来年のオリンピックをにらみ、最近はスポーツの話題がとても多い。
先日のマラソンをはじめ、「代表に内定」報道なども相次いでいるし。
そんななか、色んなところで馬鹿のひとつ覚えのように「選手ファースト」が叫ばれているけれど、嘘っぱちであることは著しい。
だって、考えみてくださいよ。 そもそも論として、来年の東京オリンピック開催期間からして、「選手ファースト」であるハズがないでしょ?
真夏の、下手をすれば命に関わるかもしれない危険な時期に、開催しなくてもいいじゃない。「選手ファースト」、本当に選手のことを最優先に考えたら、絶対に秋以降にやるべき。実際、前回1964年のオリンピックは10月に開催したのだし。
けれど、米国の意向、いわゆる4大スポーツの大会スケジュールを考えら、秋に実施することは出来ないとの判断になった。
これの、どこが「選手ファースト」なんですか?誰か筆者にキチンと説明して欲しいね。
また、筆者がテレビを通してもっとも視聴しているスポーツ、サッカーもそう。
審判による誤審が多発しており、その改善としてVAR(ビデオアシスタントレフリー)の導入が指摘されている。
でもさ。本当に「選手ファースト」あるいは「観客ファースト」の観点からすれば、せっかくダゾーンで放映しているのだから、これまでだってそれを利用して確認すればよかった話なのでは?
何故それが出来なかったのかというと、こちらも話は簡単。スポンサーですよね。つまり、利害関係の問題からダゾーンの映像を使用することが出来なかった。
しかし、根本的な話をすれば、それっておかしくないですか?筆者は甚だ疑問なんですけど・・・・・・。
ともかく、世の中はアチコチで指摘されているほど、「選手ファースト」ではありませんよね。まぁ、スポーツの大会なんてものは、そんなものとして割り切ってみるのが正しいように思います。ある意味悲しいですが・・・・・・。
【鹿の角の本棚】 1909-07 「教室の灯りは謎の色」(角川文庫) 著者・水木大海 ・幾つかのシリーズ物がある水木さんですが、これはノンジャンル。そして、よく言われる「白水木」と「黒水木」のうち、おそらく「黒」に分類される作品ではないかと思います。 前回、米澤穂信さんの作品を例に、「学園モノを読むのは年齢的にツラくなってきた」と書いたけれど、これは割とスンナリ読めました。登場人物の多くは10代ですが、ストレートの学園モノではなく、イジメなどから「学校に行けなくなった子ども」たちが通う塾が舞台となっている作品だからなんですかね?自分でもよくわかりません・・・・・・。しかし、それにしても水木さんもホント、安心して読める作家さんになったなぁ〜。次作も是非ぜひ期待しています!!
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