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::: 06/09/29(金)   「ドスコイ警備保障」   【鹿の角】 :::

2006/09/29

・・・なんだか凄そうなタイトルだが(笑)、これって本の題名です。

以前、確か今年3月だったと記憶しているが『都立水商!』という小説をご紹介したことがある。その同じ筆者、室積光氏の本がまたまた小学館から文庫落ちしたというので、さっそく購入してみた。

はははっ。前作にも増して「くだらねぇ〜」。そして、猛烈な虚脱感(笑)。
なんども書くが、「くだらない」というのは筆者の最大賛辞、ホメ言葉だ。
いやいい、実にいい。まず設定がタマラないし、字間から映像が浮かび上がるような書き方がまたすごい(笑)。

正直なところを言えば、「水商」を読んだときには、確かに面白かったけど、すんげぇ文章が下手だと思っていた。失礼な言い方をすれば、これってプロの文章ではないぞ、と。
でも、今回の「ドスコイ」はかなり文章がこなれている。上手い・・・・・・とはまだ言えないが、前記したように、何だかワケの判らない魅力が著者にはあるように思う。是非読んで欲しいなぁ・・・。

気分が滅入っている人、元気のない人などにはオススメです。

P.S. 
前々から公言しているように、筆者は本格推理小説が大好きで、実を言えば今年も「それだけ」ですでに70冊ぐらいは読んでいる。でも、コレっていうのがなぁ・・・。
ちなみに、当コーナーでワザと取り上げないのじゃないですよ。取り上げたいものがないんです。書き手の皆さん是非頑張ってください。
でも、京極夏彦さんの『陰摩羅鬼の瑕』文庫版がでたからね。これは楽しみ・・・。島田荘司さんの『光る鶴』とともにスンゴク期待している・・・。

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::: 06/09/28(木)   「曖昧な言葉」   【鹿の角】 :::

2006/09/28

記者という仕事をやっていることもあり、使用する言葉には結構ウルサイ筆者だが、自身でもかなり曖昧に使っているものが少なくない。

たとえば、先日も書いているレポートのなかで「シュミレーション」を使ったら、あとで知人から「それって誤用だよ。正しくは“シミュレーション”」と言うメールを頂戴しました。

普通間違った言葉は一発変換されないもの。だいたいは、そこで変だなぁと思うのだが「シュミレーション」って一発変換されましたからね(と、パソコンに責任転嫁してみる・・・笑)。でも、そうなんだ。確かにスペルを見ると、「simulation」ですからね。話し言葉だと、あんまり差異が判らないし。

しかし、かなり長いあいだ、「シュミレーション」と書いてきた気がするぞ、筆者は。いやぁ、そんな過去の処遇を思い出すだけで恥ずかしいなぁ。

そう。間違いとは違うけど、筆者が前々から疑問に思っている用語がある。
それは、「おざなり」と「なおざり」だ。どう違うの?恥ずかしながら、この違いがいまだに良く判りません・・・。辞書の説明を読んでも、紋切り型でピンとこないし。

判り易く解説していただける方がいたら、是非ご教授ください。

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::: 06/09/27(水)   「狭そうで広い日本」   【鹿の角】 :::

2006/09/27

新聞名は忘れたが、先日ある朝刊紙で興味深い記事を発見した。
それは、「出身地を推測できる“ばんそうこう”」−−という記事だ。お読みになった方もきっといるのでは、と思う。

筆者などは、普通に「ばんそうこう」、あるいはたまーに「バンドエイド」と言うこともあるなぁ、などと思っていたら、意外にも全国で様々な呼び名があるらしい。で、しかも記事によると、その呼び方で出身地が判るというのだ。

たとえば、九州出身の方はおおむね「リバテープ」と言うことが多いらしく、逆に北海道では「サビオ」が大勢を占めている。東北地方は「カットバン」−−だ。
ふーむ。気が付かなかったけど、なるほどと思わず首肯してしまった筆者でした。そういえば、なんどか聞いたことがある・・・。

そこで思い出したのだが、確か数年前に『全国アホ・バカ分布考』−−という文庫本を買った記憶が・・・。
本の内容を一言でいうと、関東のバカに対し関西で優勢なアホ、その「アホとバカの境界線はどこにあるのか?」を実地検査したもので、関西圏の方はご存知だろうがお笑い番組「探偵!ナイトスクープ」で放映したものを活字化したものだ。
実際の境界線はどこだか書かない(と言うより忘れた・・・笑)けれど、あれもなかなかに楽しめた良著であった。

