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::: 05/05/31(火)   「お幸せに・・・」   【鹿の角】 :::

2005/05/31

昨日の夜遅く、古くからのサッカーダチであり、妹のように可愛がってきた(つもりの)M嬢からメールをもらった。メールをもらうのも、かなり御無沙汰だった。

その内容、前半はまぁ一般的なもので、とくにどうこういうべきものはないのだが、読み進めるにつれ仰天してしまった。
何故なら、「実は結婚することになりました」との文字が!そして、「相手は【鹿の角】さんも良く知っている人です」−−って、オイオイちょっとまてよ。誰だ???

慌てて「おめでとう!」と連絡したついでに尋ねると、同じサッカーダチのT君だという。なるほど、T君なら確かに良く知っているけど・・・。
でも、T君って北海道在住ではなかったか?そして、M嬢は遠く岡山在住だった気が。そうなのだ。聞けば、遠距離も著しいほどの遠距離恋愛であったらしい。

では、2人が実際に会える場所は年に数回、ほぼ中間地点の鹿島スタジアムということだったわけか。まるで、「織姫と彦星のようだ」と思っていたら、入籍は7月7日とのコト。いやホントに、一瞬「ネタ」かと思ったよ(笑)。

ともかく、良かった。同じサッカーダチ同士でそうなるのもめでたいこと。是非とも幸せになってください。
そして立派な鹿島サポの「めおとフーリガン」になってくださいね(笑)。

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::: 05/05/30(月)   「直接取材」   【鹿の角】 :::

2005/05/30

筆者は最近、ある市場参加者に「なんだか“ひきこもり”じゃないの。このところ全然姿を見せないよ」――と怒られた。

別に意図して避けていたわけではないし、電話では毎日のように話をする方なのだが、そう言えば直接面談したのは果たしていつだったのだろう・・・。ともかく、そのくらい御無沙汰している人であることに間違いはない。

と言うことで、特別用事があったわけではないが、ケーキのひとつも買って本日会ってきた。
しかし、そこで改めて気がついたけど、人間手を抜いてはいかんね。電話だとわずか数分、長くても精々10分ってところだけど、会えば短くとも15分長ければ1時間以上も話ができる。そして、その話の密度ときたら、もう・・・。

やっぱり、人と直接会うってことはホントに大事だと思う。
最近は電話だけでなく、メールも発達しているので、取材に関してもなんとはなしにバーチャル化してしまっているけど、やっぱりナマは違う。

会社を辞めてちょうど1年。
確かに最近、ちょっとたるんでいたように思う。とくに、おなかの周りとか(笑)。
まぁ、肉体的なものは冗談としても、ここらで改めて気を入れなおし、心機一転頑張ってみよう。陽気もよくなり、徐々に直接取材がし易い環境になりつつあるんだし。

遅まきながら、今月は「直接取材強化月間」−−と新たに銘々した。さぁ明日から取材に行きまくるぜぃ〜。・・・と力を入れたけどよく考えたら、もう月末。それじゃあ駄目ジャン!

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::: 05/05/27(金)   「廃車コレクター」   【鹿の角】 :::

2005/05/27

義理の兄貴が今回の「雑記」を読まないことを祈る(笑)。

本人にはナイショなのだが、周りの人間は兄貴のことを密かに「廃車コレクター」と呼んでいる。
と言っても、筆者の後輩某のように、ワーゲンの「カルマン・ギア」などある意味でのプレミアが付いているクルマが好きだというわけではない。それに、それなら本人にナイショにする必要がないでしょ。

では何故に「廃車コレクター」と呼ばれているのかと言うと、兄貴が買ったクルマは、何故かそのあと程なくして生産中止になるからだ。
一例を挙げると、『いすゞ』の「ジェミニ」、『マツダ』の「カペラ」−−など。少なくとも筆者の知る限り、姉貴と結婚して以来は立派な(?)「廃車コレクター」だ。

なんで兄貴は、人気のない「マイナー」なものが好きなのかな。もっとも、だから姉貴と結婚したという話もありますが(暴言)。

そんな兄貴が最近クルマを買い替えたがっている。わたしに感化されたところもあるのだろうけど、確かに現在の「カペラワゴン(すでに生産中止です)」ももう7〜8年乗っていますからね、気持ちは判るけど。

