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::: 14/03/31(月)   「休日をまだ増やすの?」   【鹿の角】 :::

2014/03/31

まがりなりにもマスコミに携わっている人間として恥ずかしいことなのだが、先日「政府が休日を増やす検討している」−−ことを初めて知った。

皆さんはご存知でしたか?
もう、だいぶ前から議論されていた話みたいですね(恥)。

なんでも、月ベースで一度も休日のなかった8月に「山の日」という祝日を作ろうと検討しているのだという。

名称や意義についても思うことはあるけれど、ここでは書かない。枝葉末節なことだとも思うし。

しかし、以前から何度も書いているように、「休日をまだ増やす気」ですか?いい加減にした方がよいと思う。筆者は明確な反対派です。

海外の人間と話をしていると、「日本ってまた休みなの?それもナショナルホリデー?」と半分呆れたようなことをよく言われます。そのぐらい休日が多いですね。

だから、逆に幾つかの祝日は廃止した方がイイと思います。国民から反対の声が多くなりそうですが(苦笑)。

かつては、「働き蜂」とか言われ、海外の人間がその勤勉さに驚いた日本人ですが、最近はむしろ「もっと仕事しろよ」的な意見も少なくありません。もっとも、平日の日本企業は残業が多過ぎると嘆く外国人も多いようですけど(苦笑)。

でも、そのあたりのバランスがおかしいですよね。
あとは有給消化率の低さとか。

むやみやたらに休日(ナショナルホリデー)を増やすより、如何にして死蔵する有給をとらせるか、そっちの方が大事だと思うんだけどな。違いますかね?


P.S.
敢えて休日を作るというなら、いっそのことクリスマスを休みにしてほしい。
その日に仕事をしているのって、主要国では日本ぐらいですよ。いや、新興国を含めても日本ぐらいかも。キリスト教が一般ではないアジアでも休みにしている国が多いのだから、できれば歩調を合わせて欲しいな。

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::: 14/03/28(金)   「極楽おいしい二泊三日」   【鹿の角】 :::

2014/03/28

またまた本の話・・・・・・。

前述したものは本のタイトルで、著者は「さとなお」さん。
3月上旬に文春文庫で出たばかりの本なので、まだ平台に積まれていると思います。まずはパラパラと立ち読みされても、イイかもしれません。

さとなおさんと言えば、筆者がその名を知った代表作である『うまひゃひゃ さぬきうどん』を筆頭とする食べ歩きの本を数多く書いている作家(?)さん。

筆者は、『食べログ』とか個人のブログなどインターネットを中心に、原則として不特定の人の食べ物レポートというものをまったくアテにしない。
つまり、「どこそこの店が美味しかった、おススメ!」−−などと言われても基本的に信用することはない。

なので、行く店というのは自分自身の足で探すか、何人かの信頼する人に教えてもらうか、大きくその2択しかなのだが、後者の「信頼する人」のひとりに、実はさとなおさんも入る。彼とは、一面識もないですけどね(笑)。

でも、さとなおさんの著作に書いてある店は、肝心の料理はもちろん雰囲気などもなかなか良い「当たり」が多いですよ。

さて、今回の著作は「二泊三日で観光地を旅行した際に食べるおススメの店」が15地域に分類されて書かれている。一例をあげると、金沢、仙台、大阪、名古屋、軽井沢−−など。

もちろん、それら地域も大いに参考になり、今後旅行する時があれば是非とも立ち寄ってみたい店ばかりだけれど、引っ越して4ヵ月、地元札幌のイイ店を知らない筆者は、書かれていた札幌の店について、とくに勉強させていただきました。
全部ではないけれど、スグにインターネットで店を検索もしたし。もう予習はバッチリです(笑)。

そんな筆者は、御多分に漏れずカレー好きなのだが、スープカレーというものはあまり好かない。発祥の地とされる札幌に来ても、正直あまり美味しい店がないと思うし。

けれど著作のなかで、さとなおさんがスープカレーの名店も幾つか挙げていたから、まずはそこから「攻めて」みようと思います。楽しみだぁ〜(笑)。

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::: 14/03/27(木)   「引越しをして感じたこと−−そのじゅう」   【鹿の角】 :::

2014/03/27

筆者はコメも大好きだが、麺類も好きだ。

今回は、北海道に来て感じた、そんな麺類の話を・・・・・・。

「うどん」か「そば」か、どちらが好きかを尋ねられたら、筆者は間違いなく「そば」を選択する。

基本的にそば党で、都内の名店はもちろん、スキーで良く行った長野県の戸隠や小諸にもイイそば屋を幾つか知っているし、本当は変化球だけど新潟へ「へぎそば」を食べにだけ、行ったこともある。
上越あたりでも、美味しい店があるんですヨ・・・・・・。

まだ、そんなに開拓しているわけではないが、北海道もそばを収穫できることで、そばについてはなかなか美味しい店もあるのだが、問題はもうひとつの「うどん」だ。

先にも書いたように、筆者はそば党だが、以前住んでいたところは埼玉県でも有名なうどんの名産地だった。なので、市内には「名店」とされるところも多く、馴染みもあったのだが、聞くと北海道は「うどん」がチョッと弱いらしい。
旭川よりもっと上、北部には地産地消の「うどんの里」もあるとの話も聞きましたが。

