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::: 10/08/31(火)   「サッカー日本代表監督決定」   【鹿の角】 :::

2010/08/31

延び延びになっていたサッカー日本代表の監督がようやく決定した。

それについて、何人かのサカダチから昨日メールをもらったが、人選を懸念する声が少なくないようだ。
たとえば、A氏からは「やっちまいましたね」−−と最大級の嘆きメールが届いている。

筆者はA氏とか、○んちゃん、○べさんたちほど海外サッカー、それも監督についての造詣が深くない。なので、良く判らないところもあるけど、それでもただひとつ思うことがある。
それは日本サッカー協会が非常に思い切った決断をしたということだ。

これには2つの意味があり、ひとつはイタリア人監督って「Jリーグ(過去を含む)で一人も居ない存在」だってこと。史上初のイタリア人監督らしい。

もちろん、日本人やブラジル人でも監督それぞれの個性ってあるから一概には言えないけど、それでもやはり「ブラジル流」と言われるような好み(あるいはスタイル)がある。
しかし、イタリア人監督ってはじめてなので、いったいどういうチームにするのか・・・。まったく想像がつかない。

いや、正確にいえばプロフィールを参考に類推されることはあるけど、日本人のメンタリティがそれにどこまで合致するのか。「イタリアではこうやってました」−−と言われてもね。
日本には、ピルロもザンブロッタもカンナバーロもトッティも居ないですから。

もうひとつの決断は、「代表監督を一度もやったことのない」という略歴だろう。

筆者は何人かのサカダチに言ったことがあるのだが、クラブチームの監督と代表監督はまったく別物だと思っている。つまり、両者は必要な資質が異なるだろうと。

具体例を挙げて言うと、オシムさんは確かにジェフでなかなかの成績を上げた名監督だが、代表監督としては果たしてどうかという疑問を筆者は持っていた。
何故かというと、オシムさんはクラブチームにおいて徹底的な走り込みなどで先ずは体力強化を図り、それがジェフの原動力になった。いくら走っても落ちない底知れぬ体力がジェフの強さの秘訣だったわけだ。

けれど、代表監督はそうはいかない。当たり前だが、各チームから中心的なメンバーを選び体力強化なんて基礎の基礎から始める、そんな時間が使えるはずはないからだ。必然的にクラブチーム時代と違うコンセプト、「走り負け」しないチームとは別のスタイルのチームを作る必要があると思われるのだが、果たしてオシムさんにそれが出来たのだろうか?

同様に考えると、ザッケローニ監督に対する不安もないではない。
もっとも、基本的に代表への関心が乏しい筆者なので、正直まぁどうでもイイんですけどね(笑)。

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::: 10/08/30(月)   「円安続くか、政府の円高対策がカギ握る=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/08/30

今週の為替市場は、先週末に見せた円安の流れが続くのかどうかを見極める1週間となりそうだ。政府が円高対策を打ち出す旨を発表、ようやく重い腰を上げたうえ日銀が追加金融緩和に動くとの期待感が取り敢えず目先の調整を促している感は否めない。しかし、そうした期待が剥落した際の反動を懸念する声も聞かれるほか、そもそも論とすれば「日本の国内要因で円高になっているわけではない」との見方もある。つまり、日本が如何なる対策をとろうが根本的な解決には至らず、円高のトレンドそのものが変わることはないと読む市場筋も少なくないようだ。

テクニカルに見た場合、足もとの相場はなかなか重要なレベルに位置している。というのは、過去2ヵ月にも及ぶ抵抗として寄与し続けている移動平均の21日線(30日現在85.45-50円)を先週末にはしっかり超えていくことは出来なかったが、本稿執筆時30日の午前段階では上回ったレベルで推移しているためだ。このままNYクローズでも21日線を維持出来るかどうかに注目したい。しっかりと下値がサポートされれば、流れに変化が生じた可能性を否定出来なくなる。
なお、そんなドル/円相場で注目される次のレジスタンスは、年初来高値94.99円を起点としたドル下降トレンドラインが今週位置する87円前後か。いずれにしても、ドルの頭は重いのかも知れない。

そうしたなか、材料的に注目される要因は今週も大きく2つある。
まずひとつ目は、いよいよ「待ったなし」となった日本の政府や日銀による具体的な円高対策だろう。菅首相が例え単独であっても市場介入を実施する可能性を示唆したほか、日銀が追加の金融緩和に動くとの期待感がマーケットでは強い。先週のはじめにはわずか15分で終わった菅首相と白川総裁の電話会談が失望を呼び、マーケットで逆に円高を招いたという苦い経験があるため、それなりの策が出てくるとの見方が有力だ。これが一段の円高に歯止めを掛けることも考えられる。
しかし、それでも日銀や政府の打つ手は限られており、正直なところポジティブ・サプライズは期待しにくいと言わざるを得ない。そのため、一連のイベントを踏まえたうえで「失望」ではなく「事実売り」に押されかねないとの声もある。両サイドに振れかねない大きな波乱要因として是非とも注意を要したい。

一方、前述したように最近の円高は日本国内の要因ではなく海外要因と捉える向きが注視しているモノは米国のファンダメンタルズ要因ならびに株価そして金利動向になるだろう。
関連する事象でいえば、やはり米経済指標対しての関心が高い。そんななか、今週は週末3日に8月の米雇用統計が発表されるものの、それ以外でも6月のS&Pケースシラー住宅価格指数(31日)、8月のISM製造業景況指数(1日)、7月の中古住宅販売成約指数(2日)−−などの発表が予定されている。それぞれある程度の悪化は想定内だが、予想を大きく上回る悪化を示せば再びリスク回避的な円買いが強まる可能性もありそうだ。

