トリノオリンピックも終了し、スポーツ界にとってはサッカーシーズンがいよいよ開幕する(「野球もあるぞ」との発言は無視する・・・笑)。 今年は雪がたんまり残っているので、筆者はいま少しスキー場へと通うけれど、その間もサッカー界の動静はもちろん日々チェックしていきたいと思う。我が鹿島アントラーズも監督が代わり、如何なるサッカーを見せてくれるのか非常に楽しみだ。
そんな、筆者のもっとも関心の高いJリーグの話は置いておき、今回は珍しく今年行われるワールドカップの話を少しだけ。 サッカーのワールドカップに関して「3964の法則」と言われるジンクスがあるのをご存知だろうか?古くからのサッカー好きのなかには、思わずニヤリとされた方もいると思う。所沢のT先生とかね(笑)。
ご存じない方のため、答えを言うと、実はこれ、ワールドカップの優勝国を占うひとつの考え方・法則なのだ。 ちなみに、別名として「優勝国折り返し論」などとも言うが、こちらは聞いたことがあるというサッカーファンも多いのではなかろうか。
それはともかく、一体なにが「3964」なのか。名前の由来はなんなのか。 1982年大会で優勝したイタリアを中央の折り返し地点とし、その左右に4年ごとの大会の優勝国を並べていくと、左右に位置する国名が不思議に一致することに気が付くだろう。 たとえば、1982年の前回大会である1978年はアルゼンチンが優勝しており、1982年の次の大会である1986年もアルゼンチンが優勝を飾っている。この「1978」年と「1986」年を足した数字が「3964」であり、そこから経験則を参考にワールドカップの優勝国を占う方法が「3964の法則」と呼ばれるようになった。
さて、ごく簡単に名前の由来が判ったところで、実際にその「3964の法則」を使うと、今年の優勝(予想)国はいったいどこになるのだろう。 「3964」引く今年「2006」という、小学生でも出来る簡単な引き算をすると残る数字は「1958」。つまり、1958年大会に優勝したチームが今年も優勝することになる・・・。 いやにもったいつけているが、実はその国とはサッカー王国のブラジルなのだ。確かに、タレントは揃っているし、前評判も高いですけどねぇ〜。
しかし、天邪鬼の筆者としては、いかにも出来すぎの結果で、あんまり好きじゃないんだよね(笑)。 主催国であるドイツを筆頭に是非とも意地を見せて、ブラジルの連覇を阻み、ジンクスを打破して欲しいと思っている。 ▲top |