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::: 10/06/30(水)   「岡田監督を評価しないワケ」   【鹿の角】 :::

2010/06/30

昨日の当コーナーで、筆者は「岡田監督をまったく評価していない」と書いた。だから、一部でブーム(?)になっている「岡ちゃんごめん」運動に与するつもりもない。
また、個人的には某スポーツ紙などに載っていた「続投」観測などもってのほかだと思っている。以下で、どうしてそう思うのか2つの観点から指摘してみたい。

−−さて、本題に入る前に余談をひとつ言うと、実はこの話は○コちゃんとかとの飲み話になればイイと思い、書くことは省くつもりだった。しかし、思わぬところで米国に住んでいるまだ新婚のサッカーダチから本当に久しぶりに連絡をもらったので、それにかこつけて一度書いておこうと思いました。「@夜」に感謝(笑)。

評価しない理由のひとつは、岡田さんの「人間性」に関する問題だ。
以前にも書いたことがあるけれど、ワールドカップ前の日韓戦では試合後相手監督の握手を拒否したほか、サポーターへの挨拶もなかった。大人げないよね。
ちなみに、今回のワールドカップでも予選リーグで1勝も出来ずに敗退したフランスのドメネク監督が最終戦となった南アフリカ戦のあとに同じようなことをし、フランスの国内メディアからメチャクチャ叩かれている。その凄まじさは、いまだにドメネク叩きが続いていることにも示されていると思う。

「勝てば官軍」−−指揮官の人間性は不問ですか?筆者はそう思いません。続投なんてとんでもないですね。本人が「やりたい」って言っても断固として断るべき。

次に、「選手起用が当たった」「名将だ」と言われるけど、筆者はまったくそう思わないから。
結果として、本田くんを1トップに据えた4-5-1の布陣がはまったけど、あれって完全に苦肉の策。マークシートの試験で鉛筆を転がしたら偶然的中した、みたいなもので行き当たりばったりが偶々上手くいったに過ぎない。

そもそも論として、先発メンバーをみると楢崎、内田、憲剛、俊輔、岡崎−−など岡田さんが長らく重用し続けてきた「岡田チルドレン」の多くを外して出した結果ですからね。それで岡田さんの手腕が褒められるのって、違うと思うんですが。
頑張ったのは選手で監督ではありません。

いきなりで話を逸れるようだけど、今回の岡田さんを評価する話って、一部で聞かれる「戦争肯定論」に似ている気がする。知っている人もいると思うが、戦争肯定論とは「戦争があったから医学や科学技術が飛躍的に向上した。必ずしも悪いことばかりではなく必要悪」−−などといった論理だ。

まぁ、「盗人にも三分の理」といいますけどねぇ・・・・・・。
でも、前述した理論って違うと筆者は思う。何故なら「戦争がなくても、同程度の時間、人材、資金を投入すれば医学や科学技術が飛躍的に向上する」と思うから。イヤ違うな。「戦時よりも医学や科学技術がもっともっと向上する」とさえ考えるから。やっぱり戦争はなくてイイ。

同様に、今回のケースでは確かに岡田さんがチームを率いてベスト16に進んだ。それは確か。だから岡田さんはスゴイ?
でも、ほかの監督、たとえばトルシエさんでもオシムさんでもイイよ。彼らがメンバーを選び、チームを率いたら、もしかしたらベスト8いやベスト4に進んでいたかも知れない。それが岡田さんが率いたために、残念なことに「ベスト16までしか進めなかった」可能性だってあるのでは?ならば、岡田さんって無能だよね?

言い過ぎを覚悟で指摘すれば、選手のポテンシャルを引き出せたとは到底思えない無能な指揮官、それが岡田さんだと筆者は思っている。

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::: 10/06/29(火)   「サッカー漬けの日々・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2010/06/29

もう毎日毎日、「これでもか」というぐらいサッカーを見ている。
今回のワールドカップの試合で見なかった試合って、片手あるかどうかだと思う・・・。

余談ですが、その理由はこれまでと異なりスカパーの契約を代えたからで、いまではサッカー(に限らない)が全試合見られるようになったことが大きい。これまではチャンネル限定で、海外リーグの試合についても結構見られない試合があったんです。

しっかし、あの契約は間違いだったね。何故なら、寝不足もいいところ。非常に危険な契約だった(笑)。ワールドカップ終了後も心配です・・・・・・。

さてさて、当コーナーもサッカーの話題ばかり。自分自身もいい加減「飽きている」のだが、本日はそれでも3つのことを書きたいと思う。

ひとつは先週末の続き。筆者は日本代表が良くなってきているし、選手たちは非常に頑張っていると思います。選手の活躍は認めていますけど、ハッキリ言って岡田監督はまったく評価していません。もう監督は代えられないけど、ワールドカップが終わったら、サッサと交代させてください。
先週末に書いた内容から勘違いされた方がいますけどね。筆者は「岡ちゃんごめんね」−−などと謝るつもりはサラサラありません。
なお、評価しない理由については、のちのちの当コーナーで書けたら書きます。

次に、ジャッジについてですが、先日の「アルゼンチンvsチリ」戦のオフサイド見逃し、「イングランドvsドイツ」戦のゴールイン見逃し−−など今大会は重要なミスが多過ぎると思います。
もちろんジャッジマンも人間なので、ミスをゼロにすることは出来ない。それは判っています。けれど、試合を左右するようなミスは勘弁して欲しい。ワールドカップでもビデオ判定(?)導入や、ゲーム審判5人制とかを実現する必要があるのでは?