ともかく、周りの人間は兄貴が今回どのクルマをチョイスするか非常に注目している。どうも、前回と一緒でステーションワゴンを欲しがっているようだが・・・。
しかし、ステーションワゴンで廃車になりそうなものってなんだろう?あぁ、『トヨタ』の「カルディナ」なんて危ないかな(乗っている方スイマセン)。あとはなんだ?『三菱』車なんて、結構ありそうだけど。「レグナム」とか(重ねて乗っている方スイマセン・・・)。

えっ?!最初から「廃車になりそうなクルマを買う」って決めてしまっては、兄貴に対して失礼ですか?
確かに、次の買い替えのときに「廃車コレクター」の称号を返上する可能性だってゼロではないわけで、それを含めて周りはハラハラドキドキ。その成り行きを注目している。

P.S. しかし、改めて見てみると当コーナーは月によってだいぶ「ネタ」が偏っている。3月は小説の話ばかりだったし、今月はなんだかクルマ関係の話が多い。とくに意識しているわけじゃあないのだが・・・。

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::: 05/05/26(木)   「トレイダーズTV」   【鹿の角】 :::

2005/05/26

さて、ご存知の方も多いと思うが、筆者は本26日から『トレイダーズ証券』が新しく開始したサービス「トレイダーズTV」で為替・金融についてのコメンテーターを開始した(それ以前のテスト版もウェブにはアップされています、URLなどはフロントページ参照)。

実を言えば、この話、だいぶ前に決定していたので、人に言いたくて仕方がなかったのだが、先方に止められていたので言えないことがかなり苦しかった。晴れて解禁になったいま、これでようやく人様におおっぴらに宣伝することが出来る(笑)。ともあれ、改めましてよろしくお願い致します。

ところで、このコメンテーターをやる前、ある人に言われたちょっと気掛かりな言葉があった。それは「文章を書くウマさと、喋りのウマさは反比例する」−−というもの。
つまり、喋りが上手くなると文章が下手に、逆に文書の書くことが上手くなると喋りが下手になる、ということらしい・・・。

そうかな?と、ちょっと疑問も残るけど、筆者の信頼する方に言われただけにしっかりと心に留めておきたいと思う。もちろんコメンテーターも頑張りますが、「本業」はなにか忘れないようにしないとね。筆者の場合、やっぱり「記者」ですから。

ただ、書きながらフッと思ったけど、筆者は最初から両方とも下手なんですよ。「書く」のも「喋る」のも。その場合には、今後いったいどうなるんでしょうかね?両方とも一変に上達する、ってことはないのかな(笑)。

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::: 05/05/25(水)   「乗りたいけれど乗れないクルマ」   【鹿の角】 :::

2005/05/25

クルマを買い換えたいと当欄などで言ったためか、最近、冗談も含めてクルマのセールスを受けることが多い。

そのなかでも「ベンツやBMWはどうですか」という話が多いので、ここでハッキリ言っておきたいと思う。
「大変申し訳ないですが、まったく興味ありません」−−。
本音を言えば、カネがなくて買えない故の負け惜しみですが(笑)。

まぁ、どっちが本当か判らないけど、マジでいくらカネがあってもベンツやBMWは欲しくない。某氏からは「ベンツにもRVあるじゃない」と言われたけど、そんなのいらない。

筆者はスキーをやるので、いま現在は国産の4輪駆動・ワンボックスに乗っている。
けれど、実を言うと本当に欲しいクルマは、そんなのじゃないのだ。と言うより、まったく対極といってもよいクルマが大好きなのであった。

では、どんなクルマが好きかと言うと、幾つかタイプはあるのだが、そうだな『ドンカブート(Donkervoort)』のクルマは全般的に良い。「D8E」とかね、欲しい。日本で乗っている人はほとんど見ないが。
あとは、残念ながら2000年に生産中止となってしまったけれど、国産なら『ミツオカ』の「ゼロワン」が良かった。
もっとも、究極的に欲しいクルマは『メルセデス』の「SSK」なんですけど(笑)。でも、これっていわゆる「ベンツ」じゃないですよ。どちらかというと『ポルシェ』なんじゃないかな。伝説の「フェルディナント・ポルシェ」が最後に作ったと言われているクルマですからね。

ただ、スキーをやっているうちは、そんなクルマに乗れないと思う。やっぱり、大容量の4駆は外せないものなぁ〜。

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::: 05/05/24(火)   「ら抜き言葉」   【鹿の角】 :::

