最近、米朝あるいは南北朝鮮の融和観測が強い。
正直、筆者はほとんど信用していないのだが、それはともかく、本当であればそれにこしたことはないだろう。つまり、歓迎すべきものだとは思う。
そんななか、新聞報道もそうだし、テレビの討論番組などを見ていて北朝鮮絡みで、とても不思議に思うことが2つある。どうして、そういう話にならないのだろう、と。
ひとつは、先日見た「テレビタックル」でも議論されていた話なのだが、「南北朝鮮の統一」について。
筆者は、その可能性は結構高いと思っているし、番組でも可否について議論がなされていた。
しかし、議論のすべてが「韓国(南朝鮮)主導で、北を呑み込む(併合する)」−−という前提で話が進んでいたことに、強い違和感を覚える。
えっ!?そうなの?少なくとも、筆者はまったく正反対。つまり、「北朝鮮が韓国を併合する」んだと思っていますけど・・・・・・。
だから、「テレビタックル」では、富む韓国が貧しい北朝鮮の面倒を見るわけがない、などといった意見もありましたが、筆者の考えは正反対だから、十二分にありうる話だと思いますね。
それに、だいたいにおいて、文韓国大統領は典型的な「親北」の人間ですから、最後の最後に「国を売る」こともあると思いますよ。そのとき、韓国国民がどうするのかは知れませんけど・・・・・・。
どうも、テレビに出てくるコメンテーターと称する人の多くの頭の中が、「お花畑」である気がしていますね。
もうひとつ。筆者が気になって仕方ないのは、南北朝鮮や米朝が仲良くなるのは、ある意味良いことなんだけど、すると北朝鮮にとって明らかな敵国になるのは「日本だけ」ってことに、マスコミその他は気が付いているのだろうか、ってこと。
つまり、言い過ぎを覚悟でいえば、日本にとって南北朝鮮の接近は危機的状況なんですけど、不思議なほどそういう論調をメディアで見ることはない。何故ですか??
気が付かないのか、知っているけど頬かむりをしているのか・・・・・・。
いずれにしても、だからこそ、憲法改正論議などを絶対かつ早急にする必要があると思うんですけどねぇ。
まぁ、そんなに長生きすることのない筆者だから、日本の将来なんてどうでもいいので、「ケセラセラ」!
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