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::: 09/11/30(月)   「円高の継続あるか正念場=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2009/11/30

今週の為替市場は、先週末に見せた円全面高の流れが、いわゆる「セリング・クライマックス」であったのかどうかを見極める1週間となりそうだ。
ちなみに、先週末にも報じたように米感謝祭前後の良く見られる相場のパターンからすると、「前後の1〜2週間で3〜5円の変動」がある−−。価格的なメドは一応達成しているものの、日柄的にはまだまだ。飽くまでも経験則に基づいたもので、そのとおりに行かない年ももちろんあるが、ともかく過去との整合性を如何に考えるのか、そこがカギを握りそうだ。

チャートを見ると、ドル/円相場は連日の安値更新で先週末にはついに84円台へと突入した。14年ぶりの安値となる。当局からの相次ぐ口先介入などを受けてドルは取り敢えず反発へ転じているものの、基本的なリスクは依然として下方向。口先介入だけでは効果も限られると予想されることで、当局の次の一手が如何なるものかが注視されよう。
介入警戒感などが下支えし目先はそれなりに底堅い展開となったにしても、ここから下にテクニカルな下値メドは存在しておらず、それこそ強いものとなると1995年の79.75円となってしまう。再びドルが崩れた場合には、思わぬレベルまでドル安が進行する可能性も否定できない。

一方、材料的に今週もっとも注目される要因は、先週末に急浮上したドバイ・ショックの行方だろう。そんな「ドバイ・ショック」については、ブレア英首相が「ドバイ危機は封じ込め可能」、またプーチン露首相も「市場の混乱は一時的なもの」と発言したほか、有力格付け機関のムーディーズが「UAEの銀行格付けや見通しは現時点で変更せず」と指摘している。
−−上記の発言などを額面通り素直に受け取れば、短期間で終息、まさに一時的な影響だけに留まりそうだが「ホントにそうなのか」という疑念は払拭できない。気の早い一部マスコミで報じられている「第2のリーマン・ブラザーズ」−−まで話が広がるかどうかは別にして、波乱要因として今後もその動向には注視する必要があるだろう。

それとは別に注目されるものは、先週末に従来のスタンスが転換した感の強い藤井財務相をはじめとする日本の市場介入姿勢。取り敢えずは口先介入で凌ぐのだろうが、「実弾介入」が果たしてどこで実施されるのか、その点には是非とも注目してみたい。
また、日本の単独介入では効果が限られるとの見方が有力であり、当局もそれを承知している。そのため、日米欧などとの連携を如何にとっていくのか、果たしてそもそも連携が取れるのかといったことも、今週と言うより多少長いスパンの相場見通しを考えるうえで重要なファクターになりそうだ。

なお、そのほかでは本日予定されている中国とEUの首脳会議や明日のユーロ圏財務相理事会、週末に予定されている米雇用統計を筆頭にした一連の米経済指標発表などにも注意を要したい。


P.S.
日々のドル/円のストラテジーは「為替一家の華麗なるFX生活」にて。

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::: 09/11/27(金)   「荒れる秋相場」   【鹿の角】 :::

2009/11/27

「もう遅い」−−かも知れないが一応・・・。

インターバンク・マーケットで「秋相場は荒れやすい」と言われている。

これについては、当稿の「週間見通し」などでもなんどか取り上げてきたけれども、具体的な数値などは書いてこなかったと思う。

以下の話はその「荒れる秋相場」のすべてを現したものではないのだが、ある会社向けに書いたレターの中に示した具体的な数字をここで取り上げたい。
それは、経験則からすると、米感謝祭前後の「1〜2週間で3〜5円の変動」がある−−というものだ。

今年の相場に適応させると、ドル安方向に振れた場合には12月上旬にかけて83-85円程度までのドル下押しが否定できなかったのかも知れない。
そして、本日の東京タイム午前にドル/円相場は一時84円台を記録しており、早くも過去のパターンの価格的な最低限のメドは達成してきた。

