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::: 05/02/28(月)   「馬脚をあらわす」   【鹿の角】 :::

2005/02/28

「馬脚をあらわす」−−という言葉がある。
大多数の方は意味をご存知だろうが、敢えて記せば「隠していた本性や中身が露呈すること」と言ったところだろうか。

ところで、最近ある証拠金会社の方と面談したのだが、次のようなことを言われて筆者は思わず赤面してしまった。
氏いわく、「完全な無記名ですけど、○○に書かれている為替のコメントって、あれは【鹿の角】さんが書いているんでしょ?」−−。

これは先方と完全オフレコという契約で引き受けている仕事なので、弊社HPでもまったく触れていないものなのだが、ピタリと当てられてビックリしてしまった。とっさのことだったので、「いやぁ〜」などと言葉的には誤魔化したが、なんでも顔に現れる判り易い筆者だけにおそらくバレバレだったことだろう(苦笑)。

ちなみに、と言うことで何故筆者だと思うのか、理由を尋ねると「だって、文章の特徴がよく現れていますよ。そのまま。内容的なものもですけど。一読してスグに判りました。みんな判ると思うけどなぁ〜」。
オイオイ・・・。その仕事はすでに半年以上も続けているものであり、一方で同社に来たことは今回が初めてではない。それどころか、頻繁に足を運ぶ先と言って良いだろう。それを、いまさら言うなんて。気が付いていたなら、もっと早く言ってよぉ〜。ホント、性格が悪いんだから(笑)。
知らぬは本人ばかりなり・・・・・・(笑)。

確かに、筆者に限らずほとんどの記者には嗜好する言い回しや言葉遣い、あるいは表現などがあり、それが書いたものにも特徴としてあらわれることが少なくない。「無くて七癖」などというように、当人が意識していないケースが多いようだが。
ともかく、そう言えば筆者自身も大好きな毎日新聞の菊地哲朗記者(現在は論説副委員長だったかな?)の書いたものは無記名でもだいたい判るな。「あっ、これはおそらく菊地さんが書いたものだな・・・」と。

う〜ん、しかし。10年以上も記事を書いていると、意識すれば別の文体でも書けなくはない。見破られて悔しかったので、○○に寄稿する文体は意識してしばらく変えてみようとセコイことを考えた筆者なのだった(笑)。

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::: 05/02/25(金)   「誰に聞いたか、なにを聞いたか」   【鹿の角】 :::

2005/02/25

筆者のような仕事をしていると、誰とも喋らずに日がな一日が終わる−−なんてことはまずない。
たとえ、直接会うことはなく電話であっても、最低数人の市場関係者とコミュニケーションを取ることが普通だ。

さて以下の話、筆者は講演などでもよく触れるのだが、せっかくなので今回は活字としてまとめておこう。
聞いたことのあるという方には御容赦を。

ご存知の方も多いと思うが、筆者の書く原稿には「誰それに聞いた」といったような具体名はまず出てこない。出てきても精々が「外資系銀行筋」や「ヘッジファンド・マネージャー」と言ったアバウトな色分けだけだ。

これには、筆者の知人には「シャイ」で恥ずかしがりやがとても多い、ということがまずある(笑)。ともかく、筆者自身はまったく問題も不便も感じておらず、むしろそれで当然だと思っているのだが、世の中にはどうも実名がないと不安だと言う方がいるらしく、それにはこちらもビックリしてしまう。

だが、考えても見て欲しい。
たとえば、元財務官の榊原英資氏にツマラン一般論を聞いたものと、メガバンクのいちディーラーである某氏に独自の相場観や分析を聞きたもの、2本の原稿があったとしたら、どちらのものがお好みだろう?前者という意見もゼロではないと思われるが、大多数の方は後者を嗜好されるのではなかろうか。少なくとも筆者はそうだ。
つまるところ、筆者などは「誰に」ではなく、「なに」を聞けたか・喋ってくれたかという内容面を重視して原稿にしている。

もちろん、現役の財務官である渡辺氏が「来週の月曜日にドル/円で介入するから」−−と喋るとか(笑)、ネーミングのある方が、とても面白く内容のある話を実名でしてくれればそれに越したことはないが、そんなことは不可能に近い。何故なら、喋った本人にとって、それはかなりのリスクになるからだ。だから人間、実名でのインタビューとなると当たり障りのない話しかしなくなる。
それならば、たとえ匿名の「国際金融筋」であっても、内容の濃い話を聞き、それを原稿にした方が記者としての充足感も大きいし、皆さんのニーズにも会うように思うがいかがだろうか?

