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::: 05/08/31(水)   「シズカちゃん・・・A」   【鹿の角】 :::

2005/08/31

ちょうど2週間ほど前だったろうか、当コーナーで亀井さんのことを「シズカちゃん」と呼ぶ、知人の為替ディーラーを取り上げたことがあった。

そのあと、亀井さんと同じ広島6区からライブドアの堀江さんが無所属で出馬することになり、別の筋からは「広島はホリエモンvsシズカちゃん、さながら“ドラえもん対決”だな」−−などと脱力するような下らぬ意見も聞かれたものだが、ここでもうひとつビックリするような話を聞いた。
それは、一部スポーツ紙で報じられたものとされる「投票の際シズカちゃんは有効票、ホリエモンもOK」−−。

なんでも、広島県の選挙管理委員会が候補者の愛称について、そう指摘したというのだ。えっ?!ホントの話ですか?ちなみに、「ドラえもんは不可」って、そらそうでしょうよ。誰を指すか判らないもの。でも、「ドラえもん」が獲得票で1位になったら、チョット怖い(笑)。
う〜ん、「事実は小説よりも奇なり」と言うけれど、ねぇ・・・・・・。

しかし、これからすると亀井さんの「シズカちゃん」は“愛称”なんですね(笑)。知らなかったよ。わたしの知人である在米筋以外に、いったい誰がそう呼んでいるのか是非とも聞いてみたいけど。

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::: 05/08/30(火)   「世代交代」   【鹿の角】 :::

2005/08/30

当ウェブのプロフィールにも書いてあるように、筆者は為替業界の仕事に携わって今年が14年になる。長かったような気もするけれど、逆にアッという間だった気もしなくはない・・・。

ところで、いつまでも若いつもりでいた筆者だが、最近は自分よりも若いディーラーと情報交換することなども少なくなくなってきた。それはそれで別に良いのだが、話をしていて違和感を感じることも多々ある。
その際たるものは、「一日の値幅」と「出来高」について。本当に若いディーラーだと、1日に1円程度動くと「大相場」、出来高も東京で100億ドルあると同じく「大相場」−−などと言う。確かに、ここ数年の低迷を見るとそう言いたくなる気持ちは判らなくもない。とくに後者については。

しかし、筆者が業界に携わった1990年代前半の為替は、もっともっとダイナミックで一日に2〜3円動くことも少なくはなかったし、出来高も100億ドル以下の日の方が少ないぐらいだった。そう考えると、いまの相場しか知らない若いディーラーとは、なんだか隔世の感もある。ある意味では可哀想だとも思うし。
1990年以降つまりは「1985年プラザ合意」や、それ以前の「カーターショック」などを知らない筆者ですら、そう思うのだからもっとベテランの方の嘆きはきっと大きいのではあるまいか。

・・・などと言う話を、先日某証券でベテランの株式ディーラーにしたら、大きく頷き次のように指摘した。
「よく判るけど、株式市場は為替市場以上。もっと極端に世代間を感じる。と言うのも、バブル崩壊後に入社したディーラーや営業マンは大雑把に言って、下げ相場しか経験していない。そのため、株式を売ることはできても買うことがなかなか出来ない。1万2千円台なんて、値頃感からは相当な高値なんだよ」−−。

むぅ。すごく良く判る、納得させられる話だった。確かに、いつまでも弱気を引きずったままなんですよね。だって頭にも体にも、そう刷り込まれているんだもの、仕方がない。
ただ、逆に言えば昨年入社したディーラー氏などはセオリーと逆で、「上げ相場しか経験してない」という言わば“新人類”であるのかも知れない。業界的には、そんな人たちを大事にしていかないとね。

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::: 05/08/29(月)   「ペンション」   【鹿の角】 :::

2005/08/29

某証拠金会社で、たいへんお世話になったK君が脱サラをしたのは今年の5月末。
そのK君が長野でペンションをやり始めたと聞き、先週の土日にひとりで遊びに行ってきた。

場所は志賀高原のなか、山田牧場にあるペンションで、名前は『Redwood inn』という(以下リンク(ref.))。
ペンションを始めたというから、瀟洒な白くて新しい建物で、などと勝手なモノローグを考えていたら、築十数年という結構年期の入った建物だった。でも、そのチョッと古びた味わいがまたなんとも・・・。

そこで、ペンション名である『Redwood inn』ってどこかで聞いたことがあるなぁ、と思ったら実際に行ってみて思い出しました。そうだ、あの樹齢千数百年という巨大丸太をくり抜いて作ったという露天風呂のある宿ではなかった・・・か?
結果は見事にビンゴ!