最低限のメドを達成したため、今後の展開は読むのも難しいが、パターン的には日柄面などから考えてまだドルの下値余地はくすぶっていると言わざるを得ない。来週以降にかけて、本日安値を再び更新する局面が到来しないとも限らない。

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::: 09/11/26(木)   「今年のXマスプレゼント事情」   【鹿の角】 :::

2009/11/26

景気の悪化がクリスマス・プレゼントに対する考え方にまで、暗い影を及ぼしている。

「プランタン銀座」の調査によると、女性が男性(恋人やパートナー)に期待するクリスマス・プレゼントについて「期待しない」との回答が全体の40%になったと言う。
ちなみに、「期待しない」との回答、前年はわずか4%に留まっていた。

なんと一気に10倍増・・・・・・。

また、プレゼントを「期待している」と回答した女性が考えるプレゼントの金額についても、平均価格は29,888円と3万円を切っており、こちらも2001年に次ぐ低さになる。昨年は5万円を超えていたことからすると、2万円以上も低く、物凄いダウン幅だ。

「わが世の春」−−を謳歌していたタカピーな女性たちも、ようやく景気の悪さを実感してきたってところでしょうかね〜。
逆に世の男性にとっては、ホッと一息ってところでしょうか(笑)。

そう、質素に慎ましくいきましょう・・・。

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::: 09/11/25(水)   「リーマン予想」   【鹿の角】 :::

2009/11/25

「リーマン予想」−−というものをご存じだろうか?

確か先々週の日曜日だったと思う。朝起きて新聞のテレビ欄を見ていたら、NHKスペシャルに上記「リーマン予想」の文字が。

おりしも、その日は外出し帰宅が遅くなる可能性があったので、なんだかよく判らなかったけど、きっと「リーマンブラザーズの破たん(損失)」に絡むエコノミストの分析や予想の話だろうと見当をつけた筆者は録画セットをして出かけました。

そして・・・・・・。その際のNHKスペシャルを、昨日ようやく見ました。
結果は、まったく違う話でしたね(苦笑)。
一言でいえば、「数学」もう少しいえば「素数」、多少専門的にいえば「ゼータ関数」に関する話でした。

いや、でも番組そのものはとても面白かったですよ。筆者はバリバリの文系ですが、数学だけは何故か(?)好きなんです。
「フェルマーの大定理(最終定理)」−−の話とか、そんなものもね。

だから、「瓢箪から駒」思わぬ儲けものって感じで楽しみました。感謝(笑)。

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::: 09/11/24(火)   「米感謝祭挟んだ波乱の展開に要注意=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2009/11/24

今週の為替市場は、先週末にかけて見せたクロスでの円高、円以外の通貨に対するドル高の継続性を見極める展開となりそうだ。
当稿で再三指摘している「荒れ易い秋相場」−−のパターン、今年はここまで期待外れとなっている。しかし、米感謝祭(サンクスギウィングデー)前後からマーケットの流動性が枯渇し始めることと併せ、週の後半にかけては思わぬ価格変動も否定できない。

チャートを見ると、ドル/円相場はレンジ相場の様相を強めつつある。事実、先週初以降昨日までは88.55-89.70円ほどと1円強のボックスを形成しており、目立った動意はうかがえない。ともかく、足もとで形成している極めて狭いボックス圏を上下どちらに抜けていくのか、その動向に注目してみたい。
なお、そうしたなか気掛かりなのは移動平均の200日線と日足の乖離。現在記録している6%以上の乖離率は、経験則的にドル売られ過ぎからの反発を予感させるものと言えよう。

一方、材料的に今週も注目される要因は幾つかあるが、その最たるものは継続案件である「需給要因」か。なかでも、サンクス・ギヴィングデー前後がメドとなる米系投機筋などのポジション手仕舞いはとくに要注意。為替市場の動きもさることながら、商品相場においてゴールドや原油のロング・ポジションを膨らませてきたことからすると、その巻き戻しにより一時的にせよ思わぬ深押しが入る危険性を孕んでいるのかも知れない。
そして、商品相場の調整安が仮に進めば、それにともない資源国通貨と言われる豪ドルなどが下落する反面、本国への資金還流によりさらなるドル高に振れても不思議はない気がする。

