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::: 16/11/29(火)   「マスコミの体質」   【鹿の角】 :::

2016/11/30

歌手のASKAさんが、執行猶予付きにもかかわらず、覚せい剤の再使用で逮捕された。

これで、実刑になることは100%確実だ。残念だけど刑務所行き。
滅茶苦茶好き、ではなかったけれど、それでも「チャゲアス世代」なので、ホントに悲しい。

いまはあまり使わなくなったけれど、古いiPodには楽曲が入っていて、それをたまに聞いたりもしていたのに・・・・・・。

ところで、そんなASKAさん逮捕について、幾つかのニュースやネットニュースなどをみていると、彼の犯した罪は罪として、マスコミの「傲慢体質」がうかがえるようなエピソードが多くて驚いてしまった。

ご存じの方が多いと思うが、幾つか例を挙げると、「外出しようとした際、マスコミが取り囲みASKAのクルマを壊す」「タクシーに普通に乗っている動画を報道する」「芸能リポーターがASKAの未発表曲を勝手にテレビで発表する」−−などになる。

先にも書いたけど、彼のやったことは確かに悪いことで、これからその罪を償う必要がある。それは確か。

けれど、相手が仮に犯罪者だとしても、やっていいことと悪いことがあるのではなかろうか?

「車壊す」なんて行為は当然器物破損罪だし 「タクシーの動画流布」はプライバシーの観点から罪になるだろう。また、「未発表曲を勝手に公表」をした井上公造さんだって、ASKAさんが訴えれば、著作権法違反になると思いますよ。

自分もマスコミ人のひとりなんだけど、なんというか、ホントに傲慢体質が過ぎるよね。

・・・・・・なんて話を書くと、自分のことを棚にあげた無責任発言とか言われそうだけどさ。「てめぇはどうなんだよ!」とか、アチコチから突っ込まれそうだし(苦笑)。

ともかく、「他山の石」として、心に深く誓い、筆者はよりよい取材活動をしていきたいと思います・・・・・・。

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::: 16/11/28(月)   「認知症予防に効果アリ・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2016/11/29

お読みになった、という方も多いと思うが、本日付け読売新聞にはたいへん興味深い記事が掲載されていた。

その冒頭部分だけを取り出すと、次のようになる。

「ビールやノンアルコール飲料に含まれるホップ由来の苦み成分に、アルツハイマー病の予防効果があることを、飲料大手のキリンと東京大、学習院大の共同研究チームが明らかにした」−−。

そういえば、前述の話に先立つ2年ほど前、ビールには「糖尿病」「ガン」「骨粗しょう症」−−などに効果ありという情報もありましたっけ。

また、風邪の予防に効果あり、との別の研究発表も・・・・・・。


・・・・・・ともかく、ビールを飲むことは、イイこと尽くしじゃないの!!

これら情報は、なんの気兼ねもなく、ドンドンとビールを飲めよ、という神様からの思し召しですよね(笑)。

巷では、忘年会シーズン真っ只中ですが、筆者もドンドンとビールを飲んでみたいと思います!(笑)。

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::: 16/11/25(金)   「食べるときの帽子」   【鹿の角】 :::

2016/11/26

以前にも書いた記憶があるのだけど・・・・・・。

筆者がテレビを見ていて、もっとも気になるのは「食事のシーン」になる。

これは、以前から箸の持ち方とか、お酒の注ぎ方、グラスの持ち方−−などが気になっていたからなのだが、最近はもっと違う点に目がいくばかりか、気になることが少なくない。

その最たるものが、タイトルにも書いた「食べるときの帽子(着帽)」−−になる。

おそらくというか、絶対にそうだと思うけど、ファッションとしてかぶったままなのだと思う。けれど、食事の際の着帽って、明らかにマナー違反の行為なのでは??

少なくとも、筆者は絶対にしない行為のひとつだし、みていて気になって仕方がない。

敢えて一例を挙げると、「北海道の英雄」である大泉洋さんと、「ミスター残念」こと戸次重幸さんが出演している食べ歩き番組で『おにぎりあたためますか』というモノがあるのだが、最近は2人ともほぼ帽子をかぶったまま食事をしているので、ホントに気になる。

悪く言うと、そればっかりが目について、肝心の美味しそうな食事が目に入ってこないほど・・・・・・。それなので、なんだかとても残念なんですよねぇ〜。とっても好きな番組なので。

もちろん、これって『おにぎり』に限ったことではないですよ。ドラマなどを含め、ほかの番組でもそうです。

しかし、いつから「認知」されてしまったんですかねぇ・・・・・・。ホント、違うと思うんだけどなぁ・・・・・・。

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::: 16/11/24(木)   「紅白歌合戦」   【鹿の角】 :::