いやぁ、その露天風呂は最高でした。一日に何度も入りたい風呂だね、あそこは。
ちなみに、土日の志賀高原はとても寒く、半そで短パンじゃ寒いんだよ。東京や埼玉では考えられない・・・。日中でも15度ぐらいまでしか上がらなかったので、もうお風呂はご馳走でしたね。大満足。またサービスも良かったです。これは決して知人だから、というだけではないと思う。
今年はまとまった夏休みを取らなかった筆者だけど、今回の小旅行がいい骨休めになりました。

ただ、僅かな瑕疵をいうと、たったひとりでペンションに行ったと言うことかな(笑)。もちろん、これは別にK君の責任ではないけれど、ね。
是非とも次は、誰が人を連れて行こう。願わくばそれが妙齢の女性でありますように・・・(笑)。

・・・・・・と言うことで、以下は補足情報&業務連絡です。
宿のスグ真ん前がスキー場、ゲレンデで、しかもバーン的には初中級者って感じかな。もちろん、まだ雪などないのでイメージがちょっと掴みにくかったですけど。
なので、今シーズンはここに陣を張って、スキー合宿を組みましょう!サッカーのメンバーも、ここに連れて行くか・・・。行くまでがチョイ遠いんですけどね。

ともあれ、スキー場あり、温泉あり、飯ウマイ−−で、これ以上なにも望まないよね(笑)。

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::: 05/08/26(金)   「時代小説」   【鹿の角】 :::

2005/08/26

前々から何度も書いているように、筆者はそこそこ本を読む方だと思うのだが、その大半は「本格」と呼ばれる推理小説だ。それ以外のものはあまり好まない。

しかし、何故か本当に何故か、一年に数回発作的に時代小説を無性に読んでみたいとの誘惑に駆られるときがある。
実を言えば、いまがちょうどそのときなのだが、もうひとつ不思議なのは時代小説ならなんでも言い訳ではないということだ。吉川英治さんや司馬遼太郎さんをはじめとして、自分なりに色々と試してみたけれど、どうも池波正太郎先生の作品が一番しっくりくる。きっと、文体などが自分にもっともあっているのだろう。

と言うことで、現在は「鬼平犯科帳」を本棚から引っ張り出して貪り読んでいる。いやぁ、たまらん・・・。これでなんど再読したか判らないけど、そのたびに新鮮な発見や喜びがある。ストーリーも判っているクセに、そのたびハラハラドキドキだし(笑)。

小説家になろうとか、なりたいと考えたことは一度もない筆者だけれど、池波先生のような洒脱な文章にはともかく憧れる。ある方は筆者に「年齢を重ねれば自然とね・・・」と言ったが、それって本当だろうか。思わず期待しちゃいますが(笑)。
でもあれか。仕事用の文章を池波先生調では書けんな・・・。一度チャレンジしてみたい気はしますけど。

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::: 05/08/25(木)   「円の絡まない取引」   【鹿の角】 :::

2005/08/25

筆者は自分でもわずかに「手張り」をしているが、実に恥ずかしながら円の絡まない取引はかつてやったことがない。つまり経験があるのは、ドル/円のほかユーロ/円、豪ドル/円といったいわゆる「クロス円」の売買だけだ。

そんな筆者がかねてから疑問に思っていたことのひとつが、「個人投資家の方たちはユーロ/ドルやポンド/ドルなど円の絡まない取引を本当に売買しているのかどうか」で、もうひとつは「利益確定の際に円転もされるのか。レートはどのレートが使用されているのか」−−。

先日、某社のお偉いさんと「暑気祓い」するという機会があったので、思い切って前記した2つの質問をぶつけてみた。
それによると、まず前者は「かなりの割合でいる」とのこと。う〜む、筆者の予想よりも遥かに個人の方たちはアクティブであるようだ。
次に後者はというと、これが非常に興味深い話だった。結論から言えば、「原則円転されている」そうで、その際には「ユーロ/ドルなどで利益を確定したとき取引されていたドル/円のレート」が使用されているという。

「そんなの当たり前だろ」−−という方がいるかも知れないけれども、ホントに僅かだけど業者によって使用されているレートにバラつきがあるって知っていましたか?それからツーウェイ・クォートの場合、コストの悪いクォートを使用している先があるってことも。そこで「鞘抜きする」業者もいるらしい・・・ですよ。

また、一部の業者は円転の際、再び手数料を徴収しているとも言われている。コチラは、そのときの飲み会で聞いた話ではないが。それだとユーロ/ドルなどの取引をやるメリットに乏しいのでは?

ともかく話を聞いていると、まだまだブラックボックスというか、正体不明の部分が少なくないなぁと思った筆者だった。

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::: 05/08/24(水)   「ナイジェリア料理」   【鹿の角】 :::

2005/08/24

昨日、グルメのH君ならびにその友人たちと、六本木まで「ナイジェリア料理」なるものを食べに行ってきた。

ナイジェリアといえば、悲しいかな知識の乏しい筆者が最初に思い浮かんだ有名人は、あのボビー・オロゴンさんでした(笑)。「もすっ」!
まぁ、次に浮かんだのはオコチャやカヌなど有名どころのサッカー選手なんですが。でも、ほかに誰かいます?有名人って?

それはともかく、行く道すがらH君が「きっと、見たことも食べたこともない料理が出てきますからね」−−などと必要以上に脅かしたので、店についた段階で完全に腰が引けていたけれど、食べた料理はどれも美味しかったです。ちょっとピリ辛でね。
なんだか懐かしい味がしたので、あとで店のママさんに聞いたら(日本語です当然・・・笑)、味付けにサクラエビのペースト(?)を使っているそう。それならな、と納得してしまいました。ちなみに、それは日本人の味覚にあわせて使っているってことではなく、ナイジェリア現地でも食べているそうな。高級品だそうですが。

