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2005年02月21日
■「上海紀行4」

さて、翌日。今日は夕食に上海蟹を食べに行くことになっております。上海を離れて内陸に向けて車を飛ばすということで4時半ごろにホテルのロビーで待ち合わせることになりました。

ここで、「あれ?」っと思ってしまいました。日本のカニ料理というと海の幸というイメージが強いので、上海蟹も上海の近海で取れるものとばかり思い込んでいたのです。(お恥ずかしい)上海蟹は湖で採れるものだったのですね。

車は内陸に向けてひた走ります。車中で友人の上海蟹のうんちくをひとしきり聞きました。何でも上海蟹の旬は10月から12月初め辺りだそうです。私はチョット旬の時期を過ぎてしまっていたようです。当然雄と雌がいるわけですが、雌が旨いそうです。しかし、必ず雄雌を対で食べないといけないそうです。(言っている事が良くわかりませんでしたが、どうやら中国風の粋って奴のようです。)この旨い雌の旬が11月だそうで、「あ〜〜、もっと早くに来れば良かった」と思ってしまいました。

辺りが薄暗くなった頃、干拓でもしているかと思うほど何も無い土盛りされた土の山と湿った平原ばかりの景色が現れだします。どうやら湖の近くに来ているようです。湖が見え始めると今度は道の両サイドに蟹のレストランが並びだします。田舎の街道筋に並ぶドライブインのような造りです。

さて、いよいよ蟹とご対面です。日本のズワイガニとかを想像すると小さいですが、かなり立派なサイズのカニがどっさりと出てきました。やはり雄雌両方出てきました。雄は爪の周りに毛がついていました。雌が旨いと聞いていたのでまずは雌からいただきます。

日本では足を食べるイメージですが、こちらは明らかにミソを食べることが主目的のようです。足にも肉があるのですが、やはり貧相です。確かにミソは濃厚で、特製のタレをつけて美味しくいただきました。が、多くの人がそう思うようですが、日本のカニの方が旨いと思いますよ。それから、やはり雄は大味です。雌を食べた後ではその差が歴然と出てしまいます。

最近、日本でも料理の知識として出回っている、食材の陰と陽。蟹は体温を下げる陰の食材だそうです。だからといって友人はしきりと暖かい紹興酒を飲みまくっていました。一緒にいた中国人も「蟹を食べたらどんどん紹興酒を飲みなさい。健康の秘訣です。」といっていたのが印象的でした。



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