2016/11/24

1年365日、24時間眠らない為替市場を相手とした仕事をしていることもあり、筆者の仕事に「祝日」はない。

つまり、ゴールデンウィークもシルバーウィークも、年末年始もない。

土日は一応お休みだけど、それ以外の「旗日」はすべて仕事だ。

そんな筆者は、年末の風物詩である「紅白歌合戦」というものも、基本的には十年以上見ていない。

前段で「基本的には」−−と言ったのは、たとえば昨年で言うと、大好きな美輪明宏さんと金爆のパフォーマンスはみたためだ。その一部分だけみました。

あとは、その前年だっけ?中森明菜さんが出たところとか、桑田佳祐さんのところとか、場面場面で少しはみていますけど・・・・・・。


ともかく、本日、今年の年末に行われる紅白出場歌手が決定したが、ネットで色々と物議を醸していた和田アキ子さんが落選した。

正直、筆者も和田さんを好きでないし、見たくないので落選は喜ばしいけれど、紅白歌合戦ってものに関すれば、巷間で指摘されることの多い「CDが売れていない歌手は出るな!」などという認識は違うと思う。

・・・・・・と言うより、そんなことを言ったら、ほとんどの歌手は出場できないと思いますけれど??

たとえば、失礼を承知で書くけど、大ベテランの五木ひろしさんだって、今年なにかヒット曲があったんですか?

これってもちろん、五木さんだけじゃなくて、坂本冬美さんや石川さゆりさん、香西かおりさんなどもそうだし、演歌以外の人も同じですよ。関ジャニとかキンキキッズとか、AAA、福山雅治さんとか、まったく曲を知らないんですが。

紅白歌合戦って、別にその年にヒットした曲がなくても、出場してイイとは思うんだよね。いわゆる懐メロを歌う人がいてもイイのでは??

何年も見てないし、今年もきっと見ないであろう、筆者が言うのはなんだけど、紅白はむしろ、あまり時代に流されない存在の歌番組であって欲しいなぁ、と思います。

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::: 16/11/22(火)   「TPP」   【鹿の角】 :::

2016/11/23

筆者は、仕事に「がっつり」と絡んでいるのだが、TPPに反対との立場を指摘してきた。

もちろん(?)、業界のなかでも、かなりの少数派です・・・・・・(苦笑)。

理由を一言でいうのは難しいのだが、わかりやすく指摘すれば、やはり「日本にとって利するものより、不利益を被る点が少なくない」−−と思われることによる。

そうしたなか、ご承知のようにトランプ次期米大統領が「就任したその日にTPPからの脱退」を表明、それを受けてTPPの履行は100%無くなった・・・・・・。

これだけ書くと、「反対派」はさぞ喜んでいると思われるかも知れないけど、筆者の場合、実はホントに悩ましく思っている。本来であれば、喜ぶべきなんだろうけど・・・・・・。

では、なぜ喜べないかのかというと、それは中国の存在があるからだ。

ホントにあの国が鬱陶しくて、TPPの不履行は、結局米国に代わり、中国を太らせるだけになりかねない状況が腹立たしい。

なんとかならないかなぁ、と思いますよ。

これから先、起こりうる事態を考えれば、やっぱりTPPは賛成だったのかなぁ、と思わなくもありませんね。難しいです・・・・・・。

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::: 16/11/21(月)   「高齢者ドライバー」   【鹿の角】 :::

2016/11/22

最近、高齢者ドライバーによる事故のニュースが多い。

「報道されないだけで、ホントは前から多かった」のか、「何故か突然多くなった」のか−−までは良くわからないけれど・・・・・・。

ただ、実はこの件について、もう5年ぐらい前になるけど、筆者も少し関連する出来事があった。

それは、隣町に住む友人宅を訪ねたときのこと。

筆者は自分のクルマで出掛けたのだが、本来は3台止められる友人宅の駐車場にたまたま止められず。

すると、友人のお父さんが気を利かせて、自分のクルマを出して自宅前に路駐するから、と筆者のクルマを駐車場に入れさせてくれた。友人の自宅前の道は、いわゆる4.5メートル道路で、それほど通行の邪魔にもならないだろうし、と。

そのあと上がり込んで友人家族と談笑したのだが、1時間後ぐらいだろうか、突然、外から「ドン」と鈍い音が。

まさか、と思い、友人たちと慌てて外に出てみると、もうおばあちゃんと言って良い年齢の方の乗ったクルマが、友人のお父さんのクルマに見事に突っ込んでいました・・・・・・。

さらに驚いたのは、ヘンな言い方だけど、ぶつかったことは仕方ないんだけど、そのあとまさに「アクセルとブレーキを踏み間違った」のか、クルマの前方がぶつかっているにもかかわらず、さらにクルマを進めようとしていたこと。

