以前に、Jリーグでも馬鹿なサポーターが少なくないことを嘆き、「サポーター」と「ファン」というように用語を使い分けた方が良い、というような話を書いた。
前述したように、以前書いた話はJリーグ(あるいは日本代表)と言うことで対象を日本人にしたものだったが、最近海外でも馬鹿って多いなぁと思うことが多発していますね。 ベルギーリーグで、日本代表GKでもある川島くんに「フクシマ!」ってヤジったサポーターがいたりとか。
そんななか、一部報道で昨日実施されたACLの「セレッソvs全北」戦で、一部の全北サポーターが「日本の大地震をお祝い(し)ます」としたダンマクを出したと報じられている。筆者はスポニチで実物の写真も見ましたが・・・・・・。
しかし、なにがやって良いことか、悪いことかまるで判っていないんですね。怒るとかより、個人的には呆れていますし、むしろ悲しみすら覚えます。 やった人は、きっと不幸な人なんでしょうね、色んな意味で。
良く言うことですが、サッカーって「国と国の代理戦争」なので、個人的にはかなりのことが許容されると思っています。
でも、これも勘違いされている人が多いですが、「戦争ならなにをしてもイイ」んじゃないですよ。「戦争にもキチンとしたルールがあります」から。 例えば、原則として「戦闘員だけで実施するもので非戦闘員を巻き込んではいけない」とか。余談ですが、だから日本の戦国時代には関ヶ原とか、ただっ広い野原で戦争したんですよ。一般人(非戦闘員)を巻き込まないよう、市街地を避けてね。
やった人間は、そのへんをまったく判っていないのでしょうね。ルールがあって、やってはいけないことがある、ってことを。
世界的にモラルが低下して内向き傾向が強まっている、というのは悲しいです。 辞めましょうよ、自分さえ良ければイイという考えも。
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