そば党だけれど、そう聞くとなんか残念。
昔から地元・埼玉の美味しい「うどん」しか食べてこなかったので、知らず知らずのうち、やっぱり口が肥えているような感じもありますしね。札幌市界隈の近場にウマイ店はないかなぁ〜。

丸亀製麺やはなまるうどんがめっちゃマズイとは言わないけど、でもねぇ・・・・・・。
埼玉のうどんは、非常に歯ごたえ、食べごたえがあるというのが特徴なので、違和感がスゴイあるんですよね。言い過ぎを覚悟でいうと、同じ食べ物とは思えない感じ。

ともあれ、最近は無性にホントに美味しい「うどん」が食べたいと思う筆者なのでした・・・・・・。

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::: 14/03/26(水)   「春まだ遠い北海道」   【鹿の角】 :::

2014/03/26

先日、「札幌も春めいてきた」−−という話を書きましたが、それでもさすがにまだまだ寒いです。外出の際、電車で移動するには、やっぱりダウンジャケットなどが欠かせませんね。

虫も這い出る「啓蟄」や「春分」などをすでに迎えていても、いまだに寒い北海道・・・・・・。

さすがにドカ雪はないですが、まだチラホラと雪の降る(舞う)日は少なくありませんしね。
本格的な春はまだ遠い、と言わざるを得ませんな。

地元の方に聞いたら、春の象徴でもある「桜の開花」のピークはゴールデンウィークあたりとか。これって、東京より1ヵ月以上遅いのでは?
関東圏だと、基本的には4月上旬の入学式、早いと3月末の卒業式あたりに咲くこともありますから。今年は後者らしいですよね。

ただ、そうしたなか、札幌の場合には春の訪れの遅いことが逆に良い面も。
それはスギ花粉。

北海道に花粉症がないわけじゃないですけど、本州より総じて軽いうえ、ピークはまだまだ先らしいです。

今ごろは飛散量もチョッと少ないうえ、道の雪が溶けはじめてそこここに「沼地」が出現していることもあり、なおさら飛散量が少ないようです。基本的には湿気も高いですから。

もっとも、逆に言えば桜の開花などで、今後当地へ来られる方は、そこで思わぬタイミングのスギ花粉が待っているのかもしれません(笑)。是非ともお気をつけてください。

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::: 14/03/25(火)   「器の小さな話」   【鹿の角】 :::

2014/03/25

今回の当稿では、筆者の器がいかに小さいのか、それがよくわかるエピソードをひとつご紹介したいと思う(笑)。

先日、ひとりでランチに行き、消費税込み661円の定食を食べた(税抜き630円)。

その際、筆者は300円分の割引となるサービス券を持っており、それを提示したのだが、果てさて最終的なお会計は幾らになったでしょうか?

−−こう書くと、支払総額661円から300円が引かれるのだから361円が正解では、という方がきっと多いのだと思う。

実を言うと、そのとおり361円を請求され、筆者もその金額を払ったのだが、よく考えるとこれって少しおかしくないですか?

何故かというと、何度も書きますが661円は「支払総額」ですよね。それに割引が適応されるって不思議なんですけど?

・・・・・・回りくどくて何が言いたいのかわかりにくいと思うので、ズバリ書くと、要するに「本当であれば税抜き金額630円に割引が適応されるべきなのでは」ということだ。

そうすると、630円引く300円の割引で飲食代金は330円。それに税金がかかるので支払総額は346円−−ではないのだろうか?
15円ほど多く払った気がしてならない・・・・・・。

えっ!?そんなことで悩むな、器の小さなヤツだな、と思ったでしょ(笑)。
だから、最初に書いたじゃないですか。如何に筆者の器が小さいのかを紹介したエピソードだって(笑)。

でも、ホント。ちょっと不思議に思うことなんですよねぇ〜。

あとで、税理士さんとか専門家(?)の方に聞いて見ようかな。もっとも、真顔で聞いたら馬鹿にされそうなので、飽くまでも飲み話の中の雑談にかこつけてね(笑)。

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::: 14/03/24(月)   「地震の話」   【鹿の角】 :::

2014/03/24

先日初めて知ったのだが、「南海トラフ地震が3月27日に発生する」−−という話がネットや口コミを中心に、広範囲で囁かれているそうだ。

聞いた瞬間、筆者は「根も葉もないデマ」だと思ったけれど、東京大学名誉教授で測量学の世界的権威である村井敏治さんがデータを緻密に分析したうえで予測したものだという。
完全に「デマ」だと決めつけることはできない気もしています・・・・・・。

もちろん、こうした悪い予想は外れた方がイイことは言うまでもないが、でもまぁ、一応頭の片隅にでも留めておいて、注意はした方がイイだろう。非常食や水などを少し買い込んでおくとか、避難経路を確認するとか、緊急時の連絡方法を家族で決めておく−−とかもね。

なんといっても、予測日は数日後ですから。備えあれば患いなし・・・・・・。


ちなみに、いまだから言いますが、筆者も多少齧っている「アストロ・サイクル(≒占星術)」では、「今月1日に関東圏で地震要注意」−−でした。星の位置関係で、そう出ていましたので・・・・・・。
けれど、その日に少なくとも大きな地震などが起こらなくて良かったです。

同様に(?)今回も外れることを祈りますけれど、果たして??

