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2005年10月31日
■「天に向かってツバを吐く?」

2005年の下期が始まって気が付けば既に10月も半ばを過ぎました。歳をとったせいなのでしょうか、本当に時間の経つのが早く思えてしまいます。
30歳を過ぎると40歳までの10年は20歳から30歳への10年とは違って加速度的に過ぎていくと言われていましたが今まさにそれを実感しております。
「来年の夏には40だよ・・・・・」ってそんなことを書こうとしていたのではありませんでした(汗

期が改まり国内のディーラーさんの多くは下期のバジエットに向けてロケットスタートを切りたいところです。折りしもFRBはカトリーナの影響があった中でも金利引き上げを継続し、むしろインフレへの懸念から金利水準の正常化を進めていく方向へ動き、ドル円、ユーロドル共にドル高値水準を上抜け切れないものの戻りの弱さが目に付いています。

「ここは順張りで行きますか」と多くの方がドル円ロング、ユーロドルショートのポジションで先週の金曜日を迎えたようです。結果として残念ながらドル円は一時114円割れ、ユーロドルは1.21台に乗せる場面があったように、屍の山を築くこととなってしまいました。
今年の相場は実にディーラー泣かせであります。ドル円の天井、ユーロドルの底を確認して反転するのかと思いきやその先に相場が向かってくれません。

ま、しかしこれも相場と思い、気を取り直して相場と対峙するしかないんですね。

そういえば、プロ野球パ・リーグは今年もプレーオフの結果、リーグ優勝を果たしたソフトバンクではなく2位の千葉ロッテが日本シリーズに駒を進める事となりました。
何のために長いシーズンを戦い抜いてきたのか。といったプレーオフへの批判が出始めています。確かに競馬だってハナ差で決着したレースを再度走らせて勝敗を決するなんて事は無いですよね。いや、ご尤もであります。2年連続して日本シリーズに出られない王監督以下ソフトバンクナインの心中たるやいかばかりのことでしょう。

制度自体に完璧なものは無いのですから議論を重ねて修正していく事は大事ですが、その制度で出た結果をみて批判するような姿勢であってはならないような気がします。
ちょっと奥歯に詰まったような話になってしまいました。でも似たような話って辺りを見回すと結構多いんですよね。



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