ホントは違う話を書こうと思っていたのだが、ここ最近カシマの試合があまりに不甲斐ないので、今日は急遽サッカーの話を。
昨日、クルマを運転しながらつらつらと考えたけれど、いまの鹿島に一番欠けているし、再認識して欲しいのは「謙虚さ」だと思う。 もう少し具体的に言えば、自分たちが「弱い」「ヘタだ」という認識を全員が持った方がイイ。まずはそこから。
一部選手のコメントを見ると、常に「内容は悪くなかった」とかあるけど、なんでそんなに自分に甘いんですかね?「上から目線」というか・・・。それが直らないと勝てない気がします。「運が悪いだけ」みたいな気持ちでいるウチは絶対勝てませんよ。 まずは自分の立ち位置をしっかり確認する、これが一番大事。ハッキリ言って、あなたたちは弱いですから。自分のレベルを先ずは知りましょう。
もちろん、これは「自分たちは弱い」と考えて悲観に暮れろといっているのではない。 そうではなく、「弱い」と認識したうえで、「弱い」チームが「強い」チームに勝つためにはどうしたらイイのかを再考すべきだ。
試合においては一所懸命、必死でやるなんて当たり前でしょ?大前提。 そのうえで「弱い」チームが勝つには、事前に練習をもっともっとした方がイイのだろうし、それも「質」を考えたうえで真剣に練習する必要があると思う。ちなみに、後者についていえば、試合前のスタジアムにおけるシュート練習なんて「ながら」もいいところ。 昨日も田代くんだけはサイドからボールを上げてもらったりしてひとりで考え、黙々と取り組んでいたけど、あとの人間は全然ダメ。あれならやらなくても同じ。だって意味がないと思うから。よく監督やコーチが文句を言わないなぁ、って筆者はいつも思います。
ほかでは、生活もサッカー漬けになったり、対戦相手の分析などもこれまで以上に綿密に分析したり必要があるのかも知れないけど、そのあたりは専門家に任せます。筆者には判らないので。
ただ、もはや細かい修正をすれば勝てるというレベルではないと思う。助っ人を獲得したけど、そんなことでチームに劇的に変化があるとも思えない(助っ人が使えないという意味ではなくて)。
なお、監督を変えた方がイイという意見に筆者も賛成なのだが、でもいまのままでは仮に変わっても同じでしょう。繰り返しになりますが、意識の改革が必要で「惜しかった」「もうちょっとだった」−−なんて選手が思っているうちはまず勝てないと思いますね。
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