Nyats.com LOG

HOME ■過去分 ■記事検索 記事INDEX


条件:


::: 04/10/29(金)   「久々のサッカーネタ」   【鹿の角】 :::

2004/10/29

当欄では何度かレポートしているように、筆者はサッカーファン。日本のチームでは鹿島アントラーズを応援している。埼玉県人のクセに(笑)。

さて、明日はJリーグの第10節が行われ、鹿島はホームで横浜Fマリノスを迎え撃つ。あいにくの雨予報であり、またここ数節は調子最悪の鹿島だが、明日はなんとか勝利して欲しいものだ。

その鹿島で現在サポーターを巻き込んで大騒動が持ち上がっているのだが、ここでその話題は保留しておこう。取り敢えず、クラブ側の出方を静観しておく、との記述に留めたい。

今回久々のサッカーネタになるが、書きたいことは実に鹿島でなく、アルビレックス新潟の話。通称「ビッグスワン」と言われる新潟スタジアムで明日行われる「新潟vs柏」戦が延期された。言うまでもなく、例の地震の影響だ。
良いとか悪いとか言う前に大変に残念な出来事と言わざるを得ない。もちろん、仕方のないことなのだが。

その件について、新潟在住の弊社【馬車馬】に尋ねたら、中止の理由は一般的に知られているようなことだけではないようだ。
と言う前に、一般的に知られている理由とは、@道路が寸断されスタジアムに来られないサポーターがたくさんいる、Aゲーム中などに地震が起こったら対処が出来ない、Bタイミング的に不謹慎−−などだろう。
けれども、【馬車馬】いわく、現在ビッグスワンは被災者のための臨時炊き出し所と化しており、「とてもサッカーを出来るような状況にない」と言う。

恥ずかしながら筆者もこれは初耳でとても驚いたが、それなら尚更のこと中止はやむなしか。
サッカーのプレーは、別名「代理戦争」と呼ばれるほどある意味とても過激だ。とくに国家間のものであれば、それは本当にスゴイ。
けれども、そのサッカーすら環境的に行うことが出来ないとはなんという虚しさだろう。
東京という遠くの空からだが、改めて祈らずにはいられない。

▲top



::: 04/10/28(木)   「私の履歴書」   【鹿の角】 :::

2004/10/28

日経新聞の最終面に掲載されている「私の履歴書」は人気コーナーだ。
聞くところによると、自ら「書きたい」と希望する人があとを絶たず、ホントかウソか数年先まで書き手が決まっていると言う。

筆者も毎日の掲載を楽しみにしているのだが、ご存知のように10月はFRBの前議長を務めていたポール・ボルカー氏。
そのため、マーケットに関する「今だから話せる」裏話に期待を寄せていたら、意に反せずそうした話のオンパレードでいつにも増して楽しめる連載だった。

なかでも、とくに関心を持ったのが27日付に掲載された「ルーブル合意」に関しての秘話。為替に携わるものとしては無視できないものだが、筆者は当時大学生に過ぎず、知識はほとんどなかったけれども、今回の連載で認識を新たにすることが出来た。

などと言っている間に10月もすでに終盤。ボルカー氏の連載もあと数回となってしまった。毎回楽しみにしていただけに、本当に残念でならない。

▲top



::: 04/10/27(水)   「火事場ドロボー」   【鹿の角】 :::

2004/10/28

ここのところ、当コーナーの内容がどうも暗く、湿り勝ちだが御容赦を。

新潟大地震は、その後も余震が続いており、本日午前10時40分ごろにも震度6弱が観測された。雨模様の天気といい、ダブル、トリプルパンチを見舞われた気分だろう。
比較的近いところに友人が住んでいるからだけではないが、現地の状況は本当に心配だ。

そうしたなか、読売新聞が報じたところによると、「安否情報を悪用、被災者へ送金装う」という新手のオレオレ詐欺が26日に観測されたと言う。
通常のオレオレ詐欺も、人の弱い部分につけこむもっとも卑劣な犯罪だと思っているが、今回の震災オレオレ詐欺はそれの上を行くものだと思う。
前述した読売新聞によれば、取り敢えず実害は出ていないようだが、ともかくこうした犯人は是非とも逮捕し、極刑に処して欲しいと願う。