そのほかでは、23-25日に実施されるトータル1180億ドルにも及ぶ米債の入札や、相次ぐ米経済指標の発表などにも注意を要したい。ちなみに、後者については24日に米GDP改定値とS&Pケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、25日には個人所得/個人消費や新築住宅販売件数−−などが発表される予定だ。

最後に補足的に、ひとつ付け加えると今月16日から18日までの日程で実施されたオバマ大統領に続き、今週末27日から29日までトリシェECB総裁など複数の欧州要人が中国を訪問する予定となっている。したがって実際のところはさておき、人民元切り上げに関する思惑などが台頭することもありそうで、その結果は今週というより来週初めの為替市場の波乱要因になりかねないように思っている。


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::: 09/11/20(金)   「忘年会」   【鹿の角】 :::

2009/11/20

早いもので今年も残り1ヶ月強となった。

そうした状況なので、幾つかの会社などから忘年会のお誘いをいただくようになったが、今年は誘いが少ないですねぇ〜。
それとも、単に出足が遅いだけなんでしょうか?

2-3年前とかは、11月中に忘年会をやったことも何度かありましたけど、今年はここまで皆無ですし・・・・・・。

今のまま行くと、今年は自社分など自分で主催するものも含めて5つぐらいですかね。
ピーク時には、12月の某週1週間(月−土)だけで忘年会7つ誘われたこともあったのに。そう、うち1回はダブルヘッダーでした(笑)。

う〜ん、隔世の感がありますねぇ。ホンの数年前なんですが。
ともかく、こんなところにも景気の悪さを感じています。

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::: 09/11/19(木)   「袋田の滝」   【鹿の角】 :::

2009/11/19

紅葉のシーズンだと言うことで、先日茨城県の袋田の滝へと行ってきた。

行ったその日は風こそ結構あったけど、天気は良いし暖か。前日雨だった影響もあってか、激混みで難儀しました・・・。

ドライブも好きだし、出かけるのもいいんですが、行楽地って混んでますからね〜。それがどうにも好きになれません・・・。ある意味仕方のないところでもあるんですが。
ただ、ハイシーズンで紅葉はホントに綺麗でした。

そんなこんな、滝や紅葉を見て帰ろうかと思ったら、近くのそば屋で檻に入れられた「ウリ坊」2匹を発見。
携帯とデジカメとで写真を撮ってきたけど、いやぁ可愛かったです。

その店でそばを食い、店の人と話をしたら、畑を荒らしに来たヤツをとっ捕まえたのだという。さすがに茨城、ウリ坊が畑にでるのか(笑)。

ともかく、イノシシの被害って馬鹿にならないんだとか。確かに鼻が頑丈そうでした。あれできっとイモとか掘るのでしょう。う〜ん、農家の方は大変かもなぁ〜。

しかし、帰りのクルマで気が付いたけど、あのウリ坊どうなるんだろ?
まさか、「ボタン鍋」の材料にされるんじゃないだろうな。

それを聞いてこなかったなぁと、それだけがチョッと心配です。

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::: 09/11/18(水)   「日本酒の飲み方」   【鹿の角】 :::