そのため、双方のクルマからメキメキ、というさらにイヤな音も断続的に聞こえてくるし、みんなで慌ててクルマを止めさせ、おばあちゃんを引っ張りだして、スグにバックをして事なきを得ました−−って、その段階で、すでに大参事だったんですが(苦笑)。

さらに、そのあとも初の事故だったのか、おばあちゃんはパニックになってしまい、警察がきた際の事故検分とか、一連の対応がホントに大変でした。幸か不幸か、わたしは直接的な関係もないし、ダメージもなかったですけれど・・・・・・。
しかし、気を遣ってくれた友人のお父さんに申し訳ない気持ちで一杯でしたよ、ホントに。


・・・・・・そんなこんなで、「だから」と言うわけでもないのですけど、高齢者の免許取得については、筆者も「上限キャップ制」にした方がイイと思いますね。

つまり、たとえば「80歳」になったら強制的に免許を取り上げる、といったような制度を取り入れるべきでしょう。

・・・・・・こう書くと、「地方の人はどうするのか。クルマがないと買い物や病院にも行けない人がいる」−−などということを言う人がいるんだけど、筆者は年齢で一律、それも全員返納をまずしてもらう。そのうえで、「どうしても必要」という人には、個別で対応することにしたらイイのではなかろうか。

具体的には、月謝や試験料なものはナシで、クルマの運転(実地試験)について、再試験をうけてもらうことにする、のはどうでしょうね?で、当然、「合格ライン」にある方のみ、特別に改めて免許を発行するというのはいかがだろうか。

ともかく、この問題も沖縄の基地問題や原発と同じで、「オールハッピー」という回答はない気がするんだよなぁ〜。それぐらい難しい問題だとは思います。

絶対に、どこかにシワ寄せがくるってことは覚悟した方がイイのだろうし、それをケアする方向で検討するべきでないかなぁ、と思いますね。

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::: 16/11/18(金)   「2つの“そば”報道」   【鹿の角】 :::

2016/11/21

インターネット・ニュースを見ていたら、偶然にも「そば」に関する2つのニュース(?)を立て続けに発見した。

ご覧になった、という方も多いと思うが、ひとつは「そばの茹で汁を飲む彼氏がイヤ」−−などとブログに書き込んだ女性に関するもので、もうひとつが「ヌーハラ(ヌードル・ハラスメント)」と言われる、そばを食べる際のすする音をめぐる問題になる。

前者については、以前にも書いたことがあるけれど、今回の件も含めて、最近はどうにも視野の狭い人が多いことがまず気になる。

なにか自分の知らないことがあっても、「知らない自分は普通で当然」−−というように良くわからない自信を持っている人が多いように思う。それとも、それって筆者の周りだけなのか?

でも、一歩下がって、「逆に知らない自分が恥ずかしいのかも」と思えば、先のようなブログへの書き込みにはならないと思うのだが。

ちなみに、一応断っておくけど、彼女さんに、いわゆる蕎麦湯を好きになれ、と言っているわけではないので、悪しからず。自分自身、嫌いは嫌いで結構だけど、ヒトの好きなものについて、少しは寛容になろうよ、と言っているだけです。

一方、後者の「ヌーハラ」についてだが、いきなり話が逸れることを書くと、筆者は何でもかんでも「ハラスメント」にする風潮が実はとても嫌いだ。

「セクハラ」や「モラハラ」「パワハラ」「マタハラ」ぐらいはイイけれど、「オワハラ」とか「カラハラ」とかになると、ぶっちゃけ「なんじゃそら」って感じに思っている。

カラオケが苦手な人に歌うことを強要する−−って、それは「パワハラ」じゃないの??ワザワザ、「カラハラ」なんて用語を使う必要があるだろうか??

・・・・・・話を戻すと、「ヌーハラ」の話をしているなんて人は、他国の文化を理解できない「野蛮人」なので、相手にしなくてもイイと思いますよ、筆者は。

そばなどをすする音は、日本文化の「様式美」のひとつだと思っているので、気にしないでいきましょう!!

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::: 16/11/17(木)   「奇奇怪怪」   【鹿の角】 :::

2016/11/18

以前にも書いたことがあるけれど、世の中には、都市伝説というか「陰謀論」が好きだという方はホントに多い。

たとえば、「アポロ11号、ホントは月面着陸などしてない」「米国政府は宇宙人の存在を隠している」「フリーメイソンが地球を牛耳っている」−−など、枚挙に暇はないのはご承知のとおり。

筆者は、「簡単に信じるなんて、ホントに馬鹿だなぁ」と思うけれど、自分に実害はないし、「まぁ、いいか」というのが率直な感想になる。

そんななか、トランプ氏が次期米大統領に決まったことを受け、「専門家」などと称する方たちと情報交換をしていると、なんというか奇奇怪怪の「陰謀論」を聞くことも少なくなく、真面目な話をしているにもかかわらず、思わず笑ってしまうほどだ。