また、オレオレ詐欺などとは話がまったく違うけれども、筆者はもう一つ憤慨していることがある。
それは、台風や震災などで被害が起こったあとの株式市場で、建設銘柄が必ず大きく買い進まれる傾向にあることだ。今回についても、新潟に営業基盤を置く植木組や福田組が発生後大きく買い進まれ、ストップ高をつけたことは改めて指摘するまでもない。むろんのこと、偶然ではないだろう。

いわゆる「復興需要」を期待しての動きと思われる。がしかし、人の不幸を踏み台にして、そこまでカネ儲けがしたいのかと思わなくもない。

▲top



::: 04/10/26(火)   「西武日本一と新潟大地震」   【鹿の角】 :::

2004/10/26

筆者には毎日欠かさず巡回するサイトが幾つかある。
そのなかの一つに、現在はテレビなどのコメンテーターで活躍している某全国紙記者の「日記」があるのだが、本日付には次のようなコメントが掲載された。

「この寒空の下に被災者たちがいるその時に、1200本のビールを20分でぶっかけあう無思慮集団がいる」−−。
改めて補足するまでもなく、日本シリーズで優勝した西武ライオンズの祝賀会(?)を皮肉ったことは一目瞭然だろう。

氏の指摘することはある意味正しいので反論しにくい側面もあるのだが、筆者はそれを求めるのは酷だと思う。一年間の辛抱が陽の目を見たのであるから、一日ぐらいハメを外しても仕方ないなのではなかろうか。

ただし、以下については氏の指摘にまったく同感で、それは日記における「一部デパートが今日から優勝セールをするそうだ。無数に同胞が呆然と立ち竦んでいるこの時に商売に奔走する銭ゲバ〜」の部分。

こちらも気持ちは判るが、確かにどういうつもりなのかと言いたくなる。優勝セールについては自粛しても良かったのではないか。
また、それに出掛ける人間が当然いるのだろうが、それはいったいどう言う人たちなのだろう。

ともあれ、優勝セールを実施するからには、その一方、店頭で義援金を積極的に募り、被災地に送るぐらいのことは是非ともしてもらいたい。

▲top



::: 04/10/25(月)   「新潟大地震」   【鹿の角】 :::

2004/10/25

日曜日の夕方、6時前に新潟県で大地震が発生した。その後の1時間で震度6が3回、5が3回も発生したという。

ここでひとつ「ネタばらし」をすると、弊社副代表の【馬車馬】が実は新潟市在住。
それもあり、さすがに不安に思った筆者が地震発生後から何度も電話をするが一向に繋がらず。携帯も自宅の電話もだ。もうちょっと補足すると、メールの調子もしばらくはよくなかった。

ともあれ、ようやく電話の繋がったのは午後の10時過ぎ。本人だけでなく、奥さんや娘さんも無事だとのことで取り敢えず安心したが、そのあとも地震は一向に衰える気配がない。実際、本日の午前6時過ぎにやはり震度5の地震が起こったことはご承知のとおり。

地震はなかなか避けようがないが、それにしても今年は記録的な猛暑と言い、台風の上陸数の多さといい、浅間山の噴火といい、ホントに変な年だ。

しかし、それにしても、地震が為替をはじめとする金融市場に対する影響をスグに考えてしまう、筆者などはある意味病気かも知れない。・・・と、冷静になって考えるとついつい反省してしまう。悲しい職業病だよなぁ〜。

▲top



::: 04/10/22(金)   「オレオレ詐欺」   【鹿の角】 :::

2004/10/22

昨晩、ちょっとした雑用が生じ、中学時代の同級生の家に出掛けた。
彼はいい歳をして私と同じ独身(笑)。現在両親と同居しているのだが、そこで彼のおふくろさんから気になる話を聞いた。

