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2006年06月19日
■「ワールドカップ開催につき休戦中」

ワールドカップ開幕。欧州の強豪が順当に勝ち点を積み上げています。冗談みたいな話ではありますが、大会期間中欧州市場はよほどの事がない限り閑散となるでしょう。オリンピックより世界的に注目されていると言われていますが、これを実感できることでしょう。
サッカー発祥の地イギリスのみならず欧州の殆どでサッカーはスーパーメジャースポーツなのですし、開催地がドイツですから前回大会の比ではありません。

サマーバケーションといえばニースやアルプスの避暑地に1ヶ月くらい閉じこもる彼らですから、はっきり言って仕事どころでは無くなっちゃうのでしょう。日本人にはちょっと理解しにくい感覚です。でもかなり羨ましいです。

ここ数週間、市場はマダラ模様で大相場にはならないものの、上下に値が飛びかなり市場参加者は傷んでもいるようです。まあ、参加者が減って流動性も低い中で頑張ってみるのはあまり効果的とは言いにくいので様子見を決め込んでこちらもワールドカップに熱中してみるのも手かもしれません。

ただ、決してポジションを放置しておいても良いほどの環境とは言えないかもしれません。ドル円は今年の安値を付けてからの戻り高値圏で推移しています。確かに115円手前での重さは実感できますし、G7後に空けた窓埋めにはさらにパワーを必要とするのは確かなのですが、今週来週で114円台をキープしているようなら(閑散で動意薄であるが故に)それ以降は窓埋めに向かっての上昇圧力が高まりそうな気配が感じられます。
逆に113円台後半以下で推移するようなら暫くはまた、112円―114円をコアとしたレンジ相場に落ち着いてしまいそうです。

個人的には前者のシナリオに期待したいところなのですが、ワールドカップの決勝が7月9日ですからねえ・・・・・・・。やっぱりだめかもしれませんね。



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