降、如実になっている。

具体的に言えば、まず100%カーナビが使えない。何故か、「ディスクが入っていません」とかでるし、ほかにも細かい不具合が多数・・・・・・。

こうしたことって、友人・知人からもよく聞く話だけど、なんで起こるんですかね?

オカルトというか、そうした系統の話はあまり好きじゃないし、基本的に信じないのだけど、実際に目の当たりにするとね。やっぱり・・・・・・。

昔からの妖怪に、付喪神というものがいるけれど、年月を経たクルマにも、ある種の感情が湧いてくるのかなぁ〜などと思ってしまう筆者なのでした。

でもさぁ、それはそれとして、筆者の場合には新車が来るまで1年とかあるのだから、お願いまだまだ頑張ってちょうだい!いま、キミが壊れるとホントに困るんだよ!

是非ぜひ、機嫌を直してちょうだい、ませませ〜。

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::: 19/10/24(木)   「徳井くん、申告漏れの話」   【鹿の角】 :::

2019/10/24

お笑いコンビ、チュートリアルの徳井くんが、1億円以上の申告漏れをしたとして騒ぎになっている。

ちなみに、この件、筆者が目にした幾つかの報道によると、ポイントは2つあると思われる。

すなわち、@「個人的な旅行や洋服代、アクセサリー代などを会社の経費として計上」と、A「2016年から2018年までの3年間は収入をまったく申告しなかった」−−だ。

ほぼ個人商店に近い形だが、筆者も一応会社の経営者。その立場からいえば、@はまぁ仕方ないような部分もあると思う。とくに、旅行はともかく洋服代などは、芸能人の場合、たとえ番組出演の際に衣装を基本的に着るにしても、公私の区別をつけにくいところもあるように思うので。

だって、番組によっては、「私服のダサさチェック」とか、そんな企画があったりするでしょ。その場合には「私服=衣装(仕事着)」ですからね。すべてではないにせよ、経費で落としてもおかしくないと思いますけど。

なので、飽くまで個人的な意見を言えば、「国税局との見解の相違があった」ということなのだろう。結果として悪いことはしたけれど、それは飽くまで結果論。許容範囲ではないかと考える。

ただ、問題なのはAの部分で、こちらはハッキリ言って論外だ。悪質極まりない。まぁ100%、完全にアウトですね。

さらに、一部報道によると、徳井くんの会社の申告漏れは今回だけでなく数年前、過去にも申告漏れを指摘されていたことがあるとか。

となると、もうこれは確信犯としか考えられません。「甘さ」とか「ルーズ」とか、そんなものじゃなく、もう根本からダメだと思います。

徳井くんって、好きな芸人だったんだけどなぁ〜。ホントに残念。でも、芸能活動が厳しくなるのは仕方ないのではないでしょうか?


【鹿の角の本棚】 1910-08
「我ら荒野の七重奏」(集英社文庫) 著者・加納朋子
・いやぁ〜、面白かったです。推理小説ではなく、エンタメ小説としてはたぶん今年の1位じゃないでしょうか。読んでいて、途中まで気が付かなかったけど、あの名作、筆者が2013年の年間大賞(短編部門)とした「七人の敵がいる」の一応続編的なものなんですね。前作が「小学校編」で今回は「中学校編」、設定がまったく違うからわかりませんでした。ホントに不覚・・・・・・。
最後、陽介くんがめでたく進級、高校生になりましたから、次の「高校生編」もあるんでしょうかね?「ミセス・ブルドーザー」の快進撃、まだまだ見てみたい気がします(笑)。

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::: 19/10/23(水)   「大チョンボ」   【鹿の角】 :::

2019/10/23

先週末、仕事で大失態をやらかし、それをいまだに引きずっている筆者です・・・・・・。

具体的なことは言えませんが、まぁ、結構な「やらかし」をしました。

ココでもそうだけど、偉そうに「初動が大事」と言っておきながら、それで致命的なミスをしたという・・・・・・。

つまり、最初に犯した「小さなミス」を根本から改善すれば、さほど問題にはならなかったのに、糊塗しようとしたわけではないですが、「小手先の改善で済ませよう」として、結果「大火事」になりました。