最後に、それ以外の要注意材料を幾つか挙げておくと、月末・月初ということでの各種需給要因、9月半ばの代表選に向けた民主党を中心とした政治動向、週初のロンドンに続き週末からの米3連休をにらんだポジション手仕舞いの有無、ECB理事会とトリシェ総裁の会見−−などとなる。(了)

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::: 10/08/27(金)   「サッカー日本代表の監督決まらず」   【鹿の角】 :::

2010/08/27

サッカー日本代表の監督がいまだ決まらない。
それもあり、一部のチームでは次の代表選の選手召集を断ろうかという動きもあるようだ。

まぁ、今日実際に発表されたメンバーをみると、そうした動きはなかったようですが・・・。

ところで、なぜ監督選びがここまで遅くなったのか、不平不満をはじめ協会に対する文句は筆者もたくさんある。日本代表に原則興味はないけど、クラブチームから中心選手を引っ張られる可能性はありますからね。そうした意味では無視できない要因です。

また、今回は下手をするとウチのオリヴェイラさんがヘッドハントされる可能性もあるから、ますます無関心ではいられない。セカンドベスト、サードベスト扱いされているのが非常に腹だたしいですけどね。
ともかく、早く決まってくれよ!

ところで、そんななか今日の日経新聞夕刊に掲載された「サッカー人として」に登場した三浦和良さんの考え方(異文化で成功する監督)には脱帽させられた。
キングカズはやっぱ凄いわ。筆者も近い意見を漠然と考えていたけど、カズはさらに深いし広い問題意識を持っている。

今すぐにでも、代表監督をやって欲しい。選手兼任でいいから(笑)。
必読だと思うな。サッカーに関心のある方は是非ご一読ください!

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::: 10/08/26(木)   「ツィッター用語」   【鹿の角】 :::

2010/08/27

まがりなりにも記者という仕事で「言葉」を扱っているためか、言葉づかいなどで気になることも少なくないだが、それ以上に書き言葉で気になることはホントに多い。

その典型は、以前にも書いたことのある「こんにちわ」。
メールとかで、そう書いてくる人が多いけど、いったいどないなっとんねんって思います。
結構年配の方にいたりもしますからね・・・。

まあ、「こんにちわ」の場合には、ヒョッとするとケアレスミスとかの可能性もありそうだけど、筆者がもうひとつ嫌いなのは2ch用語というか、文末などに書かれる記号(?)。
たとえば、笑いを意味する(w)はまだしも、(藁)の使用を見るともう虫唾が走ります。気持ち悪くて。

あとは「神」を「ネ」「申」に分けて書くとか、バカなんじゃないのって思いますね。
完全に自己満足の世界、その極みなんでしょう。

そうそう。サッカーなどでもそうですね。なぜ無理やり当て字を使うのだろう?
たとえば、筆者は浦和レッズが大嫌いですが、それでも「劣頭」との表記はないのでは?失礼千万でしょう。嫌いは嫌いでも、最低限の敬意は表するべきだと思います。

そんななか、最近はツィッター用語(?)が新たに登場してきて困っている。
面倒くさいし。
文末につける「なう」とか、アホクサって思いますね。

でも、なんで日本人って横並びが好きなんでしょうね。流行り物も好きですし。
ファッションとかでもそうだけど。みんなと同じが大嫌い、マイノリティ好きな筆者には考えらない行為ですけどね。

もっとも、だから筆者はそんなツィッター用語をまずこの先も使うことがないので、まぁいいですけれど。

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::: 10/08/25(水)   「円高無策、漂う失望」   【鹿の角】 :::

2010/08/25

円高に対する政府の無策がそこここで叩かれている。
まぁ、筆者もおおむね同感ですが。

そうしたなか、とくにヒドかったのはご存じのように、昨日夕方の野田財務相会見。何故なら、あの会見で明らかに円高が加速しましたからね。
そのため、「なんで会見をやったのか良く判らない」「やらない方が良かった」などとする声が多いほか、直後に筆者が情報交換をしたある市場関係者は「日本政府のホンネは円高誘導したいんじゃないの?」とヤケクソ気味に言っていたほどです・・・。

まぁ、「強い通貨が国益」っていう考えもあるにはありますから。日本政府がその考えかどうかは別にして。
実際、米国など表面的には、そんな発言していますしね。

しかし、どうしてあそこまでヒドイのだろう。
「沈黙は金」ってこともあるから、本来はダンマリを決め込むのもひとつの手なんですけど。

そんな民主党には、FX業界出身の今井雅人さんがいるはずなんですけどね。
1年生議員だから、あまり意見が言えないのだろうか?
それとも、意見を挙げているけど受け入れてもらえないのか?

でも、「餅は餅屋」なんだから野田財務相なども、もっと身近にいる専門家の意見を聞き、そして取り入れた方がイイと思います。
今井さんも是非頑張ってください!