最後に、日本を中心とした新聞報道について。
日本人選手の活躍もあり、最近は「海外移籍」報道も活発ですが、あんまり信用しない方が良いかと。もちろん、玉石混淆で本当のことも少し混じっているので見極めが難しく、ある意味始末が悪いですが。

例えばですが、FC東京の長友くんに幾つかそんな噂がある。実際、彼が移籍するのかも知れないけど、しない可能性も高いのではと思っている。

そもそも論として、自分が記者なので判るのだけれども、試合を見に来ていたスカウトに対して「今日の試合で目立った日本人選手は居ましたか」とかなんとか質問をする。で、スカウトが「左サイドの5番かな。なかなか良かったね」とか言ったとする。実は名前も知らないほどの存在なのだ。
しかし、発言をもとに翌日の新聞には「レアルのスカウト、日本の長友に興味」あるいは「日本の長友を大絶賛」−−とかの見出しがでるわけだ。少なくとも自分がスポーツ紙の担当記者なら、そう書きますね。

じゃあ長友くんが欲しいのかというと、必ずしもそうではない。「目立った日本人選手は居たか」と記者に聞かれたので「5番(長友)だ」と答えたにすぎない。ただ、記事では前半の記者の質問が省かれたりするから、読んだ人間は「へぇ〜、一流クラブのスカウトが長友くんに高い評価をしているんだね」と思ってしまう。

これって、芸能でも同じですけどね。「○○さんは好きですか」とかの質問があれば、普通「嫌いです」とは答えんだろう。「はい。先輩として好きです」と答えたにしても、後半をスッパリ端折られて、「熱愛」とか「大胆告白」とか書かれることになる。

いずれにしても、読む方も眉にしっかり唾を付けて読んで欲しいと思います。

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::: 10/06/28(月)   「円高の継続性如何に、下値メドはまず88.95円=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/06/28

今週の為替市場は、引き続き円全面高の継続性を見極める1週間となりそうだ。
ただし足もとの円高は、これまでと若干異なる様相を見せている。周知のように、従来は中国人民銀行による「人民元の弾力性を高める」などとした中国ファクターが材料視されていたが、ここ最近は米経済指標の悪化を嫌気した動き、つまりファンダメンタルズにマーケットの関心がジワリと移行している感が見て取れる。もっとも、これを逆にいえば「消去法的な円高」であり、円を買う材料そのものは決して多くないことも是非留意しておきたい。

テクニカルに見た場合、リスクはドル安方向にバイアスかかり、ドルの続落には注意が必要だろう。先週初に筆者は「日足の一目均衡表や移動平均における主要線が収斂。(中略)経験則に見ても保ち合いを放れる予兆のひとつ」−−と指摘したが、結果的に下方向へとレンジを抜けてきたようにも思われる。
ちなみに、そんなドルの下値メドは5月20日に記録した安値88.95円で、そのレベルを仮に下回った場合には今年5月につけた年初来安値87.96円が視界内へと捉えられることになりそうだ。

一方、材料面で今週に注目されるものは大きく2つ。
まずは、米国を中心とした経済指標の発表で、その筆頭は週末2日の6月雇用統計か。前月大きく底上げに寄与した国勢調査関連の政府雇用(プラス40万人強)が剥げ落ちるため、マーケットでもっとも注視されている非農業部門の雇用者数はマイナスに転じるとの見方が一般的。もちろん、そんなことで前月比で大きく悪化するということはある程度織り込まれそうだが、ここ最近の相場は前述したように米経済指標の悪化が為替の変動要因になっている感を否めない。数字次第とはいえ、発表後に失望からドル安が進むなどという展開にも一応要注意。
なお、今週はそれ以外でも日米中で注目の指標発表が相次ぐ。一例を挙げると、4月の米S&Pケースシラー住宅価格指数(29日)、6月の日銀短観(1日)、6月の中国製造業PMI(1日)、6月の米ISM製造業景気指数(1日)−−などとなる。それらの指標内容にも注意が必要かも知れない。

もうひとつの注目ポイントは、6月末の半期末そして7月からの下半期入りと重要な相場の切り替えをともなう週ということで需給要因となる。
今月末に掛けては海外投機筋による決算対策、具体的にはロングポジションの巻き戻しが断続的に観測されており、それが足もとの株安や円高に繋がっているとの見方もある。これが確かだとすれば、決算対策が一巡後は再び基調がドル高・円安へと転換する可能性も否定出来ないだろう。6月と7月で流れがガラッと変わる展開などにも注意が必要か。実際、経験則・アノマリー的な話をひとつ補足すれば、7月4日の米独立記念日に向けてドルは強含みに推移する傾向がうかがえることも、是非頭の片隅に留めておいておきたいところだ。(了)

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::: 10/06/25(金)   「日本代表vsデンマーク戦を見て」   【鹿の角】 :::

2010/06/25

先日お会いした某氏は、有難いことに当コーナーのファンであると言う。
こんな駄文を良く読んでいるなぁ。ファンドマネージャーという仕事、本業が忙しいだろうに・・・。

ところで、そんな某氏から「斎藤さんのサッカーの見方は厳しいね」と言われたのだが、そうだろうか?

あと、別の方から「鹿島の選手が出場していないからうんぬん」−−とも言われたけど、それはまったく関係ない。
以前から言ってるように、代表監督がオリヴェイラさんで、選手のほとんどを鹿島で占めていても、「代表」になるとおそらく応援することはないだろう。興味もないし。

さて、そんななか本日未明に実施された日本vsデンマーク戦をリアルタイムで見た。その前のイタリア戦も見たので、ほぼ完徹です・・・。正確には試合と試合の合間、1時間ぐらいは寝たけど。
しかも、今夜は今大会で一番見たいカードである「ポルトガルvsブラジル」戦があるから、また眠れんよ・・・・・・。

で、肝心の(?)感想ですが、日本は凄く良かったと思いますね。3点とれたから、ではなく動きも連動していたし、運動量もあった。1点取るまではチョッと押されていたし、危ないなぁ〜と思っていたのですが。
出来としては、今大会はおろか、ここ最近でベストの試合だったのでは?もっとも代表戦ってほとんどみないので、非常にいい加減な感想ですけど(笑)。