うーん。ホントに。悔やんでも悔やみきれません。

そしてなにより、関係各位ならびに読者の皆さまにはご迷惑をお掛けしました。以降、気を付けたいと思います。


【鹿の角の本棚】 1910-07
「おやすみ人面瘡」(角川文庫) 著者・白井智之
・これまで読んだ「人間の顔は食べづらい」や「東京結合人間」も、かなりの怪作・問題作だったけど、この本も負けず劣らずのインパクトでした。いやぁ〜、白井さんって、よくもこういう設定を思いつくよね。命名者は綾辻行人さんらしいけど、オビに「鬼畜系特殊設定パズラー」って書いてあり、珍しくオビに首肯してしまった筆者なのでした(笑)。
白井さんの本って、不思議に思うけれど、結構筆者の好み。ただ、悩ましいのは、設定が特殊過ぎて続編が書けないこと。そして、シリーズ探偵もいないことかな。まぁ、でも引き続き応援しますから、さらにイイ作品を書き続けてくださいね。よろしくお願いいたします!!

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::: 19/10/21(月)   「我々は答えを知っている」   【鹿の角】 :::

2019/10/21

筆者は、テレビとくにワイドショー系をみていて、コメンテーターの発言に違和感を持つことがとても多い。

たとえば、最近は台風19号による災害について取り上げている番組ばかりだが、そのなかで、ダムの「緊急放流」について、見通しの甘さを糾弾している方がいた。

筆者も100%擁護する気にはならないけれど、少しばかり言い過ぎじゃないかとは思いましたね。

だって、「我々は答えを知っている」んですよ。つまり、結果として「どうなったのか」を知っているのだが、そらぁ後講釈でなんとでも言えますよ。

ちなみに、これは今回の件に限らず、野球をはじめとするスポーツ界でよく見られることですけれど。

「なんであそこで強打なんだよ!どう考えてもスクイズだろ!なら、1点入ったのに!」−−とか。

自戒を込めて言いますが、筆者も結構言ってしまってます・・・・・・。

まぁ、いずれにしても、あとからなら好き勝手になんとでも言えますよね。それも「正しい答え」だってね(苦笑)。

ともかく、先のコメンテーターの件でいえば、もう少し現場サイドにも与したことを言って欲しかったです。不眠不休に近い形で対応し、しかも過去に例のない災害。現場もたいへんなんですよ。

自分のことを棚に上げて、「じゃあ、次からアンタがやってみな!」とひどく立腹してしまった筆者なのでした。


【鹿の角の本棚】 1910-06
「毒殺倶楽部」(朝日文庫) 著者・松下麻里緒
・何度も書いているように、筆者は毎月出る新刊をチェックし、購入する本を事前に決めている。リストを作り、それに沿って基本的に買うことにしているからだ。ちなみに、先月は新刊文庫を12冊購入、今月も11冊購入する予定となっている・・・・・・。
しかし、実際の書店に行った際、リストから漏れている本があったり、チェックしていなかったけれど、面白そうだと思って衝動買いする本もたまにある。で、実はこの本はそれ、「書店で衝動買い」した本だ。オビに書いてあった「鮎川哲也賞佳作」が決め手になった。実際に読んだけれど、「うんなるほど」って感じ。如何にも新人が書きそうな内容で、色んな要素が盛り込まれていて面白かったです。自分の予想とは異なったけれど、捻り(予想外の結末?)も効いていたしね。しかし、なんでこの本が13年間も未刊行だったのだろう?編集者に見る目がなかったんじゃないの??

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::: 19/10/18(金)   「政治の話」   【鹿の角】 :::

2019/10/18

最近、ベクトルがまったく違うけれど、ちょっと気になる政治の話が2つあったので、それをまとめて書いてみたい。

ひとつは国外の話題で、トランプ米大統領が記者団に「もし選考が公平なら、多くの理由でわたしがノーベル平和賞を受賞していたと思うが、そうではなかった」と述べ、自身が受賞していないことに不満を表明した−−という記事になる。