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::: 10/08/24(火)   「もうひとつのサッカー・ワールドカップ」   【鹿の角】 :::

2010/08/24

恥ずかしながら、先日初めて知ったことがある。
それは「もうひとつのサッカー・ワールドカップ」の存在だ。

ご存じの方には釈迦に説法だが、知的障害者の大会で、いわゆる本家のワールドカップと同じ年に同じ開催地(今年は南アフリカ)で実施されるという。

なお、8日に日本で壮行会が実施され、日本代表はすでに現地入りしている。明日25日が初戦であり、初の決勝トーナメント進出なるのか、日本代表は是非とも頑張っていただきたい。
選手の皆さんは、精一杯やって、それでいい結果を持って帰ってきてくださいね。

しっかし、いつもいつも思うことだけど、日本のマスコミ(とくにスポーツニュースなど)は、こうしたニュースをもっと取り上げて欲しいな。得点のシーンを中心に、必ず試合のダイジェストを報じるプロ野球関係のニュースを削ってもね。

先日まで行われていた高校野球もそう。いわゆる球児に罪はないけど、なぜ高校野球ばっかりクローズアップされるのだろう?
野球だけがスポーツじゃないと思うけどね。

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::: 10/08/23(月)   「ドル反発は本物か、見極め大事な1週間=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/08/23

今週の為替市場は、先週末に掛けて見せたドル買い戻しの流れの継続性ならびに、継続する場合に対円にそれが波及するのかどうかを見極める展開となりそうだ。ドル/円単体で見ると86円にも届かないなどドルの頭の重さは顕著だが、対ユーロやポンドなどではドルの買い戻しが目立ちはじめた。実際、それは通貨の実質的な強さを示すドル実効相場の反発という格好でも示されている。そんなドルの買い戻しは果たして一時的な動きであるのか、それともドル高傾向は対円にまで広がるものなのか、今後の相場動向を見極める「繋ぎ」の意味合いで今週は非常に重要な1週間と言えるかもしれない。

テクニカルに見た場合、今月11日に記録した84.72円が目先のボトムになっている感があり、なかなか同レベルを更新出来ない。しかし、下値基盤は依然として脆弱で大局的なリスクがドル安方向に高い状況にも変化はないだろう。足もとのボックスが次の動意に向けたエネルギーを蓄積しているのだとすれば、仮に下放れした場合には年初来安値84.72円でドルは到底下げ止まらないかも知れない。そうした保ち合い放れが今週起こるかどうかは判らないが、次の動意に向けた次の一手に注意をはらいたい。
なお、それとは別にドルの上値を2ヵ月程度の抑制し続けている移動平均の21日線(23日現在86円前後)をしっかり上抜けると、長らく続いているドル安・円高基調に若干の変化の生じる可能性もある。

そうしたなか、材料的に注目される要因として今週は2つ挙げておきたい。
まずひとつ目は、引き続き日本の政府による経済対策とともに、通貨当局を含めた円高対応策の有無になる。前者の経済対策について一部新聞では、玄場民主党政調会長の発言をもとに「1.7兆円規模」との金額が報じられているが、連立与党の国民新党党首である亀井静香代表は11兆円規模とケタ違いの対策案を首相に提出する見込みとされている。果たして「落とし所」はどの程度になるのか、続報などには是非とも注意を要したい。
それに対して、後者の円高対策については日銀による追加緩和はある程度織り込まれているうえ、時事通信社が「菅首相・白川日銀総裁の会談が先送りで調整、代わりに電話協議を行なう案が浮上」などと報じており、マーケットの失望を誘う危険性が高まっている。情報が錯綜する状況下、こちらも果たしてどんな結果となるのかマーケットの波乱要因になりかねない気がしている。

一方、米国のファンダメンタルズ要因ならびに株価そして金利動向に対してマーケットの関心が高い状況にも変化は見られない。ちなみに、ファンダメンタルズを占ううえで参考にとなる米経済指標の発表は、今週7月の中古住宅販売件数(24日)、7月の耐久財受注、同新築住宅販売件数(ともに25日)、4-6月期のGDP改定値(27日)−−などが予定されている。

最後に、それ以外の要注意材料を幾つか挙げておくと、米2-7年債の入札(トータル1090億ドル分)、中東や北朝鮮などにおける地政学リスクの高まり、月末を視野に入れた各種の需給要因、そして週末に実施されるFRBの年次シンポジウム(27日にはバーナンキ議長が講演実施予定)−−などとなる。(了)

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::: 10/08/20(金)   「危ないミニスカート」   【鹿の角】 :::

2010/08/20

数日前、ある外電を読んでいたら、次のような「ホンマでっか?!」な情報が載っていた。

それは、「女性のミニスカートが男性の注意を逸らし、クルマの交通事故を増加させている」というものだ。

う〜ん・・・なんとなく判らんでもないな(笑)。
確かに、長野県だかどこかでは、国道沿いに「美人多し運転注意!」というドデカイ看板が立っているのを見たことがあるし。
オトコは、みんなスケベぇなのだ(笑)。

さて、先の情報は英国の保険会社が調査した結果とされ、「夏服を着た女性を見ると、運転中つい気をとられてしまう」と回答した男性ドライバーは29%にのぼった。
しかし、「男性の夏服に気をとられる」と答えた女性ドライバーは、わずか3%に留まったという。

まぁ、そうだろうなぁ〜と感覚的には納得出来ることですね。

御同輩、女性の素肌露出の多いいまの時期、クルマの運転には十分に注意致しましょう(笑)!

