一部報道によると、スキーやスノーボードなど、ウインタースポーツをする人がわずかながら回復傾向にあるようだ。
そうしたなか、ここ数年は、いわゆる「ゲレンデスキー」、普通に滑る一般スキーヤーでもヘルメットをかぶっている方がとても増えていることをご存じだろうか?
ちなみに、筆者も当然かぶっていますし、先日参加した指導員研修会でも、7割ぐらいの参加者(有資格者)はかぶっていましたね。すでに、先生たちのあいだで、ヘルメット着用はなかば常識になっているようです・・・・・・。
しかし、いささか旧聞になるけれど、今月上旬、朝日新聞が「スキーやスノボにヘルメットを 日本“ダサイ”、欧米は」−−とのタイトルで報じたところによると、「軟らかい雪が多い国内では普及が進んでいない」としたうえで、「全国スキー安全対策協議会の昨季の“スキー場傷害報告書”によると、負傷時の着用率はスキーが36.1%、スノボが16.4%にとどまる」とレポートしていた。
これは余談になるけど、このスキーヘルメット着用の記事は、かなり「いい記事」でしたよ。個人的には、久しぶりに朝日新聞のヒットだった、と思っています。 筆者は朝日新聞が嫌いだけど、いい記事はキチンと公平にホメますから(笑)。
閑話休題。
まぁ、でも絶対にかぶった方がイイので、これから行かれる方は是非ご用意くださいね。
それからもうひとつ。
これは筆者の所属しているスキーチームでは禁止されており、みんな絶対にやらないことなんですが、昼食時・ランチにビールなどアルコールを摂取するのもおススメできません。
と言うか、もっとハッキリ言えば、「辞めた方がイイと思います」。 飲むとしたら、スキーをあがり、宿に帰ってきてからにしてください。
だって、パラレルなどで多少滑れる人、中斜面ぐらいを滑れる人なら、最高時速で時速30キロぐらいはスピードが出たりしますからね。
にもかかわらず、「ヘルメットをかぶらない」、「アルコールを摂取している」って、ダメでしょう。普通に考えて、そうじゃありませんか?違いますかね?
バイクや自転車を考えると、ヘルメットもそうだけど、「飲酒」はもっとダメじゃないかなと思いますよ。飽くまで個人的な意見ですが、近い将来、たぶんスキー場での飲酒は制限がかかるような気がしていますし、いまから自主規制した方が賢明ではないかな、と考えます。
何かあってから、では遅いです・・・・・・。
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