これについて、色んな感想を持つ方がいると思うけど、筆者は一言「ガッカリ」でした。

もっとトランプさんって、「評価」をしていたんですけど、予想以上に結構な「俗物だなぁ」と思った次第・・・・・・。

だって、民主党のアル・ゴアやオバマがもらったような賞ですからね。てっきり、逆に「くれるといっても断る」とか言うように、勝手に思っていましたので。

いやホントに。筆者の彼を見る目が変わりましたよ。そらぁ、北朝鮮に対して大甘な対応を取りますよね。ノーベル平和賞が欲しいならさ。


一方、それとは別に、今度は国内の話。

こちらは、「N国」の立花元党首が、せっかく当選した参院議員を早々に辞め、「埼玉の補選に立候補する」−−とのニュースになる。

別に法律違反しているわけでもないので、本当なら怒る筋合いはないのだが、なんだかむかっ腹の立つ話ですよね。

確かに、前県知事の上田さんのやり方には問題があるし、もともとあんまり好きな人ではないのだが、それでも立花さんと比べれば・・・・・・ということでしょうか?

いまだと差別用語になるのかな?いわゆる「不美人投票」ってヤツになるような気もしますけど、ともかく埼玉県人の英断を望みます。

あんまり埼玉県人を舐めるなよ!!

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::: 19/10/17(木)   「オリンピック・マラソン」   【鹿の角】 :::

2019/10/17

国際オリンピック委員会は、2020年東京五輪のマラソンと競歩について、暑さ対策の観点から会場を東京から札幌に移す計画を発表した。

この手の話は何度も書いているし、先月20日にも「選手ファーストなんて嘘っぱち」というタイトルで酷暑が予想されるなかの開催を批判している。

いずれにしても、選手の立場で考えたら、好感すべきことだと思います。筆者は賛成。

ただ、問題が2つあり、ひとつは、開催まで1年を切るこのタイミングでの話、「いまさら感」が半端じゃないこと。チケットの問題なども当然あるけれど、それ以前にコース決定や受け入れシステムなどクリアしなきゃいけないことが山積み。
運営サイドの対応がホントに間に合うんですか?

そして、もうひとつ気になるのは、「手順の問題」ですよね。

小池都知事も指摘していたように、「たぶん東京は一番最後に知らされたんじゃないか」っていうのはどうなんでしょう?

だって、先にも書いたけれど、2020年は「東京五輪」ですよ。ホスト・開催主体に一切の相談もなく、トップダウン式に一方的な発表って、チョッと・・・・・・。

仮に、言っていることが正しくても、ホストの東京都からしたら反発したくなりますよね。それって、当然なのでは?

いったい、このあとどう転ぶのかまったくわからないけれど、まぁまだまだ紛糾するでしょうな。
で、現場サイドの時間はドンドン削られるという・・・・・・。

筆者はずっと、東京五輪の開催に反対。開催しない方がイイって言い続けてきたけど、最後の最後まで揉めそうで、都民じゃないけど、もううんざりです・・・・・・。

でも、ここまで引っ張ったのち、いまさら返上もできないしねぇ。はぁ、困った困った。

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::: 19/10/16(水)   「ラグビー」   【鹿の角】 :::

2019/10/16

大会開始前の8月末に、「いまひとつ盛り上がっていない」と懸念を示したラグビーのWカップだけど、実際に始まったら、スゴイ人気ぶりですね。

だって、筆者なんて、日本戦じゃないのにチケットが取れなかったぐらいだから・・・・・・(苦笑)。

これって、もちろん日本代表が強いというか、勝ち進んでいることが大きいとは思いますが、それ以外でも一部メディア報道によると、なんだかホノボノするような「イイ話」が多くて、日本国民として嬉しい限りです。

ご存知だと思いますが、一例を挙げると、「8歳の少年が選手と一緒にウルグアイ国家を熱唱」とか、「試合終了後に海外の選手たちがロッカールームを清掃」、「退場したカナダの選手が、対戦相手である南アのロッカールームを訪問し謝罪」、「試合が中止になったカナダの選手が釜石でボランティア活動」−−などなど。もう、枚挙に暇がないほどですね。

いやぁ〜、いいなぁ。ホントにいいなぁ〜って思います。これぞ、本物の「ノーサイド」の精神。

俄かであることを隠しませんが、様々な「イイ話」エピソードを受け、ラグビーが改めて好きになった筆者なのでした。

今回のWカップが終わったら、今度は国内の試合も絶対に行くのだ!!