その話とは、今月に入ってから2度も「オレオレ詐欺」と思しき電話が掛かってきたというのだ。幸いにして被害はなかったようだが。
せっかくなので参考までに手口について聞いた話を書くと、一件は「埼玉県警のものですが、息子さんのクルマが事故を起こしまして・・・」と言ったもの。最近の新聞やワイドショーなどで、もっともよく見るタイプだろう。

ただ、もう一件について筆者は初耳だった。新たな手口なのかも知れない。いや、手口的にはむしろ古典か?
具体的には、暴力団と思しき人物が登場、「お宅の息子さんがしでかした不始末の尻拭いをしろ」などとして、現金の振込みを強要したと言う。
ちなみに、前述した友人某は埼玉県警に勤める警察官なので、おふくろさんは不思議と言うより何を言われているか判らなかったらしい(笑)。が、正直笑って済まされる話ではない。

ところで、話を聞いていて疑問に思ったのは、どうも我々の卒業した中学や高校といった学生時代のアルバムもしくは名簿が流出しているのではないかと考えられること。
事実、「本職」である前記の友人が調べたところ、今回の話も、そうしたものを元にどうも電話をされていたフシがあると言う。掛けてきた人物、つまり「犯人」が同窓生だったとは思いたくないが・・・。
ともかく、嫌な時代になったものだなぁと再認識、暗い気持ちになった夜だった。

P.S. まったく関係のない話。またの機会に書こうと思ったのだけど。
本日ブルームバーグで報じられた榊原元財務官のインタビューには、怒るよりも呆れてしまった。「今後1〜3ヶ月で100円目指す可能性大」−−ってなんだよ、いったい。
つい先日までドル高120円とか言ってなかった?いい加減にしろよな、ホントに。

▲top



::: 04/10/21(木)   「台風の当たり年」   【鹿の角】 :::

2004/10/22

今年は過去に例をみないほどの「台風当たり年」だ。
事実、すでに10個の台風が日本に上陸しており、これは過去最高。また、23号が過ぎたと思ったら、すでに24号が発生しており、しかも23号と同じようなコースを辿っているそうだ。ヤレヤレ・・・。

そうしたなか、相次ぐ台風上陸を受けて野菜がだいぶ高騰しているそうで、とくにキャベツやレタスといった葉物は高値で取引されている。
筆者の記憶に間違いがなければ、ホンの1〜2ヶ月前には「キャベツが取れすぎて畑に捨てていた」−−との新聞記事があったと思うが、まったくもって一寸先は闇。世の中なんて本当に判らないものだ。

ともかく、台風や秋雨前線の影響もあり、足元の10月は晴れた日が異様に少ない。実際に調べてはないが聞くところによると、10月に晴れた日は先週日曜などわずか4日間だけとか。
う〜ん、月も半ばを過ぎて晴れは4日ですか・・・。それは少ないですよね。

天気の悪さは人間の心理にも影響するそうで、具体的にはイライラを募らせやすいと言われる。一日、二日であれば我慢できるが続けば、人間怒りっぽくなるわけだ。
そう言えば、確か今週初だったか「コンビニで立ち読みの態度を注意されたことに腹を立て刺殺」などといった新聞記事を読んだ。これなどは「悪天候の10月だからこそ起きた犯罪」と思ってしまうのは、筆者が無類のミステリー好きであるためだろうか。

▲top



::: 04/10/20(水)   「またもや詐欺話」   【鹿の角】 :::

2004/10/20

「FOREX PRESS」のホームページで初めて知ったのだが、福岡で外為取引について集団訴訟があったようだ。

筆者が言うまでもないが、こうした事件はすでに珍しくない。残念だが。
先日、某社の外務員と話をした際、「為替取引は一部で“オレオレ詐欺”と同等の扱いをされていますよ」−−と言われたことはとても印象に残っている。業界の方には大変に申し訳ないが、以前までは商品取引のイメージがあまり良くなかったように思うけれども、最近は為替取引のイメージがそれより悪いと予想される。