しかし、こういう調査結果を見ると、日本て狭いようでかなり広い国だってことが良く判るよね。そして、ホントに色んな人が入るんだんなぁ・・・と思う。

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::: 06/09/26(火)   「久しぶりのセミナー」   【鹿の角】 :::

2006/09/26

先週の土曜日23日、都内某所でセミナーをやりました。
祝日でしたが、ワザワザ来ていただいた方には大変に感謝致します。ありがとうございました。なんでも、富山だかどこだかかなり遠方から来られた方がいたとか。

友人・知人のセミナーを拝聴に行くことは結構ありますが、自分が講師となって話をするのは久しぶりのこと。とくに個人投資家の方を相手にしたものは、なおさらです。
最初はそれなりに緊張しましたが、徐々にペースを掴んで、なんとなく話は出来たのかなぁ、とも思います。少なくとも見ている範囲内では寝ている方もなく、私の話にキチンとメモをとっていらっしゃる方が多そうで、ホッとしました。これからの取引などに、少しはお役に立てば良いのですが・・・。

さて、他のセミナーに行ったとき、多くのケースもそうですが、わたしもセミナーでももっとも盛り上がったのは終わったあとの質疑応答でしょうかね。
セミナーは一応需給をメインとした話をしましたが、「途中で本業は金融記者ですから」−−といったせいでしょうか、Q&Aのなかで「小泉政権から安部政権に変わったら政府が取る為替政策は変わりますか?」と聞かれたのは少々ビックリしました。う〜ん、なかなか勉強しているなぁ、と。
その答えについては、ごく簡単ではありますが、財務省などへの取材を元にした話をしました。一応満足していただける答えをしたつもりですが、果てさて結果は???

資料作りなど、事前の用意にチョット手間取りましたけど、当日はなかなか楽しい時間でした。いままでセミナーって、結構お断りしてきたのですが、また機会があればまたどこかでやってみたいですね。

ただ、スグはいいや(笑)。1週間に1度とか、頻繁にセミナーをやっている方いますけど、スゴイなぁって思います。話すこと・ネタがよくあるなぁとまず思いますし、筆者などは一度やったら結構ヘロヘロでしたからね。イヤハヤ意外に体力を使うものですね、セミナーって。

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::: 06/09/25(月)   「為替ディーリング成績 No.051」   【鹿の角】 :::

2006/09/25

09月第4週のディーリング成績は▲1万円のマイナス収支。
週初の損失に関しては完全に相場動向の見誤り。シカゴIMMなどを見るまでもなく円ショートが相当規模蓄積していたことは判っていたが、その調整がいつ入るのかを読み切れなかった。ここのところは、どうも相場観の切り替えが遅いように思う・・・。
さて、今週は月末・中間期末ということで需給的に色々な要因がありそうだ。先週観測された円安調整の流れが今週も続くのかどうかをしっかりと見極めたい。

    取引通貨      取引結果         損益
09月18日(月)
東京  ドル/円   *****        −−
欧米  ドル/円   ノーポジション      −−

09月19日(火)
東京  ドル/円   ドルロング・メーク    −−
欧米  ドル/円   ドルロングの損切り    40ポイント幅の損失(▲8千円)

09月20日(水)
東京  ドル/円   ドルロング・メーク    −−
欧米  ドル/円   ドルロングの損切り    10ポイント幅の損失(▲2千円)

09月21日(木)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ノーポジション      −−

09月22日(金)
東京  ドル/円   ドルショート・メーク   −−
欧米  ドル/円   ドルショートを保有中   −−

<< 前提条件 >>
@現在『トレイダーズ証券』に提供している一日2度のストラテジーで、ポジションメークしたとする
Aスワップや手数料、スリッページなどの要因は除外
B取引はドル/円とユーロ/ドル、ユーロ/円の3通貨ペアのみ
C一度の取引は2万通貨単位、スタート時の証拠金額は100万円、半年経過時点の3月末時点で115万3千円
Dレポートは1週間分をまとめて原則として日曜日か翌週の月曜日に報告
E具体的なストラテジー、手口はここでは書かないので、知りたい方は『トレイダーズ証券』を見てください

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::: 06/09/22(金)   「どっちが機械?」   【鹿の角】 :::