【鹿の角の本棚】 1910-05
「卑弥呼の葬送」(新潮文庫) 著者・高田崇史
・ノンシリーズであるのだが、探偵役としてタタルくんが登場します。そういう意味では、QEDシリーズに含まれるのかもしれません・・・・・・。
変わらず面白いといえば面白いのだが、なんというか最近、殺人事件などは「刺身のツマ」って感じ。もうあってもなくてもイイ、主題は歴史認識−−みたいになっているところが痛し痒しですね。この本に関しても、3人が死んだのかな?それも首を切られて、という猟奇殺人だったんだけど、それでも飽くまで「脇役」的な問題ですから。筆者は、歴史認識の話も好きだから、別に構わないんですけど、でももう少し融合というか、上手く処理していただきたい、いち読者としてお願い申し上げたいと思います。

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::: 19/10/15(火)   「台風被害」   【鹿の角】 :::

2019/10/15

いやぁ〜、3連休に到来した台風はすさまじかったですね。

幸運なことに、筆者のウチはほぼ無傷。確かに、雨・風はひどかったですけど、とくに被害らしい被害はなにもありませんでしたので。

そういう意味では、ホントに感謝・・・・・・。

しかし同じ市内でも、荒川に近い地域では避難勧告が発令されたりして、かなり大変だったらしいです。

また、テレビのニュースや新聞、ワイドショーを見ていると、関東だけでもスゴイ傷跡が残されているようで・・・・・・。

ただ、傷口に塩を塗るようで言いにくい部分もあるのですが、ニュースなどを見ていたら、「甘く考えていました」とか、そんな人も結構多く、なんというか自業自得かなと思う人もいらっしゃいましたね。

もちろん、キチンと予測、対応していたにもかかわらず被害に遭われた方もおり、その方たちは大変だったと思いますけれど。

いずれにしても、早い復旧が待たれるところです。こういうときだからこそ、みんなで協力して頑張りましょう!!


【鹿の角の本棚】 1910-04
「高座のホームズみたび」(中公文庫) 著者・愛川晶
・「昭和稲荷町らくご探偵」シリーズの第3弾。130ページほどの中編2本からなる「連作中編集」で、文庫書き下ろしです。
個人的に、落語ってかなり好きな演芸で興味もあるもの。ただ、落語に関するミステリーって書き手が少なかったのですが、割合最近は愛川さんとか大倉崇裕さん、田中啓文さんなどが積極的に書いてくれていてホントに嬉しいです。この本も、面白かったなぁ・・・・・・。ただ、基礎知識として知っていればもちろん楽しめることは請け合いですが、よく知らなくても楽しめるところが愛川さんたちのスゴイところ。なお、愛川さんに罪はないですけど、ただひとつだけ不満が。それは、オビなんだけど「またもや怪事件に巡り合う!?」とか、そんなヘンな惹句は辞めましょうよ。せっかくのイイ本なのに、気が殺がれて仕方のない筆者なのでした。

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::: 19/10/11(金)   「中止です・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2019/10/11

超大型の台風が日本に上陸、この週末、関東にも多大な被害を及ぼしそうだ。

今日は在宅勤務で、仕事をしながらワイドショーもチラホラ見ていたのですが、ほとんどその話題ばかりでしたね。

さて、そんなこともあり、今度の日曜日、13日に実施する予定だった「市民体育祭」の開催が中止となりました。

まぁ、当然と言えば当然、仕方ないと言えば仕方ないのだが、驚いたのは順延した際の予備日に挙げられていた翌14日(月曜日)にも行われない、とアナウンスされたこと。

決定が早い・・・・・・。

理由としては、14日は一応晴れ予報だけど、「@;ホントに晴れるかどうか分からない」、「A;12-13日に上陸などがあった場合、被害が出る可能性もあり、その場合には14日に開催できる機運ではなくなる」−−ことが挙げられていました。とくに、Aの理由が大きいようです・・・・・・。

いずれにしても、完全なる中止。今年の開催は見送りになりました・・・・・・。

えっ〜。

せっかく、ムカデ競争の練習をしたのに〜。10年ぶりぐらいに、持っていなかったスニーカーも購入したのに〜。

まぁ、「泣く子と天候には勝てない」と言いますからね(初耳)。

思わぬところで、スケジュールに空きが出来たから、筆者はこの週末、自宅で久しぶりに読書三昧の生活を送りましょうかね。

うわぁ、いったいなにを読もうかな?

