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2004年12月20日
■中国の姿勢に思うこと

今回はちょいと斜に構えて書いてみます。
いつも以上に偏ったというか本当に第一印象だけで書いているということを重々認識した上で書きますのでご容赦ください。

28日中国の温家宝首相がASEANプラス3で訪問中のビエンチャンで、人民元相場の見直しにしついて「騒がしい時にはできない」と記者団の質問に対してコメントしたそうです。
これ以前にも同様のコメントが中国サイドからは流れてきていました。

はて、これは一体どういうことなのでしょうか。
市場が国も金融政策の変更を催促するように動き、後から政策がついて来るということは結構日常茶飯事のことのように思っている私にとってはどうも引っかかる発言だったのです。

そもそも市場は先読みで動くのが常であります。いま、人民元の政策変更を先読みして市場が注目しているから「騒がしい」わけです。中国当局も既に人民元の為替制度の修正を念頭において動き出していることは認めているわけですから「騒ぐな」というほうが無理ではないでしょうか。

市場にしても、すぐにも完全フロート制に移行しろと要求しているわけでもないわけですから、なんでこういうコメントになるのかちょっと理解できない。

随分昔になりますが、俳優の西田敏行さんがお風呂の洗剤のCM(だったでしょうか)で、リビングで横になってボーっとTVを観ていると、奥さんからお風呂の掃除をするように催促され、「今やろうと思ったのに、、、、、、、、、んだものな〜〜」と言って愚図るシーンがありました。(若い方にはさっぱり判らないですよね。「あ〜、あれね」といえる方は、、、、
コメントを控えさせていただきます。)

なんかこのシーンがだぶってしまい「ガキじゃあねえんだから駄々こねてんじゃあないよ」と言ってしまいそうになったのは、私だけですよね スイマセン、、、


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