以前に書いたようにカメルーン戦、オランダ戦はスポーツ紙などが褒めるほど良くなかったと思うし、正直あんまり評価していなかったが、それでも試合を通して選手はおそらく自信をつけていたんだろうね。デンマーク戦はとてもよかった。
本田くんと長谷部くん、松井くんの海外組がとくにイイな。素晴らしい。

ね?イイものはイイとワシはキチンと評価するのだ。
なんにでも反対する「社○党」みたいなところとは違います・・・(笑)。

これで決勝トーナメント進出。対戦相手はパラグアイですか。
パラグアイもチラベルト(GK)が居たころと違って非常にアクティブですからね。中盤もキチンと作れるし。ハッキリ言ってかなり強いぞ。でも選手諸君は是非是非頑張って欲しい。

半ば余談ですが、ここまで一連の試合を見て、優勝候補をスペインからウルグアイに変更しただけでなく、対抗をパラグアイとアルゼンチンに変更した筆者です。トトカルチョ、誰かと賭けているわけではありませんけど(笑)。

P.S.
朝の渋谷とかみると、日本人って思いのほかサッカー好きなんだなって思う。言わずもがなの「イヤミ」ですが。
頼むから、ワールドカップのあとのJリーグ、是非スタジアムまで見に来てね!

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::: 10/06/24(木)   「それってさぁ・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2010/06/24

昨日、サザンオールスターズ原由子さんの待望のニューアルバムが発売となった。
もちろん即買いです・・・。取材と称して(?)外出するなか、筆者もしっかりゲットしました。ファンとしては、これでしばらく楽しめる・・・。

−−なんていうチョッとした幸せな話をもう少し書こうと思ったのだが、今朝の読売新聞でホントに面白い記事を見たので、ごく簡単に取り上げてみたい。

ご存じのように、今夜(明日の未明)にはサッカーワールドカップの日本vsデンマークが行われる。

それについて、かつての名ストライカーである釜本邦茂さんによるメッセージが記事になっていたのだが、タイトルが「後輩よ、ゴールを狙え」「釜本さん助言」−−。

もう、これを見たときに筆者は目が点になりましたね。全国紙の記者でも、こんな奇妙なタイトルをつけるのかと。

なにが変なのか判りますよね?
だってさあ、「ゴールを狙え」って「助言」じゃないでしょ。全然参考にならないもん。

それに、そんなのお子ちゃまだって、シロウトだって言えるぞ。
助言・アドバイスと言うなら、たとえば「相手のGKは左隅下が弱点だから、そこを狙え」とか、もっともっと具体的じゃないとね。

と言うことで、似たような「助言」を筆者もひとつしておく。
「とにかく絶対に勝て!」−−。どうだろうか?

岡田監督、選手諸君、筆者の「助言」「アドバイス」は参考になりましたか(笑)?

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::: 10/06/23(水)   「サッカーW杯とPIGS」   【鹿の角】 :::

2010/06/23

巷はサッカー一色ですね。為替ディーラーにも何故か(?)サッカー好きが多いので。

しかし、その裏で同じスポーツ界では、女子ゴルフの宮里藍さんが世界ランク1位になったりなんてニュースがあったり、大相撲をめぐる不祥事があったり・・・・・・とビッグニュースが。本来なら、もっと大きく取り上げられるべきだと思うんですが。

・・・・・・そんななか、昨日あるエコノミストと会食した。話題は当然(?)のようにサッカーだったのだが、ひとつ面白い話を聞いた。

それは、財政破たんなどの話題で一時かなり流行した「PIGS」の出場チームがなぜか今大会は苦戦している−−ということだ。
ちなみに、ご存じの方がほとんどだろうが、PIGSとは「ポルトガル」「イタリア」「ギリシャ」「スペイン」になる。

そして、ワールドカップの成績を見てみると、「ギリシャ」は予選敗退が決定したし、「スペイン」は優勝国の筆頭ながら初戦によもやの敗戦を喫している。また、「イタリア」は2戦を終えて2分と勝ちがなく、さらに「ポルトガル」は先日北朝鮮に大勝したけれど“死のグループ”に入り予選突破がまだ確定していない。最終戦は強敵ブラジルだ。

う〜ん、確かに苦労してますね。どこも。
と言うより、正確にいえばフランスやイングランド、ドイツなどを含めて欧州勢の調子がいまひとつですけど。

でも、何故なんでしょうか?

欧州だけに限らないって話もありますが、経済や金融であんまりイイ話がないので、せめてサッカーぐらいヨーロッパ勢にスカッと勝って欲しいなぁ・・・と若干ひいき目で考えてしまう筆者なのでした。

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::: 10/06/22(火)   「日本代表vsオランダ戦を見て」   【鹿の角】 :::

2010/06/22

先日行われた、日本vsオランダ戦を見た印象が世間一般とあまりにズレている。
どのあたりが異なるのかをチョッと書いてみたい。別に自分自身が100%正しいなんていうつもりはないですけどね・・・・・・。

確かに1-0という数字だけを見ると「惜敗」だし、「善戦」したといっても良い。第一戦に続いて出場した選手たちは良くやったと思います。

でもね。

オランダ監督の心理を考えてみようよ。自分がオランダの監督であったなら、日本戦は勝てればベストだけど、引き分けでもイイと思うはず。何故なら、第1戦に勝って勝ち点3を持っているから。引き分けにより、勝ち点4なら決勝トーナメントに出場できる可能性は高い。
むしろ、絶対に避けたのは負けることだろう。負けると第1戦の勝利が無になりかねない。

となると、どうなるか。少なくとも前半は、やや守備的というかガツガツ行かなかったと思う。選手にそう指示を出しますね。

問題は後半だけど、筆者なら「最初の10-15分を攻めろ」と指示しますね。「思いっきりイケ」−−と。
で、結果論ですが、点が取れました。
すると、そのあとは「守備を中心に無理はするな」の指示なのでは?