2009/11/19

先日、「ノミトモ」である松戸の○んちゃんに誘われて、日本酒の試飲会に参加した。

正直、最近はあんまり日本酒を飲むことってないのだが、やっぱり上手い酒は上手いですねぇ〜。

そのなかに、以前から好きな日本酒のひとつである山梨の「春鶯囀(しゅんのうてん)」があって、凄く嬉しかったです。

で、その「春鶯囀」のブースで蔵元の人と色々話をさせてもらったのだが、そこで「これからは是非ぬる燗で飲んでください」と言われ、驚いてしまった。

筆者の場合、日本酒って冷酒か常温で飲むのが基本で、燗をして飲むなんてことはまずない。
もっと言えば、「純米吟醸とかを燗するなんて言語道断!」、とすら思っていた。

けど、燗をしたらしたで旨かったです。実際に、「春鶯囀」のぬる燗を飲ませてもらったら、香りがとにかくイイですし。あの香りは、冷酒を飲んでいたらきっと判らない。

えっ、と驚きましたね。
ちょっと大げさにいえば、筆者は40年間もいったい何をやってきたんだろう・・・って(笑)。

いやはや、人生いつまでたっても勉強ですね。
もっとも、ここ最近は酒の勉強ばかりですが(笑)。

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::: 09/11/17(火)   「システムトレード」   【鹿の角】 :::

2009/11/17

幾つかの業者に出入りしているなかで、最近良く聞くのは「自社でシステムトレードを開発する(したい)」−−という話になる。
それに関する相談も受けたりするが、筆者は完全な門外漢ですからねぇ・・・。

御存知のように、FX会社には信託保全とレバレッジ規制という2つの足かせが掛っているうえ、「次の稼ぎ場」と考えたCFDについても規制がかかることになった。
そのため、収益確保として急きょ「システムトレード」に力を入れ始めたFX会社は少なくないようだ。

・・・・・・それそのものを悪いことだなんて、決して思いません。幸か不幸か、筆者はその類を使いませんが結構当たっているとの評判のモノもどうやらあるようだし。

ただし、個人投資家の方たちに考えて欲しいのは、「自社開発のシステムトレード提供」の多くは、FX会社の収益確保が目的だと言うことです。

あとは当然ですけど、100%当たるわけじゃないので。
どこぞのCMみたいですが、「ご利用はどうぞ計画的に」−−。

なんにしても、売買をするのは自己責任になることだけは、お忘れになりませぬよう・・・。

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::: 09/11/16(月)   「米中首脳会談など注視、波乱はあるか=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2009/11/16

今週の為替市場は、やや円高方向へのリスクを感じつつも、いまひとつ方向性の乏しいマーケットにおいて次のトレンドがハッキリすることが出来るのかどうかが注目されそうだ。
当稿でも指摘しているように、パターン的に見て「秋相場は荒れ易い」−−と言われるけれども、今年はここまで期待外れと言う気がしている。今週あたりから、過去の経験則を彷彿とさせる激しい価格変動に期待したい。

チャートを見ると、ドル/円相場は依然としてレンジ内ではあるものの、先週末に89.95円レベルに位置する一目均衡表の先行帯の雲の下限をNYクローズで再び下回ってきた。ドルの下値不安が再びかま首をもたげてきた感も否めない。そんなドルの下値メドは直近安値の89.29円、そして89.19円となる。一本調子ではないにしても、さらなるドル安の進行には是非注意を要したい。

一方、材料的には月初の米雇用統計やG20財務相・中銀総裁会議、あるいは先週の米債入札、日米首脳会談など月内の重要イベントをおおむね消化しており、今週はやや材料に欠けるイメージだ。ただ、そうしたなかでも注意すべきものは、大きく2ある。

うちひとつは、先週からの継続案件である「需給要因」で、中身について若干補足すると@トータル600億ドル近いとされる米債の償還&利払い、A冬のボーナスシーズンを見込んだ個人投資家などの円売り需要、B米感謝祭(サンクス・ギヴィングデー)前後がメドとなる米系投機筋などのポジション手仕舞い、Cここ最近の新聞紙上で取り上げられることの多い日本企業の増資−−などとなる。
ちなみに、需給要因は円売り、円買い両サイドともに混在しているものの、いずれも無視できないだけにリスク要因として頭の片隅にでも留めておかれたい。