2006/09/22

筆者のスキー部の後輩で、極端に方向オンチの女性がいる。
「世の中に、これほどオンチの人間がいるのか」−−と思うほどのボケっぷりを随所に披露しては、みんなを呆れさせてきた。そんなエピソードは枚挙に暇がない。

そんな彼女がクルマを買い換えることにしたと言うのだが、そこで出た意見は、「クルマの車種なんかはなんでもいいから、ナビは必ずつけろ。それも最新型の一番高いヤツ」−−というものだ(笑)。

・・・・・・で、めでたくクルマを買い換え、最新型のナビも取り付けた。知人・友人みんながホッと胸を撫で下ろしたのは言うまでもない。これで、ボケっぷりも解消されるだろう・・・と。

そんな彼女が、やはりスキー部に属する知人の女性数人と、クルマ2台で先日ドライブに行ったようだ。
そのなかの一人と、たまたま会う機会があったので、「どうだった?」と感想を聞くと、またまた何かしでかしたらしい。

目的地を最初にナビに登録して進行したそうだが、100%ナビに頼りっきり。自分の感覚で運転するということがまったくなかったそうだ。ナビが音声案内で、「左折」といえばキチンと曲がるし、「ナビor運転手、あれじゃあどっちが機械なんだか判らなかった(笑)」−−とは同行者の弁。

加えて、帰り道、進行方向の道路が渋滞だったので、「もしはぐれたら、来るときに立ち寄ったコンビニに集合ね」−−と言ったのだが、運転手はそのコンビニの位置がまったく判らなかったらしい・・・。ナビのいうとおりの運転しか出来ないので、どこをどう通ったのか道をまったく覚えていないのでした(苦笑)。

筆者などは、その感覚がまったく判らないけど、世の中には意外にそんな人が多いらしいね・・・。ナビも便利といえば便利だけど、機械に使われる運転なんて楽しくないと思う。やっぱり、機械を使わなくちゃね。

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::: 06/09/21(木)   「パクリ問題・続」   【鹿の角】 :::

2006/09/21

かなり前の話になるが当欄で「パクリ」について書いたことがある。
それに対してたくさんの反響をいただいたのだが、つい最近も同様の出来事があった。ただし、今度は「ストラテジスト」といった金融機関の人間ではなく、マスコミで「記者」と呼ばれている人間によるものだった。
そして筆者の抗議に対して、かの記者は「後追い記事」です、と言ってのけた。

筆者も記者の端くれとして、「後追い記事」を書くことは当然ある。
ご存じない方に、一応説明すると「後追い記事」とは、他社で報じられたスクープ記事などを改めて取材・再構成し、自社で報じることを言う。

しかし、「後追い記事」と「パクリ」は根本的なところで大きく違う。
そもそも論として、「後追い記事」を書く記者としては、次の2つのことに気を配ることが普通であるからだ。

@スクープ記事で報じられた情報をベースに、プラスアルファを盛り込んだものにする。
例えば、スクープが「9月のはじめ都内某所に金融関係者が集まった」といった、やや曖昧模糊なものなら、後追い記事は「9月20日、都内○×ホテルに大手生命保険の為替担当者など金融関係者が集まった」−−などと、より具体性を持たせたものにすることが一般的。
Aプラスアルファを盛り込めない状況なら、「切り口」を代える。
これには視点をまったく変える方法もあるし、小説・読み物風あるいはドキュメンタリー風に変えるなどの書き方を試みる。

では、今回の件はいったいどうだったのか?
結論から言えば、@ではないしAでもない。筆者の取材した内容から一歩も踏み出しておらず、つまり業界の一般的な認識からすれば「後追い記事」ではない。
困ったことは言うまでもないが、そんな人間が堂々と「記者」を名乗っていることが筆者にはとても腹立たしいし、「ジャーナリスト」などと名乗って欲しくはない。

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::: 06/09/20(水)   「ついに不惑・・・」   【鹿の角】 :::

2006/09/20

書くべきかどうか迷ったのだが、まぁいいでしょ。

本日を持ちまして、筆者も無事に40歳代に入りました・・・。ついに「不惑」かぁ〜。感慨深いものがあるけど、筆者はまだまだきっと迷いっぱなしでしょうね(笑)。

記憶に間違いがなければ、「不惑」っていうのは孔子が書いた論語からきていたと思うのだが、人生がまだ50〜60年時代の話ですから。
いまのように人生80〜90年になったら、40歳代なんて「若年」とか「若輩」でいいんじゃないから。まさか「志学」は言い過ぎだろうと思うけど(笑)。