それと個人的には意外だったのがビール。
前に店に一度来たことがあるというH君は「臭いがちょっとありますヨ」と敬遠したけれど、筆者はたいへんに美味しくいただきました。下手なドイツやベルギービールより美味しいと思いますね。
ただ、前述したママさんいわく、「本当はもっとたくさんの種類があるのだが、なかなか日本に輸入できない」−−とのこと。う〜ん、それは残念・・・。

最後に店を撤収する際、「絶対にまたくるからビールを揃えておいてね!」と筆者はママさんと堅い約束を交わしました(笑)。ご興味のある方は御一報ください。
御馳走していただけるのであれば、いつでも筆者は馳せ参じますので(笑)。

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::: 05/08/23(火)   「職業病C」   【鹿の角】 :::

2005/08/23

先日、飲んだ某ファンドマネージャーとの間で出た話なのだが、我々のような人間はどうも無意識になんでも為替取引と結びつけて考える「悪いクセ」があるようだ。
ちなみに、そのときの話とは、いま話題となっている「鹿島アントラーズの小笠原満男選手が仮にイタリアへ移籍した際、どれだけの為替が発生するか」−−。

・・・と書くと、一読して「意味が判らない」と言われる方が、もしかしたらいるかも知れない。
けれども、判らない方は次のように考えてもらいたい。推理小説でよく言われる「困難は分割して考えよ」だ(使い方が違うな・・・)。

貿易黒字の輸出大国・日本が例えば「クルマを海外に輸出した」際に、「代金」を受け取るのは当然のことだと思うし、これには通常「円転」つまり為替が発生する。何故なら、受け取る「代金」は米ドルやユーロであり、それを国内でも使える日本円に換える必要があるからだ。
ここまでは、「教科書」にある常識の範疇で、ほとんどの方は理解出来よう。

ところで、例えサッカーや野球の選手を日本から海外へと「輸出」する場合でも、同じメカニズムが発生しても不思議はないと筆者などは思うのだが、いかがだろうか?
つまり、筆者やファンドマネージャー氏などは、無意識のうちにそうしたことを考えるクセが身についてしまっているわけだ。

もちろん、金額的には微々たるもので、マーケットを動かすようなたぐいのオーダーではない。これは、「小笠原選手だから」というのではなく、かつての中田ヒデでも、イチロー、松井選手−−etcいずれのケースでも同じことだ。

ともあれ、常日頃からそんなことばっかり考えて生活しているなんて、フッと考えると虚しくなるときもある。ある種の「職業病」と言えばそれまでだが、なんだか一抹の寂しさを感じることも少なくない。

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::: 05/08/22(月)   「良く見る夢」   【鹿の角】 :::

2005/08/22

筆者は夢を見ると言うことがほとんどない。
・・・と言うか、正確には起きたときに覚えていることはまずない。

しかし、そうしたなかでも良く見る夢というものがひとつだけある。それは、「落下する」夢だ。
と言うよりも、どこからか落ちた感じで体が痙攣し(?)、それで目が覚めると言うパターンが実は意外に多いのだが。

夢占いってものがある。
本音を言えばほとんど信用してないのだが、それによると「落下する」夢はあまりよくないらしい。どうも「悪夢」に分類されることが多いようだ。
「心理的な不安が投影されている」−−などとも言われるが、心理的な不安ってなんだ?本人にはまったく身に覚えがないのだが(笑)。表層は限りなくノー天気なのだが、あずかりしらぬ深層心理ではなにか難しいことを考えているのでしょうかね・・・。

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::: 05/08/19(金)   「夏風邪」   【鹿の角】 :::

2005/08/19

筆者は、風邪というものをひくことがあまりない。巷ではよく、「○○は風邪をひかない」−−というが、まさにその代表的な事例とも言えよう(笑)。

しかし、珍しいことに今年はたびたび風邪をひく。それも、この夏場に風邪をひくことが多く、まったく始末に悪い。罹った人は良くわかると思うけど、夏風邪はなかなか治らないんですよねぇ〜。
あれほど「体内をきちんとアルコール消毒している」のに、何故風邪に罹るのか非常に不思議なのだが、それほどまでに栄養状態が悪いのだろうか?

・・・と、そこでひとつの仮説が頭に浮かんだ。
「炎天下のなか取材に行く(汗を大量にかく)」⇒「エアコンの効いたオフィスで取材する(汗が冷える)」⇒「炎天下のなか取材から帰ってくる(また汗をかく)」⇒「エアコンの効いたオフィスで記事を書く(汗が冷える)」−−。

おそらくだけど、前述したこの循環パターンがきっといけないのではなかろうか。これが夏風邪をひく原因になっているように思う。
ホントは取材に行くたびに着替えが出来ればいいんだけど、そんなのムリだし。困ったことだねぇ・・・。

しかし、これを逆に考えてみれば、夏風邪をひくということは、それだけキチンと「対面取材」をこなしているということの証左にはならないだろうか?ある種の「勲章」だと思えば、夏風邪をひくのぐらいは仕方のないことかも知れない。

とは言え、結構苦しくてツライんだけどね(苦笑)。

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::: 05/08/18(木)   「またまた野村さん」   【鹿の角】 :::

2005/08/18

昨日の昼ごろ、またまた野村雅道さんから電話をいただいた。

主な用件は、以前に当コーナーで「内容のない電話が掛かってきた」−−などと書いたことに対する今更ながらのクレームだったのだが(笑)、それはともかく今回の電話はホントに勉強させてもらった。チョイと補足的な取材をして、仕事用の原稿にしたいものも少なくなかったので。いつもいつも、数多くの「ネタ」を提供していただいて、本当にすいません。