そう考えると、あながち台風ってものも悪くはないなと思ってしまう、単純な思考の筆者なのでした(笑)。

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::: 19/10/10(木)   「それ以前の問題」   【鹿の角】 :::

2019/10/10

もう、「不自由展」に関する話は書きたくないので、辞めようと思っていたのだが、昨日だったかな?

ホントに「たまたま見た」、テレ朝の報道ステーションで信じられないようなコメントが聞かれていたから、いま一度だけ書いておきたい。

ご存知のように、愛知県で同展が再開され、「河村市長や高須医院長がストライキをした」とか、「閲覧するのに事前抽選、当日は金属探知機でチェックがあった」−−などなど、色んなニュースが聞かれている。

2日間の開催で、ともに一日わずか30人にみせる−−ものに文化庁はカネを払うべきなんですか?それも、数千万円も。信じられないほど、湯水のようにカネを使いますね。

先日も書きましたけど、公務員の人たちは、もっとコスト意識を持ちましょう。民間なら通用しないですよ。まったく、ヒトのカネだと思って、ホントに好き勝手なことをするのだから・・・・・・。

ただ、筆者が報道ステーションを見て、憤慨したことは実はそこではない。

彼女は誰で、どの立場なのだろう?局アナなのかな?

ともかく、アシスタント的な女性が「不自由展」再開のニュースについて報じたあと、コメントで「賛否はあると思いますが、再開したことで、新たに議論できることはイイことだと思います」−−みたいなことを言ったのだ。

はぁ!?

あのさぁ。「天皇陛下の肖像画を燃やすなどして侮辱」したり、「放射線万バンザイなど福島を愚弄する」展示について、議論の余地なんかあるの?どう考えたって、それ以前の問題だよ。

イイとか悪いとか、そんな話じゃないでしょ。問答無用ですよ。馬鹿じゃねぇの。

ワザとなのか、言わされているのか知らないけど、話を「慰安婦問題」に限定、矮小化しすぎです。

ホントに汚いよなぁ〜。思うのだがテレビ、それも地上波で慰安婦像以外、たとえば「放射線万バンザイなどとして福島を愚弄しているんですよ」って、作品をキチンと紹介してごらんよ。さらにいえばゴールデンタイムで。

それでもなお、「これも芸術だ!」という人が日本国民の過半数程度いるのなら、文化庁もカネを支払えば?筆者も、素直にシャッポを脱ぎましょう。

それこそ、国民投票にでもして欲しい案件だなぁ、と思う筆者なのでした。


【鹿の角の本棚】 1910-03
「バックステージ」(角川文庫) 著者・芦沢央
・久しぶりに読んだ芦沢さんの本。
非常に楽しみにしていたのだが、ホントに失礼なんだけど、個人的にはチョッと・・・・・・でした。連作短編集なのか、長編なのかもよくわからないし、最後の最後カーテン・コールに至っては必要性を感じないし、ともかく読んでいて「???」の連続でした。でも、これ作者が悪いのではなく、たぶん筆者が悪いのだと思います。なので、どこかで時間を設けて再読するつもり。ホント、著者である芦沢さんには申し訳ない。それまで、評価は棚上げにしておきたいと思います・・・・・・。

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::: 19/10/09(水)   「吉日」   【鹿の角】 :::

2019/10/09

サッカーのJ1鹿島アントラーズが、東福岡高校の荒木遼太郎くんを来季入団内定選手として発表した。

筆者は、知人のスポーツ紙記者から色々と聞いていることもあるのだが、当然事前には言えない。なので、必ず「後出しジャンケン」になってしまうのだけれど、荒木くんにオファーしたらしいとは以前に聞いていたので、決まってよかったとホッとしている・・・・・・。

しかし、それにしても、東福岡の荒木くん、尚志の染野くん、そして正式発表がないけれどスポーツ紙ではすでに報じられている静学の松村くん−−と将来有望な3選手を獲得するとは、鹿島のスカウト陣は相変わらず優秀ですな。

ホントに椎本さんを中心に、みんなスゴイです・・・・・・。

ところで、先にも書いたように、「荒木くんの鹿島入団内定」ニュースって、本日10月9日に発表されたが、カレンダーを見たら「先勝」なんだよね。

ご存知のように、「先勝」って、とくに縁起が悪いというようなことはない。しかし、縁起を担ぐとしたら、やっぱり「大吉」か「友引」でしょ。

で、かつては、鹿島に限らず、と言うよりサッカー以外の競技、たとえば野球なんかも新入団発表って「大吉」にやっていた気がするんですけど・・・・・・。

いつから変わったのだろう??