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::: 05/02/24(木)   「公立高校の受験」   【鹿の角】 :::

2005/02/24

どうしたことか、最近の当欄は異様に文章が長いので、本日は簡潔に書きます。

昨年の12月29日付けで筆者の姪が今年高校受験をする話を書いた。それからおよそ2ヶ月、早いもので今日と明日がその試験だと言う。それなので、筆者も「うカール」とか「キットカット(きっと勝つ)」とか、差し入れしましたよ(笑)。

すでに滑り止め(?)の私立数校には受かっているので、まぁ最悪どこにも入れない、ということはなさそうだが、それでも一番行きたい学校は今回受けた公立校らしいので、なんとか頑張って欲しい。オジサンはキミの吉報を待っている。

ところで、そのなかで初めて知ったことなのだが、前述したように最近の公立受験って2日間もやるんですね。まったくの初耳でした。
なにをやるのかと思ったら、初日に筆記で二日目は面接だって。いまは、そんなことするんだ・・・。
筆者が高校受験をしたときは、面接なんて私立だけだったと思うけどなぁ〜。それも、すべての高校でやっていなかった気がするし。

いったい、どんな話というか質問をされるんですかね?よく判りませんが。
あれって、結構緊張しますよね〜。就職のとき、筆者もそうでした。
しかし、いまフト思ったのだけど、最近の子どもって緊張をほぐす手段として「手のひらに書いた“人”の字」を飲んだりするんでしょうかね?さすがに古いの??

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::: 05/02/23(水)   「大河ドラマと時代劇」   【鹿の角】 :::

2005/02/23

筆者は自称「アウトドア系オタク」−−なのだが(笑)、その一方で読書も大好きだ。
読む本の大半は推理小説で、とくに「本格」と言われるタイプの本を好むが当然「それだけ」ではない。仕事、金融関係の本もそれなりには読むし、次いで読むのは時代劇小説だろうか。

そんな筆者だけれど、テレビでやる「時代劇」はほとんど見ない。
とくに、NHKの大河ドラマとなると、もう何年見ていないだろう。確か、「炎立つ」は見たな・・・。

見ない理由は単純で、ひとつは出ている役者の質が極端に低いこと。例えば、今年の大河ドラマって「義経」ですよね。で、主役の義経がなんでタッキー(滝沢秀明)なの?幾ら視聴率が欲しいとは言え、さ。もう少し、なんとかならなかったのかな。前回の「新撰組」で香取慎吾をキャスティングしたのも、ある意味で凄かったけど。

・・・でもね、それを知人の歴史好きに言ったら、次のように切り返された。「【鹿の角】は義経に対してどんなイメージを持っている?」「どんなって、美男子で合戦の名手だけど、政治無知かな。ある意味で馬鹿。世間知らず」「なるほどねぇ〜。でも、それってタッキーのイメージに近くないかな?」「・・・・・・」−−。
確かにそうだ。うん、ある意味ではピッタリと言ってもよいだろう・・・。でも何故か見たくはないのだが(笑)

と、そこで改めて思ったのだが、実は時代劇をあまり見たくない理由がもうひとつあった。それは、「どうして毎回変わりばえのしない」ものばかりを放映するのか、ってことだ。
だって、「義経」にしても「新撰組」にしても、テレビでやるのは何度目なの?ほかにも「宮本武蔵」や「赤穂浪士」「織田信長」「坂本龍馬」なども同じですね。
もちろん、その都度キャスティングは違うし、脚本なども違うけどさ。筆者はもうお腹がいっぱいだよ。

それよりもっと別なものが見たい。歴史の偉人と言うか、面白い人物はもっともっとたくさんいると思うけど。是非発掘して欲しいなぁ。また、例えて言えば同じ「赤穂浪士」だって、井上ひさしさんの書いた「不忠臣蔵」だとだいぶイメージが異なるけどね。切り口を大きく変えても言いように思うし。

そうした意味で高く評価しているのは、池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」「剣客商売」がテレビで放映されたことだ。あれは人物的にもとても新鮮だったと思う。あんな高品質の時代劇を筆者はもっともっと見てみたい。

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::: 05/02/22(火)   「サザエさんと株価」   【鹿の角】 :::

