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::: 04/08/31(火)   「証拠金取引は本当に“悪”か?」   【鹿の角】 :::

2004/08/31

いささか旧聞になるが、先日29日のテレビ朝日『サンデープロジェクト』で、為替証拠金取引が取り上げられた。

ご覧になった方も多いと思うが、内容的には「悪徳業者に騙された」という話ばかりで、「悪い」「悪い」「危ない」「危ない」−−のオンパレードだった。

しかしながら、業界に近いポジションにいる人間から言わせてもらうと、「本当にそうだろうか?」という疑問は拭えない。

出演していた弁護士が言っていたように、確かに悪徳業者が存在することは事実であるし、それにより虎の子の大事なお金を騙し取られている方がいることも確かだと思う。

けれども、ミソクソ混同し、「8割の業者が悪徳」とした前述弁護士の発言は些か行き過ぎではなかろうか。

それに倣うわけでもないが、筆者も「暴論」覚悟で指摘されてもらえば、個人の方は総じてだが勉強が足りない。

これは色々な意味合いを含めて指摘しているのだが、大事なお金、それも数百万円から数千万円もの大金をどこの馬の骨とも判らぬ業者に、ポンッと預けてしまう神経がそもそも判らない。いまのこの世の中で、「絶対に儲かります」や「利回り5%保証」−−などといった文句を信じてしまうことも判らない。第一において、人が良すぎるのではなかろうか?

最後に、この手の番組を見るたびにいつも思うことだが、どうして「悪徳業者」と「良識ある業者」の峻別方法などについてレクチャーしないのだろう。

為替取引について「悪い」「悪い」と声高に叫ぶではなにも改善されないと思うのだが。これからの同種の番組には、もう少し建設的な意見交換を望みたい。

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::: 04/08/30(月)   「危ない自転車の無灯火運転」   【鹿の角】 :::

2004/08/30

今年はどうも台風の当たり年らしい。別のところでも少し書いたが、農作物の育成ってことからはまったくなくなっても困るのだけれど、それにしても今年は本当にスゴイ。

金メダル連発で影が薄くなっていたが、オリンピック期間中にも大きな被害を被った地域は少なくなかった。

そして、今回も16号が九州に上陸。日本海側を縦断する可能性も否定出来なくなってきたという。進路に当たる地域の方はともかく十分に注意をしていただきたい。

そんな大雨のなか、鹿島スタジアムまでサッカーを見に行ったわたしは本当に大馬鹿野郎と言うか、物好きだと自分でも思う(笑)。で、挙句の果てに試合には負けるし・・・。

まぁ、個人的な懺悔はさておき、車を運転して気になったのは、あの大雨の中、果敢にも(いや無謀にも、か)自転車を運転する人たちについて。

雨合羽を着て運転しているのはまだしも、傘を指して運転している人も結構いた。ご存知の通り、風もかなり強く、傘差しの片手運転は非常に危険だ。

また、無灯火の人も多いのだが、あれも危険極まりない。

ちなみに後者について、「わたしは夜目が利くし、見えるから大丈夫です」−−のようなことを言う人がいるが、その人は考えが大元から違っている。自転車のライトは自分が見るためのものではなく、相手(おもに車)に自分を認識してもらうためのものだから。

当たり前のことだが、避けられる危険は出来るだけ避けるようにしたほうが良いし、危険度を軽減出来るなら勿論幾らかでも軽減したほうが良い。それがライトのスイッチひとつであるなら、その僅かな手間を惜しむのは馬鹿げていると思うが、皆さんの考えは如何に?

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::: 04/08/27(金)   「文章を書く基本」   【鹿の角】 :::

2004/08/27

数日前に、弊社スタッフの【馬車馬】が「わたし(【鹿の角】)は校正にうるさい」−−と書いた。自分自身、文章が決して上手いとは思っていないし、実際誤字脱字なども少なくない。外部の方に見てもらうと、それこそ「駄目だし」されることも結構ある。

ともあれ、本人にはまったくそんな気はなかったので、ここは一歩引いて素直に謝っておこうと思う。どおりで、赤ペンの減り方が早いと思った(笑)。

まぁ、それはそれとして、金融や為替に関する文章に多く接していると、「首を傾げる表現」に出会うことはそれこそ少なくない。

例えば、先日も「専門紙」と称する某情報を見ていると、「米株が下落したことで円が買い進まれた」−−などと書かれていた。これって、凄く不思議なことだと思いませんか?だれもヘンだと思わないのだろうか?