次に注目されるものは、16日から18日までの日程で実施されるオバマ大統領の中国訪問。また、それと関連して実施される米中首脳会談などにも要注意。
会談における注目ポイントは幾つかあるが、そのなかでも人民元切り上げ協議などが実施されるのかどうか、という点を取り敢えず挙げておく。単純に「進展のあるなし」は為替市場の波乱要因になりかねない気がしている。

そのほか、前述した主要2つの要因以外でも、日米欧の企業決算発表が予定されている。一例を挙げると、16日に米ゼネラル・モーターズ(暫定決算?)、17日に独フォルティス、18日には東京三菱UFJ−−など。また、16日の小売売上高のほか、18日には住宅着工件数などの米経済指標も発表される予定で、それらにも一応の注意を要したい。
別途、NYゴールドや原油価格を中心とした商品相場の動きも気掛かり。


P.S.
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::: 09/11/13(金)   「B-1グランプリ」   【鹿の角】 :::

2009/11/13

いきなり問題です。
「横手やきそば」「八戸せんべい汁」「津山ホルモンうどん」「あいがけ神代カレー」「厚木シロコロ・ホルモン」−−に共通することって判りますか?

答えは、今年9月に開催されたB級グルメの日本一を決める第4回「B-1グランプリ」の上位5つになる。

グランプリに輝いた「横手やきそば」は、太くて真っすぐなゆでめんに半熟の目玉焼きと福神漬が添えられており、食べた人間によると「めんのモチモチ感がたまらない」−−そうだ。
書いていたら無性にやきそばが食べたくなってきたなぁ〜。今日の夕飯はやきそばにしよう(笑)。

半ば余談をいうなら、筆者個人は食べ物に貴賤がないと考えており、A級とかB級とかに分けることが実は良く判らない。
とはいえ、今年の大会には過去最多の27万人が来場するなど、一大イベントとしてスッカリ定着した感もうかがえる。また、町おこしに大きな役割を担っているとの声も聞かれるなど、かなり市民権をえているようだ。

筆者は良く言うと「グルメ」、悪く言うと「食い意地がはっている(笑)」ので、来年厚木で開催される第5回大会には参加してみようかな(笑)?

P.S.
−−しかし、改めて思ったけど、格闘技のK-1とか、お笑いのM-1、R-1などをはじめ最近は「アルファベット1文字+1」っていうコンテスト多くないですか?
判り易いっていやぁそうなんだけど、安易といえば安易だよね・・・。

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::: 09/11/12(木)   「テスター」   【鹿の角】 :::

2009/11/12

最近、幾つかのFX会社から口座開設を頼まれている。

う〜ん、ただでさえいま現在口座は4つあり、うちひとつは事実上休眠しており、まったく取引していないんですが・・・。

とは言え、聞くところによると個人投資家は平均で7口座持っているというから、筆者もまだあと2、3あってもねぇ。いいのかも知れないけど。

そんな筆者になぜ口座開設させたいのかというと、雀の涙にも劣る微々たる投資資金を巻き上げようということではないらしい。
逆に稼がせて挙げようということでもないらしいが(笑)。

ある会社の人間に言われたのは、「ウチの取引システムを使ってみて、良いところや悪いところを忌憚なく教えて」−−。
つまり、テスターというか、モニターとして筆者を使いたいらしいです。

う〜ん、別にいいですけど、筆者はかなり厳しいですよ。

実際、ある会社には箇条書きですけど、かつてレポート用紙2枚分ぐらい「ダメだし」したことがあります。それもスワップが悪いとかスプレッドがワイドだとか、そんなことではなく、使い勝手の悪さとかシステム上の不備とか改善期待とかを。
レポートを見た担当者は目が点になっていましたっけ。「こんなにあるの」−−って(笑)。

きっと、個人投資家の方は色々と不満があるんでしょうけど、基本的にはなにも言わないんでしょうね。我慢もしているのかな。

でも、筆者はズバッといいますから。だって、言わないと判らんでしょ。
もっともっと快適な、そして使いやすいシステムで取引したいですよ筆者は。

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::: 09/11/11(水)   「腕時計と浮気」   【鹿の角】 :::