2005/02/22

いささか古い話で申し訳ない。確か先週の17日だったと思うが、ある市場参加者の方との早朝情報交換のなかで、「一部スポーツ紙に“サザエさんと株価の相関性”についての話が書かれていた」−−と言われた。

なんじゃそら、と話3分の1ぐらいでスッカリ聞き逃していたのだが、そうしたらあとで原本を見る機会がありました。
ご存知の方も多いと思うけれど、大和総研のチーフクオンツ・アナリストである吉野貴晶氏が書いた、とてもキチンとしたものでした。軽んじていてどうもスイマセン・・・。

しかし、面白いことを考えるなぁ〜。サザエさんと株価の関係ね。
個人的には、その理屈付けがスゴイと思う。具体的な内容については書きませんが。

・・・などと書いたところで、フト思い立ち、デスクに積まれた書類の山を崩したら、20分ほどでお目当てのものが見つかった。なるほど、やっぱりそうだったのか!

ひとりで判っていても仕方がないので説明すると、昨年「株を買うなら社名に“フジ”や“日本”が付く銘柄」などという、やはり人目を引く一風変わったレポートを出していたのが確か大和総研ではなかったか、と思ったからだ。
結果は見事にビンゴ!
それもですね、こちらも書いた方は前述の吉野氏であるらしい・・・(笑)。

そして、この際乗りかかった船だから、と大和総研のHPに行ったらもっと驚いてしまった。
知らなかったけど、吉野氏は「インフルエンザが流行すると新春の株価は下落」−−というレポートを今年の1月に、また昨年10月には「プロ野球の新球団設立で本拠地の宮城県銘柄の行方は?」−−というレポートも出していた。マジですか??

う〜ん、吉野氏って、いったいどういう方なのだろう?失礼を承知で言えば、そんなレポートばかり出している「色物」なのか?
筆者はひとりの記者としてゴッツイ興味があるんですけど(笑)。

近々、アポイントを入れて一度会ってきましょう。是非とも。
でも、レポートから判断する限り、ご本人には迷惑かもしれないが筆者のもっとも好きなタイプの市場参加者であることは間違いなさそうだ(笑)。

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::: 05/02/21(月)   「FOOREXにてコラム開始」   【鹿の角】 :::

2005/02/21

すいません。内容とはまったく関係のないタイトルです(笑)。

ご存知の方もいるだろうが、筆者は「FOREX PRESS」で「外為人物伝」というインタビューも担当している。
そこでは昨年11月以来、ここまで4人の元著名為替ディーラーに登場していただいているのだが、それについては実際のインタビューをお読みいただきたい。

さて、「外為人物伝」のインタビュー。筆者は基本的に楽しんで実施しているのだが、実はたったひとつだが意外に大変なことがある。これは、インタビューの企画段階ではまったく判らなかったことなのだが。
それはなにかというと、外銀とくに米銀についての名称だ。

どういうことか実例を出せば、三人目のゲストとして登場していただいた石井正敏さんが『東銀』から移籍した銀行の名前は『クロッカー・ナショナルバンク』と言うのだが、この銀行はすでに存在しない。途中で『ミッドランド銀行』に買収されてしまったからだ。恥を晒して言えば、石井さんにインタビューをするまで、筆者もそんな銀行があったことを知らなかった。
いずれにしても、筆者はこの業界に13年以上おり、決してキャリアが短いとは思っていないが、その筆者でさえ聞いたことのない銀行というのがインタビューのなかでポンポン飛び出すので、そのウラ取りが結構大変なのだ。しかも、それを通称(例えば『マニファクチャラース・ハノバー銀行』を『マニトラ』あるいは『マニファニ』とか)で呼ばれると、それだけでこちらはパニックになってしまう。

もっとも、考えてみればこれは外銀に限った話ではないけど。
邦銀だって、筆者が為替業界に入ったころは「都市銀行(という言い方もしなくなったなぁ)」が11行あり、「長信銀(もっと懐かしい・・・)」は3行。ほかに7「信託」、4大「証券」、6大「商社」、8大「生保」−−etcなどとされたが、果たして現在まで残っている銀行あるいは会社は幾つあるのだろう?
よく、「十年ひと昔」なんて話をするけれど、金融に関しての話はもっとサイクルが短い気がするね。

P.S. 先週木曜日にレポートした、「正指検定」で筆者の幼馴染みは見事に合格しました。予想通り行けなかったのだけれど、良かったぁ〜。合格してホッとしたよ・・・。さてと。で、合格祝いの飲み会はいつやる(笑)?