しかし、どんな40歳代になるのか、楽しみではある。仕事はもちろん、プライベートにも充実した40歳代にしたいと思っているけど、それって贅沢でしょうか・・・・・・ね。

P.S. 一部の方から早くもお誕生日プレゼントをいただいた。ホントに感謝している。ありがとうございました。よかった、「赤いチャンチャンコ」じゃなくて(笑)。

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::: 06/09/19(火)   「運転代行」   【鹿の角】 :::

2006/09/19

最近、ワイドショーを含むテレビを見ているとたびたび報じられていることのひとつが、飲酒運転による悲劇だ。「なんで?」−−と首を傾げざるを得ないものが多い。

本音ベースで言えば、筆者もかつて飲酒運転をしたことがある。10年ぐらい前になんどか。
もっとも遠いもので言えば、飲酒をして200キロぐらいの距離を運転して帰って来たこともあるから。筆者はどちらかと言うと酒に強いクチなので、自分では酔っていないつもりだったけど、そんなのが実は危ないんだな。

・・・ともかく、自分のことを棚に上げていうのもなんだけど、厳罰でしょう。飲酒運転は。あるテレビを見ていたら、「乗った段階で殺人未遂罪を適応したらどうか」と言っていた方がいた。ちょっと厳しいとも思うけど、でも良く考えるとそのぐらいが適応かも知れない。

一方、飲酒運転への取締りが厳しくなるためか、筆者の住んでいる埼玉県などでは運転代行が人気のようだ。まっ、ある意味当然だね。
ただ、聞くところによると結構高いらしいね、あれって。一説にはタクシーのほぼ4倍とか。それと、運転のプロ(?)が乗っているかと思いきや、結構下手な人が多いという話も聞く。実際、筆者の友人某は車庫入れの際、バンパーをこすられたらしい。そんなに難しいシチュエーションではないけれど・・・。

利用を拡大させるには、まだまだ改善の余地があるような気がする。でも、別の言い方をすると新規ビジネスとして有望ではあるまいか。
筆者は運転好きだからなぁ〜。将来のこととして、ちょっと考えようかなぁと思わなくもない(笑)。

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::: 06/09/18(月)   「為替ディーリング成績 No.050」   【鹿の角】 :::

2006/09/18

09月第3週のディーリング成績は▲2千円のマイナス収支。
週末のG7に向けて動意が徐々に乏しくなるなか、週初に負けた1敗を結局取り戻すことが出来なかった。戦略そのものは間違っていなかったと思うのだけれど・・・。
ただ、個人的にはなんとなしだが、先週の動きでヒントを掴んだような気がしている。それが本物であるのかどうかは今週判ることだが。
さてはて、週初は東京が休場となるが、一方で先週末にG7があった。それを受ける格好でウエリントン、シドニーから荒れ相場になりそうな気がしている。現在のポジションはニュートラル、出来れば週明けから上手く流れに乗っていきたいところだ。

    取引通貨      取引結果         損益
09月11日(月)
東京  ドル/円   ドルショート・メーク   −−
欧米  ドル/円   ドルショートの損切り   30ポイント幅の損失(▲6千円)

09月12日(火)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ノーポジション      −−

09月13日(水)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ドルロング・メーク    −−

09月14日(木)
東京  ドル/円   ドルロングの保有     −−
欧米  ドル/円   ドルロングの保有     −−

09月15日(金)
東京  ドル/円   ドルロングの保有     −−
欧米  ドル/円   ドルロングの利益確定   20ポイント幅の利益(4千円)

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@現在『トレイダーズ証券』に提供している一日2度のストラテジーで、ポジションメークしたとする
Aスワップや手数料、スリッページなどの要因は除外
B取引はドル/円とユーロ/ドル、ユーロ/円の3通貨ペアのみ
C一度の取引は2万通貨単位、スタート時の証拠金額は100万円、半年経過時点の3月末時点で115万3千円
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::: 06/09/15(金)   「勝ち試合と負け試合」   【鹿の角】 :::

2006/09/15

筆者は、仕事で為替ディーラーとお会いすることが少なくない。
そのなかには現役の方はもちろん、『外為人物伝』のインタビューなどではOBの方にも、たくさんお会いする。

為替ディーラーの方から話をうかがっていると、「A氏とB氏は元○○銀行で同僚」だったとか、「C氏はもともと××銀行出身」だったとか、筆者の知らない人間関係が明らかになって大変に興味深い。どこかで開陳出来るようなメジャーな情報はほとんどないものの、記者という仕事をやっていて面白いなと思うときのひとつは、そんなときだ。
言い過ぎを覚悟でいうと、「だから辞められない」−−のかも知れない。