2005/05/24

仕事的な要素もあるのかどうか判らないが、筆者は「ら抜き言葉」というものが大嫌いだ。ここのところ、ごく一般的なものになりつつあるのがとても腹立たしいのだが。

テレビで若いアイドルなどが「見れる」とか言うのはまだ許せるにしても、筆者と同年代以上の人間が「食べれる」とか言うと、思わず殴りたくなってしまう。キチンと喋れよ、と。
また、知人からのメールがたまに「ら抜き言葉」になっているときがあるのだけれど、そうしたときは即削除ですね。「クロヤギさんたら、読まずにすてたぁ〜」−−(笑)。

しかし、語源を調べるのが好きなので「ら抜き言葉」に関してチョイと調べてみると、意外なことが判った。
例えば「店が混んでいて入れない」−−の「入れない」、これ実は「ら抜き言葉」なのだそうだ。つまり、正しくは「店が混んでいて入られない」というらしい。

でも普通、そんなこと言うか?「ら抜き言葉」嫌いの筆者だって「入れない」って使うぞ。
ほかにも「足が痛くて走れない」や「座れる場所はここだけ」−−なども、前者と同様でみんな「ら抜き言葉」だと言う。むむむ。こりゃぁ、考え方を改めなくちゃいけないかなぁ〜。

もっとも「入れない」などのケースでは、「五段活用が下一段活用に転じて可能助詞になる」ので「ら」がなくても実はOKとの話もあるけど、そうなると難しくて筆者にはなにがなんだか判りません(笑)。
でも「ら抜き言葉」はやっぱり嫌いなのだった。それが結論。

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::: 05/05/23(月)   「ペンネーム」   【鹿の角】 :::

2005/05/23

最近いただいたメールのなかに、筆者のペンネームについて尋ねられたものがあった。
前にどこかで一度書いた記憶があるのだが、今回はペンネームについて書いておこう。

筆者のペンネーム【鹿の角】だが、実はこれ、応援しているサッカーチームである鹿島アントラーズから名付けた。辞書を引くと、「アントラー(ズ)=Antler(s)」はシカの枝角を意味するそうなので、そこから取った。ただ【鹿の枝角】ではゴロが悪いので、枝を取って【鹿の角】と。

一方で、筆者以外のスタッフである【TOKI】と【馬車馬】は、何故そうした名前をつけたのか確認していない。
が、筆者の推測では前者【TOKI】は筆者と同年代なので、たぶん大ヒットマンガ「北斗の拳」から付けたのでは、と思う。違うかな?だって、なんとなく雰囲気もトキっぽいよ。願わくは、あと頭にバンダナ(?)を巻いて欲しいのだが(笑)。
ともかく、まさか絶滅した「ニッポニア・ニッポン(トキの学名)」を偲んで・・・とか、そんな殊勝なことではないだろう。

問題は【馬車馬】だが、こっちはたぶん奥さんと子どものために、一所懸命働く姿を示してのネーミングだと思う。
それと、わたしの【鹿の角】が先に決まっていたので、鹿と馬で併せて「馬鹿」を作りたかったという可能性もある。ヤツには、それぐらいの茶目っ気があるから。

まぁ、意図したものかどうかは判らないが、【TOKI】が仮に鳥だとすれば、3人それぞれとも名前にみんな動物が入ったものになった。
以降、登場する人間たちも、前例にならい動物を入れたものにしようと密かに考えているのだが、皆さんはどう思われるだろう?

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::: 05/05/20(金)   「お奨め本」   【鹿の角】 :::

2005/05/20

今月9日付けの当欄で「記者に必要な要素はなにか」−−という問題提起をした。もちろん、正しいかどうかは判らないが、筆者なりの結論があるので、それを踏まえてのことだ。

すると、読者だと言うありがたい方からメールが届いた。
詳細は記さないが、そのなかに「桶川ストーカー事件についての本をかかれた清水潔さんのような記者に是非なってください」−−などといったコメントがあった。

勉強不足を露呈するようで恐縮なのだが、残念ながら筆者は「清水潔」さんも「桶川ストーカー事件についての本」も知らなかった。それなりに本は読むと自負しているのだが。
ヒョンな拍子に知人の読書家へ尋ねる機会ができた。聞いてみると、当然のように知っているだけでなく「あれは名著だ」と大絶賛。個人的にも興味が出てきたので、さらに聞いてみると昨年4月に新潮社から「桶川ストーカー殺人事件 遺言」として文庫落ちしているという。