もちろん全部を書くことは出来ないが、ひとつふたつ例にとると、「米系投資銀行が次期米大統領を操っている」「フリーメイソンが過激発言についてお灸を据えたので、少しおとなしくなった」−−などが、それになる。

オイオイ・・・・・・(苦笑)。

いや、こうした話、酒飲み話とか、笑い話のひとつとして聞く分には楽しいけど、喋っている(筆者に教えてくれる)人はマジトーンなので、対応にホントに困ります・・・・・・。

「そんなわけ、ねえだろう!」なんて、言えないし、どうしたものなんでしょうねぇ(苦笑)。

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::: 16/11/16(水)   「本田圭佑」   【鹿の角】 :::

2016/11/17

何度も書いているけれど、筆者はサッカーが好きだが、日本代表にはまったく興味がない。

これは、応援している鹿島の選手が出ているとかいないとか、そんなことが原因ではない。

ともかく、そんななか、ACミランに所属している本田圭佑くんが先発を外され、それに関する発言や態度が話題となっているようだ。

−−いきなり話が逸れるけれど、筆者の人間評価の基準は4つある。

うち2つは「好き」と「嫌い」。また、もうひとつは「無関心」になる。これらは説明する必要がないと思う。

問題は残りのひとつだが、それは「信用できない」−−だ。

「好き」も「嫌い」も「無関心」も、「一応信用できる」という前提があり、それに続けての評価になるので、当然「信用できない」は一番下のランクになる。

なかば余談めくが、「信用できない」人間は、当然絶対に友達にしたくないし、出来るだけ関わらないようにしています。私生活ではね。

と、ここで本題に戻るけど、実は筆者のなかで、本田圭佑という選手は「信用できない」部類の筆頭だ。もう、話題にしたくないどころか、視覚や聴覚などに一切触れたくないですね。

情報収集を仕事にしているから仕方がないのだけど、筆者の「テリトリー」に入ってこないでほしいですよ、ホントに(苦笑)。

だから、まあ、ざまあみろというか、そんな気も少しするけど、正確に書けば関わりたくないので、どうでもイイし、「あっ、そう」−−って感じだけです。

まぁ、適当に頑張ってくれや。それで、筆者に絶対に関わらないようにしてください。ホントにお願いします。

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::: 16/11/15(火)   「個人保護法」   【鹿の角】 :::

2016/11/16

筆者は、夏目三久さんのファン。

なので、朝の情報番組と言えばTBSの「あさチャン!」をみているから、最近トンと御無沙汰なのだが、フジテレビの「めざましテレビ」で、なにか不祥事があったようだ。

スポーツ紙などによると、NYヤンキース・田中投手の住居について、「トランプ氏が所有するトランプタワーである」−−と報じたのだという。

で、この件が間違いであり、多くのメディアが「フジテレビは誤報を訂正・謝罪した」−−としているのだが、いやいや、問題はそこじゃないでしょう。そんな話は枝葉末節。

それに、この話って、もっともっと大問題だと思いますよ。

だって、報道した情報が「正しい」のか「正しくない」のか、なんて実に些細な問題で、ホントに考えなくちゃいけないのは、いまの時代、個人情報の取り扱いが非常にウルサイ時代に、テレビというマスメディアを使って、それを堂々と開陳したことなのでは?

確かに、田中投手は「有名人」ですが、それにしても住んでいる場所をピンポイントで、テレビで教えるなんて言語道断なのでは?喋っていい内容、限度を超えていると思います。

完全なる「個人保護法」違反だし、謝罪すれば済む−−などというレベルの話ではないと思いますけどねぇ・・・・・・。


あんまり言いたくないけど、視聴率が総じて奮わなくなって以来、フジテレビって、こんなような話ばっかりですよね。

いま一度、社として、キチンと話あった方が好いと思いますけど。それを曖昧に、ナアナアでやっているから繰り返され、いつまでも改善されないような気がしています。

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::: 16/11/14(月)   「札幌オリンピック」   【鹿の角】 :::

2016/11/15

札幌市の秋元市長が、2026年冬季五輪・パラリンピックの招致を目指す方針を強く打ち出している。

いささか旧聞になってしまったが、8日には東京都内で日本オリンピック委員会の竹田会長に会い、大会の基本理念や競技施設の配置を記した開催提案書を提出したという。

2020年の東京オリンピックについて、様々な問題が噴出、ゴタゴタしているのに、ここで札幌が手を挙げますか・・・・・・。そんな「火中の栗を拾う」行為、普通はなかなかできませんけどね。

よほど勝算があるのか、それとも単にバカなのか、筆者は失礼ながら完全に「後者」だと思っていますけど。

それに、そもそも論として、道民というか札幌市民はどの程度賛成している案件なのだろう?スゴク不思議ですね。これって、「民意」に沿ったものなの??