いや、これが日本代表とかだと、下手に「逃げきろう」としてもダメだったりするけど、やっぱりそこはオランダですからね。間違いなく、そういう指示でしょう。

・・・・・・オランダの監督がホントに前述したように考えていたかどうかは知りませんけど、結構イイ読みだと思いますけどね。当たらずとも遠からず、なのでは?
つまり、読売新聞で元ヴェルディ監督の李国秀さんが解説していたように、「日本はオランダに攻めさせられていた」のかも知れません。

そして、結果は1-0で終了しました。
そりゃぁ結果だけみれば「善戦」「接戦」だけど、ホントですかね?
なかには「もう少しで勝てた」的な報道もあるんですが・・・・・・。

筆者はそんな報道に非常に懐疑的です。
だって、かなりの力を蓄えられたまま、うまーく逃げ切られた、「いなされた」感がありますよね。したがって、点差以上にむしろ力の差をマザマザと感じたゲームだったんですけど。オランダはやっぱり強えぇって。
だって日本はオランダを「本気にさせる」ことが出来なかったのだから。

ちなみに、そんなオランダvs日本と対照的なゲームだと思ったのはアルゼンチンvs韓国戦。
結果は4-1でアルゼンチンの大勝だったけど、あれも前半が2-0で終わっていたら、後半はおそらくアルゼンチンに上手に「いなされた」ように思う。けれど、前半のロスタイムに韓国が一矢報いたために、逆にアルゼンチンが後半もスイッチが入った本気モードで来たと考えている。結果は後半さらに2失点。

ただし、逆にいえば、アルゼンチンを本気にさせた韓国の強さ、成長を感じさせたナイスゲームだったと思います。名誉ある大敗で、韓国代表は胸を張って誇りに思ってイイでのでは?

・・・ともかく、日本のマスコミはつくづく代表に「甘い」と思いますね。下手をするとサッカー誌の人もそうだから、ホントにイヤになる。

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::: 10/06/21(月)   「円高の流れは本物か、政治ファクターに要注意=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/06/21

今週の為替市場は、サッカー・ワールドカップの開催期間中ということもありやや流動性を欠くなか、円高の流れが本物であるのかどうかを見極める1週間となりそうだ。
そのひとつとして無視できないものが中国ファクター。「人民元高=円高」と認識する向きは少なくないが、先週末に報じられた中国人民銀行による「人民元の弾力性を高める」措置が世界経済にとってプラス要因−−などと好感され株高に繋がれば逆に円売り要因になりかねないのかも知れない。

テクニカルに見た場合、91円半ばで推移する日足・一目均衡表の先行帯の雲をメドにジワリとドルの上値が重くなってきた感を否めない。むしろリスクは下向きにバイアスか。ちなみに、ドル安・円高が進行した場合には週足・一目の先行帯の雲の下限が位置する90.10円レベルの攻防が注目される。ザラ場ベースもさることながら、週末クローズで維持出来るかどうかがポイントのひとつになるだろう。
そうしたなか若干気掛かりなのは、日足の一目均衡表や移動平均における主要線が収斂していることで、足元では90円後半から91円後半の1円弱にほぼ集中している。これは経験則に見ても保ち合いを放れる予兆のひとつあるであるため、方向性は判らないが思わぬレベルまで円安or円高のいずれかが進行する展開にも一応要注意。

一方、今週材料面で注目されるものは各国の政治ファクターか。その筆頭ともいえるものは、カナダで実施される週末のG20サミット。またG20サミットに関連するものとして、前述したような中国の人民元をめぐる動きや報道などにも注意を要したい。
また、それ以外でも英国の緊急予算案公表(22日)や日本の参院選公示(24日)などにも一応要注意。前者については、連日の格下げ報道などで大きく揺れる英BP社への公的支援などもあり、財政再建の取り組みが後退するようだと英国のソブリンリスク問題の再燃も否定出来ず、ポンド安要因となりそうだ。

なお、それ以外でも今週は重要な材料が少なくない。
なかでも米国要因としてはFOMCが金利の誘導目標発表(23日)、トータル1080億ドルにも及ぶ2年債から7年債の入札(22-24日)のほか、経済指標も5月の中古住宅販売(22日)と同新築住宅販売(23日)、1-3月期のGDP確報値(25日)−−など重要なものが発表される予定となっている。(了)

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::: 10/06/18(金)   「W杯優勝国予想」   【鹿の角】 :::

2010/06/18

サッカーのワールドカップは対戦が一巡、段々と白熱してきましたね。

さて、そんなワールドカップの優勝国予想について、大会の開催前にJPモルガンのアナリストが「定量分析」とかいう方法を用いてイングランドと指摘したことは聞いていた。
文系の筆者には良く判らないところもあるけど、定量分析って確か通常は株式の銘柄選択などの際に用いられる専門的な手法ですよね・・・。それを惜しげもなく(?)、ワールドカップの優勝予想に使うとはね。

しかし、先日のディーラーさんとの飲み会で聞いたところ、公にはしていないけれども同様の予想を出している外資系金融機関は少なくないみたいです。たとえば、UBSグループのひとつからは、ブラジルを優勝に指摘する話が聞かれているとか。
ちなみに、UBSは前回ドイツ大会の優勝国を的中させたという実績があるらしい。

ほかにも幾つかあるけど、いわゆる前評判の高いスペインあたりの名前がやはり候補に挙がっているようです・・・。

筆者は、監督がマラドーナという点が気になりますけど、アルゼンチンが凄いなぁと思いますね。果たして実際のところはどうなんでしょうか?
いずれにしても、まだまだ大会を楽しみたいと思います。