2009/11/11

「コレクター」−−というには若干の語弊があるけれど、筆者は腕時計のGショックが好きで10個ぐらい所有している。

デザインとかも結構好きだし、ひとつがそんなに高くないのも気に入っている一因だ。
毎年新デザインの出るのは辟易しちゃいますけど・・・。

所有しているGショックのうち、普段使いしているものは5つぐらいで、いまはそのすべてが電波時計。
TPOや気分によって、使い分けている。

・・・・・・そんななか、先日ある女性に言われたのだが、なんでも心理学的に見た場合、腕時計をたくさん持っているオトコは浮気性なんだそうだ。
つまり、女性も腕時計のようにたくさん所有し、「TPOや気分によって、使い分けたい」と思っているそうな。

どんな占いでそうなっていたか知らんけど、筆者は違うけどな。
筆者は純情一途ですし、一穴主義者ですから(笑)。

でもさ、その占いって、ようは「女性=腕時計=オトコにとってアクセサリー」っていう3段論法にモトに成り立っている気がする。
だとすると、「アクセサリー」扱いされる女性に対しても、失礼なのでは?

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::: 09/11/10(火)   「最高のエコってなんだろう?」   【鹿の角】 :::

2009/11/10

先日知人、「世の中かたちばかりのエコが多い」と話になった。

・・・これについては、以前に筆者もエコバッグに関する疑問点から、似たような話を書いたことがある。

しかし、知人との話のなかでも出たけれど、エコに似せた活動も決して少なくないと思う。

たとえば、筆者も好きなクルマを例に取ると、いま乗っているクルマが二酸化炭素の排出量などで環境にあまりよくないから、いわゆるエコカーに乗り換えるとする−−。

これって、一見素晴らしいエコに思えるけど、ホントにそうだろうか?
個人的には甚だ疑問に思っている。トヨタ自動車も「エコ替え」とか言ってるけどさ。

筆者が思うに、「最高のエコ」ってエコ商品に買い換えることではなく、ひとつのモノをとにかく大事に使うことでは?

まだ使えるものなのに、環境によくないといって買い替えばかりしているのは、逆に環境に「優しくない」と思うんですけど違いますかね?

まぁ、それって、おカネのない筆者の負け惜しみって言われれば、それまでですけどね〜。否定はしませんよ、確かにおカネがありませんからね(笑)。

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::: 09/11/09(月)   「ドル全面安の継続性は?!注目材料相次ぐ=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2009/11/09

今週の為替市場は、先週末に見せたドル全面安の流れ、またそれと歩調を併せる格好になっている円安が今後も続くかどうかがポイントとなりそうだ。

チャートを見ると、ドル/円相場は弱者同士の組み合わせということもあり、やや方向性に欠ける。実際、時間足は先週初めに記録した「イレギュラー」な箇所を除くと、おおむね89.50-91.00円程度のボックスを形成していることが見て取れる。そんな狭いボックスを上下どちらに放れていくのか、取り敢えずはその攻防が注視されよう。
下方向の場合には取り敢えず直近安値の89.19円、上方向の際には10月末の高値92.32円レベルが視界内へと捉えられることになるだろう。

一方、材料的には米雇用統計やG20財務相・中銀総裁会議などを先週末までに重要なイベントが消化されたとはいえ、今週も注目材料は決して少なくない。そのなかでも、とくに重要なものは大きく2つあると考える。

まずは、大雑把に言った場合の「需給要因」で、もう少し詳しく説明すると3つほどに細分化される。順を追って挙げると、ひとつ目は12月末決算期末の投機筋による「45日ルール」であり、次いで冬のボーナスシーズンを見込んだ個人投資家などの円売り需要についても、そろそろ念頭に入れておく必要がありそうだ。そして、最後3つ目の要因は「米債の償還と入札」で、そのうち米債の入札についてのみ若干の補足をすれば、今週は本日の3年債400億ドルを皮切りに、週内だけでトータル810億ドルの米債入札が実施される見込みとなっている。
なお、先週FOMCの結果が発表され、また週末に発表された米雇用統計が予想以上の悪化を示したということもあり、米債の入札については需給要因という以外に、米長期金利の動向に影響を与えかねないという意味でも注意する必要があるかも知れない。