導入しているシステムの良し悪しや手数料の問題などは別にして、もちろんのこと「マジメ」に営業している会社はたくさんある。筆者がお薦めできる会社も少なくない。
けれども、これはある程度仕方のないことだが、1社悪徳があると他のマジメな会社までが同じような眼で見られてしまう。

12日からの臨時国会に提出された「金融先物取引法の一部を改正する法律案」が審議を経て了承されれば、状況は多少改善されるだろう。
とは言え、悪徳業者が根絶、ゼロになることは考えられない。
以下は『投資日報社』発行の月刊誌における為替特集でも書いたことだが、やはり大事なお金を預けるのだから、慎重に慎重を来たすとともに、われわれももっと眼を養い、勉強する必要があるのではなかろうか。

▲top



::: 04/10/19(火)   「プロ意識」   【鹿の角】 :::

2004/10/20

かつての日本人は、「水」「空気」「安全」−−の3つはタダと考えていたフシがある。
しかしながら、「空気」はともかく、すでに「水」はスーパーなどでミネラル・ウォーターとして販売されているし、「安全」についても防犯グッズの好調な売れ行きを見ると、やはりジリジリと有料化の道を歩んでいると言えそうだ。

その代わり、というのはヘンな言い方になるが、筆者のような仕事をしている人間からすると日本人は別途、「情報」についてもタダと考えているイメージが強い。
もっとも、いまではインターネットで無料情報がいくらも見られるのだから、ある程度は仕方ないかも知れないが、証拠金会社にとっても決して好ましい方向ではないだろう。情報のグレードやバリューを下げていることは著しいと思う。

そんな現状を、先日、外資系銀行のディーラー某氏にちょっと愚痴ったのだが、すると予想に反して手痛い「カウンターパンチ」を食らってしまった。
氏の言い分とは次のようなものだ。

「たしかにキミの言うとおり。だけど、キミも“贈呈”などと称して知人・友人に情報をタダで出したりしてないの?“ギブ&テイク”ではなく、もし一方向で情報を無償提供しているなら辞めるべき。とくに個人ではなく、いち会社として情報を提供している立場なのだから、なおさらのこと。“プロ”として“安売り”は良くないと思う」−−。

まさにグウの音も出ない、とはこのことで正直これには凹んだ。
つまりは、自分で自分の首を絞めている側面があったのかも知れない。「プロ意識」に欠けるとして謗られても仕方のないところだ。もう一介の「会社員」ではないのだし。

▲top



::: 04/10/18(月)   「友達の輪」   【鹿の角】 :::

2004/10/18

先週末の当欄で、『投資日報社』発行の月刊誌においてディーラーインタビュー連載を始めた話を書いた。

すると、発売されたその日のうちにインタビューの相手を務めていただいた『日本アクロス』の小林芳彦部長から電話をいただいたのだが、そこで少し驚いたことがあった。

と言うのは、小林さんの知人で、現在はやはり某証拠金会社に勤める方が筆者の記事を読んだようで、「俺も出たい!」と言っていたとか、言ってないとか(一部筆者の誇張あり。妄想も含む・・・笑)。

いやぁ〜。でも、とてもありがたいことですよ。それって。
ただし、わたしの選り好みはウルサイからな。生半可な人にはインタビューしませんよ(笑)。

とまぁ、それは冗談だけれど、こういうときに「物書き」「記者」をやっていて良かったと思いますね。この充実感を味わいたくて、ダラダラと「記者」をやっているようなもの。
だから、なかなか辞められないんだよなぁ〜(笑)。

▲top



::: 04/10/15(金)   「月刊誌に連載開始!」   【鹿の角】 :::

2004/10/18

トップページの「What's new」ですでに記載したように、『投資日報社』が発行している月刊誌でディーラーインタビューの連載をはじめた。

もう書店に並んでいるころだと思うから、少しタネを明かすと、栄えある第一回目は『日本アクロス』の小林芳彦部長にお願いした。ちなみに、いまは証拠金会社に勤める小林さんだが、『クレディ・スイス』など名だたる外資系の銀行で名を馳せた名物為替ディーラーのひとりだった。
「どのへんが名物だったのか?」−−については実物の記事をご覧ください、と少し宣伝しておこう(笑)。