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::: 10/06/17(木)   「有力FX会社」   【鹿の角】 :::

2010/06/17

先日、矢野経済研究所が発表した「有力FX企業14社の月間データランキング」を非常に興味深く拝見した。
矢野経研らしく分析も細かくされており、非常に参考になりました。

がしかし。
筆者がもっとも興味深く思ったのは、実はひとつひとつの調査内容ではなく、調査を実施した14社の「有力FX企業」について。何故なら、失礼ながら調査されている14社のなかに「あそこの会社って、“有力”なFX会社なんだ・・・」と思った先が幾つかありましたので。

たとえば、勉強不足を露呈するようで言いにくいですけど、取引高(2010年4月)1位の会社には驚きました。「えっ、そうなの?」−−と。てっきり、2位の会社がトップかと・・・・・・。なので、結果は目からウロコでしたね。

業界の方に色んなことを聞くし、情報交換もしますけど、預かり残高とか取扱高の話とかは考えて見るとあまりしない筆者です。う〜ん。今後はもうチョッとそうしたところにも網を広げて情報収集に努めようかな・・・。

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::: 10/06/16(水)   「サッカーW杯開幕」   【鹿の角】 :::

2010/06/16

いやぁ〜、いよいよ開幕しましたね。連日寝不足になるほどゲームを見まくっている筆者です。

ところで、先日のゲームでは日本がカメルーンに快勝しました。選手のみなさんおめでとう。よく頑張ったと思います。
次も是非頑張ってください。

・・・・・・がしかし。
大手のマスコミなどは、一気に手のひらを返し、岡田監督や選手を絶賛しているけど、そうだろうか。
いや、選手は確かに頑張ったし、結果も出した。それは確かだし認めます。けどね。

ハッキリ言って、相手のカメルーンがショボ過ぎでしょ。
チームとしての体をなしてなかったと思いますよ。
で、日本だって全体を通せば、そんなにイイ内容ではなかったと思うけどな。川島くんだけはモノ凄くよかったけど。

実際、一部スポーツ紙によると、デンマークの新聞が日本vsカメルーンの試合を「酷い試合」と酷評しているそうだ。
それに対して、前述のスポーツ紙では「日本の対戦国なのでワザと貶める表現をしている」−−といった趣旨のコメントが書かれていた。そうかな?筆者は非常に正しい評価だと思いましたけどね。

だって、ワールドカップのほかの試合と比較すれば、色んな意味で段違いですよ。ハッキリ言ってレベルが低かったと思います。
ちなみに、昨日の日経新聞夕刊に出ていた元仙台監督の清水秀彦さんも、筆者とほぼ同じ意見でしたね。

あの試合が「良かった」という人は、日本戦しか観戦せずに、あとはスポーツニュースで他国の試合のゴールシーンしか見てない人でしょ、きっと。

あとは、Jの試合などをスタジアムで観戦したこともないような芸能人とかが喜んでいるのをみると、もう筆者はドン引きなんですけど。「スポーツニュース」と銘打っても、NHKを除くと普段はサッカーを取り上げることのない民法各局が嬉々として報じるのもどうかと・・・。なんとかして欲しいですね。

筆者もそうだし、昨日メールが来た○コちゃんのようなサッカー通、筆者のサカダチはみんな冷ややかです。

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::: 10/06/15(火)   「あなたの趣味はいったいなに?」   【鹿の角】 :::

2010/06/15

帝国データバンクに調べによると、「社長の趣味」としてゴルフの人気が大きく低下しているという。実際、前回調査の2001年、つまり9年前との比較では6.3ポイントも低下し、28.4%にまで低下している。

これについて、「接待ゴルフの減少でプレー機会が減ったから」−−などと分析されているが、ホントにそうだろうか。もちろん、そうした人も一部にはいると思うけど。

個人的に理由は別に2つあると思っており、ひとつはプレー代金の高さを嫌気して。
幸か不幸か筆者はゴルフをやらないけれど、月に最低1回はコースにでる義理の兄貴に聞くとやっぱり高い。河川敷とかのコースでも、そう思いますね。

景気低迷の折、社長とはいえこづかいなどは減らされているのでは?高いプレー代金はそうそう出せないと思いますけどね。
事実、「社長の趣味」項目のなかで比率の増えている項目を見ると、「ドライブ」や「音楽鑑賞」「釣り」などが上位に位置する。釣りも道具にこだわると高いけど、普通は結構お手軽なレジャー。またドライブや音楽鑑賞もやはりそうなる。やっぱり金銭面が影響しているように思いますね。

また、もうひとつの理由は、いわゆる社長の年齢が相対的に下がってきているからでは。
前述しましたけど、筆者がゴルフをやらないように、同世代からそれ以下でゴルフをするって人はあんまり多くないですよ。少なくとも、筆者の周りではあんまり聞きません。
プロの世界をみると石川遼くんのような若いプレーヤーも出ているけど、自分でプレーする分についてゴルフって若い世代のスポーツではない気がします。

・・・・・・と、そこで筆者も自分の趣味について考えましたけど、いったいなんだろう?

