・・・・・・すみません。ずっと書き忘れていた話です。
今回は、恒例となっている「2015年のベスト本」についての話。
まずは、昨年読んだ本の数はというと147冊。前年比17冊の大幅減で、5年ぶりに150冊の大台も割り込みました。
あとで、自分的に何があったのか色々と考えたんですけど、とくには・・・・・・。 ただ、夏を中心に「北海道の道の駅完全制覇」をするなど、クルマの運転をいつも以上にやったので、その影響は否定出来ないのかな、と思いますね。例えば、日帰りで500キロ、12時間とか運転したら、さすがに本を読む気は失せますので・・・・・・(苦笑)。
とは言え、それでも年間150冊近くは読めたから、まぁヨシとしましょうか。今年の目標もやはり年間150冊、頑張ってそのぐらいは読みたいと思います。頑張りますよ!
さて、そんな昨年読んだ本のなかの「ベスト10」だが、具体的には以下のようになる(タイトル・著者・出版社)。 @『神様ゲーム』麻耶雄嵩(講談社) A『密室蒐集家』大山誠一郎(文春) B『北海道あるある』岡田大(宝島) C『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾(角川) D『うちのお寺は曹洞宗』***(***) E『祟り火の一族』小島正樹(双葉) F『虚像の道化師』東野圭吾(文春) G『密室殺人ゲーム・マニアックス』歌野晶午(講談社) H『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵(朝日文庫) I『その前とその後』瀬戸内寂聴・さだまさし(幻冬舎)
トップは、読後スグにここでも一度紹介したように、『神様ゲーム』。圧倒的というか、ダントツというか。これ以外は考えられませんでした。しかし、あの本が当初はジュブナイル(子ども向け)として出版されたというのは、ちょっと信じられません。
ちなみに、別に「子ども向け」の割に、内容がエロイとか、アダルト的だということではありませんよ。年のため(笑)。
それ以外、15年の特徴のひとつは、珍しく推理小説が多くランクインしたことでしょうかね。レベルは総じて高かったですけど、ランクインの常連である鯨さんや伊坂さん、道尾さん、島田さん、三津田さん、宮部さん−−などの名前がないのは少し寂しいかなぁ。 それぞれ、それなりに面白い本はあったんですけどね、ランクインまでは・・・・・・。
一方で、そうしたなか、さすがの存在感は東野圭吾さん。まさか年間ベスト10に2冊もランクインするとは。15年に、東野さんの著作はもう1冊、『禁断の魔術』(文春)も読んでいるのだが、あれもなかなかでした。トータル的なレベルの高さはホントに並みではありません。 イヤハヤ、恐るべし東野圭吾! 凄いぞ東野圭吾!!
−−いずれにしても、もう2016年は始まっていますからね。昨年は昨年として、今年も面白い小説を読ませてくれ!期待しているから!
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