いや、推測は出来るんだけど。

おそらくは、「米株が下落したことで米ドルが売られ、その対価で円が買われた」−−が表現として正しいのだと思う。そうでないと、意味が通じないし。

同じようなことは、ほかでも多いです。実は。「早朝に発表された日本のGDPが悪化したことで、ドル高に振れた」−−とかね。「GDP悪化」は事実だし、「ドル高」も事実なんだろうけど、それを結ぶ“ミッシングリンク”の部分を示してくれないと意味が判らない。

おそらくは文章量の問題だと思うが、それならそれで「早朝に発表された日本のGDPが悪化したことで、ドル高・円安が進んだ」と書けばよい。

そう考えると、プロを名乗る人たちにも「エセ」は予想以上に多いと言えそうだ。

その昔、読んだエッセイで作家の井上ひさしさんは次のようなことを書いていたと記憶しており、それが今でも自分の書き方の原点・基礎になっている。長くなったが、それを最後にご紹介しておきたい。

 「難しいことを難しく」書くのはシロウト。

 「難しいことを判り易く」書ければ一人前。

 しかし、プロは「難しいことを面白く読めるように」書けなくてはいけない。

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::: 04/08/26(木)   「贅沢な悩み」   【鹿の角】 :::

2004/08/26

会社を立ち上げたばかりでお金がないと思われているのか(お金がないのは事実なんですが・・・笑)、どうも最近は取材に行った際、昼食などをご馳走になることが多い。

もちろん、それはそれで嬉しいしありがたいことなのだが、どんなに親しい知人であってもやはりそれなりに気を使う。先日のことだが、ある「御大尽」に、ランチタイムであるにもかかわらず一人で2000円もするウナギに加え、肝吸い、肝焼きまでつけてご馳走になったときには、あまりに恐れ多くて正直味がよく判らなかった。だから、もう一度ご馳走してね、などとは間違っても言えない(笑)。

それと怖いのは、美味しいものを食べ過ぎて、最近ちょっと口が肥えてきたことか。

仕事柄、取材の時間に追われるときは立ち食い蕎麦でもなんでも済ませたものだが、どうもあれは食べたくなくなった。暑いせいだと思っていたが、どうもそうではなく、口が驕ってきたからなのだろう。

いかんなぁー。ただでさえ、わたしの家(と言っても一人ですが)のエンゲル係数はハンパじゃなく高いと言うのに。でも、ご馳走してくれるっていうものを断るのもなんだし。嬉しいけれども困っていると言う、ある意味では贅沢な悩みなのかも知れないが。

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::: 04/08/25(水)   「国民栄誉賞」   【鹿の角】 :::

2004/08/25

長嶋茂雄さんが監督をやっていないのに、「長嶋ジャパン」とはこれ如何に?

オリンピックでは野球の金メダル獲得がなくなった。色々と理由はあると思うが、まぁ、それも勝負の世界か。しかし、今回の大会は事前に下馬評の高かった選手が意外に振るわないように思う。

これは日本人選手に限ったことではないのだが、日本人で言えば期待通りの活躍をしたのは水泳の北島康介選手をはじめ数人と言ったところか。

ところで、複数新聞などの報道によればオリンピック柔道で2連覇を達成した谷亮子選手と前人未到の3連覇を達成した野村忠宏選手に「国民栄誉賞」を授与する方向で検討に入ったと言う。

これ自体は非常に結構なことであるし、個人的にもまったく異論はない。がしかし、受賞は2人だけに限られてしまうのか、という疑問はないでもない。何故なら、前回シドニーのときには女子マラソンの高橋尚子選手が金メダルを獲得して、国民栄誉賞を授与されたが、今回は同じ女子マラソンで野口みずき選手がやはり金メダルを獲得しているからだ。また一人で2つの金メダルを取った北島康介選手はどうするのか、という問題もある。