そこで、早速筆者も購入し読んでみたのだが「う〜ん」と唸らされるページが少なくなかった。筆者はただでさえ本を読むスピードが早いのだが、その本はさらに速くまさに一気読みをしてしまった。こんな経験は久しぶりのことだ。
「日本JCJ(日本ジャーナリスト会議)大賞受賞作」であり、知人のように名著だという人が少なくないことは良く判る。そして清水さんがスゴイ記者であるということも。

けれど、実を言うといまひとつ楽しめなかったというか、なんとはなしの居心地の悪さが筆者には残った。それは、清水さんが挙げている対応の悪い警察全国ワースト3のひとつであり、事件が起こった埼玉県(埼玉県警所管)にいまでも在住しているからだ。幸運なことに桶川市(上尾警察管内)ではないのだが・・・。
とは言え、それは読んだ筆者の問題で、書いた清水さんの責任でないことは言うまでもない。

以下は、弊社ウェブサイトで一度書いたことがあるのだが、筆者は基本的に人に本を紹介することを好まないし、逆に人から紹介されることも好まない。何故なら、そこはやはり人それぞれで感性が違うからだ。人に絶賛されて読んだが、少しも楽しめなかったという経験は一度や二度でない。
けれども、その基本を曲げてでも是非とも紹介したい本というものは、一年に何冊かはでてくる。この本は、少し早いが今年上半期の最大の収穫本であったと思う。

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::: 05/05/19(木)   「高額納税者」   【鹿の角】 :::

2005/05/19

先日、恒例となった2004年分の高額納税者が公示された。
ご存知の方がほとんどだろうが1位に輝いたのは『タワー投資顧問株式会社』の運用部長である清原氏。納税額はおよそ37億円にも及ぶ。残念ながら、筆者も面識はないがきっとスゴ腕のファンドマネージャーなのだろう。

それはともかく、いつも思うことだが高額納税者の発表は、そろそろ辞めにした方がよいのではなかろうか。理由は幾つかあるが、先にひとつだけ断っておくと、「個人情報保護法」のことは個人的にあまり考慮していない。
では何故か。

最大の問題点は、巷の声を聞くと、「高額納税者=悪者」といったイメージがどうしても強いことがある。
羨むのはともかく、妬みから「悪者」的なイメージを抱く向きが少なくないが、数億円から数十億円もの巨額な税金を払ってそう思われたんじゃ適わないだろう。逆に、国のために貢献してとてもエライんだということをもっと国税庁もアピールすべきだと思うし、実際になんらかの特典を与えるなりしてキチンと評価すべき人材ではないかと思うのだが。
そうでなければ、晒し者もよいところだ。

ともかく、以前であればそれなりにニーズもあったと思うが、すでに時勢にそぐわない気がする。来年からは発表に関して再考する余地が少なくないのではないか、と思っている。

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::: 05/05/18(水)   「難しいホメ言葉」   【鹿の角】 :::

2005/05/18

唐突だが、筆者は某社の女性アシスタントから毛嫌いされている。
別にセクハラをしたとか、オヤジ発言を連発したとか、そういうことではないのだが。

キッカケになったのは、いつぞや同社を訪問した際、彼女に「わたしって何歳に見えますか?」と聞かれたのを、筆者が「30歳ぐらい」と答えたことだ。
正解は26歳で、以降「【鹿の角】さんなんて大嫌いです。もう絶対に口は聞きません」−−と宣言され、以降現在まで冷戦状態が続いている・・・。
次から訪問するたびに「手土産」を必ず持参するようにしているのだが、まったく効果はないようだ。

確かにね。正解を聞いてから正直「しまった」とも思ったけど、よくよく考えてみると26歳の女性が30歳に見えたって、そんなに失礼なことかな?
だって、彼女はとても落ち着いているし、仕事はスゴク出来るし、そんなところから30歳って言ったんだけどね(苦しいフォロー?・・・笑)。つまり、筆者としては最大限ホメているつもりだったんだけどなぁ。大人の女性だよね、と。

それとあれでしょ。逆に「20歳」とか答えていたら、「わたしのこと馬鹿にしています」とか別の意味できっと怒ったことは想像にがたくないんだけど。
ともかく、いやぁー女性って扱いが難しいよねぇ。

・・・・・・なんてことを、弊社スタッフに言ったら、「だから【鹿の角】は結婚できないんじゃないの?」−−と言われました。大きなお世話だよ!