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::: 10/08/19(木)   「水星逆行とラマダン」   【鹿の角】 :::

2010/08/19

先日、ある市場筋と話をしていたら「今年の8月半ば以降の相場は要注意」と言われた。
真偽のほどは定かでないが、同筋によると次の2つの特殊要因があるからだという。

箇条書きで書くと、それは以下になる。
(1);水星の逆行 8月20日-9月12日
(2);ラマダン(イスラム教の断食月) 8月11日-9月9日

・・・なるほど。ピッタリ一致するわけではないですが、2つの事象で日時がほぼ重なるんですね。これってなかなか珍しいことかも。

ただし、正直に言えば「だからどうなる」ってところが良く判らない。
たとえば、ラマダン期間のイスラム教徒は積極的な投資を手控える−−とも言われるけど、運用資金の大部分は英国など海外の投資顧問やヘッジファンドなどに預けられていますからね。イスラム教のイベントは、あまり関係ない気もします・・・・・・。

まぁ、リスク要因ということで頭の片隅にでも置かれておいては、いかがでしょうかね。

おりしも、というと変な言い方かも知れないけど、9月は半ばに混迷の度合いを深める「民主党の代表選」もありますし。やっぱり、今後1ヵ月程度はなにが起こっても不思議はない、のかも知れません??

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::: 10/08/18(水)   「さみしい・・・?」   【鹿の角】 :::

2010/08/18

本日の朝、あるスポーツ紙を読んでいたら気になる表現にでくわした。
それが表題に書いた「さみしい」との言葉だ。

具体的には、サッカーJ1の浦和戦に関する記事で、「常に5万超えの栄華を誇ったかつての常勝軍団のちょう落ぶりが、さみしいスタンドに表れていた」−−などといった文章になる。

ここに書いた「さみしい」を漢字で書くと「寂しい」になると思われるが、これの読みは「さびしい」では?「さみしい」って、「通り(とおり)」を「とうり」と言ったりするのと同じ誤読なんじゃないのかな?
まぁ、似ているし、間違えやすい言葉ですけどね。とくに音読する場合には。

−−と、ここまでが早朝の話。

しかし、気になったのでマーケットが動かなかった時間を使って少し調べてみると、「さみしい」もいまでは間違いじゃないんですね。初めて知りました。大きな辞書にはキチンと載ってますし。
長いあいだ誤読された結果、誤読が正しい言葉になったとか。

似たようなケースだと、たとえば「責任転換(正しくは「責任転嫁」、嫁のせいにするんです、ホントは)」などもそうですね。というより、いまでは「転嫁」って書く人の方が少ない気がします。筆者は基本的に後者ですが。

ただ、話を「さみしい」に戻すと、「さびしい」「さみしい」のどちらも正しいですが正式な文章やマスコミ関係は「さびしい」を使うことがベターとのことなので、某紙の記者もそうするべきだったと思います。確かに、他紙で見た記憶がないぞ。

校正する方が見落としたんですかね?
でも一箇所だけじゃなくて、何箇所で使われていたんだよなぁ・・・・・・。

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::: 10/08/17(火)   「女心はよく判らん・・・」   【鹿の角】 :::

2010/08/17

筆者には姉がいる。そのため(?)、いわゆる「女心」ってヤツは普通よりも判っているつもりだった。

がしかし。それはやっぱり錯覚だったようだ。

「自分でいうな!」って話もあるが、筆者は優しいと思う。会社などでも声を荒げて怒ったことってほとんどないし。
で、一般的な女性の好きな男性のタイプとして「優しい人」が挙げられる。

したがって、筆者などそうした意味ではなかなかイイと思うのだが、以前付き合った女性には「誰にでも優しいのはイヤだ。わたしだけに優しくしてくれなくちゃ」−−的なことを言われて振られたこともある。

・・・・・・なんじゃそら?ワガママだなぁ〜。どないせぇちゅうねん!

また、別のときには・・・と書こうと思ったが辞めました。似たような話がドンドン出てくるから(笑)。
愚痴ばかりの人生です(笑)。

−−いきなり話は飛びますが、最近は明石家さんまさんがMCをしている「ホンマでっかTV」と言う番組が好きで良く見ています。そのなかでオトコとオンナの脳の使い方の違いなどについて解説されることも多い。

すると、かなり違うんですよね。ホントに。「ホンマでっか」と突っ込みたいような話もたまにありますけど、ともかく男性にとって女性は「永遠の謎」なんじゃないですかね・・・。

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::: 10/08/16(月)   「基調は依然円高、ただ調整的な円安続くか正念場=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/08/16

今週の為替市場は、先週末に掛けて見られた調整的な円安が続くのか、それとも再び円高が進むのか、次の方向性を見極める展開となりそうだ。相次ぐ日本の政治家や通貨当局者による口先介入が結果として効を奏した格好となったものの、大きなトレンドそのものが転換したと考える向きは皆無に近い。
いわゆるシカゴIMMの投機筋ポジションの最新データ(8月10日現在)を見ると、円のロング・ポジションは5万枚を超えていることもあり、足もとはさらなる調整的な円安進行も否定できない。しかし、マーケットの一部で期待される円高阻止策への期待感などが萎むようだと、先週の反動と言える格好の円高が進む可能性もある。

テクニカルに見た場合、ドル強気派など一部市場参加者の間からは84.72円でドルは目先のボトムをつけた、などとする声も聞かれている。その可能性をゼロと言いきることは出来ないが、過去のドル/円相場の底入れの際に見られた経験則を参考にすれば、極めて低いと言わざるを得ない。大局的な円高リスクが完全払拭されたわけではなく、むしろキッカケさえあれば再び円高が進行する芽は残る状況にあると言えそうだ。85円半ばを割り込むようだと、84円台の年初来安値が再び視界内へと捉えられかねない。