そうしたなか、ここで書けそうなネタをひとつだけチョイスすると、為替証拠金会社に対する手数料とスプレッドの話は、筆者がまったく気にしていなかったもので目からウロコの落ちる思いだった。でも、皆さんは気が付いている話なのかも知れない。

野村さんいわく、「手数料が安ければ安いほうが良いのは事実で、いまでは無料の会社も少なくないが、本当であれば手数料とスプレッドは併せて考えるべき」−−。

どういうことか、お判りだろうか。もし判り難い表現があるとすれば、それは筆者サイドの問題で、たぶん野村さんの問題ではないと思う、と一応お断りをさせていただこう。
ともかく、野村さんが指摘されたのは、例えば「手数料は無料・スプレッドは10銭」という会社Aと、「手数料は1銭・スプレッド5銭」という会社Bがあった場合、いったいどちらの利便性が高いのかという問題についてだ。
もちろん、人それぞれだとは思うけれど、一般的にA社よりB社のほうが使い勝手がよいのではなかろうか。と言うのは、スプレッドの狭い方が広い場合よりも早く目標値に達し、利益を挙げ易くなるためだ。

むぅ、なるほどねぇ〜。
筆者も現在某社で細々と「手張り」しており、その会社に口座を作ったのは信頼性(昔からの知り合いのディーラーがいる)と手数料だったが、正直それにスプレッドまでは考えていませんでした・・・。スプレッドを含めた取引に際し、その会社に何の不満もないけれど、野村さんに言われて気が付くとは、いち業界人としてこみあげる一抹の口惜しさがある。
まだまだ勉強が足りないな、と自覚する今日この頃。

P.S.  野村さん林康史さんが講師をする、9月2日の『松井証券』と『FXCMジャパン』合同セミナー、わたしも「いちリスナー」として楽しみにしています。昨日の電話だと、いまひとつ気合が入っていませんでしたけど、開催まであと2週間。当日はしっかりとお願いしますよ、野村さん!

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::: 05/08/17(水)   「シズカちゃん・・・」   【鹿の角】 :::

2005/08/17

昨日の深夜、帰宅したらNYに在住している知人のディーラーから留守電が入っていた。ちなみに、昨日は仕事で遅かったのです。そうそう飲んでばかりいるわけではありません(笑)。

で、留守電を再生すると、そこには「シズカちゃんの話で聞きたいことアリ」−−とのメッセージが。
えっ?!シズカちゃんって、あの?シズカちゃんのなにが聞きたいのかな。お風呂に入ったとき体を洗う順序とか、ノビタ君に覗かれた回数とか??だんだんと「18禁」っぽい内容になってきたな(笑)。

しかし、筆者が「ドラえもんフリーク」だと言うことにどうして気が付いたのだろう。ヒタ隠し、していたのに・・・と考えることしばし数秒、自分が重大な過ちを犯していることに気が付いた。
そうだ、違うわ。勘の良い読者の方はスグに判ったと思います。
そう、NY筋が聞きたかったのは、新党を結成する(であろう)元自民党政調会長である亀井さんのことでした。あれほど、「名が体をあらわさない」人も珍しいよね(笑)。
けれど、亀井さんのことを「シズカちゃん」ってムリに呼ばなくてもいいんじゃないの、Kさん?どうよ?

P.S. 「ドラえもんフリーク」として一言。ドラえもんに登場する「シズカちゃん」、初回のみ「シズちゃん」だったの知っていますか?途中で名前が変わったキャラクターだったのだ、実は。
いやぁ、アキバっぽいオタクねただね、今日の〆は(笑)。

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::: 05/08/16(火)   「不思議な仕事依頼」   【鹿の角】 :::

2005/08/16

最近、「とても引き受けられない」ような不思議な仕事依頼が多く、ちょっと困っている。

そのひとつは、某社で言われた「翻訳」の仕事。
もうやだな、Kさんてば。筆者が「業界一英語の出来ない記者」だってことを忘れているんですか(笑)。それとも、単なる嫌がらせ?
・・・とまぁ、それは冗談ですが、翻訳する分量も多いし、とてもお引き受けは出来ません。仮に引き受けたら、それに特化するようですからね。すると、仕事的には「翻訳業」でオリジナルの取材が出来ない。「取材命」の筆者としては、とても引き受けられません。

もうひとつは、別の某社と某社の2社で言われた、「24時間オールタイムの為替(市況)情報配信」。とくに、一社はプラットホームと言うのか、情報を提供するウェブサイトなども用意するとのコトで、かなりの好条件ではあった。初期コストがゼロだというわけですよね。
つまり、筆者としては取材をして記事を書き送信すれば良いだけで、付随業務はすべてやってくれると言っていた。また、情報はその会社への占有ではなく、ほかの会社へと営業しても良いといわれていたし。スゴク「おいしい話」だと思う。

確かに、考えてみると市況を含む為替情報がキチンと書ける、提供できる会社(人間)というのは非常に少ない。
同業者ですが、筆者も一目置いている「F社」にしても、24時間まるまるの情報提供をしているのだろうか。確かにNYにもいま現在は人材を置いてはいるようですが。
あぁ、でもその前に別の「M社」もそうだけど、「東京が休場だと、その時間のニュースを流さない」−−のだから、そもそも論外かも。聞いてみると、その時間こそ証拠金会社はニュースを欲しがっているんですけどね。