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::: 05/05/17(火)   「中越地震その後・・・」   【鹿の角】 :::

2005/05/17

筆者は先週の土日、つまり14、15日と新潟へ行ってきた。
主な目的は新潟に在住している弊社【馬車馬】との「仕事の打ち合わせ」だ(こらこら、そこのサッカーダチの皆さん、変に勘繰らないように。ホントにそうなんだから・・・笑)。

ところで、筆者は埼玉在住ということに加え、クルマの運転好きなので、新幹線ではなくマイカーで出掛けたのだが、幸いなことに行きは天気も良く快適なドライブ日和であった。

しかし、途中の新潟県湯沢、塩沢を越えたあたりから、クルマを運転していて妙な気分になってきた。例えて言えば、船に乗っている気分であり、2時間以上も休憩なしの運転疲れによる体調不良が原因かなとも思ったけれど、どうやらそうではなかったらしい。

よくよく考えてみると、「運転注意」の立て看板も出ていたのだが、その区間は例の中越地震の影響から道路が波を打ってしまっていたようだ。
新潟にて【馬車馬】と話をしたが、その区間では「クルマに酔ってしまう人も少なくない」とか。そうだよなぁ、あれじゃあな。気持ちは判るよ。ウン・・・。

地震発生から早くも半年。申し訳ないことに筆者の記憶も徐々に風化しつつあったが、正直なところ高速ひとつとっても復興はまだまだの状況だ。元の状況に戻るには、かなりの時間が要すると考えざるを得ない。
改めて、地震による傷跡の深さを思い知った出来事だった。

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::: 05/05/16(月)   「サザンオールスターズ」   【鹿の角】 :::

2005/05/16

筆者は歌手サザンオールスターズのファンだ。そのサザンが今年の10月5日にニューアルバムを発売するとリリースされた。

えっ?!10月ですか?!一瞬、聞き間違ったかと思ったよ。だって、まだ5月だもの(笑)。
それを、もうプレスリリースしたわけ?4ヶ月以上も前なのに?凄いなぁ。きっと異例中の異例でしょう。間に合わなかったらどうするつもりなんだろ。
判った。きっと曲作りが遅々として進まない、桑田さんに対するレコード会社からの「無言の圧力」と読んだね、わたしは(笑)。早く作れ、もっと急げよ、と。

しかし、オリジナルアルバムは7年ぶりなのか・・・・・・?
そうだったかな、とファンですら忘れていたほど長い年月だ(笑)。もっとも、その間にはシングルは出していたし、「バラッド3」のようなベストも出た。また、メンバーそれぞれがソロ活動もしていたからね。「寂しい」という感情はあまりなかったわけだけど。

う〜ん、でも出るとなるととても楽しみだな。ファンのあいだでは「鎌倉」のように2枚組になるのでは、ってウワサもあるようだし。
ともかく、いまから首を長〜〜〜くして、待っているとしましょうかね。

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::: 05/05/13(金)   「盗作騒動」   【鹿の角】 :::

2005/05/13

ここ数日、筆者がもっとも関心を寄せていることと言えば、「TBSのウェブコラムが読売新聞の記事を盗用していた」−−というものだ。
その後、調べが進むにつれ、読売のほか朝日や毎日新聞の記事も盗作されていたことが判明。また盗作本数も右肩上がりで、当初は4件とされたものが本日付の朝刊紙が報じたところでは合計42本も盗作されていたという。個人的には、まだ増えるのではないかと思っている。

盗作が良いか悪いかなどという、当たり前の話はさておき、この話で筆者がもっとも腹立たしく思うことは実は盗作行為そのものではない。
では何かというと、担当部長が盗作していたにもかかわらず、「外部ライター」に責任転嫁しようとした、TBSの姿勢についてだ。

同じようなことは、最近別のところでもあった。
そう、あのJR福知山線脱線事故におけるJR西日本の対応がそうだ。筆者はまだ忘れていない。事故を起こした直後の会見で、JR西日本はなんと言っていたのか?「運転ミスの可能性大」などとする一方で、粉砕痕と見られるモノが見つかったことから「置き石などによる外部要因」についても可能性を否定出来ないと指摘していた。
今回TBSが取った盗作の対応は、JR西日本の対応とどこが違うのだろう?偉そうにJR西日本を糾弾できる立場にあると言えるのだろうか?