ところで、為替ディーラーの方と話をしていると、話の内容に幾つかの共通点がある。もちろん全員ということではないが、大雑把に言って「失敗談」ばかり話される方が総じて多いと言うことだ。
そんなに失敗ばかりなら、もっと早くクビになっている気がするのですが・・・(笑)。

ただし考えてみると、たとえば野球などのスポーツでも、そうした傾向はあるようだ。日本唯一の400勝投手である金田正一さんでも、思い出と言えば「ホームランを打たれているシーンばかり」−−だそうだし。サッカーでも、かつてカズが「外したゴールほどよく覚えている」とコメントしたのを聞いたことがある。

やっぱり、失敗談のほうが思いで深く、忘れられないってことですかね。
まぁ、成功談を聞くのもいいけど、そればっかりじゃ、だんだんこちらのフラストレーションも溜まりそうですから。記事にしたとき、読者の反感もかいそうだし。そう考えると、失敗談っていうのは無難ていえば無難であるのかも知れないのかなぁ・・・とも思うけど。

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::: 06/09/14 (木)   「携帯嫌いA」   【鹿の角】 :::

2006/09/14

先日書いた「携帯嫌い」−−のパート2です。

最近、気が付いたのだが、クルマで携帯電話を使用する人がまた増えてきていませんか?

一時期、警察が執拗な取り締まりをしていたこともあり、走行中の使用は激減していたけど、最近また多くなってきたように思う。宅配便のアンちゃんとかもね。携帯片手に運転している姿を良く見るぞよ。あれは大変に危険だ。

個人的には厳罰で臨んで欲しいね。どんなに甘くても、免停1ヶ月程度にはして欲しい。
うろ覚えだが、どこかの大学だかの実験によると、確か運転中の携帯電話使用は飲酒運転と同じぐらい集中力が散漫するとのことだった。

しかし、警察も何故検挙しなくなっちゃったのかな?
先日、行った検挙の書き換えでも、担当の警察官が「運転中の携帯使用は大変に危険です。たまに使っている方を見ますが・・・」って淡々と喋っていたけど、見たのなら検挙しろよ、即座に!

警察には、スピード違反の取り締まりなどよりよっぽど力を入れてやって欲しい。どっちが危ないって、問題にならないように思うよ。
交通事故の多くは交差点で起こっている、ということと考え合わせると、そんなことは言うまでもないと思うけどね。

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::: 06/09/13(水)   「冥王星脱落と金融占星術」   【鹿の角】 :::

2006/09/13

先月30日の当コーナーで国際天文連合の総会において、冥王星が星から「格下げ」された話を書いた。
そのうえで、金融占星術を含めた占星術の世界でも混乱が起こるのでは、と筆者の心配を綴ったわけだ。筆者はホンの手慰み程度だが、一応金融占星術については自分で分析も少しするので。

そののち、たまたま金融占星術の分析をされる、筆者の師匠格ともいえる方に話を聞く機会があったのだが、結論から言うと「なんにも変わらない」−−そうだ。拍子抜けしたというか、安心したというか、なんと言うか・・・・・・(苦笑)。

なぜ「変わらない」のか、聞くと理由は主に2つありそうだが、なかでも「たとえ惑星ではなくとも冥王星という天体そのものは現実として存在している」ことが大きな要因であるようだ。

そうすると筆者などは、今回惑星に「含まれるかも知れない」と言われつつ、選に漏れたセレスやカロンなどについても気になるが、氏いわく「詳細に分析する人間は、すでにそれら惑星も含めたアスペクトを使用して分析している」−−とのこと。
したがって、なんらかの事情で惑星が消滅でもすれば話は別だが、そうでなければ従来どおりの手法が継続されるという。むしろ、「公認されていなくても、軌道上に新しい天体が観測された場合の方が分析を修正する必要が出てきて大変になる」ようだ。

むぅ、金融占星術の世界も奥が深いですね・・・。
どこまで真剣にやるのかという問題もありますが、なんだかまた興味が出てきました。筆者もまたいちから勉強をやりなおそうかな・・・。

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::: 06/09/12(火)   「早くもスキーモード」   【鹿の角】 :::