いずれにしても、そうした面からすれば、質の高い為替情報に対するニーズは物凄く高いものがありそうだ。検討の余地あり??
ただ、こちらもね。ウチの会社は「個人商店」に毛の生えたようなものですから、なかなか・・・。まぁ、わたしが寝ないでマーケットを見ていればいいんですが(笑)、それはムリだし。いい話だとは思うんですけどねぇ〜。

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::: 05/08/15(月)   「ハザードランプ」   【鹿の角】 :::

2005/08/16

自分がクルマを運転していると、人の運転で、とても不思議に思うことが幾つかある。

そのひとつは、車を運転していて道端にそのまま駐車する場合、ウインカーで停車する人がいるけれど、あれはどうしてなのだろう?そもそも、作法(?)として正しいことなの、あれって。

だって、車にはハザードランプというものがあるじゃないですか。みんな何故、ハザードランプをつけないのか、筆者は不思議でならない。実際、タクシーは降車や乗車で停車するときハザードランプをつけますよね。筆者も必ず、ハザードランプで駐車します。

聞くところによると、ハザードランプって緊急時に使うもの、と言うけれど、肝心の「緊急時」ってどういうときなの?まさか、高速を運転していて前方が渋滞しているときとか、道を譲ってもらったときのお礼−−などは緊急時じゃないですよね。みんな、そんなときだけ、よくハザードを点滅させ活用しますが。

教習所ではどう教えているのだろうか。筆者も免許を取ったの、もうフタ昔も前だから記憶がないし。

もうひとつは、信号などを曲がるときのウインカーなんですが、皆さんあれって出すのスゴク遅くありません?
確かに、教習所みたいに30メートル手前だっけか、そんな手前から出せとは言わないけど、「あまりにも・・・」って言う人が多いように思う。赤信号の先頭で止まっているのに、走り出すまで出さない車とかありますよね。

ようは、自分さえよければいいっていうことの現われなのかなぁ〜、と思わなくもないです。そうしたことって。
クルマの運転を見ていると、他人に対して気遣いが出来なくなってきている人が増えてきているのかも知れないなぁ、と思う今日この頃・・・。

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::: 05/08/12(金)   「久しぶりの小説話」   【鹿の角】 :::

2005/08/12

筆者は「本格推理」小説を中心に、小説を1年間におよそ120〜150冊ほど読む。1ヶ月にならすと10冊強といったところか。
これについては、当コーナーで過去に何度も書いたので、今回は端折らせていただく。興味のある方は、過去ログで検索してみてください。

さて、前述したように読むものは「本格推理」が中心というか大半なのだが、最近読んだ「それ以外のジャンル」のなかでちょっと興味深いものがあったので御紹介をさせていただく。

それは『秋田書店』秋田文庫から出された「ブラックジャック・ザ・カルテ」という本。現役の医師や大学教授が「BJ症例検討会」と題し、ブラックジャックの行った診断、手術法などに対して大真面目な議論をした結果をまとめたもので、これは個人的なツボにはまり実に面白かった。
症例ごとに5段階で評価されるのだが、なかには1や2との診断、「明らかに誤診」「まったく評価できない」との辛口寸評もあったりしてブラックジャック好きの筆者としては大いに楽しませてもらった。

そういえば、以前からマンガやテレビの主人公などについて、調べたり研究した本って幾つもあったと思う。はじまりは「磯野家の秘密(不思議かな?)」だったような・・・。

ともかく、よくよく考えると、筆者は実は「その手の本」が好きなのかも知れない。
先日改めて、自宅の本棚をしげしげと眺めて見たら、「ウルトラマン研究序説」「水原勇気1勝3敗12セーブ」「ブラックジャック89.5%の苦悩」「空想科学読本」「ルパン三世カルト大辞典」「ド・ラ・カルト」−−etc。たくさん並んでいるではないか!

う〜む。気が付かないうちに・・・。誰か勝手に上がりこんで置いていったりしてないだろうな(笑)。

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::: 05/08/11(木)   「HP開設1周年!」   【鹿の角】 :::

2005/08/11

いやぁ〜、しかし実は筆者もスッカリ忘れていましたし、スタッフも誰もみな気が付いておりませんでした(苦笑)。

ある証拠金会社の方に言われて初めて気が付いた、というか思い出しましたです。ハイ・・・。よく知っているよなぁ〜。エライし、スゴイ。Tさん、さすが!
気が付いたあなたには、「歩く鹿の角博士」あるいは「鹿の角1級」、どちらか好きな方の称号を贈りましょう(なんだそれは?)。

・・・ところで、今週の筆者は連日飲み会で、すでに体がアルコール漬けにでもなったかのようだ。明12日はプライベートだが、ほかはみな仕事関係の飲み会、「暑気祓い」などで雑談が8割ほどを占めるとは言えなかなか実のある話もなくはない。

とくに、先日聞いた話は無茶苦茶面白く、書きたいのだがこれが完全オフレコで書けない話なのだ(書いたらたぶん業界全体が驚くと思う)。
なので、ここでは「セカンド・ベスト」、2番目に面白かった話を。