「読書」は趣味でなく生活の一部だし、「スキー」は資格持ちなので半ば義務だし。
やっぱり、「酒」でしょうかね。履歴書の趣味欄などに絶対書けませんけどね(笑)。

しっかし、イヤな「趣味」だなぁ〜(爆)。

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::: 10/06/14(月)   「円売り続くか、W杯期間中は小動きだが・・・=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/06/14

今週の為替市場は、リスク回避の後退による円売りの流れがどこまで続くのか、それを見極める1週間となりそうだ。連動性の高いNYダウを中心とした株価動向にはまだ不安も残るが、ギリシャに端を発した欧州諸国への信用リスク問題などにマーケットは徐々に荷もたれ感を覚え始めている。手当ての遅れが指摘される日本の輸出企業の為替予約などをこなしつつユーロ/円がさらに続伸するようだと、ドル/円なども連れ高をたどる可能性を否定出来ないだろう。

テクニカルに見た場合、91円半ばで一本値となっていた日足・一目均衡表の先行帯の雲を先週末のNYクローズベースでも上抜けてきた。リスクはドル高方向にバイアスで、ドルの続伸に期待をしたい。しかし、先週末に一目の雲を超えたとは言っても、ここ最近の91-92円を中心とした1円強レンジを同時に上抜けたわけではなく、また同じ一目均衡表を週足で見た場合には依然として雲の上限(93.15円レベル)と下限(89.95円レベル)に挟まれた状況に変化が見られない。狭いレンジ内での次の方向性を探るような値動きをいましばらく続けることもありそうだ。
なお、先週末からサッカーのワールドカップが開催されたが、調べてみると大会期間中の為替市場は小動きに留まる傾向がある。詳細は某社宛のレポートに書いたので省くけれども、前回2006年ドイツ大会の際は113.55-116.71円となっており、およそ1ヵ月の開催期間で3円強の変動に過ぎなかった。そんな過去の経験則が適応出来るのかどうかにも一応注目してみたい。

一方、今週は材料などイベントで特筆されるものはなく、「端境期」の週と言えるかも知れない。
ただし、それでも17-18日に開催されるEU首脳会議や18-19日のASEAN高級実務者会合あるいは同閣僚会合−−など国際会議でなかなか重要なイベントが予定されている。前者においては欧州諸国において財政危機に対する結束を示せるのかどうかなど、後者を含めて各種会合を前後した参加要人の発言などがマーケットの波乱要因となりかねないのかも知れない。

次に注目されるのは、6月末の四半期末あるいは半期末を前にした需給要因をメインとした様々なファクターか。一部の欧州系金融機関に資金繰りの懸念が聞かれるなど気になる面もあり、月末まで残り半月、予断の許さない状況が続きそうだ。
また、6月末に焦点を併せた要因ではないが、来月上旬に掛けて日本では参院選そして中国に対しては4月発表が先送りされていた米財務省による為替報告書の提出期限を再び迎えることになる。後者との絡みでいえば、おりしも今月26—27日にカナダでG20金融サミットが開催される。個人的には懐疑的だが、一部からはG20サミットの開催前後に中国が人民元の変動幅拡大に動くことを期待する声もあるようだ。(了)

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::: 10/06/11(金)   「購買力平価とiPad」   【鹿の角】 :::

2010/06/11

先日、チョッと面白い話を知人から聞いた。ちなみに、元ネタ(?)は某週刊誌であったらしい。

それは購買力平価についての話で、一般的にも判りやすいモノとして「ビッグマック指数」がマスコミなどでは良く取り上げられることは、ご存じのとおりだと思う。
蛇足を承知で例を挙げると、「米国では3ドルで売られているビッグマックが日本では300円で売られている。品物は日米とも原則同じなので3ドル=300円となり、1ドルは100円が適正価格」−−などという論理だ。

改めて指摘するまでもなく、この購買力平価は品物によって色々なものに適応出来る。したがって、一時はトヨタ自動車の発売しているクルマを参考にした「ヴィッツ指数」というものも聞かれたことがあった。

さて、そんななか前述した知人の話は、米アップル社が発売した「iPad」の価格に注視。米国の価格499ドルに対して欧州では499ユーロで発売されていることから、「499ドル=499ユーロ、つまりは1ドル=1ユーロが適正価格である」という論理がマーケットの一部で聞かれている−−という。

その話、残念ながら筆者は初めて知ったけれど、考え方としては面白いし、まぁ判らなくもない。実際、ユーロ/ドルは将来パリティ(1ユーロ=1ドル)になると指摘するエコノミストなどもいますから。

いずれにしろ、ユーロが一段安をたどっている状況だからこそ出てくる議論なんでしょうね。
1995年当時、ドル/円相場が80円台で推移していた時代にも、「1ドル=50円」説などがやはり声高に聞かれていたことは記憶に新しい。でも、そんな話がマスコミに出るときって、だいたい相場の末期なんですよねぇ〜。

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::: 10/06/10(木)   「万歩計」   【鹿の角】 :::

2010/06/10

筆者は冬場のスキーを除くと、スポーツらしいスポーツをほとんどしない。

ただし取材の際、時間があれば電車などに乗らず、出来るだけ歩くようにはしている。前にも書きましたけど、人形町から大手町とか、日比谷ぐらいなら結構歩きます。先日も途中で昼食を挟みつつ、三田から溜池山王まで歩きました。東京の方以外は、地理が判りにくいかと思いますが・・・。

ともかく、そんなことで運動不足を感じる今日この頃なので、先日思いたち万歩計を購入しました。

買う前から、最近の万歩計は凄くてカロリー計算や脂肪燃焼量なども表示されるとは聞いてましたけど、ビックカメラの売り場に行ったら色んな種類があるのでビックリしました。面白いものもいっぱいありますしね。

たとえば、中仙道や東海道など江戸時代の5街道をシミュレーション的に歩いたことになるものとかね。街道と目的地はその都度代えられ、「京都到達まであと○キロ」とか出るらしいです。

そんななか、個人的に一番面白いと思ったのは「宇宙戦艦ヤマト」ですかね。

これは本当に面白くて、コンセプトは「歩いてイスカンダルへ」−−。
つまり、前述した5街道の宇宙版というわけですな。
筆者がもっとも感心したのは、ヤマトらしく(?)イスカンダル到着までのタイムリミットが設定されていること。ミッションは90日間で達成しなくてはいけないらしい(笑)。