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::: 05/02/18(金)   「地政学リスク、は便利な言葉」   【鹿の角】 :::

2005/02/18

たまには、マジメな話も書かないとね(笑)。

いつからだろう、「地政学リスク」という言い方が一般的になったのは。いまでは、一般紙でもごく普通に「地政学リスクの高まりで、うんたら」−−などといった記事を掲載することが少なくなくなった。

筆者の記憶が確かであるなら、そもそも「地政学」とはスウェーデンの学者が唱えた学説で、あのナチスドイツが自国の領土拡張を正当化する論拠にされたものだったと思う。
・・・と、ことさら学のあるところを見せたかったわけでないのだが、それはともかく、本来意味するところは「地理的な位置関係が国際関係に与える影響を研究する学問」といったものだろう。

しかし、そうすると「そのリスクってなに?」という話になりませんか?間違っても「〜 影響を研究する学問に対するリスク」という意味で使っているわけでないでしょう(笑)。
なんだか判らないけど、「政治的な緊張」や「テロリスク」が高まった場合などを指して「地政学リスク」と称することが多いように思う。それだと本来の意味とは違うように思うけど、ね。

そのため、ここ最近見られるように、下手をすると「地政学リスク」のオンパレードになってしまうわけだ。よく判らないけど・・・ってことに安易に、悪く言うとかなり便利使いされているしね。
個人的にはその価値が暴落しているように思うのだが。

もっとも、そんなことを知人の雑誌記者と飲みながら話をしたら、彼曰く「そんなの地政学リスクに限った話ではないでしょう」−−と。
彼が気にしている言葉は、「デフレ」とのこと。
むむむ、なるほど。確かに、最近はちょっと使用の用途がずれてきている気がしないでもない・・・。それも気になる言葉だなぁ、と単純な筆者はスグに納得してしまうのであった(笑)。

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::: 05/02/17(木)   「正指受験」   【鹿の角】 :::

2005/02/17

またまた筆者の趣味の話で恐縮だが、スキーが大好きで、一応指導員の資格も持っていることは当コラムでも以前に何度か触れたことがある。

本題へと入る前にひとつだけ断っておくと、指導員だからといってスキーがスゴク上手いということではない。資格者にもピンキリは当然あるし、そもそも論として指導員というのは「人にスキーを教える」ための資格ですからね。「自分が上手く滑る」資格ではありません。ちなみに、後者「自分が上手く滑る」ための資格というのも存在します。一般の方はご存じないかも知れないけど、1級のさらに上位に「テクニカル・プライズ」と「クラウン・プライズ」(業界?ではまとめて「テククラ」と言いますが)というものがある。
余談になるけど、かつて一世を風靡したCMで「いつかはクラウン・・・」っていうのがありました。自動車業界ではもはやそんなことはないだろうけど、スキーヤーのあいだで「いつかはクラウン・・・」の文句はまだまだ健在です(笑)。筆者もねぇ〜。クラはともかくテクは欲しいんだけど・・・。

ところで、基礎スキーヤーのなかには、実は明日から明後日にかけてひとつのヤマ場を迎える方たちがいる。
何があるのかと言うと、実は一年に一回のチャンスである「正指導員受験」が全国5会場で実施されるのだ。そのどこで受けても良いのだが、関東圏の方はおおむね第3会場ですかね。もっとも近場だから。今年は長野県の赤倉温泉ってスキー場です。

幸か不幸か筆者の所属するクラブでは、今年受験生がいないのだけれど、小中高と同じ学校に通った幼馴染みがひとり受験する。
本当は応援と言うか、サポートに行ってあげたいのだが、先週インフルエンザに罹患したことで体調はまだ万全ではないし、仕事もそれなりに忙しいので、たぶん行くことは出来ないだろう。本当に残念だけど・・・。
実施8種目をすべて合格する必要があり、1種目でも落とせばペケという厳しい条件だが、友人には是非とも頑張って欲しい。埼玉で吉報を待っているからね。

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::: 05/02/16(水)   「六本木ヒルズ」   【鹿の角】 :::