つまり、誰に贈るのかという基準が非常に難しく、こちらを立てるとあちらが立たない状況にある。日本人選手が大活躍していることを受けたためで、ある意味では「嬉しい悩み」あるいは「贅沢な悩み」と言えなくもないだろうが。

なお、授与に関して、一部新聞で書かれていたような「政府、与党には小泉政権の浮揚力アップにつなげたいとの思惑がある」−−といった矮小な考えだけは、政府・与党に是非とも捨てていただきたい。

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::: 04/08/24(火)   「文章校正と喋り言葉」   【馬車馬】 :::

2004/08/24

オリンピックにおける日本人選手の活躍は本当に凄いですね。

ただ、その反動で巨人の工藤選手200勝達成、高校野球で北海道初の優勝を飾った駒大苫小牧高校などの記事がとても小さく扱われてしまったのは、なんだか可愛そうだと思います。通常で言えば、両方とも1面トップの内容なんでしょうけれども・・・。

ところで、弊社代表の【鹿の角】は根っからの記者のためか、文章について非常にうるさい人です。わたしの文章も彼に校正してもらっていますが、赤が一回も入らないと言うことはまずありません。自分で何回かチェックしても、必ず1箇所か2箇所は「駄目出し」をされます。そう、嫌がらせかと思うぐらいに(笑)。

注意されることは、いわゆる「書き言葉」と「喋り言葉」の訂正が多いですが、「ですます」調と「である」調のかき混ぜ文を修正されることも少なくありません。

しかし、修正されたことで目が肥えてきたのか、わたし自身、以前まではまったく感じていなかった人の文章のそうした部分が最近気になって仕方ありません。

もっとも、一朝一夕に文章は上手くなりませんので、そのあたり過度の期待はしないように宜しくお願い致します(笑)。

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::: 04/08/23(月)   「ニュー・ジェネレーション」   【鹿の角】 :::

2004/08/23

またもやオリンピックネタで恐縮です。

様々なところで言われていることだが、今回の日本人選手の活躍は本当にスゴイ。当欄を毎日ご愛読しているという奇特な方がもしいらっしゃるなら、それよりもオリンピック中継を見てくださいと声を大にして言っておきましょう(笑)。

ところで、エコノミストという「人種」はまったく面白い「生き物」だと言うことを、今日改めて悟った。いやぁ、本当になんでも分析してしまうんだなぁ。

と言うのも、現役エコノミストの知人某と会食したが、そこで出た話題は「オリンピックのメダリストにみる世代の特徴」−−。半分遊びで分析したもの(だと思う)を口頭で聞いただけだが、言われてみるとその通りで、なかなか興味深い内容だった。

あとでレポートとしてまとめられる著作権に引っ掛かる可能性もあるので(笑)、詳細は書けないが、骨子を言えば「メダリストの多くは1975年以降(とくに1980年以降)の出生であり、過去の重圧を感じない“まったく新しい世代”だと思う」とのこと。

確かに、柔道100キロ超級の金メダリスト鈴木桂治選手はインタビューで「イェー〜イ」とVサインを出したり、水泳平泳ぎ2冠を獲得した北島康介選手は同じくインタビューで「チョーきもちいい」と発言したり、とひと昔前なら考えられないパフォーマンスを見せた。

筆者も1960年代半ばの生まれだが、まさに「10年ひと昔」。テレビで見るメダリストとは隔世の感がありますなぁ・・・。

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::: 04/08/20(金)   「まだ続くかオリンピック狂想曲」   【鹿の角】 :::

2004/08/20

なにやら最近は「スポーツネタ」の比重が高い気もするが、オリンピックにおける活躍もあるため、ご容赦願いたい。

そのオリンピック、全く見ていないという方はさすがにいないだろうが、ともかくスゴイの一言に尽きる。金メダルは前回シドニーの5個を早くも上回ったばかりか、過去最高である東京オリンピックの16個に迫る可能性も否定出来ないだろう。

このあとも女子レスリングをはじめ、メダルの期待が出来る有力競技が続々と控えている。現地の選手たちの健闘を祈らずにはいられない。

一方で、国内のスポーツに目を転じると、その扱いのヒドさは目を覆うほど。なにやら一部のスポーツ紙によると、先日行われた巨人戦の視聴率が5.0%と史上ワースト2の記録を作ったそうだが、筆者の好きなサッカーはもっと悲惨。