ところで、このインタビューについて『投資日報社』サイドの意向はともかく、筆者としては邦銀や外銀などに勤めるディーラーではなく、証拠金会社に勤めるディーラーを取り上げるつもり。これは、個人投資家の皆さんが実際にふれ合う機会もあると思うし、より身近な存在ではないかと考えているから。

実際、第二回目のインタビューもすでに済ませているが、今回も小林さん同様の略歴であるMさん(誰かは次号までお待ちください)にお願いをした。三回目以降の人選はまだ進んでいないけれども、たぶんその線に沿って行うことになるだろう。

せっかくなので、インタビューについての話を少し付け加えると、まだ二人しか終えていないものの、お二方ともなかなか興味深い話をしてくれたと思う。ただし、こちらは別に宣伝のために言っているわけでもない(笑)。念のため。

「どのあたりが興味深いのか」という疑問は当然あると思うが、一言で説明するのはなかなかに難しい。ただ、判り易いことをひとつだけ言えば、お二人の相場観はまったくの正反対、対極だったと言って良いだろう。詳細は実物を読んでいただきたいが・・・。

う〜ん。やっぱり最後は宣伝になっちゃいましたね(笑)。ともかくヨロシクです(ペコリン)。

▲top



::: 04/10/14(木)   「氾濫する横文字」   【鹿の角】 :::

2004/10/14

恥ずかしながら、つい最近知ったのだけれど、職探しも通学も職業訓練もしていない若者などを「ニート(NEET)」と呼ぶそうだ。ちなみに、これは「Not in Employment, Education or Training」の略。
断っておくが、筆者が命名したわけではない。厚生労働省の「白書」にも登場するレッキとした“専門用語”だ。

これとは別に、「フリーター」という馴染み深い“専門用語”もあるのだが、その違いについてはここで述べない。興味のある方は、厚生労働省や総務省のHPなどで調べてください。

しかし、前記した2つもそうだが、こうした各種の“用語”を見ると「どうしてイメージが柔らかな言葉(もしくは軽いイメージの言葉)を敢えて使用するのだろうか」−−と言うこと。
「ニート」も「フリーター」も、なんとなく語感が良く聞きようによってはカッコよく聞えませんか?これって、非常に良くないことだと思う。増長させている、とまでは言わないけどさ。

筆者がその典型だと思っているのは、横文字でないのだけれど、「援助交際」って言葉。
漠然とだけれど、これって良いイメージしません?筆者だけの感性なのかな?
でも、実態は「売春」でしょ。「売春」!
実を言ってしまうと、「売春」も辞めてほしいんだけどね。それでも良いイメージするから。ホントは「身売り」とか「人体売買」とか言って欲しいぐらい。

筆者もその末端には位置しているけれども、大手マスコミには使用について是非とも再考を望みたい。

▲top



::: 04/10/13(水)   「ディーリング日誌」   【鹿の角】 :::

2004/10/13

あとで、本人が書くと思うけど、弊社でただひとり「遊んでいた(笑)」【馬車馬】が今月はじめから「為替シロウトのディーリング日誌(仮称)」という執筆を始めた。

これまでデモ口座で磨いた腕をバックに、某社に口座を開設、今月から実際のディーリングを始めたわけだが、取り敢えずここまではそれなりに利益が挙がっているようだ。
まぁ、それもひとえにわたしのアドバイスのオカゲなんですが(笑)。

筆者も、この業界にはそれなりに長くいるし、外貨預金や外債購入の経験はあるけれども、実を言うと為替を実際にディールした経験だけはない。そういう意味でも、【馬車馬】のディーリングはある意味で大変貴重と言えそうだ。

ところで、その【馬車馬】に色々はなしを聞くと、実際にポジションを持つということはとにかく大変らしい。「デモ口座とは全然違う。会社勤めをしながらのディーリングがこれほど神経を使うとは思わなかった」−−とは【馬車馬】談。
彼の本職は研究職で、いったん業務に入ると為替のモニターをウォッチし続けることが出来ないということもネックになっているのかも知れない。