そうしたなか、材料的に注目される要因として今週は2つ挙げておきたい。
まずひとつ目は、政治的な要因というか日本の政府や通貨当局による円高対応策になる。先週金曜日、一部全国紙が報じた「菅首相と白川日銀総裁が16日週にも会談実施」が過大ともいえる期待感を醸している。また、先週末の金曜日には85円台後半というレベルにもかかわらず、NYタイムに日銀によるレートチェックの噂も観測されていた。当局が円高にかなりナーバスになっている、などとする声もある。
こうした一連動きが足もとの調整的な円売りを増長させている面を否めないものの、例えば円高対応などで具体策が出ないなど、マーケットの失望を誘うようだとポジションが幾分なりとも軽くなったこともあり強烈な円の反動高に見舞われる危険性もないではない。

次に注目される材料は、引き続き米国のファンダメンタルズ要因ならびに株価そして金利動向になる。米金利についてはかなりのレベルまで下げており、ここからさらに低下する余地があるのかどうか懐疑的な声も聞かれるが、それも発表される米経済指標の内容次第か。なお、今週は8月NY連銀製造業景況指数(16日)、8月HANB住宅市場指数(16日)、7月住宅着工件数(17日)、8月フィラデルフィア連銀景況指数(19日)−−などが発表される予定となっている。

最後に、それ以外の要注意材料を幾つか挙げておく。米韓軍の合同演習もあり北朝鮮情勢、米債の償還や投機筋サマーバカンスを受けた各種の需給要因、そして世界的な異常気象やハリケーン、洪水など天災を踏まえた商品相場へのダメージ−−などにも一応の注意をはらいたい。(了)

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::: 10/08/13(金)   「円高が止まらない」   【鹿の角】 :::

2010/08/13

為替市場で円高がなかなか止まらない。昨日の為替市場は東京タイムに一時84円台へと下落している。

そうした状況下、先日某市場関係者と飲んだ際にも当然のように円高についての話も出た。

そこで色んな話をしたのだが、面白かったのは前述関係者が「円売り介入なんかしなくても円高を是正するなんてスゴク簡単」と言っていたことだ。
では、いったいどうすればイイのだろうか。

「財務相など政治家が日本の国家債務残高は900兆円もあることを背景に、日本の財政が近いうちに破綻する可能性もあるなどと指摘すればイイ」−−。

飲み話だし、もちろん100%冗談です。
ですが、確かに野田財務相あたりが仮にそんな話をしたらスグに相場は反転するのかも。海外勢などは、かなり敏感に反応するでしょうからね。円の急落は必定でしょう。
いや、それどころか「止まらぬ円安」が一気にスタートしてしまうのかも知れない。

そう考えると、適度な「落とし所」に落とすっていうのはホントに難しい作業だって思います。
平板な「口先介入」を繰り返すだけじゃ、到底円高は止まらないですし。

やっぱり、市場をコントロールしようっていう発想が間違いですかね。市場そのものに任せるしかないのかなぁ・・・。

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::: 10/08/12(木)   「ドクロマーク」   【鹿の角】 :::

2010/08/12

結構前から筆者が密かに苦々しく思っていることがある。
それは、若者を中心としたファッションでドクロのマークがついたTシャツなどが流行っていることだ。

そもそも論とすれば、筆者にすればどこがカッコイイのか判らないのだが、それ以上にドクロなどって人間の運気を低下させるものなので、あんまり歓迎すべきマークじゃないと思うんだけど・・・。
それを身につけるっていったい??

そのため、筆者の大好きな美輪明宏さんは、ドクロマークなどはおろか、黒い洋服などもお葬式など一部の場合を除きほとんど着ることをしないという。
また、人気の女性タレントであるベッキーさんも、美輪さんと同じでドクロマークなどを嫌っているようだ。彼女は若い方なんですけどね・・・。

筆者の場合、ドクロマークのついた洋服(その他)は一着も持っていないし、これから先も買うつもりがない。正直、知人などがドクロ柄の洋服を着ているのを見るのもあまり好きではないし。

ただ、黒系統の服はそれなりに着ます。逆にカラフルな原色とはチョッと。それが美輪さんとの違いですね・・・・・・。

いずれにしても、ファッションなんて本当は流行り廃りなんでしょうけど、何故か(?)ドクロマークは一部で根強い人気を誇っていることが気になります。
世相というか、世の中が不景気だと言われることなどと関係しているところもあるんでしょうかね?

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::: 10/08/11(水)   「都市伝説」   【鹿の角】 :::

2010/08/11

先日、仕事から帰宅してテレビをつけたら「都市伝説」の特集(?)をやっていた。

くだらん−−と思いつつ、結構見てしまったのだが、まぁ内容的にはハッキリ言ってマユツバなものが多かった。もっとも、だから「都市伝説」なんですけどね(笑)。

ただ、番組を見て思ったけど、あのぐらいの「都市伝説」なら筆者はたくさん知っているぞ。
もちろん、為替・金融が仕事的には専門なので、それに関する「都市伝説」が多いけど、それ以外のモノもある。

たとえば、前者に関していえばその昔、為替が固定相場時代「なぜ1ドルを360円と決めたのか」とか。ちなみに、当コーナーを読んでいる「プロ」の方は答えを当然知っていると思いますが、蛇足を承知で言います。「それって、都市伝説ですから!」

つまり、如何にも確からしく流布しています。一部の専門書にもそう書かれているし。
けれど、ホントかどうかの資料はもうないので、実は確かめようがないらしいです。大場さんや澄田さんクラスの方でもね。記憶は風化するし。

一方、専門以外の都市伝説だと、そうだなぁ。なにが良いだろう?
「スーパーで切り身の魚を売るのは何故か」とかどうですかね。理由知ってますか?