2005/02/16

・・・・・・。先週、筆者はインフルエンザに罹患していたが、高熱にうなされながらも、締め切りが迫っていてどうしようもない原稿を一本書いた。
今回について「出来の良し悪しはカンベンして!」と自分では思っていたのだが、意に反して何故かその原稿の評価が高いんですよねぇ〜。つまり、筆者はいつもいつも高熱にうなされている状況の方がよいのでしょうか(笑)。逆に、いつもそんなヒドイ原稿を書いているのかな??
ともかく、複雑な気分です・・・・・・。

閑話休題。

実は昨日、所要があって六本木ヒルズに行った。デートとかではなく、仕事でというところがちょっと情けないですが(笑)。
情けない、と言えば内緒の話ですが筆者が六本木ヒルズに行ったのは昨日が初めて。
いやぁー、自分で言うなって話もありますが、完全なオノボリさん状態でした。凄いですねぇ〜。

丸ビルとか、オアゾとかはね。東京駅周辺をテリトリーに活動しているので、それなりに行ったりするけど、全然違う。どこが違うのかは、ここで敢えて振れないことにしますけど(笑)。

しかし、六本木ヒルズと言えば、いまなにかと話題のライブドアが入っているじゃないですか。
だから、ホリエモン待ちの記者とかリポーターの方たちがたくさんいるのかなぁ〜、東スポや某週刊誌に勤務している友人たちにバッタリ会ったらイヤだなぁ〜、などと考えていたけど、まったくの杞憂でした。それはそれでちょっと肩透かしなんですが(笑)。
まぁ、また近いうちに出向くことになりそうなので、そのときには生のホリエモンも見てみたいものですな。

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::: 05/02/15(火)   「北朝鮮」   【鹿の角】 :::

2005/02/15

今月10日、北朝鮮は突如として「核兵器の製造を公式に認めた」−−。
これを受けて、為替市場も一時荒れ模様の展開を辿ったことから、当日には筆者もインフルエンザに冒された頭でツラツラとくだらぬことを考えたものだ。

それはともかく、この北朝鮮からの発表タイミングが見事と言うかスゴイかった。
筆者も、その当日ではなく、今週初になってから初めて調べたことなので、もしかしたら間違いがあるかも知れないと、まずは煙幕を張っておこう(笑)。

前述した発言がいったいなにを意図したものなのか、よく判らないという方は少なくないのでは?本音ベースで言って、筆者も判らない。確認が取れなかっただけでの話しで、話題そのものはそれこそ数年前から出ているもの。決して新鮮な話題でもないし???
「サッカーで日本代表に負けた腹いせ」−−と筆者の知人である某外資系のディーラーは言うのだが、実はこれを笑えない面があるのだ。それはなにか?

時系列で追っていくと、それは非常に興味深い。
前日に日本戦を終えたサッカー北朝鮮代表が成田から離日した時間が午後の2時50分。そして、前述した報道が第一報として流された時間がおおよそ3時ちょうど。
つまり、その差はわずかに10分しかないわけで、離日のタイミングを待っていたと言うか図っていたことは明白だろう。
これを「負けた腹いせ」−−といって正しいかどうかは別にして、なんらかの相関性があったと言って良いと思う。それがなんなのか、ってことが判らないのですが(笑)。

それにしても、面白いというには語弊があるけれど、北朝鮮ファクターからは相場的にも目が離せない。事実、週末11日のNYでは「金総書記失脚説」が出て、わずかながら相場の波乱要因となった。今度はどんなニュース・ウワサが相場を動かすことになるのだろうか?

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::: 05/02/14(月)   「仕事復帰です」   【鹿の角】 :::

2005/02/14

インフルエンザに罹患し、ちょうど1週間臥せっていたが、本日からようやく仕事復帰しました。関係各位には本当にご迷惑をお掛けしました。改めてお詫び致します。

ただ、聞くところによると、今年のインフルエンザは熱などが下がり復調したかに思えてからが長い、とも言われる。つまり、完調はなかなかせず、6〜7分ぐらいの状態が続くのがひとつの特徴であるとも。
まぁ、それでも40度近くの熱が出て、非常に苦しかった先週を思えばね。文句は言えませんが。
いずれにしろ、このごに及んでまだインフルエンザが流行っているそうですから、皆さんも是非お気をつけくださいね。

・・・なんて話を書いているあいだに、世の中こんどは花粉症ですか−−。
実を言えば、筆者は花粉症でもあるので、またまた大変そうです・・・。だって、今年の飛散量は去年の30倍とか、凄いんでしょ?
はぁ〜、なんだかウツになりそうだな。自宅から一歩も外に出ない、いわゆるヒキコモリになったりして(笑)。それとも、毎年4月ぐらいまで沖縄にでも逃亡しようかな・・・。