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::: 14/03/20(木)   「黄金の騎士団」   【鹿の角】 :::

2014/03/20

3ヵ月近く経過して、今年はじめての本の話・・・・・・。

この本、筆者の大好きな作家である井上ひさしさんの「遺作」で、実は「未完」だ。
解説にも書いてあったけど、おそらくあと100ページぐらいで完結したのではないか、と思う。

だから、逆に惜しい。だって、ホントにイイところで話が終わってしまうんだもの(悔)。
そして、続きをもう一生読むことが出来ないのだから。

そんな『黄金の騎士団』とは、大雑把にいえば「子どもたちが商品相場で大儲けをして、そのカネを使って夢の国を作ろうとするお話」。

「夢の国」といえば、代表作でもある『吉里吉里人』をはじめ、井上さんの得意分野ですから面白くないはずがない。
生きていて完結していれば、きっと『吉里吉里人』や『四千万歩の男』『百年戦争』『ひょっこりひょうたん島』などと並ぶ、大名作になっていたと思います・・・・・・。

ちなみに、書かれている題材の商品相場といえば、筆者のど真ん中ではないけれど、専門分野のひとつ。したがって、そうした目線からも本を読んだが、さすがに「調査魔」の井上さん、良く勉強しています。わかりやすいし、面白い。感服。

なかば余談めくが、筆者は井上さんの言葉のひとつを座右の銘にしている。
それは、「難しいことを難しく語る人は2流、難しいことを易しく解りやすく語れる人は1流、しかし、超1流は難しいことを解りやすいだけでなく面白く語れる人」−−。

日々、肝に銘じております・・・・・・。

最後になるが、読んでいて気になった唯一の欠点だけ書いておきたい。

それは、「税金はいったいどうしているの?」−−ということだ。
だって、数千億円も儲けているのに、一行も税金を払っているフシの記述がないので。

「井上さん、脱税はいけませんぜぃ」(笑)。

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::: 14/03/19(水)   「ながら携帯」   【鹿の角】 :::

2014/03/19

先日、札幌市内の道を歩いているときに感じたこと。

以前から、札幌って東京と比べてなんだか明るい雰囲気だなぁ、品も良く感じるなぁ、何故だろうと思っていたのですが、ようやく謎が解けました。そう、それは「ながら携帯」をする人が極めて少ないからです。

えっ!?何故かって?

それは簡単でしょう。冬の雪道を歩くのに、そんなことをしていたら危険だからです。
いくらジモティの方たちが雪道を歩くのに慣れているといってもね、やっぱりすっころぶ可能性が・・・・・・。

ちなみに、ひとつだけ補足しておくと、歩く際の「ながら携帯」は日本の景気を低迷させかねない原因のひとつと言われています。これは、行動心理学から言われていることで、みんなが下を向き俯きがちで歩くというのは、やっぱり暗い・負のイメージ。消費行動を中心に、景気に対しもネガティブなものになるそうですよ。

なので、街を歩く際は上を向き、胸を張って堂々と歩きましょう。それだけで日本の未来は明るい!
そして、同時におカネも使おうではないか!(笑)


しかし、札幌もさすがにジワリと春めいては来ましたからねぇ・・・・・・。3月も半ばを過ぎたから、ある意味では当然か?
ここ数日は、最高気温が連日プラス圏ですし、雪も少しずつ溶け始めていますし。

これからは、足もとを気にしなくてよくなることで、東京と同じように、札幌でも街中を「ながら携帯」で闊歩する人が増えていくのだろうか?「ながら携帯」が大嫌いな筆者としては、なんだかそれも寂しいですけどねぇ・・・・・・。

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::: 14/03/18(火)   「引越しをして感じたこと−−そのきゅう」   【鹿の角】 :::

2014/03/18

北海道に引っ越しをしてから初めて知ったのだが、以前住んでいた埼玉県は都道府県でナンバー1の晴天率を誇るそうだ(2010年のデータ)。

そう言われれば、確かに天気のイイときが多かったなぁ〜って思います。
だから、布団や洗濯ものも良く干したし。

それと比べると、北海道の晴天率は著しく低いですねぇ(ため息)。
データ的には、北海道より晴天率の低い県も4-5つありますが・・・・・・。

ともかく、冬場は降雪が多く、外に布団などを干せないことは理解してましたけど、それでもここまで晴れの日が少ないとは思いませんでした。

また、仮に早朝晴れていても1時間後には雪−−なんてことも少なくありません。そのぐらい目まぐるしく天気がコロコロ変化します。
これじゃぁ、布団が干せる環境だったとしてもコワくて外には干せませんよ(泣)。