一方、「開催費は最大4565億円」「負のレガシーにならないよう努力」−−とか言っているけど、こちらだって、どこまで信用できるのか・・・・・・。

実際、以前にも書いたように、長野オリンピックの際に使用したスケルトン・リュージュの会場については、年間利用者がいまだほとんどなく、毎年多大な赤字が垂れ流しですからね。

それに、今回の東京の件で、都民でなくとも「談合に関するカラクリ」あるいは「五輪の裏側」を知ってしまったわけで、そうそうみんな騙されませんよ。

常識で考えれば、札幌だって同じようなことが起こる公算が大きいのでは??

筆者は2020年の東京開催も反対だったけど、2026年の札幌開催は、さらに反対。わざわざ貧乏くじをひくことはない、個人的にはそう思います。

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::: 16/11/11(金)   「読書芸人」   【鹿の角】 :::

2016/11/14

昨日、テレ朝系で放映された「アメトーク」の読書芸人、は興味深く拝見しました。

前回の又吉くん、若林くん、光浦さんに、今回からカズレーザーが加わり、内容がパワーアップした気がします。

何度も書いているように、筆者もそこそこ本を読むので、ああした企画には興味があるのですが、前回に出演した前者3人は、なんというか純文学好きというか、大衆文学でもミステリー要素の入っている作品への関心が薄いようで、自薦本にミステリーを「まったく選ばない」のが実はとても不満でした。

もう、ここ10年ぐらい、直木賞なんて、ミステリー作家ばっかりですからね。受賞者が。
たとえば、宮部みゆきさんや東野圭吾さん、道尾秀介さん、京極夏彦さん、伊坂幸太郎さん−−etc。大物のベストセラー作家ばかりなのに。

それからしても、各人それぞれのおススメ本にミステリーが1冊もないなんて、ある意味では異常ですよ。考えられない。確かに、西加奈子さんとかの本も面白いですけど。

そうした傾向は今回も基本的に同じでしたが、しかし、今回からの新メンバーであるカズレーザーがミステリーを2冊挙げているのをみて、こっそり「ニヤッと」した筆者なのでした。

そうそう、そうこなくっちゃ(笑)。

しかも、選んだのが若竹七海さんの「静かな炎天」だなんて、結構なツウだと思うな。口はばった、偉そうな言い回しになりますけど。

別の言い方をすれば、ミステリーをかなり読み込んでいる気がしたし、ちゃんとわかっていると思います。

なお、筆者の知る限り、芸能界一のミステリー通といえば、男性ならいまは亡き児玉清さん。女性は、ダントツで池波志乃さんでしょう。お二人とも、解説や書評も数多く書かれているし。

それに続く人となると、やっぱりキョンキョン(小泉今日子さん)ですかね〜。彼女の読書愛、ミステリー好きもなかなかです・・・・・・。

これからもっともっと精進して、カズには、それら偉大な芸能人のミステリー通の域にぜひ達していただきたい、と思います。頑張れ、カズ。応援するぞ!!

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::: 16/11/10(木)   「トランプ氏勝利」   【鹿の角】 :::

2016/11/11

どう書いても、「後講釈」になるので、まぁ話半分程度で聞いてください・・・・・・。

8日に決着した米大統領選について、筆者はかなり以前からトランプ氏の勝利を予想していた。決して、「勝ち馬に乗った」発言ではありません。

実際、仕事関係など、一部の方たちには、そう言い続けてきたので、「ウソではない」と立証は出来ると思いますけどね。

・・・・・・もっとも、一応正直に書いておくと、例の「セクハラ事件」が報道されたときには、一時ダメかなと思いましたが。「さすがにこれはヤバいね」と。

でも、そのときも、トランプ氏の「大失態」にもかかわらず、報じられる世論調査でクリントン氏の支持率が意外に伸びない。知っている方もいると思いますが、「5%程度は、統計的に見て誤差の範囲内」と言われているので、「うん?これは行けるかも知れないぞ」−−と急にポジティブに。あとはもう、自分的にイケイケでした(笑)。


ともかく、トランプ氏の勝利にもそんなに意外感のない筆者ですが、前後して取材をすると、いやぁ〜、面白いというか興味深い話が「ヤマほど出てきて」います。

もちろん、全部は書けないので、2つほどピックアップすると、ひとつは「不美人投票」と言われるほど人気のない2人が争った選挙のため、米共和党と民主党ともにすでに4年後をにらんで動き始めているそうです。
まだ、「トランプ政権」が誕生すらしていないのに(苦笑)。