あとは発売元のバンダイのウェブと提携(?)しており、登録するとそこで色々と情報収集などが出来るようだ。マニアの人には嬉しいかも。

・・・なので、ヤマト世代の筆者も買おうかと思ったんですけどねぇ〜。結局、一番無難な面白くないオーソドックスなヤツを購入した筆者です。
もっとも帰ってきて、チョッピリ後悔しているんですが・・・・・・(笑)。

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::: 10/06/09(水)   「健康診断に行ってきた」   【鹿の角】 :::

2010/06/09

先日、年に一回の健康診断へと行ってきました。

例年同様、今回も1週間前からしっかりと準備です。
まずは禁酒ね。事前の1週間は1滴も飲みませんでしたよ。そして、食べ物もてんぷらなどの油物を避ける(まったく食べなかったというわけではない)、肉類も出来るだけ避けて野菜を多く取る。

いわゆる一夜漬けではないけれど、それでも付け焼刃だし、そんなことで修正された数値にどれだけ意味があるのか判りませんけど、体重とか体脂肪率とかはまぁなんとなくイイ数字だった気がします。

あとは2週間後ぐらいに送られてくる検査結果次第ですが、ともあれ、健康診断は取り敢えず無事に終わりましたからね。これで心おきなくバリバリ飲めるのだ(笑)!
サケダチの皆さま、是非また飲みに行きましょう!

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::: 10/06/08(火)   「サッカー、MY代表」   【鹿の角】 :::

2010/06/08

先日、当コーナーを読んでいるという知人の一人と会食をした。

その際に、「サッカーの日本代表にだいぶ不満を持っているらしいけど、じゃあ斎藤さんが監督ならだれを選ぶの?」−−と尋ねられた。

前々から言っているように、日本代表ってものにそもそも興味が乏しい。けれども、建設的な意見は言わずに批判だけをしていたら○島党首いる「社○党」と変わらなくなってしまうので、全メンバー23人(プラス予備登録7名)を考えてみた。

GK(3人)
・楢崎(名古屋)、川島(川崎)、西川(広島)
SB(4人)
・長友(FC東京)、徳永(FC東京)、新井場(鹿島)、加地(ガンバ)
CB(4人)
・槙野(広島)、青山(清水)、トゥーリオ(名古屋)、伊野波(鹿島)
ボランチ(4名)
・明神(ガンバ)、小笠原(鹿島)、小野(清水)、長谷部(ヴォルフスブルク)
攻MF(4名)
・家長(セレッソ)、二川(ガンバ)、石川(FC東京)、本田(モスクワ)
FW(4名)
・前田(磐田)、佐藤(広島)、田中(浦和)、渡辺(横浜)

予備登録(7名);
中澤(横浜)、市川(清水)、稲本(川崎)、遠藤(ガンバ)、香川(ドルトムント)、興梠(鹿島)、田代(山形)

−−取り敢えず以上です。

しっかし、改めてみると見事なほど岡田さんが選んだメンバーとは違いますなぁ(笑)。現代表はわずかに6名。予備登録を入れても9人ですか。半分以下ですよ・・・。

筆者の選抜メンバーに否定的な見解をする人も当然いると思いますけど、それでも現代表よりイイのでは?自己満足ですかね(笑)。

なお、今回のワールドカップの優勝予想はベタですが、スペインかなと。でなければ、意外とアズーリが強そう。ホントはアルゼンチンと言いたいんですけど、なんと言ってもマラドーナが監督ですからねぇ・・・・・・。

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::: 10/06/07(月)   「円全面高の継続性如何に、口先介入は?!=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/06/07

今週の為替市場は、ユーロ独歩安と円独歩高の流れが続くのかどうかを見極める1週間となりそうだ。後者の円高については、依然として株価との連動性が高いため、NYダウなど米株が持ち直さなければリスク回避の円高傾向は続くとの指摘も聞かれている。詳細は後述するが今週は株価と欧州情勢、そして要人発言(口先介入)に左右される展開か。

テクニカルに見た場合、週足・一目均衡表では現在雲の上限(93.15円レベル)と下限(89.95円レベル)に挟まれた値動きをたどっている。上値は重いが下値も堅そうで、取り敢えずは居心地の良さそうなゾーン。予断は許さないものの、大局的に見た場合にはいましばらくは90-93円程度のボックス相場が続く可能性もある。
それに対してユーロはと言うと、対円で年初来およそ2600ポイント(26.00円)、ユーロ/ドルは2700ポイントの価格変動をすでに達成しており、これは過去と比較してみると双方とも1年間で動く平均を大きく上回る。もっとも、だからと言って「ユーロはもう下がらない」という短絡的な話でもないが、経験則を参考にすればユーロは対円、ドルでかなりイイところまで下げている気がしないでもない。

一方、今週注目される要因は大きく2つ。
ひとつは一旦落ち着きを取り戻したかに思えた欧州諸国の信用リスク問題で、先週末にはハンガリーの債務不履行思惑が台頭、東欧への伝播が懸念される状況となっている。また、そうした途上国などに対する欧州系を中心とした金融機関の融資が多いことも気になるところ。ひとヤマ越えたと思われたソブリンリスクだったが、本格的なヤマ場はむしろこれからであるのかも知れない。負の連鎖がどこまで拡大するのか、それによってはさらなるユーロ安が進行しかねない危険性も孕んでいる。

次の注目されるのは、政治・政策的な要因か。前述したような信用リスク問題に対する欧州を中心とした要人のコメントなども気になるほか、ユーロが対円で8年半ぶりの安値圏で推移していることもあり、レベル的にはいわゆる口先介入、ユーロ安を懸念する発言にも注意を要したい。
これは円についても、ある種同様。足もとで円が独歩高の様相を呈するなか、「円安論者」と目される菅新総理が如何なる発言を繰り出すのか、今後実施される具体的な政策対応とともにマーケットの関心を集めそうだ。