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::: 05/02/10(木)   「Jリーグも忘れずに!」   【鹿の角】 :::

2005/02/10

昨日からワールドカップのアジア最終予選が始まったんですねぇ〜。

筆者はサッカーをやるのも見るのも、応援するもの好きだけど、「日本代表」にはほとんど興味がないので、体調不良もあって前半の20分で観戦は辞めた。そうか、勝ったのか。前半のあの内容で、よく勝てたね・・・。

まぁ、全部見てないし、誰が良かったとか言うのは辞めよう。でもね、ひとつだけ。FWのスズキタカユキ、あれはなんとかならんか?
それとも、そのあとは活躍したのかしらん?鹿サポの筆者だからこそ、あえて辛口のコメントをするぞよ。

ところで、昨日のような代表戦を見ているといつも思うのだが、代表戦はいつも大盛り上がりなのに、Jリーグの試合はどうして閑古鳥が鳴いているのだろうか、と言う疑問だ。
具体名をあげて申し訳ないが、例えばジェフ市原(今年からジェフ市原・千葉)の試合なんて、土曜日開催試合でも観客が8000人とか6000人とか、そんなときも少なくないんですよ。そして、それが水曜日開催になったら、そらもう悲惨の一言です・・・。

我がアントラーズもスタジアムのキャパは4万人だけど、正味3分の1程度の集客がせいぜい。対戦カードによっては、1万人を切るゲームもあるし。ナビスコカップの予選とかね。

個人的にとても疑問に思うのは、「僕は個別のチームではなく代表のサポーターです」−−とか、ふざけたコメントを抜かす、“自称サポーター”だ。筆者が実際、最近テレビで見た例では「代表のゲーム以外に行ったことがありません・・・」−−っていうのがいた。おまえはアホか?
個別のチームがあってこその代表チームではないのか?何故そんなに簡単な理屈が判らない。

狂想曲といってよい報道を、朝からテレビでつらつらと眺めるにつれ、熱にうなされた頭で「日本のサッカーってまだまだ底が浅いよなぁ〜」と改めて実感した筆者なのだった。
ともかくみなさん、もっと会場に足を運んでJリーグの試合も是非見てください!

・・・しかし、熱のあるときに書いた文章って、なんだかトゲトゲしいね。すごく攻撃的だけど、たまにはいいでしょ。こんなのも(笑)。

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::: 05/02/09(水)   「自宅にて」   【鹿の角】 :::

2005/02/09

人にうつすといけないということで、本日は出勤を見送った。
と言うより、熱もあるし、起きられないというのが本音なのだが。

どうしてもやらなくてはならない仕事がひとつあったので、熱を押してそれをこなしたが、果たしてデキはどうだったろう?
来週は体調万全で頑張りますので、御容赦ください(業務連絡)。

ところで、自宅にひとりでいるっていうのはヒマですねぇ〜。
ダルイし、体調は確かに悪いけど、人間そんなに眠れるわけじゃないし。それなりに起きている時間もある。その時間がね・・・、どうにも手持ち無沙汰で。
本を読もうとも考えたけど、あまりに熱があると不思議に本を読む気もなくなるんだなぁ。あれだけ本も好きなのに・・・。

それと食事ね。あれが面倒臭い。病気だと、おっくうですね。
おっと、こんなことを書いたら、【馬車馬】から「そう思うなら、早く結婚しなさいよ」−−なんて説教されるに決まっているから、このぐらいにしておこうか(笑)。

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::: 05/02/08(火)   「まったく、もう・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2005/02/08

「泣きっ面に蜂」、「弱り目に祟り目」、「降るときはいつもどしゃ降り」、「二度あることは三度ある」−−。

まったく、どうして筆者にはこう運がないのだろう?