「こんなときにJリーグなんて、やっているんだね。お休みにすれば良いのに」−−などという暖かい言葉をいただくことも少なくはない(苦笑)。

高校野球もいつになく盛り下がっているが、筆者のように学生時代マイナー競技をやっていた人間からすると、テレビ中継があるだけまだ良いだろう。

ともあれ、オリンピック狂想曲はまだ当面続くことになりそうだ。

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::: 04/08/19(木)   「ゲーム以上に“外野”が面白い野球」   【鹿の角】 :::

2004/08/19

わたしはスポーツが大好きで、自分でも冬にはスキーをやっている。若いときに比べれば、滑走日数はだいぶ減ったが、それでもなんとか30日ぐらいは確保しているだろう。独断ではゴルフと並び用具などにお金の掛かるスポーツだと思うので、「スキーは独身だからこその趣味」−−だと一言いっておきたい(笑)。

ところで、前に書いたような気もするが、サッカーも大好きでJリーグでは鹿島アントラーズのサポーターをやっている。夏場、と言うか雪のない時期の趣味はもっぱらこちらとなる。

そのほかにも、バスケットボールやバレーボール、ラグビーに柔道、プロレス、K−1、水泳など観戦だけなら、なんでもござれ。ただし、実は同じスポーツでも野球だけはまったく見ない。と言うよりも関心がない。個人的に好きな選手はいるけれども。

と言うことで、ちまたで大騒ぎになっている「1リーグ制」の話などは正直どうでもよいのだが、株価動向などといった面で微妙に仕事へと関わってくる部分があるので100%無視するというワケにもいかないところが難しい。

また、「ライブドアが新球団立ち上げか」−−などと18日に一時報じられるなど、野球というゲームの内容はツマラナイが“外野”は相当に面白い。ヘタな小説以上にスペクタクルだ。どんな結末が待っているのか予想もつかない。来年は1リーグなのか2リーグなのか?チーム数はいったい何チームなのか?

ともあれ、こうしたドタバタは今後を鑑みてもそうはないことだろう。蚊帳の外であることを良いことに、いましばらく高みの見物を楽しむことにしよう。

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::: 04/08/18(水)   「のんびり過ごした盆休み」   【馬車馬】 :::

2004/08/18

ここのコーナーは初めてになります。【馬車馬】です。よろしくお願い致します。

会社勤めをしているわたしは、昨日までちょうどお盆休み。一家三人で実家に帰省しようかなとも思ったのですが、子どもが小さいこともあり、結局自宅でのんびり過ごしました。おじいちゃんたちは、孫に会えなくて残念そうでしたけど・・・。正月にはちゃんと帰りますので、ご勘弁を。

そんななか、女房の弟が遊びに来てくれました。

彼はまだ20歳代前半で独身なんですが、みんなが「オジバカ」と呼ぶほど、姪っ子(つまりわたしの娘)を溺愛しています。ともかく可愛くって仕方がないらしい。どちらが父親だか判らないほどです(笑)。土産も山ほどもらいました。

T君、本当にありがとう。

そういえば、本当ならこれは「オフレコ」なのかも知れませんが、弊社代表の【鹿の角】と副代表の【TOKI】は、いい年をして二人ともまだ独身です。まぁ、半分は羨ましくもないですが(笑)。

我こそは、という勇気のある女性の方からのご連絡をお待ちしております(笑)。

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::: 04/08/17(火)   「物事の裏側」   【鹿の角】 :::

2004/08/17

世の中には「不思議だなぁ〜」と思うことも少なくない。

例えば、自動車に入れるガソリン、あれって法律で禁止されている「二重課税」されているんじゃないの?皆さん、今度からもらったレシートを良く見てくださいね。

最近は内税に一本化されて判りにくくなってしまったけれど、おそらく税抜きガソリンにガソリン税が足され、それに消費税が掛かっているハズですから。明らかな二重取りだと思う。

しかしながら、小説家である京極夏彦氏描く京極堂の言葉どおり「関口君、世の中に不思議なことはなにもないのだよ・・・」(笑)。

そう。実は裏に大きなカラクリがあっての謎なのだ。

最近、痛感したそのひとつは「携帯電話の迷惑メール」。

筆者の経験からすれば、一時期よりだいぶ少なくなったけど、ゼロにはなっていない。毎日1、2個は必ず届く。

ゼロに出来ないわけではないのです。天下のNTTドコモやボーダフォン、そのぐらいの技術力は持っている。では何故か?