ご覧になった方もいると思うけれど、今週はじめの日曜日TV番組の『サンデー・ジャポン』に「美人カリスマトレーダー(?)」とかいう注釈付きで若林史江さんが出演していた。
そこで若林さんはフリップを使い「悪徳(FX)業者の見分け方」(確か4項目だったと思う)を指摘していたのだが、先日一緒に飲んだ某証拠金会社の社長は、飲み会の席で赤い顔をしながらそこにひとつの項目を付け加えたいとしていた。
いわく、「業績の良過ぎる会社」−−。

誤解のないようにしていただきたいのは、「業績の良い会社」すべてが悪徳であるわけではない。社内的なコスト削減や営業面などたゆまぬ努力による業績向上もあるのだろうから。しかし、「良い」のではなく「良過ぎる」−−なんでも「過ぎる」というのは良くないのかも知れない。ある意味、気持ちは判らなくもないです。
人間もね、「人が良過ぎる」と騙され易くなりますから。十二分に注意致しましょう。

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::: 05/08/10(水)   「エスカレーター」   【鹿の角】 :::

2005/08/11

この話も、常々不思議に思っている話なので、一度書いておこうと思う。

一昔前までエスカレーターが設置されていた場所といえば、デパートや地下鉄ぐらいだったがいまでは至るところで見られるようになった。
そんなエスカレーターだが、たぶん設置スペースの関係なのだろう。上りと下りが揃って設置してあるわけではなく、どちらか一方向しか設置していないところもある。
上記では「どちらか一方向」とやや濁した言い回しをしたが、筆者の知る限り、「一方向だけ」の設置となると必ず「上りのエスカレーター」になるのは一体どうしてなのだろう?

・・・と書くと、そんなことは当たり前ではないか、的な発言をされる方がもしやいらっしゃるかも知れない。がしかし、なにが「当たり前」なのだろう?
筆者に言わせれば、そう指摘される方は膝をはじめとする脚の関節などを悪くされた経験のない方だと思う。

何故なら、以下の話は決して私見ではなく、膝の悪い人にとって上りの道よりも下りの道のほうがツラク、そして負担になるからだ。松葉杖を突いている場合を例に挙げれば、階段の上りは確かに時間が掛かるものの、実は体への負担はそれほど大きくない。それに対し、下りは要する時間こそ短いかも知れないが、やはり負傷した脚に対する負担はかなりのものになる。
筆者ももう一昨年になるのか、スキーで右膝の靭帯を痛めたとき、痛感したものだ。

いずれにしても、それからすると「上りのエスカレーター」を設置するよりも、「下りのエスカレーター」を設置することのほうが遥かに重要だと思うのだが・・・。
何故こんな話を書いたかというと、周知のように日本は世界に比肩する国のないほどの高齢者社会になっている。そんな高齢者にとって「優しい」環境づくりはとても重要だが、意味の乏しいものに大金を掛けてもなぁと思う。せっかく作るのであれば、もっと必要かつ重要なところに予算を使っていただきたい。

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::: 05/08/09(火)   「軽油って・・・」   【鹿の角】 :::

2005/08/09

以下の話は「完全な実話」です。「ネタ」的な要素は一切含まれていませんが、たぶん信用されないでしょう(笑)。

いまから一ヶ月ほど前のこと。友人の奥さんが新車を購入した。
そう、埼玉の田舎らしく、いわゆる「セカンドカー」というヤツだ。
友人に言わせると、パンフレットなどを大量に取り寄せ、迷った末に購入したクルマはスズキの「Kei」。その名のとおり、軽自動車だ。

クルマの納車日、友人と筆者は野暮用から2人そろって外出してしまったのだが、途中奥さんから友人に「届いたよぉ〜♪」などとメールが来たことは筆者にも伝えられた。「良かったねぇ」−−などと言っていたのも束の間、その30分後には奥さんから緊急を知らせる電話が入った。
以下で電話の様子を若干の推測を含めて再現してみよう。

友人「どうしたの?」
奥さん「さっきまで走っていたクルマが突然動かなくなっちゃったの!」
友人「えっ?!なにか変なことしたの」
奥さん「なにもしてないわよ!」
友人「でも、それで動かなくなることはないと思うよ。絶対になにかしたはずだから、思い出して・・・」
奥さん「そう言われても・・・。そう、燃料がなかったからガソリンスタンドには行ったわね」
友人「ふむふむ」
奥さん「で、軽油を満タンにしてもらったわ」
友人「けっけっ、軽油????」
奥さん「そう。軽油。なにかおかしかった?」
友人「・・・判ったよ、動かなくなった理由が。それだよ。軽油を入れたことだね」
奥さん「どうしてよ!軽油って軽自動車に入れるもんでしょ。それでなんでクルマが動かなくなるのよ・・・・・・(後略)」

そうなのだ。友人の奥さんは30数年生きてきて、ずぅーと「軽油は軽自動車用の燃料」だと思っていたらしい。
勘違いも甚だしいんですけどね。これはさすがに筆者も笑えませんでした。
でもさ、間違った奥さんも奥さんだけど、スタンドの店員さんもおかしいと思わなかったのかな?あぁ、そうか。セルフで入れたのかも知れないのか。

ちなみに、クルマはその後スタンドへと運ばれ、軽油はすべて除去されましたが、なんとなしに調子の悪い状況が続いたそう。なので、走行距離わずか10数キロ、ほとんど新車の状態で売りに出したとか・・・・・・。
はぁ〜。ご愁傷さまでした。短い寿命だったね。

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::: 05/08/08(月)   「疲労困憊・・・」   【鹿の角】 :::

2005/08/08

まだ週初だって言うのに、今日は疲れた・・・。ホントに1週間持つのかしらん?