まぁ、良くも悪くも国際化の流れ。「六曜」に振り回されることなんかないとは思いますが、とは言え、古き良き風習っていうのはあるからさ。いったい、どうなんでしょうね??

あぁ、でも全選手揃っての入団会見は、いまだに「大安」にやっていたような?そういう意味では、古き良き名残は存在しているのかもしれません・・・・・・。

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::: 19/10/08(火)   「公務員って・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2019/10/08

昨日の話を書いたのち、思ったこと。

以前から何回も書いているように、筆者もかつては教師を志した人間だ。そして、大学では実際に教職も履行したし。

そのうえで思うのだが、教師になる人間は、その前にすべてが一度民間企業に入社して、研修を受けるべきではなかろうか。本当なら3年と言いたいけど、まぁ現実的に1年ぐらい・・・・・・。

というより、もっと本音をさらせば、教師に限らず全公務員がそうしたことを経験するべきだと思っているんですけどね。警察とか消防、自衛隊の人なども含めて。

知人にも多いのだが、公務員って、やっぱり特殊というか、「親方日の丸」的な考え方をする人、不思議な感覚の人が多くないですか?

民間って、そんなに緩くないんですよって思うことが筆者には多々ありますから。とくに中堅以下、中小・零細ならなおさらだし。

一度どこかでリセットし、民間的な考え方、いい意味でのコスト意識などを持ってもらいたい、そう思いますね。


【鹿の角の本棚】 1910-02
「猫には推理がよく似合う」(角川文庫) 著者・深木章子
・深木さんといえば、元弁護士らしく、「本格推理」小説でありながら、良くも悪くも文章が堅いというか、真面目な感じの本が多い。ちょっとばかし取っつきにくい感じの・・・・・・。しかし、この本はライト感覚のミステリーで、途中「これはホントに深木さんの本なのか?」と思わず著者名を何度も確認しちゃいました。同じ女性、かつ「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」受賞の先輩でもある水木大海さんの間違いじゃないか、って思いましたからね。
もっとも、終盤に差し掛かると、いつもの「深木節」が登場しましたが、個人的には新境地を開いた作品ではないかと思い、次作以降、同じような作品もぜひぜひ楽しみにしています!

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::: 19/10/07(月)   「先生同士のイジメ」   【鹿の角】 :::

2019/10/07

神戸で、学校の先生による同僚イジメがあったと話題になっている。

なんでも、激辛カレーを食べさせたり、クルマのなかで故意に飲み物をこぼしたり、という悪質かつ低レベルな嫌がらせをしていたのだという。

しかも、それを撮影していたほか、子どもに自慢げに話していたとの指摘もあるそうだ。

まぁ、一般企業など民間でもイジメはあることだから、公務員系の仕事でも同様のことがあっても本来不思議はない。

だけど、それが学校となると、やっぱり驚きですよね。どのツラ下げて、子どもたちに「イジメはダメだよ!」とか教えてきたのだろうか?説得力ゼロですけどね・・・・・・。

そっちの方が気になります。

それから、関連でもうひとつ。ネットでも叩かれているけれど、なぜ加害者教師の「名前」と「顔出し」をしないの?

まぁ、いまの時代「名前」がわかれば、「顔」も必然的にわかってしまうけれど、ともかく少なくとも前者の「名前」ぐらいは最低でも晒すべきだと思いますね。


【鹿の角の本棚】 1910-01
「一週間のしごと」(創元推理文庫) 著者・永嶋恵美
・読後の感想は、「なんというか、今風な事件だったね」というものだったのだが、初出が2005年と聞いてちょっと驚いてしまいました。えっ!?今回が初文庫化だけど、14年も前に書かれていたの!?−−と。まぁ、悪く言えばいつの時代もこの手の事件はあるもんだけど、14年前に、それに目を付けた永嶋さんの眼力、そして小説にした手腕に感服した次第です。
女性作家らしく、機微を捉えた上手い文章で、いやぁ〜感服しました。失礼ながら、永嶋さんって、筆者は何故か買いそびれることが多い作家さん。全著作を読んでいないのだけれど、今回改めて購入していない過去の作品なども、調べたうえですべて買い集めて読んでみようかなと心に誓いました・・・・・・。