決して書けないのだが、そこにはキチンとした理由があるんです。これをある取材先で聞いたとき、眼からウロコが落ちました。いや、ホントに。

ほかにも、「カップラーメンは何故、お湯を注いでから3分間待つ必要があるか」−−とか。もっとも、考えはじめると色々奥が深くて、寝不足になってしまうかも知れないですけどね(笑)。

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::: 04/08/16(月)   「五輪はじまる、男女柔道好発進!」   【鹿の角】 :::

2004/08/16

筆者である「鹿の角」は無類のサッカー好きで、埼玉県人のクセに鹿島アントラーズを応援しているという、「変わり者」(浦和レッズサポの【馬車馬】談)だ。ちなみに、鹿島のシーズン・チケットを購入しており、年間を通してゴール裏で熱く応援している。一緒に応援したいという方がいたら、ご一報いただきたい(笑)。

そんななか、高校野球やオリンピックの影響でスッカリ影が薄くなっているが、Jリーグの第2ステージが開幕した。わたしも当然ながら参戦したわけで(鹿島も当然勝った♪)、試合内容を除けばそれはそれでホクホクなのだが、やはりオリンピック期間中と言うことでそれらの結果も気に掛かる(とくに柔道)。

なぜなら、実は高校時代に柔道部へと所属していたのであった。ハッキリ言ってヨワッチイが一応段位持ちでもある。

すると試合が終わった午後8時半過ぎ、サポーターズシート(応援席)でなにやら怪しげな情報が・・・。それは、「男子60キロ級の野村君は準決勝に進んだが、女子48キロ級の谷さんは3回戦で惜しくも敗退したらしい」−−とのこと。

「足に怪我をしていたからねぇ〜」などとチームのみんなで、大いに残念がったのは言うまでもない・・・。

ところが、ご存知のとおり、上記は完全なガセネタ。帰りの車のラジオを付けたら、キッチリと勝ち進んでいるじゃないか!二度ビックリとはこのことだ。

マーケットのガセネタに振り回されることはあまりないが、サッカー場では見事にやられました(実害はありませんけどね)。

ともかく、早くも寝不足モードに入っており、今日もあまり仕事なりませんでした。以後は業務連絡になりますが、関係各位、今月いっぱいはご勘弁ください(笑)。来月以降は死ぬ気で頑張ります。

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::: 04/08/13(金)   「ゴルゴ13がココロを許す人物とは?」   【鹿の角】 :::

2004/08/13

今日は「13日の金曜日」だったんですね。

取材ソースも「盆休み」の人ばかりで、あまり仕事にならず。メールも不在により戻ってくるのが多くなってきた。メシを食べに行っても、定食屋などは休みばかりだし・・・。

と言うことで、金融・相場ネタは一切なし(すいません)。

今日はわたし同様、キチンと働いている邦銀と外資系のディーラー2氏と遅い「暑気払い」に出掛けた、そこでのタワゴトを少しだけ。

そのなかでもっとも盛り上がったネタは、「ゴルゴ13がココロを許す人物はいったい誰か?」−−という、極めてオタクな話題(笑)。

わたしは、「彼の銃や弾丸をカスタムしてくれているオヤジ某」と言ったのに対し、邦銀ディーラーは「彼の資金を運用している投資顧問会社(の人間)」と指摘。2人の論争になった(低レベルですが)ところで、外資系ディーラーから決定打が炸裂された。

「2人とも違うね。もう少し良く考えなよ。オレは彼の髪の毛を切っている床屋のオヤジだと思う」−−。

なるほど、床屋ならゴルゴ13が苦手にする彼の背後にも立つし、ヘタをするとカミソリでヒゲを剃っていたりするかも。う〜ん、確かに信頼できる人じゃないと頼めないよな、それって。

その理屈からすると、「歯医者」って言うのも、なかなかだと思いません(笑)?

