恥ずかしながら、つい最近知ったのだけれど、職探しも通学も職業訓練もしていない若者などを「ニート(NEET)」と呼ぶそうだ。ちなみに、これは「Not in Employment, Education or Training」の略。 断っておくが、筆者が命名したわけではない。厚生労働省の「白書」にも登場するレッキとした“専門用語”だ。
これとは別に、「フリーター」という馴染み深い“専門用語”もあるのだが、その違いについてはここで述べない。興味のある方は、厚生労働省や総務省のHPなどで調べてください。
しかし、前記した2つもそうだが、こうした各種の“用語”を見ると「どうしてイメージが柔らかな言葉(もしくは軽いイメージの言葉)を敢えて使用するのだろうか」−−と言うこと。 「ニート」も「フリーター」も、なんとなく語感が良く聞きようによってはカッコよく聞えませんか?これって、非常に良くないことだと思う。増長させている、とまでは言わないけどさ。
筆者がその典型だと思っているのは、横文字でないのだけれど、「援助交際」って言葉。 漠然とだけれど、これって良いイメージしません?筆者だけの感性なのかな? でも、実態は「売春」でしょ。「売春」! 実を言ってしまうと、「売春」も辞めてほしいんだけどね。それでも良いイメージするから。ホントは「身売り」とか「人体売買」とか言って欲しいぐらい。
筆者もその末端には位置しているけれども、大手マスコミには使用について是非とも再考を望みたい。
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