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::: 19/10/04(金)   「スニーカー」   【鹿の角】 :::

2019/10/04

筆者は今年度、地区の班長を任されている。任期は一年間だ。

早いもので、なんとか半年が過ぎ、「夏祭り」とか「子ども神輿」などのイベントもつつがなく終了。ホッとしたのも、束の間、後半戦最初の難関である「市民体育祭」が来週行われる。

もちろん、筆者もそんなものに出たくはない(コラコラ・・・・・・)のだが、案の定、参加者が少ないようで、「真剣に走ったりしない競技」に出場するハメになってしまった。

いわゆる「班長枠」というヤツですね・・・・・・。

うーむ。最近は、ロクに運動をしていないんだけどな。ホントに大丈夫だろうか?

ちなみに、出場を予定しているのは「ムカデ競争」と「紅白玉入れ」。それに向けて、この週末には練習もするらしい。

どこまで、みんな本気でやっているの??やっぱり、「優勝」とかを目指しているのだろうか??

ともかく、そうした状況下、改めてフト考えてみたら、「あれ!?筆者って、スニーカーってヤツを持っていないぞ」−−ってことに初めて気が付いた。

もう、ここ5年とか、いやもっとかな。外出する際は2割が「突っかけサンダル」で、残りの8割は「トレッキングシューズ」なんですよ。

別途、仕事用の革靴とか農作業用の長靴、スノーシューズとかもありますけど、いずれにしても運動に適したクツ、スニーカーなんて一足も持っていないんですが・・・・・・。

えぇ〜。明日買いに行かないとダメですかね?とんだ散財って気もするなぁ〜。

だって、来週使ったあとは、いつ使うかわからないからねぇ。無駄の極致・・・・・・。

それとも、100メートル走とかに出るわけじゃないから、トレッキングシューズでもOKですか??

うーむ。困った困った、とひとり悩みまくっている筆者なのでした・・・・・・。

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::: 19/10/03(木)   「自衛隊に敬意を!」   【鹿の角】 :::

2019/10/03

そういえば、書くことをスッカリ忘れていたけれど、いつぞやテレ東で放映された「自衛隊の裏側ぜんぶ見せちゃいます!」−−とかいう番組は、もう最高でした。

いや、ホントにあれは良かったなぁ〜。

ちなみに、今回は第2弾で、筆者は当然第1弾もしっかりと拝見しております。

さらにいえば、2番組とも円盤にキチンと落とし、永久保存版に・・・・・・。

内容的には、いわゆる「バラエティー」の枠なので、イケメン隊員がどうとか、そんな話もあったけれど、なかなかしっかりした番組のつくりだったと思います。

筆者が一番胸を打たれたのは、かつて米軍が投下した「機雷処理」の仕事についてでしたねぇ。勉強不足ゆえ、そんな仕事があるとはつゆ知らず。しかもいまだに行われているなんて・・・・・・。

いや、もうビックリでした。

自衛隊の仕事は、立場は異なるけれど、それぞれ命懸け。たとえば、従軍看護師などでもね。

それはわかっていたつもりでしたが、「機雷処理」の人たちは、いま現在がすでに「有事」の真っただ中ですから。

実際、処理中に亡くなった隊員の人も少なくないみたいだし。

筆者は、改めて指摘するまでもなく、改憲賛成派なんだけど、ああいう番組を見て「左派」の人たちはなんていうのだろう?

まぁ、「人間は自分の都合のいいモノしか見ない」−−そうだから、もとから鼻にもかけないんだろうけどさ。

遅れ馳せながら、見損ねた方にも、いま一度どこかで是非とも見ていただきたい番組でした。再放送を望みます!!