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::: 04/08/12(木)   「隔靴掻痒」    【鹿の角】 :::

2004/08/12

取材で非常に面白い話を聞いた。

オフレコで具体的に書けないのは非常に残念なのだが、それではあまりに悔しい。「隔靴掻痒」となることを承知で、一部をご紹介してみたい。

証拠金取引会社の中には、自社のキャラクターとして芸能人やスポーツを使っているところがある。たとえば、シーエー・キャピタルでは女優の吉岡美穂をイメージ・キャラクターに使っているが、彼女は同社で証拠金取引を実際にやっているのだろうか?それがわたしの長年の疑問だった。

吉岡美穂が実際に売買をしているのかどうかは判らないが、某大手によると芸能人による「お忍び口座」は少なくないという。なんでも、「アッと驚く大物俳優や、アイドルなども口座を持っている」とか(これ以上は書けません。わたしにも守秘義務がありますので・・・)。

P.S. そう言えば、連続真夏日が昨日とうとう新記録を達成しました。でもこれって、あまり嬉しくない記録です。

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::: 04/08/11(水)   「個人にウケテいるレポート」    【鹿の角】 :::

2004/08/11

知人某から、この業界では有名とされる○氏のレポートが毎日送られてくる。

講演もちょくちょくおこなっているし、わたしもさすがに名前だけは知っているが、ハッキリ言って、送られてくるレポートの内容は「お寒い」かぎり。レポートから見て、どんな講演をやっているのだろう?とても不思議だ。

レポートのなかには「予言が的中」「言ったとおりの相場展開」−−などといったフレーズが多くて、とてもウザイ。わたしは当たったかどうか、その判断は著者の指摘することではなく読者だと常々思っているのだが。

ともかくレポートの内容はほとんどないと思うのだが、聞くところによると、これが個人の方にはとてもウケテいるのだそうだ。個人の方の考えていることは良く判らん・・・。

「人の振り見て、我が振りなおせ」−−。偉そうに批判した手前、わたしも気をつけないと(汗)。

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::: 04/08/10(火)   「今日一番驚いたこと」    【鹿の角】 :::

2004/08/10

証拠金会社に営業などを含めて行くことが多いのだが、色々な意味で驚かされることが少なくない。

今日も、ある先物系の会社で「為替の情報は社内で十分足りている。市況も経験者が銀行のディーラーに直接聞いて書いている」−−と言われ、帰ってきた(去るものは追わぬ主義なのです)。

ところが、オフィスに戻り、その会社のホームページを見てビックリ!まるで内容はないし、配信時間は遅いし、あれで本当に満足しているの??社内もそうだけど、お客さんたちもあの程度でOK?

そもそも、ディーラーに聞いた話が書いてあるとは到底思えないんだけど・・・。なんていうディーラーに聞いているのか、後学のために是非とも聞いておくんだった。わたしは絶対に取材したくないから(笑)。

別に、わたしの書いた情報が凄いとか、良いとか、ぜひ取ってくれとか言ってるんじゃないですよ。ロイターでも、時事でも良いから、もうちょっとね。いくらなんでも、あれはヒドすぎる。

ああいう「自己満足」に陥っている会社が、きっと淘汰されていくんだろうな。

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::: 04/08/09(月)   「祝!ホームページ開設」     【鹿の角】 :::

2004/08/09

まだ完成したわけではありませんが、ホームページがようやく開設しました。ホッと一息です。一生懸命作ってくれたWさんには、ホント、感謝いたします。

さて、今日も暑かったですねぇ。1995年に作った真夏日の連続記録をこのままだと更新するんじゃないかな。きっと。やはり異常気象なのだろうか?(でも、毎年「異常気象」って言っている気も・・・。「今年の風邪はタチが悪い」と同じ、一種の『季語』?)

今日は某先物会社にアポイントで行きました。そこで聞かされたグチは、今年7月「金融審」の話。つまり、電話営業が出来なくなるのも痛いし、「営業をどうやったら良いのか」っていうもの。失礼を承知で言えば、「何をいまさら」って感じだし、それをわたしに言われても(笑)。

ただ、当たり前の話になるけど、「如何に人を引きつける魅力のあるHPを作るのか」−−ってことが大事になるんでしょうね。当HPも、より良いものを目指して頑張りマス!

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