彼には小さなお子さんがいるし、キチンとした会社勤めも続けて欲しいので、無理は言えないけれども、楽しみにしている読者もいる(だろう)から、ディーリング&執筆も是非とも頑張ってもらいたい。

▲top



::: 04/10/12(火)   「またもや国民栄誉賞」   【鹿の角】 :::

2004/10/12

先週末の台風は凄かったですねぇ〜。皆さんは被害がなかったでしょうか?
福岡ドームで野球はやったみたいですが、ナビスコカップのサッカーが延期になったり、飛行機が飛ばずにジーコジャパンのフライトが一日延期になったり、色々と大変だったみたいですね。

ところで、そのあたりの話をもう少し掘り下げて書くつもりだったのだが、予定を変更して先週末の朝日新聞で第一報が報じられた、「イチロー選手へ国民栄誉賞」について書いてみたい。ちなみに、国民栄誉賞に関することは8月25日に一度書いているので、そちらもご参考までに・・・。

朝日新聞や、そのあと別の新聞で報じられた話を総合すると、首相官邸から国民栄誉賞授与の打診を受けたが、「自分はまだまだ途上にある」などとして受賞を辞退したという。
84年ぶりに米大リーグでシーズン最多安打の新記録を塗り替えたイチロー選手に「自分は途上」−−などと言われると、筆者などはどうしてよいかの良く判らなくなってしまうが、それはともかく潔い態度には本当に好感が持てる。

しかし、この国民栄誉賞というものについて、選考経過というか授与される基準が良く判らないと思っているのは筆者だけではあるまい。
辞書を引くと、「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった人物に対して、栄誉を讃えることを目的とし、内閣総理大臣が授与する賞」などとなっているが、その基準については何も書いていない。つまりは、総理の腹積もりひとつと言えなくもないわけだ。

叙勲についても今ひとつ判然としないけれど、国民栄誉賞よりはまだ基準がハッキリしているように思う。政治家は優遇され過ぎだと思わざるを得ないが。
別にもらっても良かったと個人的には思うが、辞退したからといって「イチロー選手」の価値が下がるものでもないだろう。目先はユックリ休んでもらって、来年また我々を楽しませるプレーを見せて欲しい。

▲top



::: 04/10/08(金)   「秋の夜長はミステリー」   【鹿の角】 :::

2004/10/08

筆者は自他ともに認める、アウトドア派だ。土日に自宅にいることを好まない。夏はサッカー、冬はスキーと自宅でジッとしていないことが確かに多い。サンデー・ドライバーにも関わらず、車の年間走行距離は15000キロにもなる。
余談だが、携帯電話が普及した際、これで連絡が取れると欣喜雀躍した友人、知人は少なくなかった。そのためか、本人は携帯電話が大嫌いなのだが(笑)。

しかしながら、アウトドア派の一方で通勤時間を中心に結構読書もするほうだろう。
学生時代に比べればだいぶ減ったが、それでも年間で120冊程度は読むだろうか。

仕事、つまり金融などに関する本も勿論読むが、主として読むものはミステリー。それも「本格」と名の付くものが大好きで、もう少し言えば「こしきゆかしき」タイプのものを、もっとも好んでいる。
好きな作家は、ダントツで島田荘司さん。そのほかでは二階堂黎人さんや柄刀一さん、有栖川有栖さん、鮎川哲也さん、昨年大ブレイクした歌野晶午さんなども好み(ただ、氏の最高傑作は「葉桜の季節〜」ではなく、「ブードゥー・チャイルド」だと個人的に思っているが・・・)。

また、阿井渉介さんも好きなのだが、何故か世間にまったく評価されておらず、日々悶々としていると付け加えておこう(笑)。そのほか、「本格」ではないけれども東野圭吾さんや井上夢人さん、宮部みゆきさんなども新刊が出れば欠かさず買っている。
そういえば、天童荒太さんの『永遠の仔』が文庫になるそうな。あれって未読なんだよなぁ。買わねば。

