筆者は自称「アウトドア系オタク」−−だ。夏はサッカー、冬はスキーと休日になるといそいそと出掛けてしまうのだが、それでも本は「本格」推理小説を中心に読むことにしている。
そんななか、昨年読んだ本の数を数えたら158冊。過去10年で最高だった前年を5冊上回りました。途中ヤバイかも、と思ったけどなんとか記録は更新出来ました。正直ホッ。 また、おかげで(?)積読本もだいぶ減りまして、現在は本棚に10冊強あるだけです。最盛期(?)には50冊近くありましたからね、未読本が。 ともかく、今年も引き続き頑張ります!
さて、一年間に読んだ本のなかで、毎年自分自身の「ベスト10」を選んでいる。ここ数年は当コーナーで簡単にご紹介している。恒例ですね。本日は昨年のランキングを取り上げてみたいと思う。 ただし、前述したとおり、読む本のほとんどは「本格」推理小説、そして基本的に文庫本であるという点は含みおきいただきたい。
では早速、以下で(タイトル・著者・出版社)。 @『七人の敵がいる』加納朋子(集英社) A『おまえさん』宮部みゆき(講談社) B『ダブル・ジョーカー』柳広司(角川) C『密室の如き籠るもの』三津田信三(講談社) D『聖女の救済』東野圭吾(文春) E『やっかいな隣人』井沢元彦&呉善花(祥伝社) F『龍神の雨』道尾秀介(新潮) G『エイリアンって地球にもいるんですか?』長沼毅(新潮) H『楊令伝』北方謙三(集英社) I『扉守』光原百合(文春)
前段で、「読む本のほとんどは本格推理小説」と断ったけど、ランキングを見ると少ないですよね。入っている本が。冊数だけは読んでいるんだけどなぁ・・・・・・。これって筆者のせい?それとも面白い本がなかった、という作家や出版社のせい?
しかし自分で考えるに、やっぱり嗜好がチョッと変わってきているのかなぁ、と思わなくもありません。好きは好きなんですけどね。本格が。
なお、最近の傾向として小説の中休み、「箸やすめ」的なイメージで読んでいるエッセイなどで面白い本に当たることが多い。昨年で言えばEとかGがそうですね。この手の本で、すごくイイ本が毎年1、2冊コンスタントにあると嬉しいな。
−−いずれにしても、もう2013年は始まっていますからね。昨年は昨年として、今年も面白い小説を読ませてくれ!期待しているから!
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