ちなみに「消費者のため」と思ったら大間違いです。もっと言えば、ホントの理由を知ったら「切り身の魚」って食べられませんよ。

あとはそうだな、好きなクルマに関する都市伝説もたくさん知っていますね。ひとつだけ挙げると、名づけて「回転対座シートの悲劇」とか。
芸能ネタだと、謎のセレブ芸能人「叶恭子さんのホントの正体」−−とか、どうでしょうね?

−−なんだか今回は全部思わせぶり。タイトルだけ記して、回答はすべて保留にしていますので、知りたい方は筆者まで個別にアプローチしてください。下手に書くと、筆者の命にかかわるかも知れませんので(笑)。
機嫌が良ければ、あとでお教えしましょう!(笑)

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::: 10/08/10(火)   「富士山ナンバー」   【鹿の角】 :::

2010/08/10

先日の土曜日、チョッと必要があって昼ごろ山中湖や御殿場あたりの道をマイカーで通った(通っただけ、目的地は別だったので・・・)。

すると、コンビニなどに止まっているクルマのなかに、数台「富士山ナンバー」を見つけて密かに感激してしまった筆者です。単純ですが(笑)。

ご存じの方もいるように、2-3年ぐらい前だろうかクルマのナンバーに「ご当地もの」が初めて導入され、福島の「会津」や千葉の「成田」、石川の「金沢」、静岡の「伊豆」、三重の「鈴鹿」−−などが新しく誕生した。
そして「富士山」ナンバーの場合には、そんな第一陣から遅れる格好で2008年11月に追加導入され、現在に至っている。

噂というか、存在自体は当然知っていたけれど見たのはたぶん初めて。
いやぁ、でもあれはテンションあがりますね。格好イイと思いました。

筆者だけかも知れないけど、品川よりも湘南よりも、富士山ナンバーに憧れますね。乗りてぇなぁ。現地へと引っ越そうかしらん(笑)。

・・・なお、筆者のテンションがマックスに達したのは「富士山ナンバー 3776」を見つけたとき!

ただ、残念なのは、その場はスルーしてしまい、あとで写真を撮っておけば良かった、とホゾを噛みました。不覚でしたね。ホントに惜しいことをしました。

まぁ、でもそのうち行く機会がまたあるでしょう。そのときには、写真を携帯などではなくデジカメでしっかりと撮ってきたいと思います(笑)。

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::: 10/08/09(月)   「達成感乏しく円高リスクは健在=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/08/09

為替市場は、止まらぬ円高の行方が今週も注目されそうだ。ポジションの偏りについては言うまでもないが、その割に達成感はほとんど感じられない。円高リスクは今週も健在だ。
そんな今回の相場でひとつ興味深いのは円高のテーマになる。ここ最近の相場は、なにをもって円買いが進んでいるのか若干判りにくく、それもありダラダラとした円高基調が続くとの見方が取り敢えず有力か。現状でいえば、円が一時的に売られたとしても飽くまで一時的でトレンドの転換は予想出来ない。

テクニカルに見た場合、ドルは先週末に年初来安値85.32円を更新、85.02円を示現するなど85円割れまであと一歩に迫る局面も観測されている。まずは心理的なサポートである85円と、昨年のドル安値84.80円をめぐる攻防に注目してみたい。それらレベルを割り込むとスグに試すということではないものの、ヒストリカル・ローである79.75円がボンヤリと視界内へと捉えられると同時に、ジワリと意識されはじめても不思議はないだろう。それに対するドルのレジスタンスは取り敢えず86円半ばになる。
なお、若干の余談を言えば、足もとのレベルから「仮に上下どちらかに3円動く」としたならば88円半ばより82円半ばに動きそうな気がするのは筆者だけのイメージだろうか?

そうしたなか、材料的には注目される要因として今週も3つ挙げておきたい。
まずひとつ目は、様々な意味合いを含めた需給要因。たとえば8月半ばに向けた米債の大量償還で5、10年債だけで370億ドル規模に達するという。もちろん、そのすべてを日本勢が保有しているわけではなく円転される分も限定的だとは思われるものの、円の支援要因として寄与する可能性もある。
一方、今週は11-13日にトータル740億ドルもの米債入札が実施される。入札の好不調を踏まえた米金利動向にも注意したいが、手当てのドル買いなど為替市場の動きに直接的な影響を与えかねない海外勢による入札実績にも注意をはらいたい。
また、それとは別に盆休みをにらんだ日本の実需筋による駆け込み的な為替手当てなどにも一応要注意。

次に注目される材料は、米国のファンダメンタルズ要因ならびに明日予定されているFOMCにおける政策金利の発表になる。改めて指摘するまでもなく、先週末に発表された米雇用統計は予想を大きく下回る内容で米経済の成長と雇用回復の鈍化が示された。それを受けてFRBが追加緩和の協議に動くとの見方も根強く、米金利の低下が足もとのドル全面安を支援している面も否めない。
ただし、事前にかなりの部分が織り込まれているため、緩和が見送られた場合はもちろん、実際の緩和に動いたとしても「buy on the fact」、反動的なドル買いとなるとの見方もないではないようだ。