次に注目されるものは、政治的な要因で「なかでも重要なモノ」−−となると、ガイトナー米財務長官とオバマ米大統領の来日になるだろう。予定されている日米財務相会談や首脳会談などで、為替や金融に関する進展はあまり望めないが、藤井財務相など日本サイドの出席者から前後に予定される記者会見などでポロっと不用意な発言が飛び出さないとも限らないように思っている。
なお、それとは別に11-12日にシンガポールで実施されるAPEC財務相会合にも一応の注意を要したい。ドル安や人民元安の問題が協議される可能性もある。

そのほか、前述した主要2つの要因以外でも、9日独系アリアンツや11日蘭系INGグループなど引き続き欧州系金融機関の決算が発表されるほか、日本でも13日にみずほFGや三井住友FGが決算を発表する見込み。さらに、11日には10月小売売上高や同鉱工業生産など中国の経済指標がまとめて発表される見込みとなっており、それらもリスク要因として頭の片隅に留めておきたい。


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::: 09/11/06(金)   「FXのゲーム」   【鹿の角】 :::

2009/11/06

いくつかのFX会社がFXに関するゲームを発売している。
一例を挙げると、任天堂のDSで出来る「外為売買トレーナー カブトレFX」−−などがそれになる。
聞くところによると、まあまあ売れているとも言う。

いまから1年以上も前の話になるが、こうしたFXのゲーム化の話、ゲーム開発メーカーと大手広告代理店の知人2人から別々に同様の依頼を受け、3つのFX会社に筆者が話を持って行ったことがあるのだ。
「商品化の企画に参加しませんか」−−と。

・・・しかし、そのときの反応は散々で、ある会社では「そんなものが売り物になるわけがない」とか言われました。ケンモホロロ・・・。

あとは、「費用対効果が望めない」「ウェブを介して無料で出来るデモ取引とどこが違うのか」−−とかね。
まぁ、御説はいちいちごもっともなんですが。

ともかく、そんなことで上手くいかなくて、筆者は知人たちに申し訳ないことをしたけど、最近の動きからするとやっぱり商売になるもの見たいですね〜。

筆者がかかわれなくて残念でしたけど、前述したゲームなどは少しでもFX取引普及のためになっているんでしょうか?

あとでゲーム開発メーカーに勤める知人たちに、反応を聞いておきましょう。

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::: 09/11/05(木)   「円楽さん死去」   【鹿の角】 :::

2009/11/05

筆者は落語が大好きだ。
大学時代は落研に結局入らず、「○○研」と「○○研」と「○○研」に入ってしまったけれど(3つのサークルやってました)、高校時代は文化祭で高座を勤めたこともある。

・・・そんなことはともかく、最近非常に残念なニュースがあった。

そう、5代目の三遊亭円楽さんがお亡くなりになったことだ。

人によって色んな考え方があるけれど、筆者的には昭和の3名人と考える落語家が3人おり、その一人が円楽さんだった(ちなみに、あとの二人は故・古今亭志ん朝さんと、立川談志さん)。

書いていて気がついた。そうかぁ、いま現在存命しているのは談志さんだけかぁ・・・・・・。

談志さんも体調が悪いみたいな報道が多いけど、是非とも長生きしてほしいな。
同時に円楽さんのご冥福をお祈りしたいと思います。合掌。

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::: 09/11/04(水)   「早くも降雪、冬模様・・・」   【鹿の角】 :::

2009/11/04

ここのところ関東圏も寒いけど、山間部はもっと寒いらしい。
群馬あたりの山では早くも降雪が観測されているようだ。

いや、標高が高いところなら判るんですよ。けど、低い榛名山でも雪が降ったみたいだし。例年より1ヵ月早いとか。
地球はきっと、氷河期に向かっているんでしょうな、きっと(笑)。

