ここ1ヶ月ほどはホントに「小説ネタ」が多いなぁ・・・。今回もそう。興味のない方は読み飛ばしてくださいね。
先日、知人である某ディーラーと面談したときの話。 筆者と会うなり、ディーラー氏が「【鹿の角】さん、またまた楽しくなってきたねぇ〜」−−などと喜色満面の笑みを浮かべて言うのだ。
いったいなんの話だろう、と思った筆者は「はぁ・・・」と間の抜けた返事しか出来なかったのだが、さすがにそれが伝わったのだろう。ディーラー氏は照れ笑いを浮かべながら、「イヤだなぁ。日経新聞の朝刊に連載されている小説のことだよ。読んでないの?」−−。
まことに申し訳ない。一回も読んだことがありませんし、誰が書いているのかも知りません・・・。関心がないから・・・。 と言うことで、アポイントから退散後、改めて日経新聞の最終面を振り返って見たが、なるほど渡辺淳一さんの小説「愛の流刑地」かぁ〜。その日だけでなく数日間遡ってみたが、確かにスゴイことになっている。しかし、いいのか。これを日経新聞で連載などしても(笑)。
筆者は本、小説の類も結構読むと自負しており、ある意味でジャンルは問わないのだが、そのなかでたった一つだけ苦手なものがある。 それは、いわゆる純文学というヤツで、40年近く生きてきたなかでおそらく片手も読んではいないだろう。もちろん、渡辺さんの本は一冊も読んだことがありません。 また、その関連で言えば、直木賞はまだいいけど芥川賞はまったく読む気にならんですね。大ヒットした綿矢なにがしの「蹴りたい背中」とか。「アウト・オブ・ガンチュー」。その代わり、SF作家である田中啓文さんの書いた「蹴りたい田中」(ハヤカワ文庫)は去年読みましたけどね(笑)。
しかし、改めて周りを見渡すと、実はこの渡辺淳一さんの連載小説は人気が非常に高いです。少なくとも、筆者の知人の為替ディーラーなど市場関係者はかなりの割合でキッチリ読んでいました。既読率はおおよそ90%。 むむむ。やっぱり、これは読まなくちゃいけないかなぁ。話題についていけないし。でも、もう100回以上終わっているんだよなぁ。いまからまとめて読むのも面倒だし、誰か筆者にアラスジだけでもレクチャーしてくれませんか(笑)。お願いします。
P.S. あとで別の市場関係者に聞いたら、いまは『愛ルケ』という言葉・用語まであるらしいですね。イヤハヤなんとも・・・・・・。
▲top |