・・・話が逸れた。
本日付の毎日新聞には、「(盗作した部長は)魔が差した、などと話している」とあるがウソも甚だしいと考える。何故なら、40本以上も盗作、それももっとも古いものは4年も前のものだとされることからすれば、担当部長が判っていてやったとしか思えないからだ。
俗に言う、世間で誤用されている意味での「確信犯」だと言ってよい。

ともかく、JR西日本に負けず劣らず、TBSもしっかりと調査して出すべきウミはすべてしっかりと出してもらいたい。

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::: 05/05/12(木)   「オジバカ」   【鹿の角】 :::

2005/05/12

11日付け『FOOREX』「DIARY」で、朝倉さんから筆者に是非「オジバカぶりを披露して」−−と、ご指名をされましたので・・・。

ところで「DAIRY」で朝倉さんが何故「オジバカ(オババカ)」なのかをその際にキチンと分析されていますが、私に言わせば、そらもう一言ですよ。
「カワイイから」・・・・・。これに尽きます、ね。えっ?!この段階で、すでに「オジバカ」ですかそうですか。

余談ですが、弊社【馬車馬】の娘もカワイイです。現在1歳と8ヶ月ぐらいかな。このあいだ、遊びにいったとき「連れて帰っていいか」と聞いたら、奥方は「OK」でしたが、【馬車馬】が強固に駄目だしをしたので、諦めました。チェッ!(笑)

・・・と、ここでまだ書いてない姪っ子話をひとつ。
現在高1の姪っ子は動物好きで、将来の職業は「獣医」を希望している。
やっぱり姪はスゴイ。なぜなら、あの「雅子さま」も幼少の頃は「獣医」になることを希望されていたそうな。さすが大物は嗜好が同じだね!(ここまで来ると、贔屓の引き倒しですね・・・)

そんな姪っ子は犬を飼いたいらしいのだが、残念ながら姉貴のうちはマンション住まい。それでは隠れて飼うことも難しいだろう。
ということで、姪っ子のために筆者が犬を飼おうかどうか現在迷っている・・・・・・。幸か不幸か一軒家なので環境的にはOKだし。

ただ、正直なところ、あんまり犬って好きじゃないんだよねぇ〜。どちらからと言うと猫派なので。最終的に面倒をみるのが私ってことになると、やっぱりイヤだよなぁ。と言うことで、いまだに二の足を踏んでいるのだが。

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::: 05/05/11(水)   「教えて」教わったこと   【鹿の角】 :::

2005/05/11

今年の冬、ハイシーズンには諸事情からあまりスキーに行けなかった筆者だが、3月後半から4月に掛けては穴埋めするように結構スキーに行った。
と言うのも、同じクラブに所属する後輩某が「テクニカル・プライズ」という資格試験を受けるということで、そのコーチを頼まれたからだ(そのあと後輩は見事に合格しました、おめでとう)。

しかし、ここで慌てて断っておくと、筆者は指導員資格を持っているが「テクニカル・プライズ」の資格は持っていない。それどころか、昨シーズンに一度チャレンジしてボロボロの成績で落ちている。
まぁ、正直言って誰が見ても筆者より後輩某のほうが、スキーの上手いことは明らかだろう。10人いたら11人までがおそらく、そう言う(笑)。

自分より下手な人間にコーチを頼む後輩も後輩だし、筆者も実をいえば2度ほど依頼を断った。けれど「三顧の礼」に負けて、結果引き受けてしまったのだ。
自分より上手い人間にどうコーチしたらよいか、最初は悩んだけれど、やってみたらこれが色々な意味でとても良い勉強になった。

考えてみると、野球でもサッカーでもコーチより実績が上の現役選手ということは儘ある。たとえば大リーグに移籍してしまったが、イチロー選手や松井秀喜選手に対してオリックスや巨人の打撃コーチはどうやって教えていたのか不思議じゃありませんか?
コーチが落合さんや王さんクラスなら、なんとなく判りますけどね。

筆者の場合も、自分より技術が上の人間に手本として「やって見せる」ことは出来ないけれど、長くやってきたことでの経験プラス指導員として眼だけは肥えているので、滑り終えた後輩にひとことふたこと口頭においてアドバイスが出来たと思うし、後輩もそれだけで満足だったようだ。しかし、注意したところがたったの一度、次の滑りから綺麗に改善されてしまうところはスゴイね・・・。やっぱり、素質が違う。

ともかく、正直なところ「なるほどこうした指導もあるのか」−−と目からウロコが落ちた思いだった。
今になれば、しり込みせずにやって良かったと思う。後輩某にはまったく感謝。良い経験をさせてもらいました。「教えて」教わりましたから。