ずっとピンとこなかったけど、なんとなくスキーシーズン入りに向けて気持ちが高まってきました。
思えば、今週末の日曜日は埼玉県の指導者研修会だし。だいたい、これがキッカケになりますね。「ヨシ、今シーズンもやるぞ」って、ね。

余談ですが、今年から検定種目がガラっと変わります・・・。
受験を考えている方、いまから用意しておきましょう。

なんでも「横滑り」とかあるらしいからなぁ。指導員サイドも練習しないと出来ませんよ。いや筆者だけかな(笑)。

今週日曜日の研修会は当然陸上、つまり理論ですけど、キチンと聞いておかないとな。
毎年、寝るのを我慢するのが大変なんですけどね(笑)。

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::: 09/11/02(月)   「材料目白押し、円全面高の継続性如何に=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2009/11/02

今週の為替市場は、先週末から本日の早朝に見せた円全面高の流れが本物であるのか、その継続性の見極めがポイントとなりそうだ。

チャートを見ると、ドル/円相場は緩やかな右肩下がりをたどる一目均衡表の先行帯の雲の下限に上値を阻まれる格好で下落、週末には目先のサポートと目された移動平均の21日線などが位置する90.20-30円などをしっかりと割り込んできた。また、本日早朝にノンバンク大手CITグループが連邦破産法の適応を申請したとの報道を受け、円は続伸すると89.20円レベルまで一時値を下げる局面も観測されている。
ちなみに、そんなドルのサポートは直近安値を起点とした上げ幅の76.4%押しに当たる89.05円となる。そのレベルを割り込むようだと、10月14日安値の88.83円そして100%押しの88.01円が名実ともに視界内に捉えられそうだ。

そうしたなか、今週は1週間を通して注目材料が目白押し。そのなかでもとくに重要なものは4つある。
まずは4日FOMCで、フィナンシャル・タイムズやウォールストリート・ジャーナルなど複数の有力欧米紙が報じているように声明の文言が変更されるのかどうかが注視されている。具体的には「かなりの長期間(低金利が正当化される)」が削除されるかどうかになるだろう。いわゆる出口戦略に一足早く動いたのはオーストラリアだが、日本についても日銀が先月末30日の金融政策決定会合で、実施してきたCP買い取り措置を、期限の年末で打ち切ることを決めている。米国がつ継ぐ格好で出口戦略への第一歩を踏み切るかどうか、おおいに注意をはらいたい。

次に注目される要因は、発表される欧州系金融機関の決算か。
と言うのも、EU各国の金融当局で構成する欧州銀行監督委員会が公表した域内の主要22金融機関を対象とした「ストレステスト(特別検査)」の結果によると、最悪のケースでは今年から2011年にかけての2年間で、金融機関の破たんなどにより4千億ユーロ(約55兆円)もの損失を計上する可能性を否定出来ないとされているからだ。ピークを過ぎた感のある米国に対し、欧州系金融機関の危機はもしかしたらこれからが本番なのかも知れない。
おりしも今週は、3日にスイス系UBS、4日仏系ソシエテジェネラル、5日独系コメルツ銀行、6日仏系BNPパリバ−−などの有力行が決算発表を予定している。ユーロの動向も予断を許さない。

なお、紙幅の関係から残りの2つの注目要因はごく簡単に記せば、6日の米雇用統計と週末7日に実施されるG20財務相・中央銀行総裁会議となる。
うち後者についてのみ若干補足をすると、日本の藤井財務大臣は国会の日程などから出席しないものの、代理で出席する野田副大臣は先日「日本は円高を容認しているわけではないという意向を伝える」などと発言し、マーケットで物議を醸したという経緯もある。ユーロ高に不満が高まりつつある欧州などを含め、個人的には意外に政治的な要因な今週の相場のキモを握りそうなイメージを抱いている。


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