最後3つ目に注目される材料は、日本の政治的な対応になる。
要人による口先介入だけでは効果に限界も見られるなか、ドル/円の実勢相場は85円割れトライの様相、15年ぶりの安値圏が視野に入るなど円全面高の推移をたどっている。そんななか日銀は一段の金融緩和に消極的とされるものの、一例を挙げると政府サイドが日銀に対して外圧を強めるなどの措置に動くことは否定できないのかも知れない。(了)

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::: 10/08/06(金)   「速読」   【鹿の角】 :::

2010/08/06

以前から書いているように、筆者は年間に最低でも100冊は本を読む。

そんななか、一部の友人、知人と会食などをすると「速読」について聞かれることがたまにある。平たく言えば、「速読しないの」とか「速読に興味ないの」−−といったように、だ。

しかし、大変申し訳ないが「まったく関心はない」。

何故なら、これも以前に書いたことがあるけれど、筆者は読書を「趣味」だと思っていないし、ましては「仕事の一部」だとも思わないからだ。
筆者にとっての読書は、「日常生活の一部」で顔を洗ったり、歯を磨くのと同じような行為です。

ちなみに、だから「仕事関係の本は基本的に贈呈本しか読まない」んですね。
金融関係の本を読むのって、やっぱり「仕事」になるもん。とくに為替とか、ニッチで専門的になればなるほどそうなる。「日常生活の一部」のこととしては、出来るだけやりたくない。

ともかく、そんな読書を日常生活の一部と思っている人間に速読は必要だろうか?
例えて言えば、映画が好きな人・趣味だという人に「3倍速で見る気はない?」って言うのと同じでしょ。「1本分の時間で3本見られるよ」って、言われてもねえ・・・。嬉しいですか?

筆者の記憶が確かならば、そもそも速読は裁判資料とか膨大なデータを短時間に頭に入れることが目的で開発(?)されたものだったと思う。
売れっ子の弁護士などは、そう言う必要性が確かにありますからね。

けれど、筆者を含めた一般的な人間が読書について、そんなに「効率」を求めるのはチョッとどうかと・・・。
ホントに必要ですかねぇ?

筆者の親しい書評家の方は、別の「本業」をしながら年間300冊ぐらい本を読みます(もっと読むかも?)。けど、ぜんぜん速読なんかしませんよ。本を読むスピードは人より若干速いかな、と思いますけど。

だいたいにおいて、ホントにイイ本に当たったときは「ゆっくり物語に浸りたい」とか思いませんか?それを速読しちゃうなんて、もったいないと思います。

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::: 10/08/05(木)   「ロボコン」   【鹿の角】 :::

2010/08/05

当コーナーでは昔から「ロボコン大好き!」と書いているが、そんなロボコンの大学生大会が先日NHKで放映された。

ちなみに、今年の大会はピラミッドの石積み。最初に見たときには、昨年より地味だし簡単そうなテーマだと思ったけど、やっぱり難しいみたいですね。結構苦戦しているチームも予想以上に多かったですし。

そんな番組について昨年も書いた気がしますけど、もう少し「コンテスト」に焦点を当てた内容を放映して欲しいって思いますね。

今回でいえば、史上初の3連覇を目指す豊橋技術科学大学に妙にスポットの当たった作りでした。まぁ、なんだかんだで楽しめたし、偉大な先輩方からの無言のプレッシャーがあったのか、ロボット製作に向けたチームが凄く出遅れたりしてドラマチックでもありましたけど。
それで、あの成績ですしね・・・。スゴイよなぁ。

でも、それはそれとして、やっぱり競技としてみたいという欲求は強いので、なんとかしてくれないかな。深夜でもBSでもハイビジョンでもいいから、NHKさんよろしくお願いします!受信料をキチンと支払っている人間からのお願いでした(笑)。

そして、このあとさらに各国の大学トップが対決する「ABU国際大会」があるし、筆者のもっとも好きな高専生によるロボコンも行われる予定です。そちらの放映も楽しみにしていたいと思います。

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::: 10/08/04(水)   「高齢者の所在不明問題」   【鹿の角】 :::

2010/08/04

タイトルにも記した「高齢者の所在不明問題」が連日ニュースとして報じられている。
一部報道では全国で20人以上いるらしいですからね。多過ぎでしょう・・・。

ネットなどでは自治体に対する不備や対応を指摘する声もあるけれど、個人的には自治体に対してあまりそうした意識がない。100%すべてのケースがそうだとは思わないけれど、法律的な観点などから仕方のない点も少なからずあったと思うので。

しかし、個人的に気になるのは、それとは別に家族(?)の対応だ。これがどうにも判らない。何故、家族がどこにいるのか把握をしていないのだろう?

たとえば、あるケースのように「弟と暮らしていると思っていた」というようなものは、本当のことだったかどうか別にして一応理屈は判る。また、「失踪した」と家族が言っているようなものも、ギリギリ許容範囲内。キチンと届け出はしてあることが前提ですが・・・・・・。

でも、息子さんや娘さんに「どこにいるか知らない」と答えられたとか、「50年間あっていないので判らない」と言われたとか、って常識として筆者には考えられない。だって自分の肉親のことでしょ?心配じゃないの?