ほぼ予想通りだったけど、参院で郵政法案が否決されたり原稿の締めが重なったり、と色々仕事が立て込みました。

ホントは色々と書きたいことがたくさんあるんだけど、本日は書く元気がありましぇん。すいませんです。

ただ、さきほど終えたばかりの取材がとっても面白かったので、その話についてホンの少しだけ。
相手は著名な元ディーラーの方で、現在は講演や執筆などで活躍中なのだが、その方いわく「我々は野球で言えば、解説者のポジションにいるわけだから」−−。う〜ん、それって言い得て妙な気がする・・・。失礼かもしれないけれど。
ともかく、引退した身であることを指摘したうえで、現役の方を非常に立てている姿勢には感動した。

でも、それをサラッと普通に言えてしまうところに、筆者は逆に凄さを感じた。そういうことって、普通認めたくないものなんじゃないのかな?

本題については、どこかで記事にするけど、あぁ、でもニュースソースの名前は出せないな。残念・・・。

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::: 05/08/05(金)   「超能力と宇宙人」   【鹿の角】 :::

2005/08/05

筆者は生来、非常に単純な人間だが、そんな筆者でもいわゆる「超能力」というものはまったく信用していない。
単なる話のネタとしては面白いが、ありえないことだと思う。
それに、仮に本当に仮に1万歩ほど譲って超能力があったとしても、スプーンを曲げられるぐらいの能力で何の役に立つの?ハッキリ言って意味がないと思うし。

ただし、前述したいわゆる「超能力」でない別の意味での「超能力」、筆者独自の言い方をすれば「異能力」ならあると思っている。
これは例えば、「20桁の計算が一瞬で暗算できる」とか「米粒に般若心経が書ける」とか、そういう能力だ。中国雑技団の人たちに代表されるように、運動能力やバランス能力っていうヤツもケタ外れの人っていますからね。

筆者が常々不思議でならないのは、どうしてこういう特異な才能を持っている人に対して「超能力」者といわないのだろうか。だって、本当にスゴイ能力、言い方を変えればそれこそ「超能力」だと思いますが。

一方で、筆者が「超能力」と同じぐらい信用していないのが「宇宙人」ってヤツ。これも、ありえないと思う。
イヤ、正確に言うと、「宇宙人」の存在そのものを否定する気は一切ない。しかし、その「宇宙人」が地球に存在する、地球に来ているってことは信じられない。それも、いわゆる人間タイプの宇宙人がいるなんて、想像を絶することだと思う。

だって考えても見て欲しい。人間型の生命体が宇宙に存在することは奇跡だと言われる。その奇跡が別の星で起こっていても不思議はないので、そこまでは判る。理解の範囲内だ。
けれど、その奇跡の生命体が同様の生命体のいる星を訪れるなんて、どのぐらいの偶然なの?確率論的な話をすれば、「奇跡×奇跡」なんて限りなくゼロに近いと言ってよいのでは?違うかな。

もっとも、自分のことを決してロマンチストと思われない筆者だけれど、フト星空を見上げたとき、そんな戯言を信じたくなるってこともありますけどね。

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::: 05/08/04(木)   「道でカブトムシを拾った」   【鹿の角】 :::

2005/08/04

・・・と書くと、「どれほどの田舎に住んでいるんだ?」と思われそうだが、たぶん想像されたとおりの田舎だと思います。いや、想像以上かも(笑)。
ちなみに、埼玉県にはトトロもいれば、クレヨンしんちゃんもいます。一体どんなところなんだ、埼玉県って(笑)。

ともかく、実を言えばカブトムシを拾ったの、今年が初めてではないのです。と言うより、毎年といってよいほど拾う場所があるんですよ。駅の近くで。

いくら田舎とはいえ、駅の近くだから深夜になってもコンビニなどの灯りはあるのだが、だからこそか、夏に外で一杯やってきた帰り道、そこをとおると必ず道にカブトムシかクワガタが転がっているんだな。
なので、ある意味での毎年夏の夜の行事というか、楽しみのひとつと言ってもよい。

昨日も、友人と焼肉屋で飲み、気持ちよくなって帰宅するとき、道でモゾモゾと動くカブトちゃんを発見(すいません、メスなので・・・)。
もっとも、最初見たときには「うん?モトかな?」と思ったのだが、フカイくんほど動きが機敏ではなかったので、「おっ、もしかしたら!」と思ったら、やっぱりカブトちゃんでした(鹿島サポ以外、判らないと思いますが御容赦ください)。

さて、毎年のようにカブトムシを拾っているけど、ウチには何故か虫かごっていうものがない。
取り敢えず、メッシュ製の袋に入れてあるけど、さてどうしよう・・・。
現在小六の甥っ子にくれる、というのが無難な選択肢だけど、はてさてどうしたものか。ボォーッと見ていたら、なんとなく愛着も出てきてしまったからなぁ〜。

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::: 05/08/03(水)   「サギ行為」   【鹿の角】 :::