事故で入院した女子社員が脳波に異常はないものの、全治2ヶ月と判り、「まぁそれも仕方ないかな。短期の派遣でも考えようか」と思い始めたのが昨日のこと。
そこで、筆者のカラダが不思議なほどゾクゾクと悪寒に襲われているのが改めて判った。

ヤバイ!と思ったので、昨日はサッサと早寝をしたのだが、今朝になっても体調は回復せず。むしろ、悪化している感。熱を測ってみると、実に40度近いではないか!
慌てて病院にいくと、めでたく「B型インフルエンザ」との診断でした・・・・・・。
「仕事なんてとんでもない、しばらくは絶対安静!」って、そらそうだよな。

ちなみに、解熱剤で幾らか熱は下がりましたが、それでも38度以上の状態で本稿は書いています(笑)。

しかし、先週末には米国のスノー財務長官が、ついで我が国の小泉首相が、そして筆者とどうして要人ばかり体調を崩すのでしょう。これも偶然でしょうかね。もっとも、筆者は我が社の要人にしか過ぎませんが(笑)。

・・・と書いたら、【馬車馬】からギャグを書けるぐらい元気だと判って安心した、とのお言葉をいただいた。最後の力を振り絞ったギャグだったんだけどね。

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::: 05/02/07(月)   「職種」   【鹿の角】 :::

2005/02/07

先日ある方と会話の中で、筆者の「職種」についてちょっとした話になった。

当HPのプロフィールにも書いてあるように、筆者は「(為替)記者」だという信念がある。確かにストラテジスト的な分析やチャーティストの真似事のようなこともするけれど、基本路線として「記者」との認識に揺るぎはない。
第一、筆者を例えば「為替ストラテジスト」などと称したら、本職の方にとても失礼だと思うし、知人のストラテジストには到底顔向けできない。

ただ、「記者」をそのまま直訳にすると、通常では「リポーター(reporter)」か−−。
それだと、なにやら居心地がよろしくない。飽くまで個人的な見解だが。日本では「芸能リポーター」などによる、なんとはなしの悪のイメージが筆者に刷り込まれているためだろうか?

「コレスポンデント(correspondent)」では硬いし、やはりイメージにそぐわない。と言うより正直にいえば、実は日本語訳の「特派員」の方がカッコイイと思っている(笑)。
「エディター(editor)=編集者」もちょっと違うし、するとやっぱり「ジャーナリスト(journalist)」あたりの表現が無難なのかな。いや、これは決してジャーナリストって言う呼び方を、イヤがっているわけじゃあないのですが(笑)。

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::: 05/02/04(金)   「ゴーストライター?!」   【鹿の角】 :::

2005/02/04

本日、ランチをご一緒したある著名ディーラーから面白い話を聞いた。
今日はその話をご紹介してみたい。

氏いわく、なんでも某有名出版社から「為替や金融に関する本を書いてくれ」−−と、数年来のラブコールを受け続けているそうな。
そうした作業に氏の興味はないため、ズッーと断り続けてきたのだが、つい最近根負けしてしまったのだと言う。

しかし、そこは「転んでもタダでは起きない」と評判の氏だけに(笑)、「数百ページもの原稿を書くのは面倒だなぁ」などと最後までダダをこねていたら、出版社の担当が「一行も書かなくて結構です。こちらで書きますから。喋っていただければOKです」−−とのたまったそうだ。
物事には動じない氏も、それにはさすがに驚いたと言っていた。「まるで、アイドル歌手ではないか」−−と(笑)。

実は筆者も話を聞いて、「オイオイ、それってゴーストライターじゃん」と思ったわけだが、著者から聞いた話を活字にするだけだから、正確にはゴーストライターとは違うかも知れない。ともかく、さすがに大手出版社はやることが違う。
って、これは素直に褒めているつもりなんですが(笑)。

そのあと事務所に戻り、別の市場関係者と話をしたら、なんとそうした手法は決して珍しいことではないと言う。「ミスターなにがし」という異名を持つ方の著作も、多くはその手法が用いられているそうだ。
つまり、知らなかった世間知らずは筆者と、その知人である著名ディーラー氏の2人だけだったのかも知れない(恥)。いやぁ、世の中にはまだまだ勉強することが多いですねぇ〜。

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::: 05/02/03(木)   「中田浩二移籍について」   【鹿の角】 :::

2005/02/03

筆者はスキーとともにサッカーも好きで、Jリーグの中では鹿島サポであることは当コラムで以前にも書いたことがある。

そんな鹿島でつい最近大事件が起こった。サポーターなら、みんなが知っているボランチ・中田浩二のマルセイユ移籍がそれだ。
当コラムをお読みになっている、やはり鹿島サポだという方から、「コウジの移籍について【鹿の角】さんはどう思っているのですか?」−−といったメールをいただいたので、今回はそれにお答えしたいと思う。

