以前にも書いたように、ここ最近、番組のテイストがスッカリ変わってしまった残念な番組である「初耳学」だが、なんだかんだ言いつつも、しっかり見ている筆者なのでした。
そんな「初耳学」で、古舘伊知郎さんが高学歴ニートに授業するという企画が開催された。ご存知の方もいると思うが、以前には林先生自身が授業しており、今回はその第2弾ということになる。
人それぞれ、色んな考えがあっていいと思うし、筆者は根本的なところとして、ニートという存在自体を否定しない。
ただ、一口にニートと言っても、たくさんの「種類(?)」があるのは言うまでもない。
個人的に、番組で気になったのはメンサ会員にまでなっているにもかかわらず、「毎日10時間ぐらいゲームをやって過ごす」という人ですね。年齢は、確かもう30歳ぐらいだったハズ。
「なにかやりたいことがある」のなら、たとえニートでもまぁイイとは思うのだが、それがないというのはチョッとね・・・・・・。それこそ、高校生や大学生ではないのだから。
自分から動き出さないと、ダメだと思いますよ。それは、仕事だけじゃなくて、人生の多くの部分についてそう思います。
先のメンサ会員なら、たとえば自分で新たなゲームを作る、とかやる気がないのかな?
筆者には、それだけのスキルがないけれど、高学歴のメンサ会員なら出来そうだと思うけどな。イチから十まで、すべては無理にしても、企画やアイディアをだすとかはできるんじゃない?
「オレなら、もっともっと面白いゲームが作れるぞ」−−とか思わないの??
で、それを具現化できる友人・知人などに投げてみればイイのに・・・・・・。
たとえていうと、所ジョージさんがそうでしょ?ゴルフクラブの開発をしたり、好きなクルマ関係でアイディアをだしたりして、幾つも商品化されていますからね。でも、実際に作っているのは提携企業で、もちろん所さんではありません。
あるいは、筆者は好きじゃないし、本音を言えば認めていないけど、それだけゲームをやりこんでいるのなら、ユーチューバーにでもなって、ゲーム攻略に関する解説動画を作るとか、さ。
本人のやる気があれば、いくらでもできると思うんだけど・・・・・・。
まぁ、筆者には関係ないから、そういう意味ではどうでもいいんだけど、ああいう番組をみるとやっぱり気になってしまうよね。なんだかんだ言っても、筆者は人がイイのかしらん(苦笑)?
【鹿の角の本棚】 1904-06 「キャットフード」(講談社文庫) 著者・森川智喜 ・森川さんのデビュー作。ある人に推薦されたんだけどね・・・・・・。 書きたいことはわかるけど、なんというか「推理小説」ではなく「推理ブック」って感じ。また、テレビなどもよくあるでしょ。「密室の中で人が殺され、ダイイング・メッセージが残っています。犯人候補は3名。さて、このうち真犯人は誰?」−−みたいな、お気軽なミニ芝居が。まさに、そんな感じで「小説」感に乏しく、残念だけど筆者はあまり好みでなかったかなぁ。確かに、トリックなどはなかなか面白かったですけどね。でも、失礼だけど「それだけ」。別に「人間が書けてなくちゃいけない!」とか、そんな大上段から振りかざすつもりは毛頭ないですよ。けれど、もう少し「小説」を読みたいとは思っている筆者なのでした。
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