ちなみに、洗濯ものに関しては軽く乾燥機をかけたあと、2-3日の室内干しをしている筆者ですが、問題はやはり布団。

聞くところによると、家庭に布団乾燥機があるのが普通、とも言われますが、まぁ「さもありなん」かなぁ〜。

今年の冬は我慢し、なんとか乗り切ってしまいました。
しかし、来年の冬にかけては購入を検討しなくてはいけないような気もします・・・・・・。

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::: 14/03/17(月)   「またまたサッカー関連の話」   【鹿の角】 :::

2014/03/17

先週末、筆者が『報道ステーション』における浦和ダンマク問題の取り上げ方はおかしい、と書いたら、その日の夜に複数のネット報道で同様の論調が取り上げられていてチョッと驚きました。

でも、やっぱり、筆者と同じように違和感を覚えた人も多かったんですね。まぁ、ある意味では当然でしょうが。あれは、完全なる偏向行動、プロパガンダでしたからね。

さて、そんなサッカーのJ1も第3節まで終了した。まだまだ序盤ながら、なんと意外なことに(?)我が鹿島が3連勝で首位を走っております・・・・・・。
失礼ながら、ホントに予想外。

昨年のチーム最多スコアラーである大迫くんが移籍し、その穴を埋められなかったことで、今年は例年にないほど危機感満載で始まったんですけどね。3試合で9得点って、なかなかスゴイぞ。
それ以上に、ここまで無失点っていうのもスゴイ。気持ちもイイし。

このあと強豪との対戦が続くこともあるので予断は許さないけれど、取り敢えず素直に謝っておこう。過小評価して、ホントにすいませんでした。

ただ、問題はダヴィがお休みしたときですよね。それなりに、「有給休暇」を取得しそうなので(苦笑)。

大いに期待していますけど、代わりになりそうな赤崎くんは大卒とはいえルーキーなので過度のプレッシャーをかけてしまうのもね、チョッと違うかなと。
満男くんや遠藤くんなど周りが、どれぐらい彼をフォローできるか、注目したいと思います。

豊川くんなどもそうですが、若いだけに1ゴールしたら、赤崎くんもイケイケになるかも。それもまた楽しみですが(笑)。

せっかくの絶好調時にもかかわらず、いやぁ〜変なタイミングで札幌に引っ越ししたことで、鹿スタで生観戦できないことにホゾを噛んでいる筆者なのでした・・・・・・。

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::: 14/03/14(金)   「差別ダンマク問題を考える」   【鹿の角】 :::

2014/03/14

単なるサッカー界における問題ではなく、政治の世界などでも論争が起こっている(本日午前には菅官房長官も定例会見でコメント・・・・・・)浦和サポの「差別ダンマク掲示問題」だが、昨日Jリーグから裁定が発表された。ご存知のように、23日の対清水戦が「無観客試合」となる。

それにより1億円近い赤字となるとされ、興行的に厳しい内容との報道が少なくないけれど、筆者はかなり「甘い裁定」だと思っている。鹿島も決して浦和のことを笑えないので、サポは十分に気を付けてほしいですが、それはそれとして、浦和が問題を起こしたのは今回で何度目ですか?

「無条件でJ2あるいはJ3に落とせ!」とする意見もネットで見かけるが、それはチョッと極端な意見だと思うけれども、勝ち点の没収はあっても良かった気がします。

ところで、筆者が今回の件について非常に疑問に思うのは、一部マスコミの対応だ。

どういうことか、ひとつだけ実例を出したい。
昨日たまたま見たテレ朝の『報道ステーション』ではトップニュースで、この問題を取り上げていた。まぁ、そこはイイ。しかし、そのなかで、「スタジアムでは旭日旗も振られていました」っていう内容も同時に触れていたのだが、それは関係ありますか?

当事者は否定しているものの、ダンマクには明らかに中韓を中傷する意図があったと思う。
けれど、ダンマクを素直に読んだ限りでは、必ずしも韓国や中国に向けたメッセージとは言えないはずだ。だって文面は「日本人以外お断り」なので、欧米人に対しても同じように「差別」していると思われるわけですから。違いますか?

にもかかわらず、さりげなく中韓の話と絡めて報道する『報道ステーション』の意図が筆者にはわかりません。もっといえば、すごく悪意を感じました。プロパガンダなのでは?

以前にも書いたことがありますが、「日本は右傾化している」とよく言われますけれど、筆者は違うと思っています。むしろ、逆に「左傾化」が強まっているのでは?とくに、一部のマスコミを中心にして。朝日新聞はともかく、毎日新聞って、以前はあんなに偏った新聞社じゃなかったんだけどなぁ・・・・・・。

ともかく、キチンとした論点から中韓嫌いを公言している右翼の人にとっては、「よく言ってくれた!」どころか、「余計なことをしてくれた」−−っていうのがホンネかな、という気がしますね。
色んな意味で、色んなところに影響を与えた事件という気がします。

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::: 14/03/13(木)   「柔らかい食べ物が多過ぎる!」   【鹿の角】 :::

2014/03/13

以前から思っていることなんだけど、ここ数年、なんだか必要以上に柔らかい食べ物が持て囃されていませんか?