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::: 19/10/02(水)   「ホントに不思議な国」   【鹿の角】 :::

2019/10/02

ご存知の方がほとんどだと思うが、本日早朝、またぞろ北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。菅官房長官によると、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したという。

北朝鮮って、今年だけで11回もミサイルを発射していますからね。正直ムムムって感じです・・・・・・。

さて、そんななか、本日一番驚いたのは、「韓国、日本に情報提供を要請…日本側は要請せず」(読売新聞)との報道になる。

イヤ、もちろん日韓は「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」を結んでいますからね。それだけなら、別におかしな話ではありません。

しかし、韓国政府は8月に「GSOMIAの11月末破棄を決定」したほか、9月末には韓国政府高官が、「GSOMIAは、北朝鮮のミサイル発射探知のため韓国以上に日本が必要としている」と強調していた、と報道されたばかりなんですけど・・・・・・。

これだけでも、韓国の「厚顔無恥」さがアリアリ。

また、それ以前、8月27日の記者会見でチェ韓国国防部報道官が、「我々に直接的な危害になる部分に対する正確な情報を必要とし、それについては米韓間の緊密な協力を通じて分析して確認している」としたうえで、「その次元で正確な我々の分析に、日本側の情報がまったく役に立たなかった」と述べていませんでした?

あれれ???

チェ報道官の話では、「日本の情報なんか、確度が低いから必要ない」んじゃないの??

そんな役に立たない、クズ情報になんで頼るんですか?おかしくありませんか??

ホント、あの国は二律背反だよね。ダブルスタンダードも、このうえないんだけどさ。

日本以外は、良く付き合っているなぁ〜って思うもの。いやホントに・・・・・・。

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::: 19/10/01(火)   「ヘンな話・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2019/10/01

昨日、仕事の合間にチョットだけ休憩をとり、テレビでワイドショーをみた。

すると、そのなかで、例の愛知県で実施されたが、途中で中止になった「表現の不自由展」の話が取り上げられていた。

とくにポイントとされていたのは、「補助金停止」について。

それが問題となっていたのは、別に構わないけれど、「識者」とか呼ばれる人間が、「一旦許可をしておきながら、途中で覆すのはおかしい」−−と指摘したのに加え、おそらくMCだろうと思われる人物が「まったくですね」などと発言を肯定していたことには、驚いてしまった。

えっ、どこまで「左巻き」なの???

だって、これを「不自由展」の話だからではなく、もっと一般的に考えれば、同然のことだと思いますよ。

たとえば、「陸上の練習をしたい」、「トラックで走るだけ」と言われて、ある競技施設がグラウンドの使用許可をだした。けれど、フタを開けたら「サッカーの大会」が行われていた−−なんてシチュエーションのときはどうですか。明らかに途中で意見を変えて、「使用停止」になりませんか?

この場合でも、「最初に許可したじゃないか!」と言うのですか?

もし、これがOKなら、世の中、何でもアリですよね。主催者をダマシても、それに対するお咎めが一切なしということになるのだから。

ともかく、「表現の不自由展」も、使用目的と異なる展示があれば、それは「途中で覆る」ことがあっても当然なのでは??

イヤハヤ、いつも思うことだけど、「左」の人たちって、筆者にはホントにわからない思考を持っていますね。どこまで自分たちは特別、優遇されている、って思っているのでしょうか?

なお、筆者が最近、とみに思い出すのがジャーナリスト・有本香さんの金言。

「韓国要らない」はヘイト、「日本死ね」は流行語という“二重基準”−−。

ホント、おかしな国になっていますよ。ニッポンは。


【鹿の角の本棚】 1909-12
「貧乏神あんど福の神」(徳間文庫) 著者・田中啓文
・何度も書いている気がするけれど、田中さんといえばデビューはSF。以降、長いあいだSF畑を歩んできたけれど、そののち推理小説や時代物、落語物などにも挑戦、それぞれレベルの高い作品を提供しています。
で、筆者は残念ながら田中さんのSF物は、記憶にある限り2冊しか読んだことがないけれど、推理小説などはどんなに少なくても20冊以上は持っているし読んでいるハズ・・・・・・。ちなみに、この本は時代物です。もう、ホントに安心して読めるのが田中さんのいいところで、内容のレベルも高い!かつ面白い!登場人物のひとり「福の神」の正体が明らかにされないという、終わり方からすればたぶん続編があるのでしょう。筆者は是非ぜひ、それを期待してまっせ・・・・・・。

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