以前、といってももう数年前に、似たいような話(?)を書いたことがあるような気もしますが・・・・・・。詳細をスッカリ忘れているので、ダブる部分があっても御勘弁。
先日、ある週刊誌を読んでいたら、「執行役員」について書かれたものがあった。 簡単に言えば、「執行役員とはなんぞや」−−ということが書かれていたわけだ。
別に自慢するわけではないが、その週刊誌で書かれていた話、筆者はたまたま知っていたけれど、そう言われると「執行役員」っていう、なんとなく「玉虫色」の肩書もいつしか市民権を得てしまいましたよね〜。 何故なんだろう?
それと絡めて思ったのは、筆者の属する金融業界には特殊(?)な肩書が数多く存在しているということ。たとえば、「調査役」とか。ほかの業種でも、存在する肩書なんでしょうか?
あとは、以前は金融機関の吸収・合併が相次いだこともあり、それによって一時的にスタッフが増えて肩書も細かくなって増加、結果的に誰がエライのか全然分からなくなる、なんてことも結構頻繁にありました。 一例を挙げると、「副部長」「部長代理」「部長補佐」「上席副部長」「上席部長代理」「次長」−−、さて一番エライ人は誰でしょうか?(笑)
もうひとつ。金融機関にあるときから「流行した」のが、肩書を横文字にするという行為。もちろん日本の金融機関でもです。 これも例を挙げると、「チーフディーラー」や「グループマネージャー」など。前者は「調査役」か「主任調査役」、後者は「課長」ぐらいの意味合いですかね。
そうそう。書いていて思い出しました。外資系金融機関になると、もっと肩書が複雑ですよ。 こちらも、ひとつだけ例を挙げてみましょうか。「ダイレクター」と「バイス・プレジデント」、「アソシエイト」「アシスタント・マネージャー」「トレジャラー」さてもっともエライのは誰?
うち2つを解説すると、「ダイレクター」はスペルで書くと「director」、つまり日本語読みするとテレビなどで良く聞く「ディレクター」になります。 それに対して、「バイス・プレジデント」は直訳すると「次の大統領」という意味なので、「副社長」を意味することもありますが、現場でも使われており、その場合はおおむね「ダイレクター」の方がエライですね。不思議なことに。私見ですが、「次長」ぐらいの意味合いなのかなぁ〜、と。
ほかにも、「エコノミスト」「ストラテジスト」「アナリスト」−−の場合は、誰がエライというより、仕事内容の違いになりますが分かりますか? 分かった方は、明日からでも外資系金融機関で勤務できると思います。なんなら、筆者が紹介しますけど・・・・・・(笑)。
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