2005/08/03

昨日の夕方『FX湘南投資グループ』の野村雅道さんから電話をいただいた。

結局、電話は1時間弱と長いものとなったが、ハッキリ言って中身のある話はほんどなかった。だって、「横浜の事務所からは如何に花火が良く見えるか」とか、最近凝っているというニュージーランド・ネタ絡みで「ラグビーのオールブラックスは、なぜオールブラックスというのか」−−などを聴かされただけなので(笑)。
ちなみに、後者NZの話については、おそらく明日発行される野村さんのレポート「ID為替」で触れられると思うので、乞う御期待。回答を知りたい方は、ぜひ読んでみて下さい。
・・・って、キチンと宣伝しておきましたからね、野村さん!(笑)

そんななか、もちろん真面目な話も幾つかはしており、その最たるものは俳優の渡辺裕之さんが『GPJ』という運用会社に1億2千万円を騙しとられたとするもの。
野村さん曰く、「新聞などが資産運用会社とかって報道するのはおかしい。何故なら完全なサギ(会社)だから」−−。
これは、筆者もまったくの同感で、どこが「資産運用会社」なの?そうした実績が少しでもある会社なの?そうではないなら、「資産運用会社」というフレーズを付けることは辞めて欲しい。そもそも論として、真面目にキチンと資産運用している会社に失礼だと思うし。

しかし、渡辺さんはなんであんな会社に騙されたのかなぁ〜。
筆者もネットに出ていたスポーツ新聞ベースの話しか知らないけど、「60%もの高額配当が受けられるとうたい資金を集めていた」−−って、いま現在銀行の預金利率は何パーセントですか?定期にしたって1%もないわけでしょ。その段階で、おかしいと思いなさいよ。世の中にそんな上手い話はないのだから。
ハッキリ言って年率6%だって、結構微妙な数字かも知れない。実際、ヘッジファンドのみならず日本の投資信託などもリターン低いですからねぇ。

ともかく、皆さま方もお気をつけなされたい。
また、それとともに、先に金融庁から業務停止処分とされた『ウエストミンスター』といい今回の件といい、為替をはじめとした金融業界に大きなマイナスのイメージが付かないことを祈りたい。

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::: 05/08/02(火)   「有害図書・有害ゲーム」   【鹿の角】 :::

2005/08/02

若年層を中心とした凶悪犯罪が少なくない。
そうしたなかで、必ずと言ってよいほど言われるものが「家庭環境」と「有害図書(有害ゲーム)」についての話だ。

前者については、たとえば「小さいころに両親が離婚。親の愛情に飢えていた」−−とか、ワイドショーなどを見ていると、勝手なモノローグがつけられるけれど、それって本当だろうか。筆者は常々疑問に思っている。
だって、小さいころに親が離婚しても、現在立派に生活している人は幾らもいるでしょう。そのなかのたった1人が事件を起こしたからといって、それが大きな構成要素のような意見は辞めてもらいたい。事件を起こした人間は「ワン・オブ・ゼム」に過ぎないのだから。
本人の資質なんじゃないの?

後者についても同様で、「残虐ゲームを好んでやっていた」−−とか言うけれど、それも事件を起こした人間に特有のことってわけでもないと思う。
幸か不幸か筆者はテレビゲームというものをまったくしないのだが、同じように残虐的なゲームが好きな人が何千人、何万人いるなかで、事件を起こしたのはたった1人でしょ。
同じような話が、スグに小説や映画などでも出てくるよね。

書いていてフト思った。仮にだけど、筆者が悪いことをやったら、「容疑者は常日頃から“本格”と呼ばれるタイプの推理小説を愛読していまして・・・」などと、絶対に本格推理小説が悪者扱いされるんだろうな(笑)。

で、最悪の場合になると、それが世論となり規制が掛かる。
そういえば、一時期「B級」といわれる「スプラッター・ホラー映画」に対して厳しいシバリが掛けられたことがあった。筆者は別に「スプラッター・ホラー」好きではないけれど、こうした傾向はホント、いい加減にして欲しいと思う。

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::: 05/08/01(月)   「財務大臣になって予算を作ろう」   【鹿の角】 :::

2005/08/01

筆者は「仕事上必要」という意味合いもあるのだが、金融関係省庁のHPは毎日のように訪れる。

そんな金融関係省庁のウェブサイト、最近は頑張っているというのか、なかなか面白いものが多い。少なくとも、「堅い」一辺倒のイメージではない。

一例を挙げると、例えば『日銀』のウェブサイトには「にちぎん☆キッズ」という子供を対象にしたコーナーが新設されていることを、知っていただろうか。詳細については、筆者がいちいち指摘するよりも一度ウェブそのものをみていただいた方が良いだろう。
ただひとつだけ参考までに言っておくと、前述「にちぎん☆キッズ」には大人でも膝を叩くような内容も含まれているとだけ指摘しておこう。

一方、『財務省』のウェブサイトでは、いま現在「財務大臣になって予算を作ろう」というゲームが体感できる。
余談を言えば、筆者も先日このゲーム、初めてやってみたいが、これが予想以上に面白い。もちろん無料なので、一度試してみるとよいだろう。とかく予算については、その増減について不平不満がでがちだが、自分で編成すると匙加減の難しさがよく判ると思う。
しかし、無駄なカネをそこここで使っていると思うなぁ〜。

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