そんな筆者だが、問題は本をほとんど買う反面、捨てたりすることもないために、ともかく蔵書量がハンパではないこと。おそらく、1万冊近くあるのでは?ヘタな田舎の本屋より品揃えは充実していますよ(笑)。
でも、床がそろそろなぁ。抜けそうなのがコワイ・・・。

▲top



::: 04/10/07(木)   「退職と移籍」   【鹿の角】 :::

2004/10/07

外銀を辞め、自宅でディーリングに勤しんでいた友人某(為替ディーラー)が最近、ある投資顧問へ再就職した。

正直若くはないし、難関だと予想していたのだが、それを突破したことは良かったと思う。
ただ、弊社でアルバイト的に原稿を書いてもらおうとの心積もりがあっただけに、そうした意味ではチト残念(笑)。ともあれ、新しい職場で頑張ってくださいね。

さて、そうして当たりを見回すと、筆者の知り合いも付き合い始めから見て、だいぶ仕事場が変わっている人が多い。外資は渡り歩く人が多いけれど、5つや6つは確かにザラですね。
そのほとんどは自分で決断し、環境を変えたものだけれども、なかには「ヤムナク」という人も当然いる。

書いていて突然思い出したが、そういえば筆者の知人には次のような人がいる。「面白い」と言っては語弊もあろうが、ある意味では非常に「面白い」。
その人との最初の出会いは『神戸銀行』時代。それが合併し『太陽神戸銀行』に移籍、そしてまた合併して『太陽神戸三井銀行』となり、長い名前を変更して『さくら銀行』へ。さらに、またまた合併し、現在は『三井住友銀行』に勤務しているという人がいる。

移籍にともない筆者の手元にも名刺が届くのだが、自分が進んで移籍をしたわけではないのに結果として会社が4つも5つも変わっている。また、望ましいとばかりは言えないけれど、合併により会社がドンドンと大きくなると言う点では「わらしべ長者」もビックリの人生とも言えそうだ。

▲top



::: 04/10/06(水)   「悩みごと」   【鹿の角】 :::

2004/10/06

以前に勤めていた会社を辞め、独立して早3ヶ月。本当にアッという間の3ヶ月だった。

正直、仕事は商業ベースに乗っているとは言えず、金銭的には苦しいが、おかげさまで色々な方たちに可愛がられて、それなりに楽しい生活を送っている。
これで、金銭的な苦労がなくなると、ホントに言うことがないのだけれど・・・。

そんな、わたしを見て、日ごろからお世話になっている某社の社長が、昨日仕事の話をもってきてくれた。それも、一回こっきりのものではなく、最低でも3ヶ月程度は記事を配信し続けるという内容の話であった。ある意味では、破格の条件だったと言えるだろう。

しかしながら、筆者はそれを断った。
何故かを簡潔に言えば、「信条に反する仕事だったから」なのだが、話を持ってきた社長にはとても意外だったようだ。嫌味で言われたとは思っていないが、話の最後に社長から「仕事を選ぶ余裕があるの?」−−と尋ねられたことは、とてもこたえた。
「アリマセン・・・・・・」。

カネは確かに欲しいけれど、あまり妥協もしたくはないと思っている。
筆者はそれほど清貧な人間でもないし、「武士は食わねど高楊枝」−−などとプライドだけが高くても始まらないのは十分承知しているつもり。けれども、やはり譲れない部分はある。ホント、好きな仕事だけやって、お足がもらえて、生活が出来たら一番いいのだが、そんな「巧い」話はどこにもないよなぁ(苦笑)。

▲top



::: 04/10/05(火)   「時代はいま、名古屋!」   【鹿の角】 :::