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::: 05/05/10(火)   「ひなちゃんの日常」   【鹿の角】 :::

2005/05/10

「ひなちゃんの日常」−−というタイトルのマンガがある。ご存知の方はいらっしゃるだろうか。つい最近、今年の3月末に単行本が発売された。

実はこれ、「その筋(って、どの筋だ?・・・笑)」では有名なマボロシのマンガだったのだ。
と言うのも、産経新聞に週一で掲載されているものなのだが、開始からおよそ6年半もたって初めて単行本化されたからだ。ちなみに、この所業に激怒した筆者の友人などは、ウェブサイト「複刊ドットコム」の複刊リクエストに、かつてスレを立てたことがあるほど(正確に言えば、一度も刊行されていないのだから複刊じゃないんだよな・・・)。

いやぁ、ともかく長かったね。筆者は、この「ひなちゃんの日常」を読むためだけのために、産経新聞を取っていると言っても過言ではないのだから(笑)。

毎日チョビチョビと数話ずつ読んでいるけれど、実にイイ。内緒の話だが、ここのところ筆者のささやかな幸せは、仕事から帰って寝る前に「ひなちゃん」を読むことなのだ。疲れた体がホントに癒されるね。

ただ、単行本の「ひなちゃん」も、あと1〜2週間あれば読み終わってしまうだろう。はぁ〜ホントに残念・・・。
・・・・・・と言ったところで、フト気がついたけど次の単行本、2巻が出るのって、もしかして6年も先のことですか?

ウソだぁ〜。そんなに待てないよ・・・。せいぜい2年ぐらいで出してください。産経新聞社さま、作者の南ひろこさん、頑張ってどうか宜しくお願い致します(ペコリン)。

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::: 05/05/09(月)   「記者に必要な要素」   【鹿の角】 :::

2005/05/09

ゴールデンウィーク期間中、記者志望だという友人某の弟に会った。
そこで、「記者にとって必要な要素はないか」と尋ねられ、筆者は一瞬答えに窮したのだが、みなさんなら一体どう答えるだろうか。

実はその昔、筆者は行動力と判断力などと答えていたのだが、最近ちょっと違うかなと考えはじめた。では何か、というと非常に難しいのだが。

いわゆる記者だけに限った話ではなく、仕事全般に対するものだと思うけれど、正直なところ「センス」ではなかろうか。何故センスが大事なのか、というと、これは100%個人の資質であり、他人が教えることは出来ないからだ。

例えば、あるテーマがある。そのテーマを思いつくこと自体もセンスが必要なのだが、ここでは取り敢えずそれは不問にしよう。ただ、そのテーマに関して「誰に」「どういった」取材をするのかはセンスとしかいいようがない。
最初は先輩記者が同行したり、手本を見せたりしても、それとまるっきり同じ取材方法を本人が取れるはずもないと思う。

だから、というのは変な言い方になるが、適正をみることが非常に難しい。なぜなら、試験や面接などでは測れない部分で、実際に仕事をやってみないとなかなか判らないからだ。実際、有名大学を出ており、頭は確かに良いが記者としてのセンスに欠けていたという人間を筆者は幾らも見てきた。

それからすると、友人某の弟も正直よく判らない。頭はいいし、人間的にも優れているけれど、記者としては・・・・・・。クエスチョンマークを付けざるを得ない。
とは言え、自分のなりたい職業が本当に記者であるなら、ぜひ頑張って欲しい。筆者ごときでよいのなら、いくらでも力になるからいつでも相談にきてください。

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::: 05/05/06(金)   「クルマ泥棒」   【鹿の角】 :::

2005/05/06

筆者の周りで多発していたあと、一時鳴りを潜めていたクルマの盗難が再び聞かれるようになってきた。

なんでも盗まれるクルマの多くは4輪駆動とのことだが、プライベートでは確かにスキーをやる仲間ばかり(クラブの人間はもちろん)なので、比較的大型のRV車に乗っている人間がほとんど。だから、人よりもそうした話を聞く機会はどうしても多くなるとは思うけど、それにしても・・・。
自宅敷地内の駐車場で400万円を超えるランクルが盗まれた先輩もいれば、イモビライザーが付いているにもかかわらず持っていかれたという話も別途聞いた(車種不明)。

それとは別だが、一方で「車上荒らし」も多いらしい。
群馬県某スキー場の駐車場で助手席の窓ガラスが割られ、車内を物色された知人もいるし、筆者の所属しているスキークラブのオヤブンなぞは地元近くの日帰り温泉でマッサージを受けているときにヤラレタと言っていた。ちなみに、オヤブンのクルマはアルファード。

う〜ん、いずれにしても人ごとではありません。
前に一度書いたけど、筆者はクルマの買い替えを検討しているので、そんな話ばかり聞くとビビッて買えなくなってしまうよ(苦笑)。それとも、我慢してまだ当面乗りなさいって神様が暗に言っているんですかね?