つまり、敗北した民主党はもちろんのこと、勝利した共和党でも「トランプ氏は1期、4年で終わり」−−と見ているらしいですよ。

もうひとつは、「トランプ氏が大統領の任期をまっとうできないのでは?」との見方も有力されている、ことです。

これは、彼の過激な言動もあり、暗殺される危険性が高いため・・・・・・。

いったいどうなることやら、もちろん楽しみでもありますが、筆者も不安が大きいですね。と同時に、期待も同じぐらい大きくあるんですけど・・・・・・。

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::: 16/11/09(水)   「なんのこれしき」   【鹿の角】 :::

2016/11/09

知人からのメールで知ったのだが、東京銀座の創作料理居酒屋「くいもの屋 わん」では、11日までの日程で、「酒豪女子限定"定時だョ!全員酒豪!"キャンペーン」−−を開催しているのだという。

つまり、ある一定量のアルコールを摂取すれば、酒代がタダになるという素晴らしい企画なのだ。

・・・・・・しかし、さ。
送ってきたのはオトコなんだけど、そいつは何を考えて、筆者のところにこれを送ってきたのだろう。筆者にどうしろと。女装して出掛けろ、とでも言うのだろうか?(苦笑)

ともかく、「酒豪」という惹句がちょっと気になって、調べてみたら、なんとたったの「ビールのLジョッキ(800ミリリットル)を飲み干すと、それ以降にオーダーするアルコールドリンクが無料になる」−−のだそうだ。

なんだい、その程度か。その程度で、「酒豪」なの??

そんな程度だったら、スグに思いつくだけでも、筆者の周りでは片手以上の女性が「簡単にクリアできる」ぞ。

店は、女性って酒に弱いとか、甘く見ているんじゃないかなぁ。
「それって、幻想ですからぁ〜」、残念!(波田陽区くん風)

いっそのこと、知人の「酒豪女子」に声をかけて総動員、飲みまくって店を潰してやろうかしらん(笑)。

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::: 16/11/08(火)   「アイドルの引退」   【鹿の角】 :::

2016/11/08

筆者は、さすがにイイ年というのもあって、アイドルには原則興味がない。

AKBだろうが、モー娘だろうが、ももクロだろうが、一部を除けば、ほぼ知っている人はいないので。

そんななか、乃木坂とかいうグループの女の子がアイドルの引退を宣言した、と話題になっている。

ぶっちゃけ、どうでもイイし、あまり関心もないけれど、伝えられる情報を読む限り、「確かにイイ話」だと思う。弟さん思いの女の子なんだなぁ〜、と。

ただ、この件について、古館さんが異論を唱えているそうだけど、正直「寂しい人なんだな」って思いますね。

ホントに、あなたの言う通り、秋元康さんが絡んでいるのかも知れないけど、それでも引退するといっている女の子をワザワザ叩いたりすることはないじゃない。スグに、引退撤回です、とか言えば、まだしもね。

心が狭いよ、ホントに。

ご存じの方も多いと思うけど、かつて山口百恵さんなんて21歳で引退をした。いわゆる「寿退社」だったけれど、彼女も基本的に芸能界が好きでなかった(好きで、積極的にはいったわけではなかった)ことは、良く知られている。

そう、今回引退を発表した、彼女とほぼ同じような理由だったのだ。

・・・・・・だから、乃木坂の彼女も、決してウソってわけではないように思うけどね、個人的には。いつの時代も、貧困者っているものですよ。


一方で、Berryz工房で活躍していた嗣永桃子さんこと、「ももち」も来年の夏に引退するそうだ。
彼女の場合はおカネの問題ではないようだが、ともかく芸能界から一線を引くのだという。

前記した2人の生き方をとやかく言うつもりもないし、自分の選んだ人生なので、次の道もぜひぜひ頑張って欲しいとは思う。ただ、個人的にチョッとだけ意外なのは、2人に限らないけど、最近のアイドルって、なんというか格が下がったなぁ〜と思いますね。存在が「軽くなった」−−というか。

昔はさ。最終目的というか、行きつく究極目標がアイドルだったけれど、最近は「もっとやりたいことが見つかった」「学業をしたい」とか、そんな理由で辞めてしまう人がとても多いように思う。

もっとも、それが決して悪いことと言っているのではないので、お間違えのないように。時代が変わった、ということが言いたいだけですから・・・・・・。

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::: 16/11/07(月)   「更年期」   【鹿の角】 :::

2016/11/07

最近、とみに怒りっぽくなってきた気がする・・・・・・。

以前から、決して気は長い方でなかったけれど、ホントにそう思う。

ただ、理由について、自分でもなんだかよくわからなかったのだが、先日たまたまザッピングでみていたテレビで、「男性の更年期」が取り上げられており、それに自身がピタリと合致するものが多くて、驚いてしまった。