もとから柔らかいものはイイんですが、たとえば「ふわとろオムライス」とか「なめらかプリン」とかはチョッと違和感を覚えます。

前者のオムライスについては、いつぞやの『怒り新党』か何かの番組でマツコさんも怒っていたけれど、筆者もほぼ同感でした。確かにあれはあれで美味しいけれど、個人的には違う食べ物って気がしますねぇ。

いつから、そしてどうして、こうなってしまったんでしょう。
まぁ、人気があるってことは、需要もあるってことなんでしょうが。やっぱり筆者やマツコさんは少数派なんでしょうかねぇ?

そもそも筆者は、歯医者さんも驚くぐらい歯がイイので、堅い食べ物が大好き。
センベイも歯が欠けるくらい堅い、塩センベイとかがたまりませんね(笑)。あとは、酒のつまみである裂きイカとか、そんなものも大好き。あれを口の中に入れてふやかさず、堅いままスグに一気にバリバリと噛み砕きながら食べるのですよ(笑)。

ホントかウソか、堅い食べ物は脳にもイイって言いますからね。

以前に子ども味覚の人が増えている話を書きましたけど、現状の「柔らかもの」の氾濫はヒョッとするとそれとの絡み(つまり、「子ども触覚」)もあるのかなぁ、と思わなくもない筆者なのでした・・・・・・。

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::: 14/03/12(水)   「北海道って広いね・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2014/03/12

先日、北海道の地図をしげしげと見ていて思ったのだが、「いやぁ〜広いッス」−−。

当たり前すぎる感想ですかねぇ(笑)。

札幌から旭川まで特急で2時間近くかかる、と聞いていたけれど、地図を見て目測したらおよそ100キロありました。これって、埼玉県の大宮市から長野県の軽井沢までとほぼ同じです。高速でいけば、途中で群馬県をまるまる超えていくわけで・・・・・・。

なるほど、そらぁ特急でも2時間かかるわ。

また、筆者は何度も書いているようにカーリングが大好き。その「聖地」とも言える常呂町(北見市)にも一度行きたいと思っているのだが、やはり地図で目測したら200キロぐらいありました。ヒョッとすると、もっと遠いかも。実際の道は曲がりくねっているから。

ちなみに、200キロって、大宮市から新潟市ぐらいの距離なんですが。
サッカーのアルビ戦で、埼玉から何度か遠征に行きましたっけ(遠い目)。

雪がある寒い時期は御免こうむりますけど、ドライブ好きの筆者なので、雪が溶けて暖かくなったら、是非ともドライブがてら遊びに行ってみたいと思います。

行きたいところといえば、「日本一寒い町」として知られる陸別町にも一度是非行ってみたいです。位置的には北見市の少し(?)下。
なんでも、冬の平均気温はマイナス25度とか・・・・・・。

よく知りませんけど、参考までにいうと、たぶん札幌でマイナス5ぐらいだと思います。
飽くまで筆者の体感と、テレビなどでの予報ベースを参考にすると、ですが。

なので陸別町では、外に出るときはダウン2枚とかが常識だし、ストーブも24時間焚きっぱなし、とか同じ北海道の札幌と比べても格段に気候が違います。凄すぎる・・・・・・。

もっとも、こここそ冬には行きたくないですねぇ(苦笑)。失礼ながら。
寒さにはそれなりに強いつもりで、札幌にいる分には、まぁ快適ですが、さすがにチョッとね(苦笑)。

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::: 14/03/11(火)   「将来は政治家に!?」   【鹿の角】 :::

2014/03/11

今日で東日本大震災から丸3年です。

最近、テレビで取り上げられることも少なくなってきましたが、復興はまだまだこれから。と言うより、ここからが本当の復興だと思います。

サンドウィッチマンを筆頭に一部の芸能人の方が積極的に支援をされているのと同時に、サッカー界でも鹿島の小笠原満男くんをはじめ、様々な選手が復興に力を入れています。

筆者も微力ながら、東北産の野菜や酒を購入したり、当地へ旅行に行ったりして支援をしていますし、これからも続けるつもり。ホントに微力で、逆に申し訳ないぐらいですけど・・・・・・。

ところで、そんな支援に積極的な鹿島の小笠原くんについて、以前同じ鹿島サポと話をしたときのこと。
Jリーガー、それも一定のキャリアがある人が引退した場合の次の仕事といえば大きく2つで、ひとつは「指導者」、そしてもうひとつは「解説者」になる。

前者に関していえば、たとえJリーグそれもトップチームの監督になれなくても、ユースやクリニックといった若い世代のコーチという芽もあるし、野球のようにプロ・アマの規定が厳しくないので高校や大学のサッカー部監督という選択肢もある。

書いていて思い出しけど、そういえば、鹿島のサイドバックとして名を馳せたレジェンドの内藤就行さんはいま大学の監督をやっているんですよね、確か・・・・・・。九産大だっけ!?

