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2005年01月17日
■前へ、前へ
早いもので今年も今日を入れてあと3日となってしまいました。皆さんにとって今年はどんな年だったのでしょう?世間では、台風、地震と災難が押し寄せ、今年のキーワードが「災」という一文字で表現されるほどでした。
イラクでは民間の邦人が殺害されるという事件がありました。オレオレ詐欺改め振り込め詐欺に、ネットで出会った他人同士の集団自殺(これはちょっとズレていますが)、直近では、あのドンキホーテの店舗で放火とみられる火災が世間を騒がせています。振り返ってみると本当に「災」というイメージが強く残ったように思います。私個人としても相当波瀾万丈の一年でした。
しかし、昔の人は良い事を言っていますね。「冬来たりなば、春遠からじ」日の昇らない明日はないように、暗い闇はいつまでも続くものではないのです。四季の移ろいを実感できる日本にいるとこうした感覚というものは理屈抜きで実感できるとつくづく思います。
あとは、個々の気持ちが大事なのでしょう。バブルが崩壊してから既に10年以上の月日が流れてきました。この10年を振り返って「一向に明るさなんか見えてこないじゃあないか」と思ってしまえば気持ちも沈みます。今年なんかは正に「泣きっ面に蜂」になってしまいます。前向きな気持ちが失せてしまったら先に進めなくなります。進めなければその先の灯りには辿り着けません。
時間は常に前に前にと進んでいきます。だからこそ寒い冬の後に暖かい春がやってきます。暗い夜の後に明るい朝がやって来ます。来年の明るさは私たち一人一人の気持ちが決めるのです。自分の気持ちを奮い立たせて前に前にと進んでいきましょう。そうすれば必ず明るさが戻ってくることでしょう。
これって、ディーリングにも通じることだと思います。
では皆さん、良いお年を!
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