2004/10/05

聞くところによると、名古屋と言うか愛知県が、ここのところ大きく盛り上がっていると言う。

なるほど、「野球で落合監督率いる中日ドラゴンズがセリーグを制覇したからなぁ。ナナちゃんもそんな格好しているそうだし」−−と思っていたら、理由はそれだけでないらしい。
そう、実はあのイチロー選手の出身県が愛知なのであった(出身高は名門の愛工大名電)。
また、活躍は彼女だけでなかったけど、アテネオリンピックの日本人金メダル第1号で、その後のメダルラッシュのいしずえを築いたのはトヨタ自動車の谷亮子選手でしたしねぇ。

そらぁ、盛り上がりますよねぇ〜。
加えて、昨年から愛知県ではイベント的なものも結構あるみたい。例えば、昨年は江戸幕府が出来て400年だったけど、徳川家康は三河の国、つまり愛知県出身(?)だったし、来年は来年で愛知万博が開催されるし。

ともあれ、地方が元気であるということは良いことだと思う。
東京や大阪も負けずに、競い合って日本経済を盛り立てられれば理想的だろう。

▲top



::: 04/10/04(月)   「マスコミの功罪」   【鹿の角】 :::

2004/10/04

事務所から帰宅して風呂に入り、テレビをつけたら、たまたま「報道ステーション」をやっていた。実はこの番組を見るのは初めてなのだが、そのなかで気になる特集があった。あの作り方はあんまりだと思う。視聴者の多くが、信用したのではなかろうか?

詳細についてはあまりよく覚えていないのだが、それは原油に関するもので、「なぜ原油価格がこれだけ高いのか」−−について特集していたことは間違いない。タイムリーなものと言えよう。

ただ、その結論がいただけない。
在米のヘッジファンドに対するインタビューや、OPEC筋による発言などを絡めた結果、「原油の供給は足りている。つまり原油高は投機によるもの」と結論付けていたが、本当にそうだろうか?と言うより、データによる実証なしには信用出来ない。

実はここのところ詳しく調べていないのだが、「シカゴIMM」と呼ばれるデータに含まれる投機筋の原油ポジションはさほど膨らんでいなかったと記憶する。確かに、投機筋による影響がまったくないとは言わないが、それがすべての元凶のような番組の作り方には異論を覚える。
中国による需要は大きく膨らんでいるほか中東情勢が不安視されており、需給不安が背景にあることは明らかだろう。イメージだけで番組を作られても、見ているほうは困るのだ。

そんな話を弊社【馬車馬】にしたら、「そんな“マスコミ”はいらないです。差し詰め“マスゴミ(大きなごみの意味か・・・笑)”ですね」と言われた。
弊社もマスコミの端くれとして、自戒しなくてはと思っている。

▲top



::: 04/10/01(金)   「イチロー大活躍」   【鹿の角】 :::

2004/10/01

またまたスポーツの話題・・・・・・。当サイトはいつから、スポーツ情報社になったのだろう(笑)。

しかし、イチローは本当にスゴイ。正直言って、かつてイチローが大リーグで「新人賞」を獲得したときには、「日本であれだけの成績を残した人が新人かよ」と、かなりの違和感を覚えた筆者だが今回はそれと大きく異なる。
筆者も素直に喜びたいと思うし、記録更新の暁には心からおめでとうと言わせてもらいたい。

それにしても、良いことばかりではなかったが、今年ぐらいスポーツに関する重大ニュースが多い年も珍しいのではあるまいか?
年末恒例『今年の10大ニュース』候補に選ばれそうなスポーツネタだって、前述したイチローのほか「オリンピック好成績」「近鉄とオリックス合併」「プロ野球初のストライキ」「朝青龍の35連勝と4連覇」「渋井陽子が女子マラソン日本記録樹立」「田臥勇太が日本人初のNBAプレーヤーに」−−などがある。おそらく、「小川直也の“ハッスル”大ブーム」はランク外だろうが(笑)。
あっ、そうそう。「長嶋茂雄さんが脳梗塞で倒れた」のも広義のスポーツネタだよなぁ。

筆者の好きなサッカーはあまり大きなニュースがなかったけれど、「便りのないのは良い知らせ」−−決して悪いことではなかったんじゃなかろうか(って、年内はまだ3ヶ月も残っています・・・笑)。

▲top




このcgiについて