以前にも書いたことがあるけれど、筆者はサッカーの鹿島サポだが、「対浦和戦をスタジアムでみない」−−と決めている。ホームに関しては、年パスを買っているので、チケはあるけれど、行かない。
何故なら、浦和戦は勝っても負けても、気分の悪い、後味の悪いことばかり起こるからだ。
贔屓のチームが負ければ、もちろんそれはそれで気分が悪いけれど、あのチームばかりは、それだけじゃないですからね。
ゴールに直結するような誤審も多いし、試合後にサポ同士が揉めたり、差別発言があったり、とホント話題に事欠かないのが鹿島vs浦和という試合だ。
・・・・・・などと思っていたら、今回もでしょ。まったく、何回目のトラブルなの??
正直、真偽はわからないし、ぶっちゃけていうと、「問題」について判断を下すJリーグにもあまり期待していない。たぶん、「厳重注意」とか、その程度でお茶を濁すと思うので。
まぁ、「悪しき前例」として、将来的におそらく大きな禍根を残すことになるのでしょうね、きっと・・・・・・。
ともかく、今回の件、個人的には、「仮に」浦和・森脇の言うことが100%正しいとしても、おかしいというか、納得できないところが多い。
だって、「レオシルバには言っていないし、差別意識はなかった」としても、「唾がかかったから、小笠原には言った」と森脇本人が認めているでしょ?ここまでは、「ねつ造」もなにもない。
にもかかわらず、満男くんに詫びのひとつもないばかりか、逆ギレのような「小笠原選手は僕が嫌いなのか。なぜ、そんなことを言われるのかわからない」などと発言するなんて、どうかしているとしか言いようがない。
自分のやったことが「悪い」ことであると思えば、まずは「お詫び」が先で、「言い訳」や「反論」はそのあとではないのか?違いますかね?
なぜチームメイトやチーム関係者には謝れるのに、満男くんには謝れないのだろう??
つまり、反省してないというか、もっといえば「何が悪いかわからない」というのが本音っていう気がしますね。
ちなみに、これについては森脇という選手個人だけではなく、「浦和」というチーム全体からも透けて見えるところが、ものすごく気掛かり。
何故なら、満男くんの発言について、最初に放った一言が「メディア相手に発言した経緯を確認する」ですからね。違うでしょ。普通なら、「クラブとして差別発言はないと信じているし、当然、そうした行為は容認していない」−−とかなんとか言って、否定と同時にクラブの立場をしっかりと示すことが先だと思いますよ。
危機管理能力皆無のコメントに、呆れてしまいましたよ、マジで。それも、この手のトラブルは初めて、ってことでもないわけだし。
悪くいってしまうと、「あのクラブだからこその、あの選手」−−と思われてしまうような残念さがそこここに示されています。選手も情けないけど、クラブも情けないよね、ホントにさ・・・・・・。
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