先日、夜に自宅でテレビを付けたら、なんだかオカルト(?)の番組をやっていた。
聞くところによると、年末とか年の瀬になると、よくやるモノらしい・・・・・・。
ちなみに、筆者は一度も見たことはないけれど、幽霊というか霊の存在は一応信じている。
また、宇宙人というものは「いる」と思うが、地球に来ているかどうかは別の話で、それは「ない」と考えている人間だ。
ともかく、あの程度のバカバカしい与太話をどの程度の人が信じているのかどうか、個人的には大いに疑問がある。
だって、論理的思考で考えると、完全にツジツマが合わないことだらけだから。
一例を挙げると、先の番組では、「2026年に火星移住計画」というモノがあり、100万人規模で送り込む計画−−という話をやっていた。
筆者は一応、外電に携わっており、この話自体はかつてロイターか何かで読んだことがある。つまり、「本当」に報じられた話だ。
けれど、「2026年に100万人を火星に送り、移住させる」ことを本気で考えた場合、空気(酸素)や食料、水などはどうするのかに目を瞑ったとしても、100万人分の「住居」はいったいどうするの??
単なる「日帰り旅行」などではなく、移住させるなら、絶対に必要でしょ。違いますか??
もうすぐ2016年だから、あと10年なんだけど、そのあいだに100万人分の住居を火星に建てるわけ??
ちなみに、日本最大規模とされる多摩ニュータウンが建設されたとき、わずか1万戸程度にもかかわらず、完成までの工事は10年以上かかったんですけど・・・・・・。
同じような話でいうと、100万人もの住居の施工はとこの会社がやるの??材料の調達方法は??そして、だれが、そのおカネを出すの??
ハッキリ言って、超巨大プロジェクトで、新国立競技場建設どころの騒ぎじゃないんだけど。金額だって、億程度の「はした金」じゃ、どうにもならないだろうし。まぁ、兆円ですよね、どう考えても。
本当だったら、「どこ」と具体的に会社が決まらなくても、思惑の段階で、世界中の株式市場で建設株すべてが爆騰するよな、確実に(笑)。もちろん、筆者も一口乗りますよ(笑)。
−−こんなことって、ちょっと頭を働かせて考えれば、簡単にわかることでしょ?筆者の思考が人一倍優れている、というわけではないと思うし。
そして、決して「難癖」をつけているわけでもないと思うのだが。当然の疑問を考えているだけで。
そんな感じで、UFOでも宇宙人でも、論理的に考えれば、ホントにおかしなことばかり。 イイ加減、自分の頭でモノを考えるというクセをつけましょうや、ね・・・・・・。
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