もちろん、満男くんも引退後は当然そうした「道」がメインだとは思うけれど、鹿島サポという同志と話をした際には意外にも、「もしかしたら政治家になるんじゃないか」−−ということで意見の一致をみました(笑)。

みなさん、とくにサッカー好きの方はどう思いますか?

それが実現するかどうかは不明ですけど、結構似合いそうな気がしますけどねぇ〜。
現役のときには、予想もしていなかったレッズDFの田口禎則さんが政治家をやっているぐらいだから、きっと満男くんでもOKでしょう。少なくとも田口さんよりは似合うと思いますよ(笑)。

なお、そのときに筆者は言いましたけど、満男くんがホントに政治家になるのだったら、手弁当というか、活動実費ぐらいで筆者が政策ブレーン(経済・金融担当)をしてもイイけど・・・・・・。
なぜか、「上から目線」の物言いですが(笑)。

と言うより、本当を言えば、筆者が「やりたい」と言っても、満男くんが「NO!」を突きつける可能性も存外高い気がしますしね(爆)。

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::: 14/03/10(月)   「週末の残念なサッカーニュース」   【鹿の角】 :::

2014/03/10

ご存知の方が多いと思うが、週末にサッカー関連で残念なニュースが2つあった。

ひとつは、埼玉スタジアムに浦和サポからとみられる差別表現のダンマクが掲げられていたことで、もうひとつはフクアリで千葉サポから、やはり不適切な行動が見られたことになる。

前者については、今でこそ筆者は埼玉を離れているものの、先日まで埼玉県人。それも生まれも育ちもずっと埼玉だったので、知人も多く、レッズに関する情報は放っておいてもそこここから入ってくる。レッズサポの知人も多いし。

実際、土曜日の試合も見に行った人間は数多くおり、たとえば義理の兄貴も行っていたけれど、いやぁ〜オカンムリでした。試合に負けたことではなく、問題となっているダンマシについてね。

筆者も原則として韓国人は嫌いだし、外国人枠において何故多くのチームが韓国人を積極的に使うのかよくわからないのだが、それはそれとしてダンマクはマズイでしょ。TPOを理解しない人間が多過ぎる。

なお、この件について、ある鹿島サポの方とメールでやり取りをしたが、筆者は浦和のフロントというかスタッフも悪いと思っている。もちろん、掲げた浦和サポが一番悪いのだが。

槙野くんのツッイターを受けて、急にオロオロした感が如実で、それまではあまり問題視していなかったように思われるからだ。気が付かなかったハズはないので、まさか容認していたってことはないよね?知人など一部サポは係員(?)にダンマクの撤去を求めたが、無視されたと言ってましたけど・・・・・・。

なお、毎朝地元ラジオ(NACK5)でやっているレッズの応援番組で、パーソナリティの大野勢太郎さんが「ダンマクの件を棚上げ」したって話も別に聞きました。
直接ラジオを聞いたわけじゃないから、よくわからないけど、「臭いものにフタ」だとしたら、ホントに悲しいですね。

一方、後者である千葉の話も、なんというかヒドイ話だと思います。
それも、千葉の山中くんは当の柏からレンタルされている選手なのだから。

なんだか最近は、「サポ」といえるような人間が少なくなってきた気もします。だってチームを後押しする存在にちっともなっていないじゃん。というより、むしろ害悪・迷惑ですよね。邪魔な存在なだけ。

ちなみに、かくゆう筆者も、引越しをしてテレビ観戦ばかりなので、今年から「サポ」ではなく「ファン」を名乗ることにしました。自分的には「格下げ」です・・・・・・。


最後に。
なんだか、こんなこと書く気分じゃないけど、先週末に出題したクイズの正解発表を。
答えは、マリノスGKの六反(ろくたん)くんと、元甲府で今期は愛媛に在籍しているDFの林堂(りんどう)くんでした。筆者の知る限り、Jリーグにおける「ら行」姓はこの2人だけだと思います。みなさん当たりましたか?

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::: 14/03/07(金)   「Jリーグの珍名さん」   【鹿の角】 :::

2014/03/07

以前に書いたことがあるけれど、筆者の応援している鹿島アントラーズには何故か(?)珍名さんが多い。

一例を挙げると名良橋、興梠、新井場、岩政、昌子、曽ヶ端、梅鉢−−などになる。

そんななか、先日リクルーティングスタジオの運営する「名字由来net」が「珍しい名字のJリーガーベスト30」を発表した。
ご覧になった、と言う方もいると思うが、念のためトップのみ抜き書きすると、徳島の「千代反田(ちよたんだ)」くんになる。

千代反田くんと言えば、東福岡高校出身で本山くんのひとつ下。つまり、金古くんと同期であり、ふたりで強固なDFラインを敷いていたことが懐かしい。まぁ、確かに珍しい名前ですよね。

しかし、「惜しかったなぁ、個人的には曽ヶ端くんがトップだと思ったのに」と思い、一覧を良く良く見たがなんとベスト30にも入っていないではないか!何故??
ほかにも、筆者が珍名だと思うJリーガーの「尾亦(おまた)」とか、「石櫃(いしびつ)」、「汰木(ゆるき)」−−あたりも入っていないのね・・・・・・。
???

