もう、「不自由展」に関する話は書きたくないので、辞めようと思っていたのだが、昨日だったかな?
ホントに「たまたま見た」、テレ朝の報道ステーションで信じられないようなコメントが聞かれていたから、いま一度だけ書いておきたい。
ご存知のように、愛知県で同展が再開され、「河村市長や高須医院長がストライキをした」とか、「閲覧するのに事前抽選、当日は金属探知機でチェックがあった」−−などなど、色んなニュースが聞かれている。
2日間の開催で、ともに一日わずか30人にみせる−−ものに文化庁はカネを払うべきなんですか?それも、数千万円も。信じられないほど、湯水のようにカネを使いますね。
先日も書きましたけど、公務員の人たちは、もっとコスト意識を持ちましょう。民間なら通用しないですよ。まったく、ヒトのカネだと思って、ホントに好き勝手なことをするのだから・・・・・・。
ただ、筆者が報道ステーションを見て、憤慨したことは実はそこではない。
彼女は誰で、どの立場なのだろう?局アナなのかな?
ともかく、アシスタント的な女性が「不自由展」再開のニュースについて報じたあと、コメントで「賛否はあると思いますが、再開したことで、新たに議論できることはイイことだと思います」−−みたいなことを言ったのだ。
はぁ!?
あのさぁ。「天皇陛下の肖像画を燃やすなどして侮辱」したり、「放射線万バンザイなど福島を愚弄する」展示について、議論の余地なんかあるの?どう考えたって、それ以前の問題だよ。
イイとか悪いとか、そんな話じゃないでしょ。問答無用ですよ。馬鹿じゃねぇの。
ワザとなのか、言わされているのか知らないけど、話を「慰安婦問題」に限定、矮小化しすぎです。
ホントに汚いよなぁ〜。思うのだがテレビ、それも地上波で慰安婦像以外、たとえば「放射線万バンザイなどとして福島を愚弄しているんですよ」って、作品をキチンと紹介してごらんよ。さらにいえばゴールデンタイムで。
それでもなお、「これも芸術だ!」という人が日本国民の過半数程度いるのなら、文化庁もカネを支払えば?筆者も、素直にシャッポを脱ぎましょう。
それこそ、国民投票にでもして欲しい案件だなぁ、と思う筆者なのでした。
【鹿の角の本棚】 1910-03 「バックステージ」(角川文庫) 著者・芦沢央 ・久しぶりに読んだ芦沢さんの本。 非常に楽しみにしていたのだが、ホントに失礼なんだけど、個人的にはチョッと・・・・・・でした。連作短編集なのか、長編なのかもよくわからないし、最後の最後カーテン・コールに至っては必要性を感じないし、ともかく読んでいて「???」の連続でした。でも、これ作者が悪いのではなく、たぶん筆者が悪いのだと思います。なので、どこかで時間を設けて再読するつもり。ホント、著者である芦沢さんには申し訳ない。それまで、評価は棚上げにしておきたいと思います・・・・・・。
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