以前にも書いたことがあるけれど、筆者は自他ともに認める「天邪鬼」だ。
基本的にはマイナー志向で、メジャーなものは大嫌いだし、人に薦められたものは原則として敬遠する。
だから、年間で150冊ほどとそれなりに本は読むが、「○○賞受賞」などという本はまず買わないし、評論家などが「絶賛した」本も、ほぼ読まない。
・・・・・・と言うより、そもそも興味がないかな。又吉くんの本とか、最近でいえば村上春樹さんの新刊本とかね。まったく、触手が動きません。
ちなみに、余談ですが、筆者にどうしても、おススメ本を読ませたかったら、その本を贈呈してください。読むべき本がたくさんあるので、スグには読めないかも知れないけど、貰った本は間違いなく読みますから。 それだけは間違いありません・・・・・・。
筆者は原則として、仕事に関する本は買わないし、読まないのですが、年間に1冊ぐらいもらう知人からの贈呈本「だけ」は読みますよ。色々と文句を言いつつですけどね(笑)。
閑話休題。
そんななか、筆者が唯一、信頼している名古屋在住のプロの書評家がいるのだが、彼女が先日上京したので、会食をした。
業界の裏話などを含めて、久しぶりに、本に関する「濃い話」がたくさんできて、大満足。食事以上に「おなか一杯」にさせてもらって筆者なのでした(笑)。
一連の会話のなかで、ビックリしたのは、ある作家さん(ミステリー作家)の名前を挙げ、筆者に「あれ?彼の作品を読んだことないの?文庫でも結構な数がでていると思うけど」と言ったうえで、「間違いなく斎藤さん向きだから、騙されたと思って一度読んでみて」−−と言われてしまったのだ。
で、会食後、彼女と別れ、早速その足で書店へ。 すると、シリーズ物を含めて、確かにかなりの数の本があったので、「取り敢えず」と思い軽い気持ちで1冊だけ買ったのだが、その1冊、なんと買った当日に読み切りました・・・・・・(苦笑)。400ページ近くを一気読み。だって、ホントに面白かったんだもの。
まさに、ピタリと「ハマった」格好ですね。なんで、いままでノーマーク、読まなかったのだろう??
ともかく、あとで残りの本も順繰りに買い、そして読まなくては。
う〜ん、それにしても名古屋の姉さんの眼力はすごいなぁ。ホントにかないませんよ。いや、ホントに参りました。今回も、筆者の完敗でございました、の巻(苦笑)。
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