どういう基準の調査か、いまひとつハッキリしないけど、なかなか面白い調査ではありました。


*おまけ
せっかくなので、筆者から一問、Jリーガーの名前に関するクイズを。
「学生時代などを思い出してください。世間一般的に、ら行(らりるれろ)の名字の方はなかなか珍しいと思います。そんななか、筆者の知る限りJリーグ(J1とJ2)には、ら行名字の日本人選手が2名います。それは誰と誰でしょうか?
ただし、浦和にいる李忠成、仙台の梁勇基のようなケースは除きます」−−。

これ、なにも見ずにソラで答えられたら、結構凄いですよ。かなりのJリーグ通。
ヒントは、ひとりは某関東圏チームのGK、もうひとりは元甲府の選手(現在は違うチーム在籍)です。答えは来週の当コーナーで(笑)。

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::: 14/03/06(木)   「正しい日本語」   【鹿の角】 :::

2014/03/06

先日の当コーナーで、「海苔が乗っていれば“ざるそば”なの?」−−という話を書いた。

そのときには濁したが、これはフジテレビで新しく始まった「それマジ ニッポン!?」という番組においてのものだった。
ほかの番組ならいざ知らず、仮にも「日本語探求バラエティ」と銘打っているのだから、しっかりして欲しいと思ったので。

・・・・・・すると、この番組でまたまた「ヘンな日本語」を発見してしまった。

ちなみにこの番組、見た人は御存じだと思うけど、林修さんが出演しており、回答者などがヘンな日本語を使用するとスグに「チェック」が入る。通称「林チェック」って、そのままのネーミング(笑)。

注意されるもので一番多いのは、「ら抜き」言葉ですかね。「見れる」とか「食べれる」とか。
筆者も嫌いだし、使われていると結構気になります。

しかし、またまた発見した「ヘンな日本語」には何故か「林チェック」が入らなかった。どうして?林修先生は、正しい日本語だと認識しているのだろうか?

いささか前振りが長くなったけれど、それはいったいなにかというと、「真逆」という言葉だ。番組のなかで、MCの加藤アナウンサー(カトパン)が使用していました。

この言葉、いつごろから使われはじめたのか謎だけど、正しくは「正反対」でしょ。違いますか?林先生は「真逆」が正しいと思っているのだろうか?
知人からは、一部の国語辞書には新語として掲載がある、って話も聞きましたが・・・・・・。

そうそう。
話が少しそれるけど、以前の当コーナーでも取り上げたことがあるように「真逆」という漢字使用にも筆者は疑問を感じています。何故なら、通常「真逆」と書くと「まさか」と読むような気がします。少なくとも筆者はそう。

それに、PCで「まぎゃく」と打っても、一発じゃ漢字変換されないし、「変換候補」にも出てきません。筆者の意見を「まさか」と思う人は、試しにやってみてください(笑)。
色々と勘案すると、まだ正式に認知された言葉ではないと思いますけどねぇ。

ともかく、「ざるそば」の件は「正しい日本文化」の問題で「正しい日本語」とはチョッと違う次元の話なので許しますが、「真逆」はね。まさに日本語に関する問題でしょ。
なんというか、やっぱり「フジ・クオリティ」だと思い、ガッカリしている筆者なのでした。たぶん、もう見ません。来週からは「モヤさま」だ(笑)。

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::: 14/03/05(水)   「走れメロスの研究」   【鹿の角】 :::

2014/03/05

いささか旧聞になるが、中学生が研究した「走れメロスの研究」が話題になっていることを御存知だろうか?

これは、一般財団法人・理数教育研究所が開催した「算数・数学の自由研究」作品コンクールに入賞した「メロスの全力を検証」という研究で、中学2年生の男子生徒が太宰治の小説「走れメロス」の記述を頼りにメロスの平均移動速度を算出、それを結果としてまとめた報告になる。

具体的な計算などは省くが、それによると「メロスはまったく全力で走っていない」という考察に行き着くのだという。
もう少し詳しく言うと、メロスは往路をほぼ歩いていて、死力を振りしぼって走ったとされる復路後半の奮闘も「ただの早歩きだった」のだそうだ(笑)。

なお、そこから導き出された最終結論が非常にウィットにとんでいるので、ご紹介しておきたい。
「『走れメロス』というタイトルは、『走れよメロス』のほうが合っているなと思いました」−−。

いいね、将来楽しみな人材だ(笑)。


・・・・・・この手の話、たとえばアニメなど架空の話が実在したらどうなるか、という研究(?)は、柳田理科雄さんがとくに有名で先陣も幾つかある。

そのなかでも、筆者は柳田さんもさることながら、豊福きこうさんが好きですね。
ちなみに、豊福さんは「漫画で描かれたシーン及び言及された数字のみ」で、様々なデータを数値化し、研究している。自身では、これを「漫画データ主義」と言っていますね。