たとえば、先の「急に怒りっぽくなった」−−なども、その典型的な症状のひとつであるそうだ。

つまり、ヒョットすると、筆者はオトコの更年期(障害)であるのかも知れない・・・・・・。

もちろん(?)、更年期ってものが生理のあがる女性だけでなく、男性にもあることは知っていたけれど、まさか自分がねぇ。

もっとも、年齢的にはすでに齢50、全然おかしくはないんだけどさ。

まぁ、飽くまでも自己判断だし、まだ筆者なんかは軽い方だけど、もう少し悪化(?)すると、薬が必要になることもあるらしい。仕事に支障をきたしたり、鬱になったりする人もいるそうなので。一人暮らしだし、気を付けないとね。

正直、あんまり年を感じることがこれまで少なかったけど、ここにきて老眼や50肩に加え酒が弱くなったなど、様々な「老い」を急速に感じています(苦笑)。

やっぱり、無理はいかんばいね。皆様も是非是非お気を付けくださいませ。

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::: 16/11/04(金)   「右翼化」   【鹿の角】 :::

2016/11/06

仕事を中心に、色んな人と会って話をすると、最近は「世界的な右翼化」が話題になることが多い。

だって、いわゆる「トランプ・フィーバー」の米国が典型だし、EUから離脱する英国とかドイツ、ロシア、また大統領の「暴言」で有名になったフィリピン−−なども、確実にそれにあたる。

で、一般的に「右翼化」はダメ、みたいに言われるんだけど、ホントにそうだろうか??

もちろん、「極右」まで行くとね。ちょっとやり過ぎだとは思うけど。

筆者は、都知事選において、「極右」の候補者を見て、絶対に受からないだろうけど、「こんなヤツは絶対にダメだ!」−−と思いましたからね(苦笑)。

閑話休題。

ともかく、適度な(?)「右翼」っていうのは、言ってみれば愛国心が強いってことでしょ?一般的に、「国粋主義」とか言われるし。それの何がいけないの??

先の話に戻れば、これまで「グローバル化」とかいう流れの元、自国を多少なりともないがしろにしていたことの反動・巻き戻しが出ている、ってことじゃないんですかね?世界的に。

たとえば、一応専門分野だけど、ケイマン諸島とかの「マネーロンダリング」に関する規制が急に強まってきたり、なんてことも、そうした流れのなかにある気がしますね。
少なくとも、筆者はそう理解しているんですけど。

日本だって、戦後米国が流布してきた自虐史観から、自国をいまひとつ好きになれないような「左寄り」が優勢だったけれど、ようやく修正されつつあって、イイ感じかなとおもいますね。

と言うより、日本は全体として、もう少し「右」に寄った方がイイかな、と思います。とくに大手のマスコミとかはね。

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::: 16/11/02(火)   「芥川賞」   【鹿の角】 :::

2016/11/04

連日で本の話・・・・・・。

再三書いているように、筆者は本を読むことが好きだが、ほぼ推理小説しか読まない。

また、誤解を恐れずに書けば、いわゆる「芥川賞」をとるような作品は大嫌いだ。そもそも、「純文学」なんか、ちっとも読みたいと思わないので。

だから、お笑いの又吉くんが芥川賞をとった作品なども当然読んでいない。
と言うより、過去の芥川賞受賞者の作品で、筆者が読んだことのある作品は、おそらく皆無に近いと思いますね。たぶん2冊ぐらいかな・・・・・・。

そんな筆者は信条として、作家を批評するときは最低でも3冊以上の本を読んで、することにしている。

それでも正しい評価ができるかどうかはわからないが、1冊しか読んでいないと、その本が面白くても「たまたま」ってこともあるし、逆につまらなくても「たまたま」であるのかも知れないと思っているからだ。

したがって、1冊も著作を読んでいない又吉くんを批判など出来ないし、したくもないのだが、気になる点がひとつあるので、それを指摘しておきたい。

明文化はされていないが、芥川賞の受賞者はだいたい半年程度をメドに次回作(短編)を書き、それが「受賞第一作」として月刊文春に掲載されることが不文律となっている。

けれど、筆者が不勉強なのか、又吉くんが次回作を書いたという話はトンと聞かない。

・・・・・・・たいへん申し訳ないけど、受賞してから、どれだけの時間が経ったんですか??