2006/09/12

毎年のこととはいえ、筆者は早くもスキーモードに入ってきた。
と言うのは、所属しているスキークラブの2007年度会合が先日はじめて開催されたからだ。

夏に一度ニューモデル展示会に行ったとき、「あぁいよいよシーズンインだな」と最初に思うのだが(笑)、実際のところはクラブの会合でみんなのメンツを見たときに、改めて実感することが多い。

筆者は資格者ではあるものの、運営サイドの理事会メンバーに入っていないからまだ楽なのだが、それでも来年度は2つの行事を受け持つ担当になってしまった・・・・・・。
それ以外でもあと2つ、講師を受け持つように要請されたのだが、「多分いけないから」と断ったのだ。たとえば、来年2月に予定されている市民スキーは2泊3日の日程なのでね、行きたいけど平日(祝日)に休みは多分取れない。講師をやる以上は全日程の参加が基本でしょうから。ホントなら講師&検定員っていうのもやってみたかったのだが。

さて、そんななか筆者が受け持つことになった行事は、「指導員強化」と「初滑り」というものです。
前者は資格持ちのみが対象で、講師はウチのクラブの大親分が担当してくれるから、楽と言えば楽。頭を使うのは、宿の手配と配車ぐらいか。そのぐらいの手間で済む。

問題は後者ですよね。「初滑り」というのは、もちろんクラブとしての初滑りという意味だが、来期の日程は12月23日の土曜日日帰りで正式決定した。
クリスマスイブの前日という微妙な日程だが(笑)、どのぐらいの人数が参加するのだろう。去年は参加者8人(講師除く)とか過去最悪、まったく持って悲惨だったようで、筆者も人集めするようにプレッシャーを早くも掛けられている・・・・・・。

まぁ、友人・知人に少し声を掛けるつもりだけれど、当稿をお読みの方で筆者と一緒に滑ってみたいと言う酔狂な方がいたら御一報ください。もっとも、筆者はたぶんですが、「初級班」の担当だと思います。ですから、一緒に滑りたいと思っても、滑りが上手いと違う講師に教わることになりますので、それは御了承くださいね(笑)。

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::: 06/09/11(月)   「為替ディーリング成績 No.049」   【鹿の角】 :::

2006/09/11

09月第2週のディーリング成績は▲2万4千円のマイナス収支。
先週は実に1勝5敗・・・・・・。上下動がかなり激しく、難しい相場だったとは思うのだが、それにしてもちょっと負け過ぎだった。あとで振り返ると先週のレンジは、わずか1.5円のレンジ相場。もっとどっしり構えてディールできればよかったのだが、ドタバタと落ち着かない取引を繰り返しドツボにはまった感がある。1週間を通して落ち着いたディールが出来なかった。今週そのあたりはキチンと修正を図りたい。
天候は秋雨の様相を示してるけれど、相場はスカッと勝ちを拾いたい・・・。

    取引通貨      取引結果         損益
09月04日(月)
東京  ドル/円   ドルロング・メーク    −−
           ドルロングの損切り    40ポイント幅の損失(▲8千円)
欧米  ドル/円   ノーポジション      −−

09月05日(火)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ドルショート・メーク   −−

09月06日(水)
東京  ドル/円   ドルショートの損切り   30ポイント幅の損失(▲6千円)
           ドルショート・メーク   −−
欧米  ドル/円   ドルショートの損切り   20ポイント幅の損失(▲4千円)
           ドルロング・メーク    −−

09月07日(木)
東京  ドル/円   ドルロングの利益確定   30ポイント幅の利益(6千円)
欧米  ドル/円   ドルロング・メーク    −−
           ドルロングの損切り    30ポイント幅の損失(▲6千円)

09月08日(金)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ドルショート・メーク   −−
           ドルショートの損切り   30ポイント幅の損失(▲6千円)

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::: 06/09/08(金)   「ラーメンはフルコース」   【鹿の角】 :::

2006/09/08

前から何度も書いているけれど、筆者は英語が苦手だ。
それに関するエピソードは、それこそ書ききれないほどある。

そんななか、先日英語関係でちょっと面白い話を聞いた。
もはや国民食でもあるラーメンを英語で「ヌードル」もしくは「スープ&ヌードル」というのは、さすがに筆者の乏しい知識でも一応知っていた。

しかし、当たり前だけどラーメンには普通なんらかの具が乗っている。たとえばチャーシューとかメンマとか野菜とか−−。
で、そうした具をひとつひとつ個別に英語で示すと、チャーシューは「ポークステーキ」、メンマは「バンブーソテー」、刻みネギは「リーキサラダ」−−というらしい。