なお、そうしたなか今週は米国で合計700億ドルもの長期債入札が実施されるほか、中国では11日に経済指標がまとめて発表される見込み。さらにはNZやBOE、ECBなどが政策金利の発表実施、週末にはサッカーワールドカップ開幕も予定されている。
サッカーワールドカップについては、開催中はロンドンタイムを中心に流動性の乏しくなる傾向がうかがえるだけに、思わぬ価格変動に繋がりかねないと言う懸念も残る。

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::: 10/06/04(金)   「3DテレビA」   【鹿の角】 :::

2010/06/04

確か1ヵ月ほど前だったろうか。

当コーナーで「ちまたでは3Dテレビというものが話題となっている」としたうえで、筆者はそんなものを欲しくない、と書いた。だってホントに必要ないと思いましたから。

・・・・・・しかし。
実を言うと、最近になって少し欲しいかなと思うようになった。

何故かというと、あまり大きな声では言えないのだが、3DのAVが先日発売されたためだ。これは素直に見てみたい(笑)。
筆者の好きな吉沢明歩さん、アッキーのAVなら、なにがなんでも買いますけどね。

そこで改めて考えてみたけど、エロって偉大だなって思う。スゴイよ。
自分が「すけべえ」であることをタナに挙げて言うのはなんですが(笑)。

でもホントにそうで、結構有名な話ですけど、かつて日本でVHSのビデオデッキが流行った最大の要因は「エロ」なんでしょ?

だって、ベータはサイズがコンパクトだったし、画質なども優れていたけど、VHSが一早くソフトと提携、なかでもアダルトビデオのラインナップを揃えた結果、ベータ陣営が戦いに敗れたと言われている。つまりはエロの勝利ですな。

そう考えると、3Dテレビの普及もエロDVDのラインナップ次第って気がします・・・。
いや、そう考えてしまう筆者がやっぱり「すけべえ」だと言うことなんでしょうかね(笑)。

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::: 10/06/03(木)   「ヘッジファンドのリターン」   【鹿の角】 :::

2010/06/03

欧米の有力紙や外電をみると、ヘッジファンドなどのリターンはあまり芳しくないようだ。
それも今年の5月に悪かったとされている。

しかし、それってホントだろうか?
というか、筆者の知っているヘッジファンドは今年4-5月の運用が軒並み絶好調なんですけど・・・。

ちなみに、筆者のコンタクトしているなかにはマクロ系などもあるけど、多くは通貨専門のヘッジファンド。あまり詳しくは書けないが、オフレコベースで聞いたところによるとほとんどが「ユーロショートでかなりの利益を挙げた」らしい。
一部には、4-5月の2ヵ月で昨年一年間以上のリターンを挙げた−−などという先もありました。それって、リターン率はいったいどのぐらいなのだろう?200%ぐらいかな?それとももっと上ですか?

ともかく、そんなこともあり、自分の取材と新聞報道で結構大きな齟齬がある。
もっとも、筆者の知っているなかには新聞などで取り上げられるような、巨大メジャーファンドはありませんけどね・・・・・・。

一口にヘッジファンドって言っても、運用成績は資産規模や運用対象などによって大きな差があるってことでしょうかね?

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::: 10/06/02(水)   「修学旅行は海外へ」   【鹿の角】 :::

2010/06/02

先日必要があって姉貴のウチに行ったら、テーブルの上に現在高2の甥っ子のパスポートが置いてあった。

おっ、偉そうに海外に行くのか−−と思い、姉に聞いたら修学旅行なのだそうだ。オーストラリアへ。

甥っ子は私学に通っているので、良く考えたら珍しいことではないのだろうが、にしてもリッチですね。いまの学生は。羨ましいよ・・・。

また、そのあと帰宅した大学生の姪っ子と話をしたら、彼女は公立だったけど修学旅行は沖縄だったという。
えっ、そうなの?!初耳・・・じゃん。

筆者や姉貴が学生だったころ、埼玉や東京の国公立高は京都・奈良が主流だったけどな。金閣寺や行ったり、清水寺に行ったりね。

う〜ん、時代は変わりましたねぇ〜。
まぁ、取り敢えず無事に帰ってきておくれよ。

あっ、そうそう。行く前には、こづかい用の豪ドルをいつ買ったらトクか、キチンと筆者に相談するんだぞ。こっちは専門家なんだから、さ。格安で教えてやるよ(笑)。

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::: 10/06/01(火)   「密室殺人ゲーム王手飛車取り」   【鹿の角】 :::

2010/06/01

タイトルに物騒な文字が並んでいますけど、これは本のタイトルです。そう、筆者の好きな本格ミステリー小説の。作者は「葉桜の季節に君を想うということ」で一躍有名になった歌野晶午さん。

筆者の記憶が確かならば、当コーナーで本の話を書くのは今年初めだと思う。
いやしかし、久しぶりに面白い本を読みました。発売された(文庫落ちした)のは今年の1月で少し前ですけど。

内容的には連作短編集。正直に言えばそれぞれの短編で出来不出来は大きいし、最後の終わり方も個人的には首肯できない。座りが悪いと言うか、もう少し違う「落とし方」があったように思うけど・・・。

それと、あの終わり方で、よく続編(「密室殺人ゲーム2.0」)が書けたよね。それともタイトルが似ているけど、続編ではないのかしらん?

ともかく、前述したような話ばかり書いていると、悪いところアラ探しばかりをしているように捉えられそうだけど、内容的にはホントに面白いです。アイディアも素晴らしい。
いまというか、現代向きの内容ですしね。おそらく10年前には書けなかったと思うし、書いても理解されなかったのでは?

ここでは紹介しにくい、久しぶりの「ガチガチ本格」なので、一般向きではないかも知れない。しかし、筆者と同好の士であれば是非とも読んでいただきたい作品だ。おススメです。

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