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::: 05/05/04(水)   「微妙な間違い」   【鹿の角】 :::

2005/05/04

ちょうど1週間前の当欄で「三文のトク」は“得”ではなく“徳”だと書いた。

すると読者の方から、「漢字の間違いではないですが・・・」として、次のようなメールをもらった。
「(前略)長年信じていた言葉が間違っていたことに突然気が付くってことがありますよね。わたしも、いわゆる“手さげ”のことをずうっと“バック”と言っていたのですが、あれは“バック”じゃなくて“バッグ”が正しいのですね・・・(後略)」−−。

うんうん。もの凄くよく判りますね。英語というか、外来語を微妙に間違って覚えているってことはよくあること。
良く聞く間違いは「もちろん」という意味で、「オフコース」ということだろうか。これはちゃいまっせ。正しくは「オブコース(Of course)」。Fは2コでなく、1つで良いのです。「オフコース」だと、なんだかコースアウトしちゃったみたいだし(笑)。
「もう、終わりだねぇ〜」−−。

そんなことを偉そうに言っている筆者も、ヒトラーの片腕とも言われた宣伝相をずっと「ゲッペルス」だと思っていたので大きなこと言えません。つい最近、ある方に間違いだと指摘されたから。正しくは「ゲッベルス」、「ヘ」にマルではなくテンテンだと。
ちなみに、これについてはムチャクチャ面白いウェブサイトがあるので、興味のある人は一度覗いてみると良いだろう(下記はそのアドレス)。間違えていたの、わたしだけじゃなかったんだなぁ〜。それどころか、なんと多いことか(笑)。
ref.

そういえば、これも最近気が付いたけど、大ヒットした映画で「ロード・オブ・ザ・リング」ってありましたよね?あれを訳すと、どうなりますか?
先日、友人某と話をしていたら「指輪への道」とか言ったけど、それって違いますよ。そう信じている人、とても多いみたいですが。
これは原題のスペルを見れば明らかで、冒頭の「ロード」が「道」を意味する「road」ではなく「神」とか「王」などを意味する「lord」ですからね。このあたり、日本語ってとても難しいと思います・・・。

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::: 05/05/02(月)   「アナリスト」   【鹿の角】 :::

2005/05/02

いまさらながら、の話だがJR福知山線で列車が脱線するという大惨事が起きた。死者だけで100人を超したのだから、未曾有の事故と言ってよい。
なんのお役に立てない筆者だが、せめて亡くなったかたの御冥福ぐらいは祈りたいと思う。

ところで、こうした事件が起きると必ずテレビなどに登場する人たちがいる。そう、「○○アナリスト」と呼ばれる人たちだ。
今回で言えば、「鉄道アナリスト」という肩書きで多くの方が登場しているし、北朝鮮の話の際には「軍事アナリスト」というかたたちだった。

筆者も仕事上、「政治」や「経済」あるいは「金融」に関するアナリストは知人に大勢いる。失礼な言い方をすれば、それらの人たちはとくに事件などのない平時でもそれなりにニーズもあるだろう。ニュースなどのコメンテーターや経済誌への執筆、講演等の依頼もあるのだろうし。それは判る。
けれど、例えば「鉄道アナリスト」の人って、普段はいったい何をしているのだろうか。正直ニーズがあるとも思えないのだが・・・。講演や執筆依頼なども、それほど多いとは思えないけれど・・・。

スゴク興味がありますね。
どなたか、ご存知の方は是非とも筆者までご一報ください。

P.S. 当欄は土日と祝日は原則お休みなのだが、今週はGW期間中で休みがとくに多いのでカレンダーどおりだと2回のアップしかない。ちょっと少ないから、週の半ば4日ぐらいにも一度アップしましょうかね。もっとも、「予定」ですが(笑)。書くネタはたくさんあるから・・・。

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