・・・・・・となると、ラーメンにはソテーあり、サラダあり、スープあり、ステーキあり−−って疑いのないフルコースではないか、と思った次第。外国人には勘違いされそうだな。

今度NYから知人がきたら、「中華風フルコースをご馳走するよ」と騙してラーメン屋に連れて行こうかな(笑)。だって、ウソじゃないものね・・・。

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::: 06/09/07(木)   「世界の日本人ジョーク集」   【鹿の角】 :::

2006/09/07

基本的には文庫本しか読まない筆者だが、最近は「新書が元気」との話を聞き、一部の新書にも手を出すようになってきた。

そんななか、先日読んだ『テツはこう乗る』(光文社新書)については先日の当コーナーで書いた。鉄道フリークの生態が興味深く書かれており、楽しんで読ませてもらったが、そのあと読んだ『世界の日本人ジョーク集』(中央公論新書)も、また面白かった。今日はそちらの話。

「ジョークは時代の雰囲気や、置かれている立場を端的に示す」−−と言われたことがある。
それが正しいとするなら、日本に関するジョークを見れば、いま現在日本が世界でどんなふうに見られているのかを想像することが可能であるのかも知れない。
たとえば、本のなかのジョークに次のようなものがあった。

●四段階
新製品が世に流通するまでには、全部で四つの段階がある。
まず、アメリカの企業が新製品を開発する。
次にロシア人が、「自分が同じものを、もうすでに30年前に考え出していた」と主張する。
そして、日本人がアメリカ製品以上のクォリティのものを造り、輸出し始める。
最後に、中国人が日本製のものに似せた偽者を造る−−。

筆者は電車でこれを読んで、思わず吹き出しそうになった。
解説というか、ジョークに連関した著者の説明も判り易くて、非常に勉強になった一冊。ちょっと説教臭いというか、クドイような気もするが・・・。
筆者はそういう使い方が嫌いだが、人と話をする際のネタ本として最適であるように思う。お奨めしたい。

なお、上のジョークは、日本を「ハイテク」として認識しているようなイメージだが、本を読むと「最近のジョークの世界(?)」では必ずしもそうではないようだ。
では、いったいどういうイメージなのか。それ以上深く興味を持たれた方は、書店で是非手に取って見て下さい。

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::: 06/09/06(水)   「紀子様ご出産」   【鹿の角】 :::

2006/09/06

本日早朝、秋篠宮妃紀子様が無事に男児をご出産なさった。
「天皇家大好き」の筆者としては、まことに幸せなことで、大変に嬉しく思っております。本当におめでとうございました。

・・・・・・と、ここで話はガラッと変わる。
筆者は以前から書いているように、金融占星術というものを少し齧るのだが、それとともに易や風水など自然科学についても気にする傾向がある。悲しいサガ、と言えよう(笑)。

それからすると、今回のご出産が本日9月6日だったということは非常に興味深く、意味深なのだが、何故だかお判りだろうか。
と言うのは、皇太子様と雅子様の結婚の儀が実は6月9日であるためで、本日はその「反転日」なのだ。しかも、生まれたお子様は男児、それも帝王切開でご出産ときては材料が揃い過ぎるぐらい揃っている。
やっぱり考えられた行動なのだろう・・・と思う。

−−などと余計なことを書き綴ったが、めでたいことには変わりない。
日本国民の一人として筆者も、健やかな成長を祈願しております。本当におめでとうございました。

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::: 06/09/05(火)   「携帯嫌い」   【鹿の角】 :::

2006/09/05

筆者は携帯電話というものが大嫌いだ。

そのことについて、先日お会いしたある方から「何故なのか」−−という質問をされた。以前の当コーナーで何度か書いているようにおもうけれども、いま一度「何故か」を書いて見たい。

理由は非常に単純かつ明快で、「使っている人間のマナーが甚だ悪いこと」−−。それに尽きる。
たとえば、先日も次のようなことがあった。誕生日も近いということで、免許の書き換えに行ってきたのだが、わずか1時間強の講習中に、2度も誰かの携帯のベル音が教室中に響いた。講習前に、トータル3回も担当の警察官から注意があったにもかかわらず、だ。