著作で言うと、たとえば野球狂の唄を題材にした『水原勇気1勝3敗12S』や、『ブラックジャック「89.5%」の苦悩』『矢吹丈25戦19勝(19KO)5敗1分』『ドカベン、打率7割5分の苦闘』−−などがあります。
筆者も3-4冊の著作を持っていたハズ。どれも非常に面白い内容でした。

もう10年以上前の本が多いから入手は簡単でないけれど、興味があったら古本屋で探してみるのも一興かも・・・・・・。

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::: 14/03/04(火)   「個人のものには違いないが・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2014/03/04

いささか旧聞の話題ですが、明治天皇の玄孫で日本オリンピック委員会会長の息子、竹田恒泰さんがツィッターで指摘した「メダルは噛むな」と書き込んだことが大きな問題になっている。

正直、筆者はどちらでもイイのだが、みていて不愉快にはならないけど「下品な行為」だと思うし、マスコミの人間が「チョッと噛んでみてください」などと選手に頼んでいるのを聞いて興醒めした記憶もある。
少なくとも強制するのは辞めた方がよいだろう。

そんななか、ある週刊誌を読んでいたら、「識者」とされる方が「個人の持ち物なので、やるもやらないも自由」と書かれていた。元陸上選手の為末さんだったかな、別のところで同じようなコメントを見たこともある。

しかし、筆者はこの意見に異論があるのだ。

いまから10年以上前、名前の知られた富豪の方が病気で亡くなったのだが、その方は著名な美術品収集家としても有名だった。そして、余命いくばくもないとわかった際、本気ではなかったと思うけれど、「絵画などはお棺に入れて、一緒に燃やしてくれて」と言ったとされ、物議を醸したことがある。

・・・・・・「美術品は富豪の個人的な所有物だから、燃やしてイイ」とあなたは思いますか。ルノアールやゴッホなど世界的な名画が遺体と一緒に燃やされてもOK?

−−上記の話は、極端な事例だという方もいると思うが、筆者はそう思わない。
ならば、話をオリンピックのメダルにすれば、個人的に獲得したメダルだから、たとえば鋳潰して別のものに加工するのはOKですか?

メダルは選手本人が努力の末に勝ち取ったもので、明らかに本人の所有物だ。それは間違いない。
けれど、日本を代表して大会に参加していたわけで、そう考えると「日本人すべてにとっての宝」であるとも言えるだろう。

と考えると、行動についてもある程度制限されるのではないか、と筆者は思います。平たく言えば、自分のものだけど100%好きにすることはできないのでは?
噛む噛まないの話は、その延長線上にある話っていう気がしますねぇ・・・・・・。

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::: 14/03/03(月)   「何故謝れないのか?」   【鹿の角】 :::

2014/03/03

東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が、「フィギュアスケート女子の浅田真央選手は大事なときに必ず転ぶ」と発言し大いなる物議を醸した。

それ対して、言われた当人である真央ちゃんは外国人記者クラブで「なんとも思っていない。言った森さんは後悔しているのではないか」−−と発言したとされる。
ホントに大人だ・・・・・・。

こういうときに使う言葉なのかどうか実は知らないのだが、「神対応」だと思う。
前から彼女のことに好感を持っていたけれど、今回の件でますます好きになりました。

政治家による失言、思い起こせばヤマのようにある。

生放送ではないので、たぶん偶然だと思うけど2週間ほど前の『そこまで言って委員会』では「歴代総理のワースト失言」をテークにしたトークが繰り広げられており、なかなかおもしろく拝見しました。
吉田茂さんの国会解散につながった「バカヤロー」をはじめ、過去にホントにたくさんあったからね。

ただし、森さんがいった首相時に言った「日本は神の国」は失言だと思いませんけどね。個人的には。

とは言え、総理以外でも政治家の失言ってホントに多い。
筆者が記憶に残っているのは、確か自民党の政調会長かなかに役職をしていた際に渡辺美智雄さんがいった「黒人はアッケラカンのカーだ」という発言だ。これは、その前に「日本人は真面目に借金を返すが、アメリカには黒人やヒスパニックなんかがいて 、破産しても明日から金返さなくても良いと思っている」と発言したことに、続けて述べたものだった。明確な差別発言ですね・・・・・・。

そうしたなか筆者が不思議に思うのは、一連の失言のあとの報道を見ると、そのほとんどで失言をした政治家が謝罪をしていないということだ。「発言を撤回する」や「真意が伝わらず反省している」−−のようなコメントはありますけどね。今回の森さんの件も、まさにそう。

真央ちゃんに謝罪する方が先なのでは??と言うより、本来はそれだけでイイというか十分なのでは??どうして謝らないのか、筆者にはまったくわからない。

以前から書いているように、相手が中国や韓国を中心に海外を相手にすると、まぁ対応も違いますけどね。簡単に謝罪すると、そこを付け込まれますから、基本謝らないというスタンスが正解ではありますが。

ともあれ、なんというか謝るべきところで謝らず、謝罪しなくていいところで謝罪する−−政治家って、そんなヘンな人種が多い気がします。われわれ国民の代弁者なので、われわれ自身がそんなもの、その程度のレベルなのかも知れませんけれど・・・・・・。

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