もっとも、ひとつだけフォローすると、こうした人って又吉くんだけではありません。

かつて、「蹴りたい背中」で、最年少受賞者として名を馳せた綿矢りささんなども、そうだったから。比較的最近では、「きことわ」で受賞した朝吹真理子さんも、2作目が書けず、受賞スランプに悩んでいると言われているし。

だから、わからなくもないけど、又吉くんもそろそろなんとかしないとねぇ〜。

芸能界やスポーツ界なども同じだけど、ドンドン新しい才能が次々と出てくるから。彼の場合には、「お笑い」という本業があるとはいえ、忘れ去られてしまう可能性もある。頑張って欲しいなぁ・・・・・・。

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::: 16/11/01(火)   「う〜ん・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2016/11/03

早いもので、今年もあと2ヵ月ですね。

そうしたなか、先日、今年ここまで読んだ本についてのデータを整理していたら、なんと10月末段階でわずか115冊との結果にショックを隠し切れない筆者です。

だって、ここからどのぐらいの本を読むのかによるけど、通常であれば、おそらく年間150冊に届かないと思うもの。

どうりで、積読本が溜まっていく一方だと思った・・・・・・。
ちなみに、いま現在、自室に未読本は30冊以上ありますので(苦笑)。

−−ともかく、昨年から見ても読んだ本は10冊近く減少、ここ10年でピークだった一昨年と比較すると、少なく見積もっても20冊、多く見積もれば30冊以上も読書量が減っていることになる。

う〜ん、これって何が原因なんだろう?そこまで仕事などが忙しかったり、しているわけではないのだけれど。由々しき事態ですねぇ・・・・・・。

ともかく、なんとか目標を140冊へと下方修正して、残り2ヵ月、そこまではたどり着きたいと思います。頑張ります!!

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::: 16/10/31(月)   「担当者不在って・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2016/11/02

相も変わらず、毎日のように色んな事件が起こっている。

そうしたなか、主に芸能関係に多いのだが、真偽を確かめようとスポーツ紙などが所属事務所に問い合わせたけれど、「担当者不在で回答が得られなかった」−−などといったニュースを目にすることも少なくない。

もちろん、これって対応する事務所がどうかとまず思う。だって、無責任極まりないでしょ。いまの時代、一般社会としては考えられない対応で、明確に「失格」の烙印を押したい。

はっきり言って、「ダメダメ」でしょうねぇ。

しかし、それと同時に、そんな回答で済ませてしまうスポーツ新聞なども、どうかと思いますよ。対応が「生ぬるい」のでは??

普通なら、担当者の氏名を聞き出すのは当然として、何時ごろ帰社なのか、出来れば折り返しの回答がほしい旨を伝達する−−などのことをして当然ですよね?
また、筆者がその立場なら、しつこく何度も電話しますし。

でも、残念ながら、報道するスポーツ紙やワイドショーなどから、そうした「熱意」をあまり感じられないので。

一応電話を掛けたけど、「担当者が外出中」って言われちゃいました−−ぐらい軽いノリのように思われることがほとんどだ。

まぁ、ある種のアリバイ工作なんでしょうな。「一応仕事はやりましたよ」みたいな感じで。

そう考えると、ホントに茶番で馬鹿馬鹿しい限りです。もっとも、そういうと、スポーツ紙のゴシップネタを、真剣に読むなって話になりそうですけどね(苦笑)。

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::: 16/10/28(金)   「連続するドンデン返し」   【鹿の角】 :::

2016/11/01

筆者は推理小説、それも「本格」と呼ばれるタイプの小説が好きなのだが、最近それらの本を読んでいて、どうにも気になることがある。

それは、推理小説の醍醐味である最終段階の「犯人指名披露」において、あまりにも「ドンデン返し」が多用される傾向にあること−−だ。

一応断っておくと、筆者は「ドンデン返し」を否定しているわけではない。

と言うより、最初に「ワトソン」的なトンチンカン野郎が、間違った犯人を指名したが、それをあとで名探偵「ホームズ」的な人物が訂正、真犯人を炙り出す、というのは「一種のお約束」、水戸黄門における「印籠」のようなもので、わかっていても、やっぱりゾクゾクしてしまう。

そう、一言でいえば「ドンデン返し」は大好きです・・・・・・。

けれど、最近の推理小説には、そんなドンデン返しがクドイほど続くものが少なくない。

つまり、最初に「Aが犯人だ!」と言ったけれど間違いで、続いて「Bが犯人」と指名されるのだが、それも否定される。以降、C、D、Eと誤った推理が続き、「やっぱり犯人はFでした」−−みたいな内容で終わる小説もあるほどだ。

先にも書いたように、筆者はその手が好きですよ。基本的にはね。

でも、最近は「やり過ぎ」だと思うものが多過ぎる。いわゆる「二転三転」ぐらいなら許容範囲だけど、それ以上ってヤツも結構あるから。

ぶっちゃけて言うと、筆者は「二転三転」以上になると、「結局、登場人物すべてに、犯人としての“資格”があるんじゃないの?」「誰が犯人でもいいんじゃないの?」−−などと、スグに物事を斜に構えてしまい、逆に楽しめません。適度なところで、頃合いを付けてほしい、強くそう思います・・・・・・。

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