電源を落とす必要までは無いように思うけれども、どうしてマナーモードに設定するということが出来ないのだろう。これは電車などに乗っていても同じだ。

頭が悪いというか、気が利かないというか・・・・・・。いや、おそらく、その本人はきっと悪いことをしたという自覚がまったくないんだろうね。
だって、やる人って何度でも同じようなことするでしょ。

余談だけど、筆者なんてここ数ヶ月も自分の携帯のベル音を聞いたことがない。何故なら、一日を通してほぼマナーモード状態のままにしてあるから。

確かに携帯があれば便利だとは思うが、必要不可欠とまでは思わない。
最近、携帯を持つのを辞めようと思っているほどだ。
少なくとも、もう少し相手に神経を使って使用して欲しいと願わざるを得ない。

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::: 06/09/04(月)   「為替ディーリング成績 No.048」   【鹿の角】 :::

2006/09/04

09月第1週のディーリング成績は▲6千円のマイナス収支。
開き直るわけではないが、一週間を通して1敗を喫すること自体は仕方がないと思っている。しかし、問題はここ最近の相場でほとんどエントリー出来ていないことだ。それでは勝てるもなにもないだろう・・・・・・。
そうした意味においての反省点は、週間を通して動意の鈍かったドル/円のストラテジーに拘泥し過ぎた感があることか。途中ユーロ/円に切り替えようかと考えはしたのだが・・・。週末の米雇用統計でもレンジを脱却出来なかったドル/円だけに、今週はクロスに目を向けたストラテジーにした方が良いような気がしている。

    取引通貨      取引結果         損益
08月28日(月)
東京  ドル/円   ドルロング・メーク    −−
欧米  ドル/円   ドルロング保有中     −−

08月29日(火)
東京  ドル/円   ドルロングの損切り    30ポイント幅の損失(▲6千円)
欧米  ドル/円   ノーポジション      −−

08月30日(水)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ノーポジション      −−

08月31日(木)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ノーポジション      −−

09月01日(金)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ノーポジション      −−

<< 前提条件 >>
@現在『トレイダーズ証券』に提供している一日2度のストラテジーで、ポジションメークしたとする
Aスワップや手数料、スリッページなどの要因は除外
B取引はドル/円とユーロ/ドル、ユーロ/円の3通貨ペアのみ
C一度の取引は2万通貨単位、スタート時の証拠金額は100万円、半年経過時点の3月末時点で115万3千円
Dレポートは1週間分をまとめて原則として日曜日か翌週の月曜日に報告
E具体的なストラテジー、手口はここでは書かないので、知りたい方は『トレイダーズ証券』を見てください

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::: 06/09/01(金)   「こぶとりじいさん」   【鹿の角】 :::

2006/09/01

こんな笑い話を聞いたことがある。
昔話の「こぶとりじいさん」を、「少し太った」おじいさんの話だと思っていた、女子大生がいたそうだ−−。そう。少し太った、つまり「小太り」じいさんの話だというわけですね(笑)。

まあ、「小太り」じいさんの話はともかく、よくよく考えてみると昔話なんて、結構いい加減と言うか無茶なものが多いと思う。
これはよく言われることだが、桃太郎なんて典型ですよね。まず、桃から子どもが生まれたと言うのがオカシイ。ちなみに原典では、拾ってきた桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんが夜頑張って桃太郎が生まれたことになっているのだが、それは昔話・童話じゃありませんから。
それに加えて、桃太郎とサル、トリ、イヌ−−だけで鬼をすべて退治できたのも変といえば変だ。戦いにならんだろ。それじゃ。

もっとも、少し難しい話をすると陰陽道的には、「鬼門(丑寅・うしとら)」に対抗する方角は「戌・イヌ」「酉・トリ」「申・サル」−−なので、おかしくはないのですけどね。というか、ある意味ピッタリなのでした。

個人的にもっと変というか、おかしいと思うのは海外物の「ジャックと豆の木」。
何故なら、「ジャックは天まで伸びた豆の木を登って大男の屋敷から宝物を盗み出す。しかし途中で見付かってしまったので、慌てて豆の木を切り倒す。大男は落下して絶命。宝物を手にジャックはお母さんと幸せに暮らしました」−−って、あらすじを辿るとルパン3世も真っ青の大泥棒の話じゃんか(笑)。
これって、イイ話ですか?少なくとも子どもに教えて良いものじゃないように思うけど・・・。

一時期、「ホントは怖い○○」なんていう本が流行ったことがあった。それに前述した話が乗っていたかどうかは知らないが、よくよく考えてみるとホントに不思議な話が多いよね昔話や童話って。

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