少し古い話になるが、あるネットニュースをみていたら、「店屋物のどんぶり、洗うか洗わないか?」−−が話題となっていた。
筆者も見たけれど、発端となったのは、先日終了した「怒り新党」らしい。
筆者は、店屋物をとる、という行為をもう10年以上したことがないが、その昔、親父やおふくろが居たころは、たまにそんなこともあった。その際は、「しっかり洗う」まではしないけれど、やっぱり「洗って」はいましたよ。当然、食べ残しも捨てるし。
だから、筆者も「洗うでしょ、普通」と思ったけど、予想以上に「洗わない」っていう人がいて驚きました。ホントに信じられませんよ・・・・・・。
で、何故洗わないのか、理由を聞くと「洗えと言われていない」とか「金額に入っていない」「どうせ店でまた洗う」とか、そんな答えが多いことに、別途驚きました。
素直に、「洗うのが面倒くさい」とか言えばいいじゃん。それなら、まぁわからなくもないけどね。 どうして、ヘンなところで自分を作ろうとするんだろう??
また、それとは別の話として、「買い物の際にイヤホンをしたまま会計するか否か」について、筆者は「当然はずす」けれど、意外にも「つけたままでも、別に構わない」って人が多いことにも驚きました。
理由として挙げられている「外さなくても聞こえる」−−というのは、自分の都合で、相手のことをまったく考えていない意見だと思います。
なお、以前に書いた気がするけど、食べ物屋さんで帽子をかぶったままという人も、筆者は信じられません。いくらファッションとか言っても、常識がなさすぎます。最近、それをOKとしているような、世間的な風潮も嫌いですし。
−−ともかく、前述したようなことって、いまの世の中、自分のことしか考えない利己主義な人が多くなってきているってことの証左なのでしょうね。 だって、「法律に違反していないからOK」や「頼まれないからやらない=頼まれたことしかしない」−−なんて、日本特有の「おもてなし」文化から、もっと遠いものではないかと思いますし・・・・・・。
ご存知のように、阪神大震災や東日本大震災の際には、被災された方が「日本人らしく」炊き出しなどにキチンと並ぶ姿が海外でも紹介され、衝撃を与えました。 しかし、 ここ数年で先のような利己主義の人がとても多くなっている昨今、不幸にも東京など首都圏で大災害が発生した際、再び同様の「日本人らしい」見事なマナーをみせることができるのか、すごく心配しています・・・・・・。
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