ハッキリ言うが、非常に呆れている。チームの情報誌である「フリークス」を読んだ印象からも、彼はもっと大人だと思っていたのだが、予想以上に子どもだった。
世話になったチームに、あれだけの「後足で砂をかける」ようなマネを、よもやするとは思わなかったからだ。

ちなみに、海外移籍が必ずしも駄目だと言っているのではない。と言うよりも、彼の海外志向の強さは知っていたつもりだ。
が、しかし・・・。あのタイミングでの移籍はないだろう。これは日柄的にも、金銭的にも、だ。結局、自分さえ良ければよいという状況に終わったわけで、「ジコチュー」と誹られても仕方ない。実際、満男君(小笠原満男選手)はそんな理由もあって、海外移籍を取り敢えず封印したわけだし。

コウジが一部の熱狂的サポーターから「裏切り者」扱いされてしまっているが、それも当然の感情のことだろう。近親憎悪と言って良いかも知れない。実を言えば、筆者もほぼ同意見と言ってよい。

もっとも、筆者はコウジのいない鹿島の中盤をそれほど心配していない。
と言うのも、昨年プロに混じってのサテライト戦で大活躍をした鹿島ユースのボランチ・吉澤君がトップに昇格してくるからだ。彼のプレーは昨年実際ナマで何度も見たが、私見ではスグにもプロで活躍できる素材だと思う。
それに加えて、大学No.1ボランチと言われる駒大の中後君も鹿島に加入する。彼らがコウジの穴をしっかりと埋めてくれると信じている。(了)

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::: 05/02/02(水)   「タタリ?それとも嫌がらせ?」   【鹿の角】 :::

2005/02/02

昨日の続報・・・。
と言っても、入院した女子社員の話ではない。

あのあとフロに入り、ゆっくり考えてみると、筆者の周りでは昨年来あまり良い出来事が起きていない。年明け早々におふくろの亡くなったことがその典型だろうが、思えばここ2ヶ月ほどの間に交通事故にあった知人・友人が前記した女子社員を含めて3人もいる。
そして、さらに半年ほど遡ると、事故による入院者はもう1人増えるのであった・・・。

これらは果たして偶然だろうか?
筆者は年齢的に「厄年」というわけではないので、すると誰かのタタリなのか?それとも、何者かの嫌がらせ?
まさか、遠巻きに筆者を狙った「テロ」というわけではあるまいが・・・(笑)。

冗談はさておき、これだけ続くと筆者としても、なんだかある種の責任を感じてしまう。マジでお祓いでも行ったほうが良いでしょうか??
弊社で言えば、筆者と【TOKI】は電車通勤だけど、【馬車馬】はマイカー通勤だし、被害が及ぶとシャレにならない。

しかし、こんなことを大っぴらにHPへ書くと、仲良くしている市場参加者などが今後筆者となるべく付き合わないようになることが一番怖いかな。巻き添えを警戒して。これからは電話してもコッソリ居留守などを使われたりして(笑)。

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::: 05/02/01(火)   「泣きっ面に蜂」   【鹿の角】 :::

2005/02/01

世の中には「泣きっ面に蜂」−−という言葉があるけれども、本当に悪いことは重なるものだ。

筆者のおふくろが年明け早々に亡くなったことは、当コラムですでに述べた。
その葬式などが終わり、ホッとしたのも束の間、今度は会社の事務や経理を手伝ってもらっていた女子社員がなんと交通事故に会ってしまったのだ!ちなみに、これは今日の通勤過程での出来事。
いつも時間に遅れたことのない彼女が11時過ぎまで出社せず。連絡もなかったので、「変だなぁ〜」と思っていたら、ダンナから事故の電話が入り、2度ビックリしたという次第。

前述したように、今日の出来事であるため詳細は判っていないけれど、ダンナいわく「何箇所か骨折がありそう」だとか。どうも、かなり重症のようだ。
詳しい検査はこれからだけど、頭とかもね、打っていたりすると余計に大変だし・・・。入院も長引く可能性があるよなぁ〜。

【馬車馬】が言うように、「【鹿の角】の仕事は我々である程度は代替出来るけど、彼女の仕事は代わりが利かない」−−だけに、会社的にも本当に大変だ。「縁の下の力持ち」の離脱だけに、「一難去ってまた一難」。筆者の苦労はまだまだ続く・・・。

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