そのあとに「無事でいてくれれば」−−とかいきなり言われても、そらぞらしく聞こえてしまうのは、ひねくれ者の筆者だけだろうか?

いずれにしても、こんな状況って現在は100歳以上だけに限った話になっているけれど、対象年齢を80歳以上とか70歳以上とか、下げたらもっともっと出てくるのかも。
一部で冗談めかして言われているように、日本の平均余命が大きく下がったりして。

しっかし、自他ともに認める「本格」と言われる推理小説好きの筆者だけど、最近の世の中はまさに「事実は小説よりも奇なり」です。本当にそう思います。世の中、小説以上の奇想に満ち溢れていますね。

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::: 10/08/03(火)   「無登録の海外業者」   【鹿の角】 :::

2010/08/03

8月1日から個人投資家向けFXに対して、いよいよレバレッジ規制が強化されました。

規制導入からまだ数日、しかもレバは50倍ですから、聞いている限り業者サイドからもまだ苦しいって話はないですね。でも、1年後には25倍になるわけだし、徐々にはきっと影響が出てくるのでしょう・・・。
もっとも、一部の業者が早速(?)店頭取引からの撤退を発表したのにはチョッと驚きましたけど・・・。

そうしたなか、金融庁が「無登録の海外業者」に対する注意の再喚起へ動き始めているようです。
(*右記は1年前に発表された「金融庁からのお知らせ」;無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください)
ref.

まぁ、確かに日本ほどレバ規制がキツクない海外業者へ資金をシフトする流れがここのところ続いてきましたからね。

しかし、一方で日本語のホームページを開設していたある海外業者は突然「日本の居住者からの口座開設のリクエストを受け付けておりません」などとし、日本からの口座開設を中止する動きも観測されています。理由は不明ですが、前述した金融庁の動きが影響しているのかも知れません。

いずれにしても、各社ともしばらくは次の一手を模索するようなゴタゴタ、暗中模索は続くのだろうなと思います。

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::: 10/08/02(月)   「円高続くか、昨年安値も視界内=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/08/02

為替市場は、今週もクロスを含めた円全面高の継続性を見極める展開となりそうだ。ポジションの偏りなどを含めてやや行き過ぎている感は否めないものの、トレンドの反転は難しいとの見方もある。実際、相場の終焉にはヤラレ筋による阿鼻叫喚や断末魔が往々にして聞かれるものだが、今回はまだそうした悲鳴があまり聞かれていないことも反転を懐疑的にさせている面もある。行きつくところに行くまでは終わらないとするならば、円高方向へのリスクが高いという状況はまだ当面続く公算が大きい。

テクニカルに見た場合、年初来安値の86.27円と直近安値86.34円でドルはダブルボトムを達成した可能性が高いと思われていたが、先週末にドルはそれら安値を更新し85円台へと一時達している。リスクは間違いなくドル安方向で、さらなるドルの続落には注意を要したい。そんなドルの明確な下値メドは昨年安値の84.80円レベルであり、ここからさらに1円以上のドル安進行も否定は出来ない。
なお、経験則の観点からすると、「8月のドル/円相場」は1998年から2005年までの8年連続を含め、直近12年では実に10回がドル安・円高へと振れている。8月相場は「圧倒的な円高有利」という状況も円高派にとっては心強い支援要因と言えそうだ。

そうしたなか、材料的には注目される要因として今週も3つ挙げておきたい。
まずは、日本を主とした政治的な要因で、関連する事象でいえば衆参両院で実施される予算委員会における要人の発言などにも要注意。本日も早朝に野田財務相から「為替相場の行き過ぎた動きは望ましくない」との口先介入が聞かれているように、政府・日銀のあいだではジワリと円高への警戒感が強まりつつある。どこまで踏み込んだもの、あるいは具体的な政策が打ち出せるのかは未知数ながら、円高の進行度合いによっては予断を許さないかも知れない。

次に注目される材料は、バーナンキFRB議長が先日の議会証言で景気に対して「異例なほどの不透明さ」と述べたことに端を発した米国のファンダメンタルズ要因で、今週も発表される数々の米経済指標には要注意。そのなかでも、もっとも注視されるものはやはり週末6日発表の7月雇用統計になろう。ただし、それ以外でも7月ISM製造業景気指数(2日)、6月中古住宅販売成約指数(3日)、7月ISM非製造業景気指数(4日)などを波乱要因として注視する市場筋は少なくないようだ。
いずれもある程度の悪化は織り込まれているものの、反応するとすればドル買いよりもドル売りか。発表前後のマーケットには注意を要したい。

最後3つ目に注目される材料は、名実ともに8月入りしたこともあり、各種の需給要因となる。たとえば、7月末に掛けては個人投資家向けFX取引に対するレバレッジ規制を背景にしたポジションの解消などが円買いに寄与していたとも言われるが、8月入りにしたことでそうした特殊需給が剥げ落ちるのかどうかは注目ポイントのひとつと言えよう。
その一方、複数の輸出企業は先週までに発表した四半期決算で実勢相場と大きく乖離した社内レートを大幅に下方修正し、為替先物予約に動きやすい環境を整えつつある。下方修正したことを受けた輸出企業の為替予約がドル/円やユーロ/円の上値を強く抑制し、調整的な反発、円安進行を阻む主因として寄与する可能性もある。(了)

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